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【ワイヤードヘッドホン Mixcder Mic5 レビュー】低価格ヘッドホンではおすすめ。JAZZ・クラブミュージック向き

Mixcder Mic5 ヘッドフォン オーディオ 有線 ヘッドセット 密閉型 マイク付き (ブルー)

 

おすすめ度*1

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 低価格ながら作りの良いヘッドホン。こだわりなく、気軽に音楽を楽しむのによい。低価格帯はほとんど音質面で差は出にくいが、このヘッドホンはその中では比較的良くまとめている。これに満足できなかったら5000円クラスにランクアップする、そんな立ち位置だ。

 遮音性は意外に悪くないが、反面音漏れは大きい。

 

【1】外観・インターフェース・付属品

 付属品はマニュアルのみ。英語オンリー。まあオーディオケーブルを挿せば音が鳴るので説明はほとんど不要だろう。

 軽量なヘッドフレームはひねってもよく追随しグニャグニャ曲がる。伸縮幅も結構あるので付け心地は軽めで結構快適。下手に重たい高価格モデルよりいいくらい。厚めのビニールコートのせいかケーブルのタッチノイズも少ない。

 こうした快適性に関わる要素は低価格帯では手抜きしがちなところだが、丁寧に作られている印象。

 

 

【2】音質

 美点はまず立ち上がりの良さ。この価格帯ではちょっと味わえないだろうレベルで、パーカッションの活きが良く驚く。そのせいか、低域強めだがベース音に比べてドラムのブーミーさはそれほどでもなく、案外締まっている。ただ音量を上げると拡声器のようにそのまま音像もぼやけていく傾向があり、これは価格なり。

 

[高音]:のびやかだが、かすれやすいところがある(秦基博「水彩の月」、井口裕香「Hey World」、多田葵「灼け落ちない翼」でテスト)

[中音]:ピアノの音は味わいがある。ギター音は少し硬く思うが、悪くない。弦楽の伸びやかさは硬質でなめらかさは足りないかもしれない。

[低音]:荒れは少なく、30hzまで素直に減衰していく。音は少しぼーっとしているのでベースはブーミーに感じやすいかも知れない。(分島花音「killy killy JOKER」、Round Table featuring Nino「Rainbow」、重低音音源動画でテスト)

[解像度・立体感]:解像度的には音数が増えるとさすがにボケた感じが強くなる。低域がかなり前面に出てきて、中域以降が奥まる感じで少し腰高に感じられる(petit milady「azurite」、分島花音「world's end, girl's londo」でテスト)

[パーカッション・リズム]:アタック感があって、パーカッションにメリハリを感じやすい(東京カランコロン「スパイス」、nano.RIPE「ツマビクヒトリ」、JOY「アイオライト」でテスト)

[ボーカル傾向]:低域と同じく近く、楽器からは分離している。歌詞は聞き取りやすい。

 

【3】官能性

 UVERWorld「僕の言葉ではない これは僕たちの言葉」はかなりブーミーさが強調されて、ブンブンした感じはある。ただ低域が主導する曲調にマッチしていて、ボーカルのコーラスの空間的な表現と相まって、ブーミーさはこの曲に限ってはむしろ美点になっている感じだ。

  Round Table featuring Nino「夏待ち」はちらつきやすい。背景にコーラスが入る場面で音数が増えると解像度的な問題かちらつきが出て、ノイジーになる。低域が目立つ曲ではそれが前面に出るので目立たないが、低域がおとなしめで緻密な曲ではこうしたちらつきを感じやすいと思われる。

 Rasmus Faber「そらのむこう JAZZ Ver.」は素直によい。ピアノの音にほどよい弾みと透明感、反響感があって、粒感のあるパーカッションが空気を作っている。ブーミー気味になる低域が厚みのある足場を作っていて、これはよい。

 

【4】総評

 低価格品だが3000円くらいで売られていても案外納得できてしまうところがある。付け心地や音質に意外とみるべきところがあり、落ち着いたJAZZをゆったりと休日に聴くのには悪くない。またクラブミュージックもブーミーさがよい味を出すことが多い。

 ただロックやポップスはブーミーさが目立つ場面も多く、ブーミーな表現が向くクラブミュージックでも緻密なものは粗が目立ちやすい。

 

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*1:おすすめ度とは、あくまで主観的に「ここが面白い!ここが味わい深い!」と思ったポイントです。たとえば低域が「5」だからといって低音が支配的で低域重視で鳴りますというわけではなく、「低域の表現が丁寧でうまいなぁ」とか「これはちょっと他では味わえないかも」といった特徴的な音、魅力的な音がポイント高めになります。そのイヤホンの販売価格帯も考慮した主観的な評価です。