audio-sound @ hatena Recommended
CAMPFIRE AUDIO ANDROMEDA 2020はV字型のサウンドシグネチャーを持っています。ブーム感が強いので、低域が力強く聞こえるのが魅力ですが、中域はドライで少し暗いですね。
TAGO STUDIO T3-03は中域寄りのかまぼこサウンドを持っています。上位機種に当たるT3-01より低域が少なく、全体的に高域寄りになっています。
beyerdynamic Amiron Wirelessは中域を重視したかまぼこフラット系のサウンドになっています。構造的には中低域から中域下部が目立ちやすいのが気になりますね。
JH Audio JH13v2 Pro Universalは扁平な音像を持つ中域充実系のサウンドを持っています。低域調整ノズルによって低域の拡張性と量感が変化します。
KZ ZESはKZ ZEXの低域側を改善したとも言うべきサウンドバランスで、低域と中域でより均整の取れたウォームW字型サウンドを提供します。ただし、高域と解像度はZEXのほうが優れています。
QCY G1は高域がやや控えめで低域から中域に寄った中域充実系のサウンドシグネチャーを持っています。中域がはっきり聞こえますが、音場が狭く、抜けが悪いので硬質でうるさく聞こえがちなところが好みを分けそうです。
現行のAONICシリーズで最も低価格のAONIC 3ですが、音質だけで言えば、おそらく現行シリーズの3, 4, 5の中で最もまともだと思われます。高い解像度と定位感の正確性はAONIC 3を一定程度実用的なモニターイヤホンにしています。
Westone Pro X30は中域の聞こえを重視したステージモニターです。観客がどよめき、照明が眩しいステージ上でも、アーティストが楽曲やライブ全体の進行を耳で的確に捉えることが出来るよう、高い遮音性を実現し、高域の刺激を抑えながら鮮明感を高め、中域が…
The House Of Marley Rebelは低域と中域上部から中高域が強調されたV字型のドンシャリサウンドを持っています。The House Of MarleyはレゲエやEDM、ヒップホップの生々しいリズムを生み出す低域を一貫して重視しており、Rebelも例外ではありません。
iBasso IT01Xのサウンドは中域が少し凹んだV字型のサウンドシグネチャーを持っています。気になる点としては中低域がかなり強調されすぎているため、中域の音像が影響を受けやすく、ぼんやりしやすい傾向があります。
GRADO The White Headphoneは全体の原音忠実度は悪くありませんが、中域の構造が独特すぎて人を選びます。
SoundPEATS Air3 Proは全体的な原音忠実度は悪くありません。ただし、全体的に直線性に欠けるサウンドで、中域は解像度が高いのですが、濁って聞こえるのが一番苦しいですね。この中域に独特の空気感のようなものを感じるなら、好ましいでしょうが、オーディ…
TRN TA2は中域にフォーカスされるナローV字タイプのサウンドを持っています。音像は前方にやや凝縮されて聞こえやすく、音楽の全体像はわかりやすいですが、窮屈に聞こえやすいところがあります。中域の密度感が高く濃密で、ボーカル音像などが大きく聞こえ…
KZ ZEX Proは比較的ニュートラルに近くチューニングされているイヤホンです。全体的なバランスは非常に良いですが、オリジナルのZEXに比べると明確な欠点があります。中域で歪の上昇が見られることと、解像度が少し劣化していること、そして8kHzにやや強いピ…
MacaW GT600sは鮮明感を重視したV字型ないしU字型のサウンドシグネチャーを持っています。この価格帯では非常に解像度に優れていますが、音楽は全体的に金属質でメタリック、ドライでブリキのように聞こえるため、自然な質感には聞こえないのが欠点です。音…
Fidue Gem4は独自の技術で解像度を高めたと主張していますが、たしかにそのサウンドは非常に高解像でくっきりと音楽を聴かせます。
