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【カナル型イヤホン awei TE200vi レビュー】シャープで金属的な音。少し刺さりやすく割れやすいので適正音量付近で聴くのが良い

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AIKAQI インナーイヤー型イヤホン マイク付き ボリュームコントロール可能 音楽再生 重低音 ステレオインサイドホン 密閉型 カナルタイプ 9mmドライバ ヘッドホン TE200vi ブラック+イエロー

 

おすすめ度*1

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 軽量でコンパクトなカナル型イヤホン。遮音性は普通だが、カナル型でしっかり装着されるせいか音漏れは少なめ。

 

【1】外観・インターフェース・付属品

 付属品はキャリイングケースとイヤーピースの替えが付属する。細めの平形ケーブルのタッチノイズはやや大きい。

 

【2】音質

 高域は若干刺さりやすいが透明感と伸びやかさのバランスが良い。中域も割れやすいのを除けば彩りはそこそこで適正音量で聴けばなかなかの味わいだ。低域は薄味で弾けがよく軽快。全体として明るめ、軽妙で若干シャープといった味わいだ。

 

[高音]:若干刺さりやすい尖りのあるシャープな音だが、透明感と伸びやかさのバランスが良い。高音金管の抜けも悪くないが、厚みは弱く力強さよりはのびやかな軽さ重視(秦基博「水彩の月」、井口裕香「Hey World」、多田葵「灼け落ちない翼」でテスト)

[中音]:割れやすいところはある。ピアノは若干軽めで硬質。弦楽は少し細めだがのびやかで奥行き感に貢献する。
[低音]:低域は艶めかしいところもあるが、それほど深掘りされず、どちらかというと躍動的で軽め。100hz~90hzがかなり粗い振動でブーミー。全体として消えないノイズ感の原因はここかもしれない。80hz~60hzはブーミーな傾向はあるが締まりは良くなり、50hz以降はかなり落差を伴って沈む(分島花音「killy killy JOKER」、UVERWorld「CORE PRIDE」、重低音音源動画でテスト)

[解像度・立体感]:左右と奥行きをほどよく感じる(petit milady「azurite」、分島花音「world's end, girl's londo」でテスト)
[パーカッション・リズム]:粒感が強くシャープでシャリ感も強く、金属的な残響音がほどよく出る。ドラムスも軽快で疾走感が出やすい(東京カランコロン「スパイス」、nano.RIPE「ツマビクヒトリ」、JOY「アイオライト」でテスト)
[ボーカル傾向]:ボーカルと楽器音の距離感はやや近めで一体感強め。


【3】官能性

 Claris「irony」は全体的に金属的でシャープ。少しキラキラ感が強く緻密にも思える。弾け音は少し軽く疾走感がそれほど出ないので、おとなしめの曲調に感じられるのは想定外。もっと疾走感強めのシャリシャリサウンドを予想していたが、金属音に細やかな輝きがあるものの、全体としては安定的。

 ZAQ「ハルイロライフ」は鮮やかさはほどよくあるが、弾ける楽器音はやや奥まっていて、やはり安定感が強いのは意外。シンバルとドラムが強めの曲でないと疾走感はうまく出ないのかも知れない。

 東京カランコロン「スパイス」はドラムが軽快に主導し、シンバルがそれに追随して疾走感を加える前向きサウンド。ギターも加速を加える。ボーカルもほどよくのびやかで元気で明るい。

 早見沙織&東山奈央「Hello Alone」は疾走感はそこそこ強いが、立ち上がりと消失のギャップが少し弱く、この曲の持ち味である機転の利いた切り返しのよさ、キレ味は若干弱いかも知れない。全体としてシャープで曲調には合ってそうなので、少し物足りなくはあったが、悪くはない。

 

【4】総評

 シャープな感じはあるが、中域がやや奥まるというかおとなしいせいかそのシャープさが欲しいときに少し足りないように感じる場面も感じられた。ただまとめ方は悪くなく、シャリっとした明るく、緻密さもそこそこ感じられる音色が味わえる。

 

AIKAQI インナーイヤー型イヤホン マイク付き ボリュームコントロール可能 音楽再生 重低音 ステレオインサイドホン 密閉型 カナルタイプ 9mmドライバ ヘッドホン TE200vi ブラック+イエロー

 

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*1:おすすめ度とは、あくまで主観的に「ここが面白い!ここが味わい深い!」と思ったポイントです。たとえば低域が「5」だからといって低音が支配的で低域重視で鳴りますというわけではなく、「低域の表現が丁寧でうまいなぁ」とか「これはちょっと他では味わえないかも」といった特徴的な音、魅力的な音がポイント高めになります。そのイヤホンの販売価格帯も考慮した主観的な評価です。

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