JVC
根っからのJVC党・オーテクファンの私としては、とくにこの2ブランドの新作からは目が離せません。というわけで、聴いてきました。
基本的にパンチが強く、押し出し感は強めなので、奥行きを感じて俯瞰して聴くというよりは、演奏に近づいて包まれて聴くスタイルの出音になります。とくに没入してJAZZを楽しむというような用途にはほぼ最強クラスのパフォーマンスを発揮してくれるでしょう…
最近のオーディオ関連で個人的な注目ニュースを紹介します。
正直なところ、ある意味JVCらしい「求めてたのは、こういうのじゃないんだけど」って感じのあるデザインで、妙にAVIOTかNUARLあたりを意識して失敗した感じがあるにはあるんだけど、ぶっちゃけ音質面ではディテールはよくまとまっており、JVCらしいスパイシ…
私は熱心なJVC党ですが、特にHA-FX1100は手に入れてから特に愛用し続けていると言って良く、最近は他のWOODシリーズの出番がありません。とにかく情緒的で温もり感のある低域と、その弾力的な空間の中から浮き上がるように聞こえてくる中域と高域が非常に優…
ステンレスノズルはとにかく金物の精彩が素晴らしい。同じように金物を強調するチタンノズルと比べてカチカチした感じがなく、さわやかな後味があるのが特徴。ノズルの中では一番明るめの色彩になることもあり、シンセなどの光沢にもツヤツヤ感がきれいに出…
私はJVC党で、イヤピはスパイラルドット++派だということをつねづね公言してきました。 実際スパイラルドット++は中高域の分解能がよろしくてガチャガチャする感じやキンキンする感じ、シュワシュワかすかに聞こえる音の端の風切り音みたいな干渉音が改善さ…
まあ私は根っからのJVC党なんで、普段使っているイヤーピースは基本スパイラルドット系だということをあらかじめお断りしておきます。正直この記事の結論もほぼ決まっていて、うーんやっぱりスパイラルドット++がいいんじゃない?って話です。レビューは標準…
今回は課題曲をJVC HA-FD01SPに付属する各ノズルで聞き比べて、その音質の違いを語ってみよう、そういう企画特集記事になります。これは予定では10回くらいシリーズにして続けたいです。というか、ノズル交換するの結構めんどいので、1回に1,2曲を比較するの…
一足早く完全ワイヤレスイヤホンについてはベストバイ大賞を発表させて頂きました。今回はワイヤード(有線)イヤホン、ワイヤレスイヤホンでのベストバイを発表させて頂きたいと思います。 しかし、正直に告白しますと、今年は完全ワイヤレスイヤホンをなる…
年の瀬とはいえ、まだもう少し今年が続きますが、せわしない一年がほぼ過ぎようとしています。今年は大変お世話になりました。皆様からの日頃のご愛顧にいつも感謝しております。 今年も様々なオーディオ製品を紹介させて頂きましたが、その中から誠に勝手な…
つい先日購入のご報告をしたばかりですが、面白すぎてレビューが全然出来そうにないJVC HA-FD01SP。このモデルはHA-FD01に限定のリン酸銅ノズルが付属している特別版なのですが、そのリン酸銅ノズルが率直に言って凄すぎます。 とりあえず標準のステンレスノ…
こんにちは。寒さの厳しい中、皆様いかがお過ごしでしょうか。 今日は秋葉原でポタフェスやってますね。行こうかと思いましたが、あまりの寒さに断念しました。そもそも人混みのあるところが苦手です。というわけでポタフェスにいかずに充分に残った余暇を使…
列島が急に冷え込んできました。皆さん、お体をお大事に過ごされているでしょうか。私はちょっと風邪気味になりまして、このまえ駅で電車を待っている時、鼻がムズムズして結構な勢いでくしゃみしちゃったら、衝撃で耳に付けていたJVC HA-XC70BTが耳からポー…
JVC HA-FX1100のレビューでうっかり「空間表現でSENNHEISER HD599に遜色ない」などと言いつつ、その後に「実際には差がある」というようなあいまいぼかした書き方をしてしまいました。文章全体のまとまりの面からも、レビュー記事では詳しく掘り下げませんで…
正直このイヤホンの音質に不満はほとんどなくて、現状大満足しているが、それでも個人的にあまりよくないかなと思う曲から紹介すると、たとえば放課後ティータイム「Go Go Maniac」。この曲はかなり激しいスピード感があるので、より個々の音にシャープなエ…
