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【ワイヤレススポーツイヤホン DENON AH-C160W レビュー】イヤーフック型の装着感は好みを分ける。音質的にはキレがあり、重厚感と反発力の良い低域が何よりの魅力

DENON AH-C160W

DENON ワイヤレスイヤホン Bluetooth対応/防汗・防滴仕様/マイク付 ブラック AH-C160W-BK

 

おすすめ度*1

DENON AH-C160W

ASIN

B01N5UKALH

 スポーツタイプモデルでイヤーフック型。このタイプのイヤホンは耳の形状に合わないと痛むこともあるので店舗での確認をしておくと良い。イヤーピースはコンプライタイプも付属しており、フィット感はよく、遮音性も高く音漏れも少ない。

 AACに対応するが、aptXには対応しない。通信性能的には遅延や途絶はなく、安定している。

 

【1】外観・インターフェース・付属品

 付属品はコンプライ含むイヤーピースの替え、充電用USBケーブル、キャリーケース、日本語マニュアル。コードのタッチノイズはほぼない。

 

DENON AH-C160WDENON AH-C160W

【2】音質

 このイヤホンはずしりとした重量感のある低域が何よりの魅力。低域ドラムには重厚感だけでなく、粘るような革張り風の反発力もあって個人的には好みの音質。ボーカルはやや太めで力強い感じに、高域音は若干暗めに感じる音色。ただ解像度が価格なりかそれ以上に高く感じられ、情報量の多い曲でもガチャガチャしづらく、うまく聞かせてくれる。弦楽にも色気があり、ロック・クラブサウンドからJAZZ・クラシックまで比較的万能に楽しめそうな印象だ。

 

[高音]:高域の煌めき感はやや弱めで若干くらい。天井感もある(秦基博「水彩の月」、井口裕香「Hey World」、多田葵「灼け落ちない翼」でテスト)

[中音]:左右がやや近く、奥方向を少し意識させる奥行き感がある。やや太めの弦楽には豊満な色気あり。

[低音]:重たくずしりとした重量感のある音で深さと広がりもそれなりにあり、やや深い暗い底を音場下面に形成する。30hzまで振動はしっかり(分島花音「killy killy JOKER」、UVERWorld「CORE PRIDE」、重低音音源動画でテスト)

[解像度・立体感]:手前左右近く、足場は深く、奥行き感もある。全体としては球状空間を側面のやや斜め上くらいから見下ろすような感じ(petit milady「azurite」、分島花音「world's end, girl's londo」でテスト)

[パーカッション・リズム]:ドラムは重みと弾みのバランス良く、床面に反発力を感じさせる革張り感のある音。シンバルは粒が細かく、煌めきは薄いためやや暗く聞こえる(東京カランコロン「スパイス」、nano.RIPE「ツマビクヒトリ」、JOY「アイオライト」でテスト)

[ボーカル傾向]:ボーカルはやや太めの声色だが、つややかな色気も出やすく、甘味の表現も悪くない。

 

【3】官能性

 HoneyWorks「可愛くなりたい」は力強い低域とパーカッションが前面に出てきて、快活な曲調をリードする。ボーカルはやや埋もれがちだが、場合によって楽器との一体感を感じさせる埋もれ方で人によっては心地よいバランスといったところ。甘味のあるボーカル曲なので相性は良くないかと思ったが予想に反して悪くなく、個人的にはアリ。

 7!!「オレンジ(オーケストラ Ver.)」は弦楽の生々しい感じとピアノの色気のバランスが良く、空間的な広さも感じられる。ボーカルもつややかで色気がある。全体としてキラキラというよりはツヤツヤといった感じの甘酸っぱい色気のある表現になっているが、青春ソングとしてはこの方向性は間違っていないように思う。

 高橋李依「Stay Alive」は圧倒的迫力が出る。シンバルの振りの細かさに解像度を感じる。ボーカルと楽器の一体感が感じられる。

 岡崎律子「空の向こうに」は重厚な空間表現に艶めかしさのある楽器音が曲の世界観を良く表現する。サビでの色づきも良く、キラキラしすぎない品のある鮮やかな音色はなかなか。立ち上がりもよくキレもある音はほどよいメリハリをもたらしていて、心地よく聴ける。

 

【4】総評

 音質は低域を中心によくまとまっていて、個人的には好み。比較的万能な色合いとも思えるので、万人向きかもしれない。イヤーフック型の常というべきか、ネット上では付け心地に関する書き込みをよく見る。文字通り耳に合わないという人も結構いるらしいので、店頭デモ品での試着をおすすめする。コスパ的には音質を考えれば価格相応と言ったところ。5000円クラスのものと比べると違いを感じるが、同価格帯と比べて飛び抜けて秀でている感じはない。

DENON AH-C160W

 

【5】このイヤホン向きの曲

 重厚感と衝撃力のバランスがレベル高く、迫力が感じられる。音の立ち上がりも良く、メリハリ感がしっかりしていてキレ爽快。

 

 熱量のあるパーカッションとベース。透明感のある、しかし力強いボーカルの対比がキレよく味わえる。

 

 とにかくパーカッションの熱量が凄い。心の底からパワーを引き出してくれる。ボーカルもまっすぐこちらに向かって力強く語りかけてくる。思わず引き込まれること請け合い。サビではボーカルは突き抜ける感じではなく、空間に広がる反響した形で聞こえてきて密度感が一層高まる。

 

 鮮やかで力強い表現がこのイヤホンと合う。青春の心に焼き付いてしまったかのような、胸を焦がす情景を感じさせる味わいがうまく出ている。

 

 空間的な拡がりが良く感じられる。重みのある低域が曲に迫力を加える。

 

DENON ワイヤレスイヤホン Bluetooth対応/防汗・防滴仕様/マイク付 ブラック AH-C160W-BK

 

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*1:おすすめ度とは、あくまで主観的に「ここが面白い!ここが味わい深い!」と思ったポイントです。たとえば低域が「5」だからといって低音が支配的で低域重視で鳴りますというわけではなく、「低域の表現が丁寧でうまいなぁ」とか「これはちょっと他では味わえないかも」といった特徴的な音、魅力的な音がポイント高めになります。そのイヤホンの販売価格帯も考慮した主観的な評価です。