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【HiFiGOニュース】Moondrop Blessing 3:最新の4BA+2DDアドバンストハイブリッドIEM

Moondrop Blessing 3

Moondrop Blessing 3

 

要約

A: やあ、最近Moondropから新しいイヤホンが発売されたみたいだよ。
B: 本当に!どんなイヤホン?
A: Moondrop Blessing 3っていうんだ。前モデルからアップデートされて、片側6ドライバーのアドバンスドハイブリッド構成を採用しているんだって。
B: それはすごいね!どこが新しくなったの?
A: このイヤホンには、新しいテクノロジーHODDDUS(Horizontally Opposed Dual Dynamic Drivers Unit System)が搭載されているんだ。このモジュールは、両ドライバーの磁気構造とエアフローを維持しながら、精密に開発された3Dプリントの音響キャビティ構造内に配置されているよ。
B: それはすごいな。価格はどうだろう?
A: 319.99ドルだよ。詳しくはこちらで確認できるよ。
B: ありがとう、確認してみるね!

 

Moondropについてはもはやわざわざ紹介するまでもないかもしれません。長年にわたり、Moondropは中国発の高解像度インイヤーモニターの主要ブランドの1つとして評判を高めてきました。

 

今日、Moondropは、全く新しいMoondrop Blessing 3を発表し、そのミッドファイセグメントにアップデートを行いました。Blessing 3は、同ブランドの有名なハイブリッドインイヤーモニター「Blessing」シリーズの第3世代です。片側6ドライバーのアドバンスドハイブリッド構成を採用したプレミアムなインイヤーモニターのペアです。このペアは、新テクノロジーHODDDUS(Horizontally Opposed Dual Dynamic Drivers Unit System)を搭載した特別開発の3Dプリント音響キャビティ構造を採用しています!!!

 

Moondrop Blessing 3-1

 

Moondrop Blessing 3は319.99$で正式発売されます。詳しくはこちらでご確認ください。

 

Blessing 3は、片側6ドライバーのハイブリッド構成を採用しています。10mm径のダイナミック型ドライバーを2基、高性能なバランスド・アーマチュア型ドライバーを4基、左右に配置しています。これらのドライバーは、精密に開発された3Dプリントの音響キャビティ構造内に配置されています。ムーンドロップは、デュアルダイナミックドライバーユニットの水平配置を可能にするHODDDUS(Horizontally Opposed Dual Dynamic Drivers Unit System)モジュールを新たに設計しました。このモジュールは、両ドライバーの磁気構造とエアフローを維持しながら精密に開発されており、パワフルな低音域のレスポンスを生み出すことができます。左右対称のHODDDUS配置は、平面磁気イヤホンと同じ原理で、2つのダイナミック型ドライバーの磁気ギャップに磁場を集中させます。これにより、エネルギー変換効率が向上するだけでなく、非線形歪みをさらに低減し、クリーンな低音域を約束します。

 

Moondrop Blessing 3-2

 

Moondropは、前世代から物理的および電子的なクロスオーバー技術を前進させ、さらにその技術を向上させ、強化されたサウンドパフォーマンスを提供します。中高域のレスポンス、低域の鳴り、すべてが効果的に改善され、リスナーに感動的なサウンド体験を約束します!!

 

Moondrop Blessing 3-3

 

Moondrop Blessing 3のイヤーシェルは、肌に優しい高品質な樹脂素材でできています。軽量かつ人間工学に基づいた設計により、快適な装着感を実現しました。また、ステンレススチールメタリックのフェイスカバーが高級感を演出します。このペアは、特別な外観と目を引くデザインを持っています。Moondropは、3Dプリントに必要な業界のトップクラスのブランドとコラボレーションしています。Moondrop Blessing 3は、一貫した全周波数帯域のレスポンスを提供します。これは、精密に設計されたクロスオーバー、適切なドライバーの実装、そして正確なクラフトマンシップによって実現されています。

 

Moondrop Blessing 3-4

 

Blessing 3には、高品質な純正ケーブルが付属しています。このペアは、ユニバーサル0.78mm2ピンコネクターを備えた交換可能なケーブル設計を採用しています。ユニバーサル接続のためのシングルエンド3.5mmターミネーションプラグを採用しています。Moondrop Blessing 3は、低インピーダンス、高感度設計で、ユーザーは、任意のソースとセットでハイレゾオーディオパフォーマンスを楽しむことができるようになります。これらすべての新機能と、完全にオーバーホールされたデザインとアーキテクチャにもかかわらず、Moondrop Blessing 3は前モデルと同じ価格で入手可能です。319.99ドルで入手可能です。詳細はこちらでご確認ください。

 

【物欲探訪】音も外観も美しい初音ミク限定モデル「Moondrop Aria Elven Maiden」

Moondrop Aria Elven Maiden

Moondrop Aria Elven Maiden

 

興味の赴くままにオーディオ製品を取り上げる「物欲探訪」。

 

今回取り上げる製品は中華イヤホンの人気ブランド「Moondrop(水月雨)」と初音ミクがコラボした夢のアイテム「Moondrop Aria Elven Maiden」です。

 

 

初音ミクファンならぜひ手に入れたい最高のイヤホン

この記事を書いている2023年2月現在、SONYストアでも初音ミクコラボモデルが絶賛注文受付中となっていますが、ボーカロイドの中でも初音ミクの人気は断トツで、数多くのコラボレーションが行われてきました。

 

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今回紹介するMoondrop Aria Elven Maidenは初音ミクと定評ある中華イヤホンが組んだというだけでなく、お値段的にも手に入れやすいという点でも魅力的な製品です。

 

Moondrop Aria Elven Maiden

 

美しいパッケージと外観

Moondrop Aria Elven Maidenはパッケージからファンを喜ばせてくれます。

 

初音ミクのイメージカラーである明るいミントグリーンと美麗なイラスト、金文字の高級感あるデザインで彩られた特別なパッケージは、飾っておきたいほどの出来栄え。

 

本体の外観も同じく明るいミントグリーンに、初音ミクを表す01の文字と竪琴がフェイスプレートにあしらわれています。

 

 

ちなみに私の個体はケーブルの調子がよくなかったので、Moondrop Line Kにリケーブルして使っています。

 

音質に定評あるベースモデル「Aria」

Aria Elven MaidenのベースモデルであるMoondrop Ariaはオーディオマニアの間でも音質に定評があるモデルです。

www.audio-sound-premium.com

 

