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【ハイレゾ対応ワイヤレススピーカー SONY h.ear go 2 SRS-HG10 レビュー】地平線をしっかり意識させる重厚な低域の上に、音楽を構築する。SONYらしく付加価値で勝負している機種

SONY h.ear go 2 SRS-HG10

ソニー SONY ワイヤレスポータブルスピーカー SRS-HG10 : Bluetooth/Wi-Fi/LDAC/ハイレゾ/専用スマホアプリ対応 2018年モデル グレイッシュブラック SRS-HG10 B

 

おすすめ度*1

SONY h.ear go 2 SRS-HG10

ASIN

B07C7XDP1H

 小型で落ち着きのあるデザインが特徴のワイヤレススピーカー。

 aptXには対応しない。LDAC対応。通信性能は比較的安定しているが、まれに音飛びあり。

 

 

【1】外観・インターフェース・付属品

 付属品はUSBケーブル、電源アダプタ、マニュアル。

SONY h.ear go 2 SRS-HG10SONY h.ear go 2 SRS-HG10

 

【2】音質

 Extra Bassボタンを押すと低域が強化される。レビューはExtra BassをONにして行った。一聴して気づくのは、Extra Bassによる、確かなブーム感を伴った重厚な低域。こういう太い低域にありがちな下に鈍い音ではなく、反発力もあって活きが良い。立体感に関してはこのクラスではかなりよい方。さすがに価格帯最高クラスの立体感を誇るDENON Envaya DSB250BTに比べると少し劣る印象だが、それでも価格帯上位の実力を感じる。とくにExtra Bassの強い厚みが地平線を意識させ、奥行き感を出す。

 

[高音]:高域の突き抜け感はそこそこ(秦基博「水彩の月」、井口裕香「Hey World」、多田葵「灼け落ちない翼」でテスト)

[中音]:弦楽はやや細身。ピアノは煌めき度良好。

[低音]:低域は厚みと弾みのバランスが良くブーム感もあって躍動的(分島花音「killy killy JOKER」、UVERWorld「CORE PRIDE」、重低音音源動画でテスト)

[解像度・立体感]:地平線に広がるような奥行き感(petit milady「azurite」、分島花音「world's end, girl's londo」でテスト)

[パーカッション・リズム]:ドラムは弾みよく重量感もある。Extra Bassを入れるとシンバルはおとなしめに(東京カランコロン「スパイス」、nano.RIPE「ツマビクヒトリ」、JOY「アイオライト」でテスト)

[ボーカル傾向]:甘味のある声色でつややかに出る。比較的女性ボーカル向きか。

 

【3】官能性

 UVERWorld「一滴の影響」ライブ版を聞いてみると、若干左右の広がりに欠けて狭く感じた。本来であれば踊り躍動するドラムが箱に閉じ込められて行き場に困る鳴り方をし、篭もっているように感じられた。ボーカルの表現は特に悪くない。

 岡崎律子「空の向こうに」は低域の重厚感に十分な引き締まりを感じる。ボーカルのなめらかな味わいも甘味を孕んでいてよい。ただ開放感に乏しく、もっさりしている印象も受けた。

 飯島真理「天使の絵の具」は甘味のあるボーカルの広がる感じがうまく、楽器音にも小型スピーカーとは思えないパワフルな躍動があって、全体として快活に聴けた。

  平井堅「ノンフィクション」は弦楽の厚みはそこそこ。ボーカルの精彩もよく、独特の裏声はきれいに自然な形で出て官能的。

 

【4】総評

 LDAC対応でハイレゾ相当の音質が楽しめるのがウリ。テスト機に用いたのはSONY製のLDAC対応プレーヤー NW-A27HN。SONY製品同士相性は悪くないはずだが、aptX対応のライヴァル機DENON Envaya DSB250BTに色味でやや負けている印象を受ける。同価格帯で競合関係にあり、しのぎを削る両者だが、あえて踏み込んで言えば、音質面とアウトドアでの汎用性ではDSB250BT優位。そのかわりこちらはspotifyなどの音楽配信サービスとの連携機能とExtra Bassによる音質変化があり、付加価値面で追随しているという印象だ。

 防水性能はおそらくないので使用シーンも限られる。ポータブルスピーカーとしてはほぼ屋内向き限定。

SONY h.ear go 2 SRS-HG10

 

【5】このスピーカー向きの曲

 地平線付近に集中する重厚感を味わうならこの曲。厚みのある金管の色気も良い。

 

 この曲同様に重厚感が良く出る。ボーカルに甘味と伸びやかさあり。

 

 これも上2曲と選んだコンセプトは変わりない。重厚な地平線のうえに煌めき感と甘味を伴うボーカルが綺麗に展開される。楽器の水平線とボーカルの垂直線の味わいを楽しめる。

 

  この曲も構造がほとんど一緒で、低域リズムの重厚な地平線とそこから伸び上がっていくボーカルの突き抜け感の妙味を味わえる。

 

ソニー SONY ワイヤレスポータブルスピーカー SRS-HG10 : Bluetooth/Wi-Fi/LDAC/ハイレゾ/専用スマホアプリ対応 2018年モデル グレイッシュブラック SRS-HG10 B

 

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*1:おすすめ度とは、あくまで主観的に「ここが面白い!ここが味わい深い!」と思ったポイントです。たとえば低域が「5」だからといって低音が支配的で低域重視で鳴りますというわけではなく、「低域の表現が丁寧でうまいなぁ」とか「これはちょっと他では味わえないかも」といった特徴的な音、魅力的な音がポイント高めになります。そのイヤホンの販売価格帯も考慮した主観的な評価です。