【頭外定位イヤーピース LIZER LAB JIJU FIN & JIJU JET レビュー】使用条件下でとくにナレーション作品の解像度の改善が期待できるが、頭外定位感に直接どの程度影響するかは難しい
この記事ではLIZER LABの頭外定位イヤーピース「LIZERLAB JIJUFIN」と「LIZERLAB JIJUJET」を紹介します。
S.T.E(Silverstone Technology Electronic)は香港をルーツとするイヤホンケーブルの専門メーカーです。現在は拠点を台湾に構え、タイやベトナムに製造拠点を持つグローバル企業で、その高い品質は世界的に認知されつつあります。今年日本に初進出しました…
HiFiMAN RE2000 Silverの全体のシグネチャーはRTINGSターゲットに近いV字型というかM字型をしています。こういうM字型シグネチャーはわりと一般受けが良いらしく、オーディオマニアは中域の音像が劣化するので嫌いますが、力感が良好で聴き心地がよいので、…
Monster RAVE V1は1000円ぐらいのイヤホンとしては中の中か、中の上くらいの機種だと思います。個人的にはこれよりokcsc ED10(≒TRN MT1)とか、KZ EDX PROのほうが同じ価格くらいなら、もっと良い音に聞こえると思いますが、ウォーム感があり、パンチの強い…
beyerdynamic T5 3rd Generationは中低域から中域にフォーカスされるサウンドを持っており、そのサウンドはフラット傾向でマイルドなU字型といった具合になっています。
YIHAI K1は重みと太さに優れた低域が強調されるドンシャリサウンドを持っています。低域の存在感が強く、全体的に支配的になるのが好みを分けそうです。聴き心地は安定していますが、中域が少し濁って聞こえやすく、音楽全体が暗く聞こえやすいところがあり…
SONY MDR-M1STは中域充実系の聴き心地の良いサウンドを持っています。ビルドクオリティは優れており、モニターヘッドホンとしての使い勝手にも優れていますが、もし楽曲の構成を分析的に提示してくれるモニターヘッドホンを求めているなら、MDR-M1STはそうい…
SHURE AONIC 4についてのレビューです。音質についての詳しい情報を測定値に基づいてレビューしています。
KBEAR KBX4913はnewspring NSE1000-Gのような高級イヤホンに付属しているケーブルと比べても品質面でほぼ同等であり、基本的にこれに交換したことで音質が変化してがっかりするということはないでしょう。クロストークの数値も満足できるものであり、高級イ…
GOOSERA H11は骨伝導イヤホンというよりイヤースピーカーです。装着感は良く、音質は聴き疲れしませんが、骨伝導サウンドとはいいがたい軽っぽい音です。音場は横に広く、奥行き感もあり、耳の外側に広がっているので広く感じられますが、上も下も拡張性に欠…
アルファ☆デシベル Spica UMは音の質感とディテールのバランスにおいてほどよい配分を目指したDTM向きのプロモニターサウンドチューニングが施されており、DTMerはこのイヤホンを魅力的に思う可能性があります。しかし、残念ながら音響スペック的に価格帯の…
AUDIOSENSE T300はAUDIOSENSE随一のリッチサウンドを持っており、音楽において充実感を重視するリスナーの愛すべき1本になるかもしれません。しかし、その音質はバランスが悪く、音場が些か奇妙に思えます。T300は個性的なサウンドを追求するAUDIOSENSEらし…
AUDIOSENSE T100はAUDIOSENSEの入門機らしい音質を持っています。深い低域と中域へのフォーカス、ディテール感の強い高域といったAUDIOSENSEらしい特徴を兼ね備えていますが、中高域は露骨に強調されるため、やや派手に傾くところがあり、人によってはうるさ…
AUDIOSENSE T260は中域にフォーカスされたサウンドを持つ音場の広いモニターサウンドです。開放型ヘッドホンのような中域のマージンが大きい広々としたサウンドが好きなら比較的おすすめできます。しかし、個人的には高域に少し癖を感じ、ボーカルや高域楽器…