サウンドバランスはHRTF(頭部伝達関数)とRoom Response Functionの周波数カーブに準拠したチューニングがされており、現代のレコーディングに最適化されています。広いサウンドステージとスムーズで滑らかで明るい音を持ち、ボーカルが非常に映えるアリア(独唱)の名にふさわしい音質を持っていると言えるでしょう。

 

高品質なLCP(液晶ポリマー)ダイアフラムを使っていることで、非常に低歪で透明感のあるサウンドを実現していることも特徴で、価格帯の一般的な水準を超えた解像感がもたらされています。

 

 

レビュー記事

www.audio-sound-premium.com

 

まとめ

Aria Elven Maidenはほとんどのショップで品切れしており、入手可能性はやや低くなっていますが、まだAliexpressで取り扱いがあります。為替が多少落ち着いたこともあり、通常版Ariaの日本国内価格とほぼ変わらない値段で購入することができるため、興味がある人は手に入れておくといいかもしれません。日本国内では売ってないレアアイテムです。

 

Moondrop Aria Elven Maiden Special Edition

Moondrop Aria Elven Maiden Special Edition

$79.99

 

 
 
 
 
 

 

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【HiFiGOニュース】Moondrop Up:高純度1064芯6N単結晶銅ヘッドホンアップグレードケーブル

Moondrop Up

Moondrop Up

 

 

Moondropはこのほど、フルサイズのヘッドホンシリーズを発表し、「Moondrop Void」と「Moondrop Venus」の2機種を発表しました。Voidはエントリーレベルのシングル・ダイナミックドライバーヘッドホン、Venusはオーディオマニア向けのハイエンドな平面型ヘッドホンです。両ヘッドホンとも、特にMooondrop Venusは、世界中のユーザーからかなり良い印象を持たれているようです。両ヘッドホンの正式リリース後、MoondropはLine VやLine Wと呼ばれるアップグレードケーブルをいくつか発表しました。

 

今日、Moondropは彼らのヘッドホンのための全く新しいアップグレードケーブル、Moondrop Upを発表しました。奇妙な名前ですが、強力な構成になっています。Moondrop Upは、ケーブルの芯材に高純度6N単結晶銅素材の良さをもたらしてくれる。3.5mmヘッドホン端子と4ピンXLRバランス終端プラグをデュアルで搭載しています。4ピンXLR - 4.4mm、4ピンXLR - 6.35mmアダプターなどのアクセサリーもケーブルと一緒に別売で用意されています。

 

Moondrop Up

 

Moondrop Upを89.99$で正式発売しました。Upの詳細はこちらで確認できます。

 

洗練されたフォルム

8本の線材で構成された美しいデザインです。各線材には7×19の高純度線材を採用。このため、ケーブルの芯の総数はなんと1064本にもなり、1000本以上の高純度ワイヤーコアが織り成す感動をお届けします。それが、Moondrop Upです。ケーブルの芯材には、高純度6N単結晶銅素材を使用。その芯線を螺旋状の丸編み構造で強力に編み込み、ソリッドなフォルムとしっかりとした造りになっています。また、肌に優しい透明なPVC素材で覆われており、外部の干渉からオーディオ信号を保護します。

 

Moondrop Up

 

高純度コア線材がもたらす高音質

Moondrop Upは、ハイエンドフルサイズヘッドホンのために特別に設計されました。スムーズな信号伝達で鮮明なパフォーマンスを提供します。高純度のコア材は、信号が低い内部抵抗に直面することを保証し、その純粋な形で音を提供します。高品質の銅は、出力信号に豊かさのタッチを追加し、あなたのリスニング体験を向上させます。Moondrop Upは、ヘッドホン側に3.5mmデュアルコネクタを使用するすべてのヘッドホンと完全互換です。ケーブルの終端側には4ピンのXLRバランスプラグが装備されています。

 

Moondrop Up

 

 

価格と販売状況

Moondrop Upは、1064芯の強固な構成で作られた興味深いケーブルで、私たちに純粋な音楽の喜びをもたらしてくれます。フルサイズヘッドホン用に特別に設計されており、3.5mmデュアルコネクタを使用するあらゆるヘッドホンに対応します。Moondropが最近発売したヘッドホンと完全な互換性があります。Moondropは、このケーブルを89.99ドルという非常に魅力的な価格で販売しており、「Up」の詳細をこちらで確認することができます。

 

 

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【新製品】Moondrop Lan:10mm デュアルキャビティ ダイナミックドライバー

Moondrop Lan

Moondrop Lan

 

人気ブランドMoondropから、最新のインイヤーモニター「Moondrop Lan」が発売されました。

 

Moondrop Lanの特徴

  • 新世代の大型ダイナミック型ドライバー
  • 高効率な内磁型ドライバー構造
  • 小型・軽量なシェルデザイン
  • プロフェッショナル・チューニングによる高音質化

 

新設計の大型ベリリウムメッキドーム型複合振動板ダイナミックドライバーユニット

Moondropは、カスタマイズされたドライバーユニットを搭載した高性能インイヤーモニターの設計で長年の経験を持っています。最新の「LAN」では、新世代の大型ベリリウムメッキドーム複合振動板、真鍮製内部音響キャビティ付き高効率内部磁気ドライバー構造を採用しています。

 

Moondrop Lan

 

MIM冶金処理ステンレススチールシェル

Moondropは、最新の "LAN "のイヤーシェルに高品質なステンレススチールの素材を使用しています。この技術はユニバーサル製品に初めて採用され、「LAN」の高級感ある質感と優れた品質を約束します。

 

Moondrop Lan

 

VDSFのターゲットレスポンスに合わせたチューニング

Moondropは、高性能オーディオ機器に関する長年の知識と経験を活かしてLANを設計しました。このペアの周波数特性はVDSFのターゲットレスポンスに合致しており、出力信号の歪みを極めて低く抑えています。優れた解像度とリファレンスグレードの自然な音色で、聴く人に開放的で生き生きとした自然なサウンドを提供します。プロフェッショナルなチューニングで様々なジャンルの音楽を引き立て、多くのオーディオファンにとって理想的な選択となることでしょう。

 

Moondrop Lan

 

交換可能なケーブル

Moondrop LANは、ユニバーサル0.78mm互換ケーブルを採用しており、モニター用のアップグレードケーブル、通話/ゲーム用のマイク付きケーブル、屋外でのリスニング用のBluetoothケーブルなど、ケーブルを交換することが可能です。

 

レビュー

www.audio-sound-premium.com

 