どちらも調和的な音場表現で低域にかなりの存在感があり、音に厚みがあるという点で共通性があって、しっかり情感をのせて聞かせてくれるタイプのイヤホンなのですが、より突っ込んで迫力と叙情を強調してくるHA-FX1100のほうが徹底している観があります。W4…
最近完全ワイヤレスイヤホンでは、audio-technica ATH-CKR7TWとRHA TrueConnectに、ワイヤレスではThe House of Marley SMILE JAMAICA WIRELESS、有線ではJVC HA-FX1100に夢中だったが、ふとしばらく聴いていなかったJVC HA-ET900BTを聴く気になった。おそら…
去る11月2日、3日、4日の3日間に秋葉原&新宿に連泊して、いろいろ買い物してきました。しかしただ買い物するだけではつまらない、せっかく人口密集地に行くのでワイヤレスオーディオの通信性能を試そうではないかと選り抜きの製品をかき集めて持って行き、…
恒例の完全ワイヤレス特集です。最近、いろいろと情報もそれなりに仕入れ、いくつかの機種を手に入れて携行し、いろいろ聴き歩いた結果、なんとなくトレンドというものがわかってきました。これからも少しずつゆっくりではありますが、いろいろ完全ワイヤレ…
この曲はアルバム「オトムスビ」に収録されている曲です。池田綾子さん、結構旅好きなのでしょうか。旅や道を題材にした曲はそれなりに多い気がします。 さて曲を聴いてみて下さい。勢いがあって力強いこの曲の曲調は、素直に胸に浸透してきます。歌詞には物…
2018年9月上旬現在15,000円程度とまだ割高な印象だが、年末にかけて1万円近くまで徐々に値が落ち着くだろうと思われる。音質は完全ワイヤレスでは抜きんでているので、現状でも十分にコスパは良いが、ライヴァルとなるSE-C8TWとの価格差を考えるともう少しこ…
家庭用ゲーム機やホビーパソコンが一般的となった1980年代初頭。日本のコンピュータゲーム黎明期であるこの時代から続く老舗のコンピュータゲーム会社が日本ファルコムだ。今ではメジャーなゲームメーカーの一つである。 さてそんなファルコムだが、音楽にや…
骨太で中低域付近に熱量を感じるので、比較的どんな曲も多少なりともJAZZっぽく聞かせてくれるイヤホンという感じ。もっさり感は出てしまうので、好みを分けそうだが、価格的には手を出しやすく、落ち着いた雰囲気で音楽を楽しみたい人には悪くない選択肢。…
低域は深掘り方向で出るので、ブーミーな感じではなく上品で落ち着いて感じられる。全体的に黒い背景を丁寧に作って、その上に渋光りする音をまぶしていく鳴らし方で個人的には好み。ただ音に派手さはないため、一聴した印象は地味に思えるかも知れない。 価…
タイトで良質な低域はなかなかに魅力的で、中高域の精彩もなかなかで充実した密度の高い音楽空間は楽しい。ただし前面に出てくるような支配的な低域好きからすると量感的に乏しく感じられるかも知れない。装着感は悪くなく、使い勝手の面でも価格標準以上の…
価格的に完全ワイヤレスモデルではミドルレンジに当たり、低位機種で飽き足らない人をターゲットにしたと思われる商品。しかし音質的には上位機種に劣らぬ空間表現と解像度で、緻密かつ伸びやかな音楽空間を丁寧に作っていて、かなり完成度は高く思える。と…
ブーミーで少し自己主張の強い低域と清涼感のある中高域の対比は比較的万能に曲を楽しませてくれるだろう。ブーミーな低域の被さる感じだけは好みを分けそうだが、この価格帯のヘッドホンとしては標準以上の表現力を感じる。
低価格なスポーツイヤホンとしては標準レベル以上の実力を感じる。装着感も含めた使い勝手も悪くなく、バランスは悪くない印象。パンチのある爆発力がある表現もスポーツを盛り上げ楽しくしてくれる。3000円以下では悪くない選択肢のように思う。
味付け的には重厚に傾いているが、低域がタイトでぼやけたり支配的になったりしないので、中高域を阻害する場面は少ない。耳当たりも良く、尖った音になりづらいのも使い勝手の良さにつながっている。軽量で持ち運びには便利。廉価で気軽に持ち運べるのもよ…