audio-sound @ hatena

audio-sound @ hatena

オーディオ機器やゲーミングデバイスのレビュー、そして好きな音楽を徒然なるままに

【ワイヤレススピーカー Ecandy X1 レビュー】コンパクトさとほどよいパワフルさと音の滑らかさを備えたワイヤレススピーカー

ECANDY 防水Bluetoothスピーカー ミニHIFIアウトドアワイヤレススピーカー 3.5mmオーディオTFカード入力 USBポート搭載 (X1オレンジ)

 

おすすめ度*1

f:id:kanbun:20170303005138j:plain

ASIN

B01J9QEVZ0

 Bluetooth対応コンパクトワイヤレススピーカー。同種のスピーカーの中でもとくに小さめで携行性は高い。

 通信性能的には遅延はごく少しだけあるが、動画鑑賞などには問題なく、目立った不自然さはない。

 

【1】外観・インターフェース・付属品

 付属品は英語マニュアルとUSB充電とAUX入力を兼ねたケーブルが1本付属する。

 本体上面に操作パネルがあり、Play/Pauseやモード変更、ボリューム上下、曲戻し送りに対応する。PCの場合このパネル操作は再生ソフトウェアによって挙動が異なる。

 

【2】音質

同種の中でもかなり小型に属すると思われるが、量感的にはその小ささを感じさせない。小型スピーカー特有の、音がシャリシャリとした刺さった感じはあるが、比較的目立たない方。全体的に小型の割に音にキレがあり、こうした小型スピーカーにありがちな低音だけが目立ちすぎるという傾向も少なく、全体としてバランスは悪くない。

 

[高音]:高域は小型スピーカー特有のシャリシャリ感が出てしまい、少し尖り、耳に刺さる感じはあるものの、痛すぎるというほどではない。大音量では多少耳にキンキンくるところがある(秦基博「水彩の月」、井口裕香「Hey World」、多田葵「灼け落ちない翼」でテスト)

[中音]:中域はどちらかというと無個性で強く主張することが無く、ボーカルの背景に回りやすい。

[低音]:低域はかなりおとなしい。60hz以下はほぼ無音(分島花音「killy killy JOKER」、UVERworld「CORE PRIDE」、重低音音源動画でテスト)

[解像度・立体感]:全体として密度が高く感じやすく、音がどうしても重なって聞こえる感じがあり、解像度的に微細な感じはあまりない(petit milady「azurite」、分島花音「world's end, girl's londo」でテスト)

[パーカッション・リズム]:音のキレはあるのでパーカッションは意外と精彩感がある。ただ低域は弱いので全体として軽い(東京カランコロン「スパイス」、nano.RIPE「ツマビクヒトリ」、JOY「アイオライト」でテスト)

[ボーカル傾向]:ボーカルがよく分離していて、ボーカル中心で楽しみやすい。

 

【3】官能性

 鹿乃「ディアブレイブ」はロック調でありながらサビで弦楽やピアノなどがシアトリカルな演出もする複合的な味わいがある曲だが、このスピーカーではパーカッションやギターがキレよく目立って聞こえるため、シアトリカルな要素は弱く、全体としてロック調で軽妙な味わいの曲になっている。そのため叙情性がだいぶ失われているところはある。

 東山奈央「Hello Alone -Yui Ballade-」の弦楽とピアノメインの曲でもやや高域では味わいが増えるものの、全体として叙情性の盛り上がりが薄いかもしれない。音が重なって若干干渉して聞こえるような感じもある。

 Lia「Bravely You」は全体的に密度が高く量感が感じられる音にパーカッションとギターのキレがなかなか味わい深い。ベース音は非常に表面的でやる気が感じられないが、中域から高域にかけては情報量が多く、このクラスのスピーカーにしてはボーカルもなかなか味わえる。

 

【4】総評

 コンパクトで持ち運びやすい利便性とほどよい量感とキレのあるパワフルな中高域、小型の割に尖りすぎない滑らかな音となかなか優れたバランス感覚を感じさせるスピーカー。低域に弱さがあるという点を除けば、ボーカル中心にロック&ポップスやダンスミュージックを楽しむには悪くない。一方で弦楽やピアノなどは弱く、クラシックや映画音楽向きではなさそうな印象だ。

 

ECANDY 防水Bluetoothスピーカー ミニHIFIアウトドアワイヤレススピーカー 3.5mmオーディオTFカード入力 USBポート搭載 (X1オレンジ)

 

【関連記事】

audio-sound.hatenablog.jp

audio-sound.hatenablog.jp

audio-sound.hatenablog.jp

audio-sound.hatenablog.jp


*1:おすすめ度とは、あくまで主観的に「ここが面白い!ここが味わい深い!」と思ったポイントです。たとえば低域が「5」だからといって低音が支配的で低域重視で鳴りますというわけではなく、「低域の表現が丁寧でうまいなぁ」とか「これはちょっと他では味わえないかも」といった特徴的な音、魅力的な音がポイント高めになります。そのイヤホンの販売価格帯も考慮した主観的な評価です。