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価格と販売状況

Moondrop LANは、Linsoulなどで39.99ドルで発売中です。

 

 

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【HiFiGOニュース】Moondrop、10mmデュアルキャビティ・ベリリウムコーティング・ダイナミックドライバーを搭載した、手頃な価格のIEM「LAN」をリリース

Moondrop LAN

Moondrop LAN

 

 

Moondropは、バジェットカテゴリーに全く新しいシングルダイナミックドライバーの新製品Moondrop LANを導入しました。シングルおよびマルチドライバーIEMの設計における長年の専門知識の後、MoondropはHiFi IEMで使用される技術を実装し、リスナーのために高品質のサウンドを確保するLANを作成しました。新開発の10mmデュアルキャビティ・ダイナミックドライバーを搭載し、大型ベリリウムメッキドームが抜群の透明感を実現します。イヤーシェルにはMIM粉末冶金加工を施したメタリックシェルを採用。優れたサウンド、頑丈な作り、取り外し可能なケーブルをお探しの方に理想的な選択肢であり、この素晴らしいパッケージは、手頃なポケットフレンドリーな価格で提供されます。

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Moondrop LAN

 

Moondrop LAN39.99ドルで正式に発売され、こちらで詳細を確認することができます。

 

非常に低歪でクリア

Moondrop LANは、新設計の10mmデュアルキャビティードライバーユニットを採用しています。大型ベリリウムコーティングドーム、強力なN52磁気構造、超薄型CCAWボイスコイルで素晴らしい性能を誇ります。強力な磁束を生み出すN52ネオジム磁性体構造により、振動板を素早く動かし、超低歪みでクリアなサウンドを実現します。この価格帯ではおそらく最もクリーンなサウンドと、THD定格≦0.05%@1kHzの最も低い歪みを持っています!!!

 

Moondrop LAN

 

VDSFターゲットに基づくバランスの良いサウンド

Moondropは、同社の有名なVDSFターゲットレスポンスに沿ってLANをチューニングしています。周波数特性全体にわたって印象的な透明度を実現し、リスナーに開放的で生き生きとしたサウンドを提供します。その音には自然なトーンがあり、リスナーは音楽のプレゼンテーションに没頭することができます。Moondrop LANが様々なジャンルの音楽に寄り添い、様々なジャンルやスタイルのリスナーにとって理想的な選択肢となることは間違いないでしょう。

 

Moondrop LAN

 

美しい外観

Moondropは美しさにも妥協していません。LANは、高品質のステンレススチール素材を使用し、美しく細工されたメタリックなイヤーシェルを手に入れました。MIMメタラジープロセスにより、リッチでプレミアムな仕上がりとクリーンな質感を実現しています。2ピン0.78mmコネクタの交換可能なケーブルを持ってきます。インラインマイクケーブルやBluetoothケーブルなど、純正ケーブルとの交換やアップグレードが簡単に行えます。

 

Moondrop LAN

 

レビュー

www.audio-sound-premium.com

 

 

価格と販売状況

LANは、Moondropの新世代IEMで、ポケットに入る価格帯で、このペアは例外的なサウンド特性を約束します。39.99ドルという魅力的な価格で提供されます。詳細はこちらでご確認ください。

 

 

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【中華イヤホン Moondrop(水月雨) Stellaris アウトラインレビュー】星々の輝き

Moondrop Stellaris

Moondrop Stellaris

 

免責事項
  • このレビューは誠実な品質レビューを読者に伝えるためにLinsoulから提供されたサンプルに基づいて書かれています。
  • これを掲載することによる原稿料のような報酬または対価は一切受け取っておらず、個人的な試験での測定データや個人的見解に基づいて誠実に評価したものです。
  • 当サイトのプライバシーポリシーをご確認ください。

 

audio-sound Score

  • パッケージ:8.5/10.0
  • ビルドクオリティ:9.5/10.0
  • 装着感:8.5/10.0
  • 高域:9.0/10.0
  • 中域:8.5/10.0
  • 低域:9.0/10.0
  • 歪みの少なさ:9.0/10.0

 

こんな人におすすめ

  • キラキラした音が好き
  • 高域重視
  • クリア感重視
  • 外観重視
  • コスパ重視
  • Moondropファン

 

Moondrop Stellarisの概要

「アウトラインレビュー」は製品の概要を簡潔に紹介するレビューシリーズです。今回取り上げる製品は「Moondrop Stellaris」です。

 

Moondrop Stellarisの完全なレビューはこちらにあります。

 

基本スペック
  • 周波数特性:10Hz-50kHz
  • インピーダンス:36Ω
  • 感度:117dB/Vrms
  • コネクタ:0.78mm 2pin

 

Moondrop Stellarisの特徴

  • 高精度サブナノメータードライバー振動板
  • 完全非対称型磁気回路
  • 星空をイメージした美しい外観
  • 快適なリキッドシリコンイヤーチップ

 

Moondrop Stellaris

Moondrop Stellaris
Moondrop Stellaris

Moondrop Stellaris

 

優れた性能の14.5mm平面型ドライバー

MOONDROPは、優れた性能とコストパフォーマンスに優れた平面型インナーイヤーヘッドホンを作ることにしました。市場にある多くの平面型ドライバーの中から、MOONDROPは優れた非線形歪み性能と一貫性を持つ14.5mm平面型ドライバーを選択しました。ドライバーの音響構造を慎重に変更し、独立した内蔵音響キャビティを装着してシステムの共振周波数を正確に制御することで、フラッグシップのダイナミック型ドライバーイヤホンに匹敵する非線形歪み性能だけでなく、HRTFに基づくVDSFターゲットレスポンスと高い整合性を持つ周波数特性性能を持ち、聴取特性に最適化された性能を有しています。その結果、より正確で、より自然で豊かなディテールのサウンド再生が可能となりました。

 

Moondrop Stellaris

 

高精度サブナノメータードライバー振動板

高精度な超薄型・均一応力振動板構造により、振動過程における分割振動や非線形歪みを低減し、より透明感のある音質とディテールの明瞭なメロディアスな音色を実現します。

 

Moondrop Stellaris

 

フルシンメトリカル磁気回路

7+7個のN52Hマグネットを金型組み立て時に精密に配列した完全対称型磁気回路により、低高調波歪みと高い磁気回路効率を実現し、1テスラに近い磁気ギャップでの最大磁束を生み出し、よりクリアな音質を実現しています。

 

Moondrop Stellaris

 

