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【カナル型イヤホン JVC HA-FXZ200 レビュー】膜を張る低域の躍動感。重厚な生命力のある音

JVC HA-FXZ200

JVC HA-FXZ200 LIVE BEATシリーズ カナル型イヤホン ライブビートシステム搭載

 

おすすめ度*1

 

JVC HA-FXZ200

ASIN

B009UPT570

 ストリームウーハーから発せられる独特の厚みのある低域が特徴のカナル型イヤホン。遮音性は高め。低域が強いので少し音漏れは気になる。

 

【1】外観・インターフェース・付属品

 付属品はキャリングケースとイヤーピースの替え。タッチノイズは少しある。

JVC HA-FXZ200JVC HA-FXZ200

 

【2】音質

 ストリームウーハーシステムによる熱量と生命感のある低域が特徴。下方向に厚い膜を張るような音。中域は包み込むような音だが、低域に押される場面がある。高域は少し乾いた音になる。

 

[高音]:やや乾きがちだが、温度感のある音(秦基博「水彩の月」、井口裕香「Hey World」、多田葵「灼け落ちない翼」でテスト)

[中音]:ボーカルを包み込んでいるが、曲によって低域に押されることも。

[低音]:100hz~30hzまで力強いブーミーな音で減衰する。低域管楽器はとくに精彩のある音でJAZZなどは楽しい。ドラムは下方向に膜を作る音(分島花音「killy killy JOKER」、UVERWorld「CORE PRIDE」、重低音音源動画でテスト)

[解像度・立体感]:音像しっかり。包み込む中域と支配的な低域のせいか密度は高く感じる(petit milady「azurite」、分島花音「world's end, girl's londo」でテスト)

[パーカッション・リズム]:ドラム優位(東京カランコロン「スパイス」、nano.RIPE「ツマビクヒトリ」、JOY「アイオライト」でテスト)

[ボーカル傾向]:ボーカルは高域までのびやか。


【3】官能性

 Rasmus Faber「銀河鉄道999 JAZZ Ver.」は密度高めの低域に妙味がある。管楽器の演奏音に精彩があって生々しく、ライブ感がある。JAZZの遊び心をよく表現していて楽しい。

 nano.RIPE「グッバイ」は元気で明るいボーカルと弾みがあり地鳴りも強く熱量を加えるドラムが味わい深い。足場を強く意識させ、安定した迫力を感じる。

 鹿乃「Stella-rium」は元気なドラムが熱量高め。ボーカルには温度感があり、パーカッションは立ち上がり良好だが、やや重みが目立ち、重厚なサウンド。

 Claris「STEP」では足場を作る低域が精彩に満ちている。やや重たいが彩りのあるピアノの音がきれいだ。パーカッションの弾ける音にも重みがあり、エネルギー高め。ボーカルは肉厚さもあるのびやかさがある。

 

【4】総評

 低域の魅力は価格帯ではレベルが高い。高域もドライな感じがあるものの、のびやかさは失われておらず、低域に引っ張られない。中域だけが曲によって低域に引きずられるところがある。

JVC HA-FXZ200

 

JVC HA-FXZ200 LIVE BEATシリーズ カナル型イヤホン ライブビートシステム搭載

 

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*1:おすすめ度とは、あくまで主観的に「ここが面白い!ここが味わい深い!」と思ったポイントです。たとえば低域が「5」だからといって低音が支配的で低域重視で鳴りますというわけではなく、「低域の表現が丁寧でうまいなぁ」とか「これはちょっと他では味わえないかも」といった特徴的な音、魅力的な音がポイント高めになります。そのイヤホンの販売価格帯も考慮した主観的な評価です。