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【ワイヤレスイヤホン Ecandy RQ8 レビュー】力強いボーカル、密度のある中域、存在感があるが被らない低域。レベルは高い。

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Ecandy RQ8

Ecandy Bluetoothスポーツヘッドセット ワイヤレスBluetooth 4.0CVC6.0ノイズ低減 (ロース)

 

おすすめ度*1

Ecandy RQ8

ASIN

B0192P7Q28

 大きめのイヤーピースが装着感よく、耳にしっかり差し込まれるワイヤレスイヤホン。遮音性は普通。音漏れはそれほど目立たない。

 aptXには対応しないが、通信遅延はほぼない。途絶もなく、通信的には安定しており、動画鑑賞も問題ないようだ。

 

【1】外観・インターフェース・付属品

 付属品はイヤーピースの替え、充電用USBケーブル。細身の平形ケーブルのタッチノイズは普通。

Ecandy RQ8

 

【2】音質

 音質的にはまず量感があり、また音量が大きめに出やすい。ほかのイヤホンと同じ音量設定だとだいぶ大きく感じる。音は全体的に密度がある。ほどよいなめらかさのある音で聴きやすい。緻密さもほどよく出るので、全体の印象は悪くない。低域寄り。

 

[高音]:なめらかさとのびやかはあり、突き抜け感もそこそこある。抜けるときにさらっとした絹ごしの抜けをするのでとくにマイルドさを感じる(秦基博「水彩の月」、井口裕香「Hey World」、多田葵「灼け落ちない翼」でテスト)

[中音]:やや密度高め。キーボードやピアノ、キラキラ音は精彩感があるが、ギター音はやや弱めに感じる。

[低音]:厚みのあるかなりブーミーな音。音の減衰は滑らか。量感もあり、若干支配的。低域の張り出しは強く、低域ドラムには地鳴り感がある(分島花音「killy killy JOKER」、UVERWorld「CORE PRIDE」、重低音音源動画でテスト)

[解像度・立体感]:低域とボーカルが近め。とくにベースとドラムはかなり近くのしかかってくるような重みを感じやすい(petit milady「azurite」、分島花音「world's end, girl's londo」でテスト)

[パーカッション・リズム]:ドラム優位で厚みのある重みが出やすく安定感と熱量を感じる(東京カランコロン「スパイス」、nano.RIPE「ツマビクヒトリ」、JOY「アイオライト」でテスト)

[ボーカル傾向]:のびやかでなめらか、瑞々しさは自然なレベルで尖ったりキラキラしたりといった感じはなく、ナチュラルな味わい。

 

【3】官能性

 ハート♡インベーダー「好感Win-WIn無条件」はボーカルになめらかがあり、のびやか。量感もある。その肉厚で存在感のあるボーカルを厚みのあるパーカッションと緻密な楽器音が密度を感じさせながら取り囲んでおり、力強さがある。クラブサウンド色が強調されている。

 やなぎなぎ「ユキトキ」もボーカルに温もりとなめらかさがあり、のびやか。左右の方向感も出ていて、楽器は精彩感と量感があり、ボーカルにしっかりと彩りを添えている。楽器とボーカルの距離感が良好で一体感がある。

 分島花音「RIGHT LIGHT RISE」は楽器音に量感がある。ベースもしっかりと下から支え、ドラムの地熱も力強く、曲調はパワフル。全体的に元気いっぱいなサウンドになっている。ボーカルのキラキラ感が抑えられている印象なので、明るさはそれほどでもない。

 ダイスケ「いつだって。」はアコースティックなサウンドとキーボードの精彩感はなかなかで、全体的に温かく色づいた曲調がうまく出ている。優しいボーカルもうまく出ていて、低域の鳴りもよく曲全体に統一感が感じられる。

 

【4】総評

 遅延や途絶がなく、動画鑑賞にも十分堪える品質。低域強めだが、張り出しは感じるものの、それほど支配的にならない。ボーカルの肉厚さとのびやかさ、それを囲む楽器音の密度と精彩感はなかなかで、この価格帯ではかなりおすすめできる。

Ecandy RQ8

 

Ecandy Bluetoothスポーツヘッドセット ワイヤレスBluetooth 4.0CVC6.0ノイズ低減 (ロース)

 

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*1:おすすめ度とは、あくまで主観的に「ここが面白い!ここが味わい深い!」と思ったポイントです。たとえば低域が「5」だからといって低音が支配的で低域重視で鳴りますというわけではなく、「低域の表現が丁寧でうまいなぁ」とか「これはちょっと他では味わえないかも」といった特徴的な音、魅力的な音がポイント高めになります。そのイヤホンの販売価格帯も考慮した主観的な評価です。

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