星空をイメージした美しい外観

STELLARISは、星空をテーマにした虹色仕上げのシェルを採用し、様々な角度や光の条件下で異なる色を反射させることができます。

 

Moondrop Stellaris

 

快適なリキッドシリコンイヤーチップ

STELLARISには、Softearsが新たに開発した高浸透性リキッドシリコンを使用したU.C.イヤーチップ(Ultra Clear Tip)が付属しています。人間工学に基づいた設計により、通常のシリコン製イヤーチップよりもはるかに外耳道にフィットし、低音の圧力によるロスレス音質、高音へのにじみのない低音性能の向上、そしてオールマイティな性能を確保します。

 

 

パッケージ

パッケージは価格帯の標準を満たしています。紙製で処分は簡単です。

 

パッケージ内容
  • イヤホン本体
  • イヤーピース(2種類)
  • キャリングケース
  • 説明書など

 

Moondrop Stellaris

Moondrop Stellaris

Moondrop Stellaris

Moondrop Stellaris

Moondrop Stellaris

Moondrop Stellaris

Moondrop Stellaris

Moondrop Stellaris

Moondrop Stellaris

Moondrop Stellaris

Moondrop Stellaris

 

ビルドクオリティ

ビルドクオリティは価格の標準を満たしています。かなり美しい造形です。

 

Moondrop Stellaris

Moondrop Stellaris
Moondrop Stellaris
Moondrop Stellaris
Moondrop Stellaris

Moondrop Stellaris

Moondrop Stellaris

 

装着感

装着感は良好です。

 

Moondrop Stellaris

Moondrop Stellaris
Moondrop Stellaris
Moondrop Stellaris

 

音質

今回は標準イヤーチップ Lサイズを使い、FiiO M15で駆動してレビューします。

 

Moondrop Stellarisは拡散音場ニュートラルターゲットを意識した中域上部と中高域が強調された中域充実系のサウンドシグネチャーを持っています。

 

Moondrop Stellaris Frequency Response (RAW)

 

音質についての詳しいレビュー内容はこちらを参照して下さい。

 

Moondrop Stellaris

 

低域

Moondrop Stellarisの低域は比較的リニアに深くまで伸びています。


私には若干明るいバランスですが、バスドラムキックは比較的インパクトがあり、力強く聞こえます。ただちょっと膨張感が弱く、太さに欠けるので、ボリューム感には欠けますね。エレキベースも黒さは悪くないものの、明るい雰囲気で若干軽い音に聞こえます。

 

存在感の上では中域より少し弱いくらいで中域を邪魔しない調整になっています。モニター的に感じる人も多いでしょう。

 

Moondrop Stellaris

 

中域

中域はあまりMoondropらしくない作りです。中域上部から中高域が強調されていて、前傾しており、だいぶ派手めに聞こえやすい音です。

 

ボーカルは艶の乗りが良いものの、ハスキーに聞こえがちですし、質感再現度と透明度は平凡で中域で立体感があまり感じられず、ドライでみずみずしさにも欠けます。

 

何より、高域に比べて明瞭感が大幅に不足しているので、フォーカスが高域に外れやすく、音楽のキラキラ、ガシャガシャしたあたりにフォーカスされて聞こえやすくなっています。そのため、華やかさは非常によく感じられるものの、全体的にうるさく薄っぺらい音になっています。

 

この中域は本当にMoondropらしくないですね。もしかすると、今回は初めての平面駆動型ということもあり、いつものVDSFターゲットから逸脱して新しいスタイルの音を目指したのかもしれませんが……やりすぎていると思います。個人的にはうるさくて聞くに堪えませんが、派手な音が好みなら、この中域は気に入るかもしれません。実際THDは非常に低く、クリーンです。

 

Moondrop Stellaris

 

高域

高域は原音忠実性を意識して丁寧に調整されており、拡張性の上でもわりとのびやかです。

 

ただ中域に対して目立ちすぎて聞こえやすいところがあり、輝度が少し高すぎ、よく言えばキラキラ、悪く言えば妙にカリカリ、ガシャガシャしたうるさい音になりがちです。

 

全体のバランスの中で高域だけが浮き上がって聞こえやすく、トレブルヘッド(高域好き)には喜ばれるかもしれませんが、一般に中域を重視する上級のオーディオマニアにはあんまり訴求力がないでしょう。

 

Moondrop Stellaris

 

音質総評
  • 原音忠実度:S-
  • おすすめ度:B+
  • 個人的な好み:B

 

オーディオスペックに優れ、全体的な原音忠実度もよいため、Moondrop Stellarisは価格帯では優れた部類に入る選択肢であることは間違いありません。しかし、従来のMoondropのVDSFターゲットモデルに多い、なめらかで中域を丁寧に聞かせる音を期待していると、Stellarisのサウンドに面食らうかもしれません。Stellarisはもっとキラキラしていて、その名の通り群星のようなサウンドです。

 

Stellarisのライバルとしては同じ価格帯に存在するLETSHUOER S12がまず挙げられます。S12はStellariasよりも正統派のニュートラルサウンドで、より解像度も高く、全体的なサウンドパフォーマンスで圧倒しています。Sterallisのほうがよりクリーンで煌めき感があり、より原音忠実的であるという以外、ほぼあらゆる点でS12が勝ります。

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少し高い価格帯にはRAPTGO HOOK-Xが存在しますが、Stellarisよりも正統派のスタジオチューニングが実現されており、おそらくStellarisよりはHOOK-Xのほうがオールラウンダーかつより滑らかなサウンドで万人向きです。

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Stellarisは、従来のMoondropファンにとってもやや異端児のサウンドに属しています。伝統的なMoondropサウンドを好むファンには、これを買うよりはほぼ同じ価格帯で優れたパフォーマンスを実現し、伝統的なMoondropサウンドの現段階における一つの完成形を具現化しているMoondrop KATOがより推奨されます。

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Moondrop Stellaris

 

音質的な特徴

美点
  • 派手で煌めき感のある高域
  • 優秀な原音忠実性
  • サウンドバランスが良い
  • 良好な質感
  • 良好な定位
  • 優れた制動特性
  • 優れた位相一貫性
  • 艶やか
  • 低歪
  • 十分に伸びやかな高域

 

欠点
  • VDSFターゲットニュートラルではない
  • 目立ちすぎる高域
  • 中域はもっと作りこめた
  • 深さとボリューム感で物足りない低域

 

 

総評

Moondrop StellarisはMoondropらしい優秀なオーディオスペックとバランスの良いサウンドを兼ね備えたコストパフォーマンスに優れたモデルです。ただし、そのサウンドは煌めき感が強く、中域の質感再現度でライバルに比べると物足りないところがあり、抜群におすすめできるという機種ではありません。

 

Moondrop Stellaris

Moondrop Stellaris

 

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【新製品】Moondrop Droplet:USB-Cバランスド・アーマチュア・ドライバー搭載イヤホン

Moondrop Droplet

Moondrop Droplet

 

Moondropは、最新のUSB-C対応IEM「Moondrop Droplet」を発売しました。

www.ear-phone-review.com

 

Moondrop Dropletの特徴

  • 高性能シングルバランスドアーマチュアドライバー
  • 最適化されたデジタル信号処理
  • プロフェッショナル・サウンド・アジャストメント
  • マイクとラインコントロール付き高品質USB-Cケーブル
  • 特殊なドロップレット・メタルシェイプ

Moondrop Droplet

 

高性能シングルバランスド・アーマチュア・ドライバー

Moondropは、Dropletをカスタマイズした全周波ノズルレスバランスド・アーマチュアドライバー構成で設計しており、外部ノイズを大幅に低減し、没入感のあるオーディオビジュアル体験を得ることが可能です。

 

Moondrop Droplet

 

最適化されたデジタル信号処理

USB-Cインターフェースに内蔵されたオーディオSOCのDSPを通じて、The Dropletのこのカスタマイズされたノズルレスバランスアーマチュアのサウンド特性を正確に調整し、滑らかで華やかなサインをもたらすとともに、十分な低音量も実現します。このチップはデコード回路と増幅回路を統合しており、ポータブルHIFIシステムを簡素化します。

 

プロフェッショナルなサウンド調整

Moondrop VDSF Target Responseは、オープンなサウンドステージと詳細なサウンド特性で優れたサウンドを実現するパラメトリック・ターゲット・レスポンスです。最新のDropletは同じターゲットレスポンスに従ってチューニングされており、このペアは超コンパクトなフォームファクターでユーザーに素晴らしいサウンド体験を提供します。

 

マイクとラインコントロールを搭載した高品質USB-Cケーブル

DropletはユニバーサルUSB-Cインターフェースを採用し、ユーザーはスマートフォン、タブレット、ラップトップと簡単に接続でき、さまざまなニーズを満たすことができます。Dropletのケーブルは、高品質のMEMSマイクを搭載したラインコントロールを装備しており、通話、会議、ゲームなど、さまざまな要件を実現することができます!Dropletのケーブルは、高品質のMEMSマイクを搭載しており、通話、会議、ゲームなど、さまざまな要件を実現することができます。

 

Moondrop Droplet

 

特殊なDropletの金属形状

Dropletの形状は、「三体」という小説から着想を得ています。「三体」は、地球上の人類と三体文明の情報交換、生死をかけた戦い、そして宇宙における二つの文明の興亡を描いた小説です。「三体」は、多くのSFファンに認められ、愛されている。アジアで初めてヒューゴー賞の最優秀小説賞を受賞し、星雲賞の最優秀小説賞にもノミネートされた。Moondrop Dropletは、高品質のCNC加工によってデザインされたリッチなイヤーシェルを備えています。真鍮の素材をCNCマシニングで削り出し、クロームメッキを施し、滑らかで光沢のある表面に仕上げています。Dropletのイヤーシェルは、そのコンパクトなサイズに惑わされることなく、堅牢で高い耐久性を備えています。

 

Moondrop Droplet

 

 

価格と販売状況

Moondrop Dropletは、Linsoulなどで49.99ドルで発売中です。

 

 

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【HiFiGOニュース】Moondrop Droplet:DSP USB Type-C シングルバランスドアーマチュアドライバーIEM

Moondrop Droplet DSP

Moondrop Droplet

 

 

Moondropは、オーディオマニア業界でよく知られた企業です。長年にわたり、Moondropは低価格帯からプレミアム帯まで、高品質なインイヤーモニターのメーカーとして発展してきました。本日、Moondropは、全く新しいType-C DSP ProfileのIEM、Moondrop Dropletを発表しました。Dropletは、中国の有名なSF小説、劉慈欣氏の「三体」にインスパイアされています。これは広く有名な3冊のシリーズで、大多数のSFファンから愛されてきました。こちらのDropletは、DSP Type-Cターミネーション、シングルBA構成、プロが調整したチューニングプロファイルで卓越したサウンド能力をパッケージングしています。

www.ear-phone-review.com

 

Moondrop Droplet

 

Moondrop Dropletは49.99ドルで発売中です。詳しくはこちらをご覧ください。

 

DSPによる理想曲線に近いサウンドバランス

Dropletは、水滴型の超小型イヤーシェルに収められた全周シングルバランスド・アーマチュアドライバーを左右に搭載しています。このドライバーは、Type-C端子に内蔵されたDSP(Digital Signal Processing)の利点をフルに活用しています。DSPは専用のデコードチップと増幅チップで構成されており、Moondropの求めるチューニングプロファイルを実現するために役立っています。Moondropは、有名なVDSFサウンドチューニングカーブに従って、Dropletのサウンドチューニングをプロフェッショナルに調整しました。これにより、同社の他のIEMと同様に、クリアで正確なサウンドとオープンなサウンドステージを実現しました。ノズルレスのバランスド・アーマチュア・ドライバー1つで、これだけの性能を実現したことは、それだけでかなりの偉業と言えるでしょう。

 

Moondrop Droplet

 

美しいデザイン

イヤーシェルのデザインは、まさに製品名通りです。水滴のような超コンパクトなフォルムが特徴です。真鍮材に高精度なCNC切削加工を施して作られています。その後、シェルは滑らかな表面と豊かな鏡面仕上げのためのクロームメッキプロセスを経て造型されています。SFにインスパイアされた「Droplet」は、高品質のアクセサリーと一緒にお届けします。

 

Moondrop Droplet

 

 

価格と販売状況

Moondrop Dropletは、コンパクトなデザインでありながら、クリーンで正確、かつオープンなサウンドを実現しています。Moondrop Dropletの詳細はこちらでご覧いただけます。

 

 

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【特集】コスパ最強中華イヤホンコレクション 2023

コスパ最強中華イヤホンコレクション 2023

コスパ最強中華イヤホンコレクション 2023

 

この記事ではオーディオレビュー記事を毎日書いており、膨大な数の中華イヤホンを普段からコレクションし、そのほとんどを測定し尽くして特性を知り尽くしている当ブログの管理人が、普段使いしているコストパフォーマンス最強の中華イヤホンを紹介します。

 

免責事項
  • この記事に掲載されているイヤホンは実際に私自身が普段愛用している製品です。
  • この記事に掲載されているイヤホンは実際に測定値で特性が優れていることを確認しています。
  • この記事は本当に良いイヤホンを手に入れたいと思っている人に向けて書かれており、製品宣伝記事ではありません。
  • この記事はいわゆる企業案件記事ではありません。
  • この記事を掲載することによる原稿料のような報酬または対価は一切受け取っておらず、個人的な試験での測定データや個人的見解に基づいて誠実に評価したものです。
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TRUTHEAR x Crinacle Zero

Truthear Zero

 

Trustear ZEROは低価格でありながら、優れた水準の音質を提供するだけでなく、ハイエンドにも匹敵するパフォーマンスを持っています。パッケージも価格の水準以上で、全体的に購入して損はすることはまずないと言えるイヤホンでしょう。文句なくお勧めできる製品の一つと言えます。

 

周波数特性

Truthear ZERO Frequency Response (RAW)

 

オーディオステータス

Truthear ZEROのオーディオステータス

 

総評

Truthear ZEROは価格帯で優れたパフォーマンスを持っており、一般にハイエンドクラスに匹敵するかその多くを打ち負かしさえすると評価することができます。

 

圧倒的なパフォーマンスを誇るようにも思えますが、同じ価格帯にライバルはいるでしょうか?

 

Truthear Zero

 

まず、完全ワイヤレスイヤホンであるEarFun Air Pro 2は低域がより拡張され、高域ではTrustear ZEROに劣りますが、一般にほぼ同等のサウンドパフォーマンスを実現します。個体差のレベルの問題かもしれませんが、全体的な滑らかさではAir Pro 2のほうがより優れている可能性もあります。

 

TinHiFi C2は同じ価格帯の優れたモデルですが、そのサウンドデザインはZEROとは異なります。C2はより正統派のスタジオチューニングであるSonarWorksターゲットに近く、より原音忠実的です。つまり、よりスピーカーライクな定位感を持つイヤホンです。ZEROとC2は使い分け可能な同等の性能の選択肢ですが、スピーカーライクな音像把握よりも、原曲そのものの定位感やディテールを重視する場合、ZEROのほうが優れたパフォーマンスが期待できます。しかしとくに低域ではC2はZEROをアウトパフォームするでしょう。

 

Truthear Zero

 

レビュー記事

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こんな人におすすめ
  • 優秀なモニターイヤホンを探している
  • 音像一貫性重視
  • ウォームなサウンドが好き
  • ディテール重視
  • 質感重視
  • 定位感重視
  • コスパ重視

 

 

TinHiFi C2 Mech Warrior

TinHiFi C2

 

TinHiFi C2は非常に低価格で非常に優れたスタジオチューニングライクなニュートラルサウンドを提供する、現状におけるTinHiFiの最高傑作のひとつと言っていいイヤホンです。ビルドクオリティの点でもTinHiFiは格段の進歩を遂げており、総じてこの価格でここまでの製品を作れることに驚きを隠せません。

 

周波数特性

TinHiFi C2 Frequency Response (RAW)

 

オーディオステータス

TinHiFi C2のオーディオステータス

 

総評

シングルダイナミックドライバーの品質は向上しており、低価格でも非常に良質なサウンドを提供できるようになっています。少なくとも中域にこだわる場合、ダイナミックドライバーが現状で最もパフォーマンスが期待でき、コスト面でも優位にあることは間違いありません。バランスドアーマチュア型が歪みが強いことはもちろん、平面駆動型も透明度に関しては、まだダイナミックドライバーの水準に到達していないようです(例外に近いのはLetShuoer S12)。

 

そのため、2023年現在のオーディオマニアは実際には最高品質の音質を聴くのに、高いお金を払う必要はありません。少なくとも中域の再現度は低価格のシングルダイナミックドライバーがハイエンドのマルチドライバーハイブリッドを圧倒しています。最近のダイナミックドライバーは中域で非常にピュアな音を実現しつつ、レンジ感の点でも不足はそれほどありません。

 

TinHiFi C2

 

そのため、レンジや解像度を改善するためにバランスドアーマチュアドライバーを搭載することは、最終的には音を汚す原因になりやすく、細かな欠点をつぶそうとして、より大きな欠点を招く結果になります。つまり、実際には全体のパフォーマンスの悪化につながることが多いです。

 

そういうわけで、現状ではよほどうまくチューニングできないならば(あるいはBAの歪特性をうまくサウンドに織り込めないならば)、ハイブリッドを採用しないでシングルダイナミックドライバーで仕上げた方が高水準のサウンドを実現できるのです。

 

すなわち、下手に1万円以上のハイブリッド構成やバランスドアーマチュア搭載の機種を探すより、ビルドクオリティとサウンドの両面で優れたTinHiFi C2のような5000円程度のシングルダイナミックドライバーの機種を手に入れる方が現状でははるかに幸せになれる可能性が高いです。C2は耳が肥えたオーディオマニア向けに文句なくおすすめできる機種の一つです。

 

TinHiFi C2

 

レビュー記事

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こんな人におすすめ
  • サウンドバランス重視
  • スタジオチューニングが好き
  • 解像度重視
  • 透明度重視

 

 

CCA CXS

CCA CXS

 

CCA CXSはニュートラルに近いバランスの良いスタジオモニターライクサウンドを低価格で実現している魅力的なイヤホンです。とくに色気のあるつややかなサウンドが好みの場合、かなりおすすめできると言えます。

 

周波数特性

CCA CXS Frequency Response (RAW)

 

オーディオステータス

CCA CXSのオーディオステータス

 

総評

光沢感の豊かな、艶のあるサウンドが好みなら、CCA CXSは非常に魅力的なイヤホンと言えるでしょう。チューニングの水準も高く、バランスよく高域で不快なピークもほとんどないように、滑らかに仕上げられており、聞き心地もよい機種です。また低域好きを満足させるほど深みのある低域も魅力でしょう。

 

CCA CXS

 

レビュー記事

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こんな人におすすめ
  • スタジオチューニングサウンドが好き
  • 低域の深さ重視
  • 色気のある音が好き
  • サウンドバランス重視
  • コスパ重視

 

 

LETSHUOER S12

LetShuoer S12

 

LETSHUOER S12はすでに優れたオーディオブランドとして様々なイヤホンを送り出してきた隠れた名門ブランドが、平面駆動型でも卓越した能力を示した金字塔です。驚くべきは彼らがこのイヤホンでまた新しいチューニングの境地に到達していることです。

 

Moondropのようにほとんど変わらないターゲットカーブの製品を飽きもせずに作り続ける、音の表現の幅ではつまらないブランドとは異なり、LETSHUOERは既存の様々なターゲットカーブを参照しつつ、それをそのまま使用せずに研究し、改良を加えたものをつねに提供してきました。少なくとも音質面でコレクションを楽しむという点ではMoondropのイヤホンを複数本持っててもあまり面白いことはありませんが、LETSHUOERのイヤホンは揃えれば揃えるほど、オーディオマニアにとって豊かで良質なコレクションになるでしょう。

 

今回LETSHUOERはおそらくSonarworksターゲットを研究し、そこから高域方向を重点的に調整していったのでしょう。率直に言って、理にかなっています。

 

周波数特性

CCA CRA+ Frequency Response (RAW)

 

オーディオステータス

LetShuoer S12のオーディオステータス

 

総評

LETSHUOER S12は優れた位相一貫性、制動特性を持ち、ハイエンド並の音域と解像度を持つ非常に優れたイヤホンです。この価格帯で最も優れたイヤホンの1つとして文句なくお勧めできるだけでなく、全価格帯見てもこれほどのサウンドバランスとオーディオスペックを実現している機種は稀でしょう。

 

欠点は適正音量より音量を上げると、比較的すぐに歪みが目立ちやすいことですが、適正音量で聴く限り問題になることはないでしょう。

 

レビュー記事

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こんな人におすすめ
  • スタジオチューニングが好き
  • 質感重視
  • バランスの良いイヤホンが欲しい
  • 解像度重視
  • コスパ重視

 

 

Moondrop KATO

Moondrop KATO

 

Moondrop KATOは高い解像度と抜群に低いTHD、そしてモニタースピーカーにほぼ完全に近づけた前方定位感のあるフラットサウンドを提供する非常に優れたモニターイヤホンです。さらにノズル交換により響きを増大させ、解像度を調整することでよりリスニングライクな音を実現することもできます。個人的に全体のコンセプトと音作りに心から称賛を惜しまない機種ですね。これ以上のイヤホンはそうそうありません。

 

周波数特性

SonicMemory SM2 Frequency Response (RAW)

 

オーディオステータス

Moondrop KATOのオーディオステータス

 

総評

この価格帯で最もクリアで解像度の高いモニタースピーカーのようなイヤホンが欲しい場合、Moondrop KATOがその最高の候補です。のみならず、この上の価格帯を探してもこれ以上はほとんど望めないというくらい、スペック的にも優秀です。

 

個人的にはSteelノズルの場合、よくできたイヤホンですが、とくに面白いとは思いません。むしろBrassノズルのほうが響きが加わり、まろやかになり、解像度は落ちるものの、味わいが出てきて好きです。

 

https://i0.wp.com/www.audio-sound-premium.com/wp-content/uploads/2021/12/Moondrop-KATO-scaled.jpg?resize=2048%2C2048&ssl=1

 

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こんな人におすすめ
  • 解像度の高いサウンドが好き
  • モニタースピーカーの音が好き
  • コスパに優れたイヤホンが欲しい
  • とにかく曲の隅々まで確認したい

 

 

Open Audio Mercury

Open Audio Mercury

 

Open Audio Mercuryは独特のハーモニックで艶のあるサウンドを持つイヤホンです。Open AudioはMercuryを美しい女声ボーカルを実現するチューニングを施したと主張していますが、Mercuryを聴けば、誰もがその独特のアナログ的な雰囲気のボーカル表現にエロティシズムを感じることができるでしょう。色気のある音楽を好むリスナーにとって、それは非常に優れた、唯一無二の相棒となるかもしれません。

 

周波数特性

JH Audio JH16v2 Pro Universal Frequency Response (RAW)

 

オーディオステータス

LetShuoer D13(Silverノズル)のオーディオステータス(ほかのノズルは有料記事に掲載されています)

 

総評

最先端のデジタルオーディオによってかつてないほどクリアなサウンドが手に入れられるようになった現代のサウンドエンジニアたちを悩ませる有名な問題があります。

 

それは「なぜ人はより高音質なデジタルオーディオが実現されてなお、アナログオーディオの劣化した音を好み、むしろデジタルオーディオの高品質な忠実再生よりそれを高く評価しさえするのか」という問いです。

 

Open Audio Mercury

 

Open Audio Mercuryは良質なサチュレーターともいうべきイヤホンで、それは解像度を調整し、歪みを加えることで倍音を豊かにします。ボーカルやギターに彩りを加え、質感に温かみを出し、どこか不器用なヴィンテージ感のある雰囲気を音楽に加えます。

 

少なくとも私にはこのサウンドはとても美しく、感動的です。Mercuryの音響空間には忠実再生とは全く異なる、ノスタルジアに満ちた音楽の原風景があります。

 

Open Audio Mercury

 

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こんな人におすすめ
  • 重厚感重視
  • きらびやかさ重視
  • エロティックなボーカルやギターを聴きたい
  • アナログサウンドが好き
  • 真空管アンプの音が好き
  • バランスの良いイヤホンを探している

 

 

FAudio Dark Sky

FAudio Dark Sky

 

FAudio Dark Skyはウルトラハイエンド級と言える高解像と超低歪を実現し、かなり質の高い中域を持つ、まさにFAudioの渾身の作品と言っていいイヤホンです。気品のあるその外観そのままに、凛として整ったサウンドを聞かせてくれます。

 

周波数特性

FAudio Dark Sky Frequency Response (RAW)

 

オーディオステータス

FAudio Dark Skyのオーディオステータス

 

総評

FAudio Dark Skyは並みいるハイエンド機種と比べても一つ頭の抜けている優れた解像度を持ち、透明度も高い透き通るような中域が魅力的なサウンドを持っています。パッケージ内容も全部入りと言っていいほど豪華で開梱体験もなかなか楽しく、イヤホン本体のデザインも気品の感じられる美しい深い青色をしています。「フラッグシップとしてふさわしい音を作り上げた」とFAudioが自信満々に豪語していましたが、それはたしかに事実と言え、これほど高額の価格帯でも埋もれることなく、むしろほかの追随を許さないほど優れた固有の魅力を持っていると言っていいでしょう。得意分野では神がかったところのある機種です。

 

FAudio Dark Sky

 

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こんな人におすすめ
  • ボーカル重視
  • 解像度重視
  • デザイン重視
  • パッケージ重視

 

 

 

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【特集】今、世界中が最も注目し、オーディオファンから最も評価され、最も人気がある1万円以下エントリークラスの中華イヤホンたち[2023年1月号]

今、世界中が最も注目し、オーディオファンから最も評価され、最も人気があるエントリークラスの中華イヤホンたち

 

この記事では、世界中のオーディオ情報を収集している当ブログが、今最も評価が高く、最先端で流行している中華イヤホンの中から、1万円以下で買えるお財布に優しい機種を紹介します。

 

ここに紹介する機種は「実力派オーディオマニアがこぞって称賛したもの」と「一般的なオーディオファンから高い人気を得たもの」ばかりで、定まった評価をすでに確立している最新機種ばかりです。

 

 

Moondrop CHU

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実力派オーディオマニアが高く推奨する製品を継続的に送り出してきたのがMoondropです。その安定した製造品質とオーディオマニア向きのニュートラルサウンドは、音楽に造詣が深いリスナーほど感銘を受けてきました。同ブランドの最新のエントリーモデルである「CHU」もそのチューニングスタイルと製造品質を十分に実現しています。

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最新のMoondrop Chuは、シングルダイナミックドライバーIEMのエントリーモデルで、マイク付きとマイク無しのオプションがあり、非常に魅力的な価格設定となっています。Moondrop Spaceshipの後継機としてふさわしい製品として発売されました。デザインコンセプト、スタイリング、音響アーキテクチャはすべて今ここにMoondrop Chuにアップグレードされています。

 

バランスが良く、詳細でディテール感があるクリスタルクリアなサウンドが好みで、とくにボーカルパフォーマンスで高い満足度を得たい場合、CHUは最高のエントリーモデルの一つとなります。

 

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TANCHJIM ZERO

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優れた中華イヤホンブランドとして知られるTanchjimから新たに発売されたエントリークラスイヤホンが「Tanchjim Zero」です。

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ZEROは、Tanchjimの有名なDMT4ダイナミックドライバー技術を採用し、大型の10mmダイナミックドライバーを搭載しています。このドライバーは、複合ダイアフラムコイルと最適化された音響キャビティ構造を持ち、プレミアムなサウンドパフォーマンスを実現します。Tanchjim Zeroは、14.99ドル(マイクなし)、15.99ドル(マイク付き)でお求めいただけます。

 

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Tanchjimは、ZeroにDMT4アーキテクチャを採用しました。FEA(Finite Element Analysis)ソフトウェアを使用して、ドライバーのシミュレーションと分析を行いました。導波管ベースの音響構造、磁気回路、ドライバーのサスペンションに至るまで、このFEAソフトウェアを使用して最適化されており、ユーザーに高品質なパフォーマンスを提供します。Tanchjim ZEROの内部音響キャビティ構造は、様々なサンプルによる徹底的な研究開発の末に完成したものです。音響構造カップリングASIと音響透過損失STLの計算により調整されています。これらの計算をもとに、フィルター密度やハウジングの材質などを決定しています。このように、Tanchjim ZEROは、最高のコストパフォーマンスを実現するために、すべてが精密に行われているのです。

 

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FloAudio CALLA

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昨年始動した新興のイヤホンブランド「FloAudio」のデビュー作が「Calla」です。カスタムデザインの10mmフルレンジ・ダイナミックドライバーを採用した画期的なインイヤーモニターとして紹介されました。

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そのサウンドはFloAudioの主張通り価格の水準をはるかに超えており、優れた低歪性と非常に考えられたサウンドカーブによって豊かで極上のリスニング体験をもたらします。 

 

また、3Dプリンターで作られた新しいシェルにより、「Calla」に快適なフィット感を実現しています。また、ノズルの角度もより快適な位置に調整し、これまでにない快適な装着感と密閉性を実現しています。

 

Floaudio CALLA
Floaudio CALLA
Floaudio CALLA
Floaudio CALLA

 

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Floaudio CALLA

Floaudio CALLA

 

CCA CXS

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CCAが従来のダイナミック型ドライバーによる籠った音のチューニングとは全く次元が異なると自信をもって送り出したエントリークラスイヤホンが「CXS」です。CXSは完璧な低音、中音、高音を実現するため、聴覚特性を考えたプロフェッショナルな 「U」シェイプチューニングシグネチャーを実現しています。ハイエンドダイナミックIEMの新しいベンチマークを設定するとブランドが豪語する野心作です。

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CCA CXSは、従来のダイナミック型IEMと比較して、ボイスコイル線と磁石の間のギャップが非常に小さい10mm新伝説ダイナミックドライバーを採用しており、あなたに驚くべき音色体験をもたらします。ボイスコイルワイヤー&マグネット間のギャップが小さいほど、また近いほど、その性能は高くなります。より高い性能変換率、より低い歪み、より良い性能を達成するため、突き詰めた設計が実現されています。

 

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CCA CXSは通気性の良いオープンバック設計を採用し、キャビティ内の音波の屈折を効果的に抑え、より自然で、よりエネルギーのある重低域を実現し、より良いサウンドステージをもたらします。

 

レビュー

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Kiwi Ears Cadenza

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Kiwi Earsは、優れたオーディオ再生を追求する業界の期待のルーキーたるべく、技術革新と絶妙なチューニングの完璧な組み合わせを常に目標としてきました。その最新のエントリークラスIEMが「Kiwi Ears Cadenza」です。

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Cadenzaは、音響学的にチューニングされ、現代のオーディオマニアに特徴的なバランスのとれたサウンドシグネチャーを生成します。これは、10mmベリリウムドライバーに合わせて3Dプリントされたカスタムデザインのハウジング構造によって達成されました。低音は、ベリリウムドライバーの特徴であるインパクトの強さとアタックの速さを維持するように調整されています。

 

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しかし、低音の減衰が早いため、中音は濁りや膨張のない自然な音を保つことができます。中音はベリリウムドライバーのスピード感により、豊かでみずみずしく、驚くほどきめ細かいサウンドを実現します。高音域のレスポンスは、ハーマン基準のスタイルを反映しており、自然なカーブで疲れを感じさせず、それでいてミクロのディテールに富んだ、空気感あふれるサウンドを実現しています。

 

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レビュー

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TinHiFi C2 Mech Warrior

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TinHiFi C2 Mech Warriorは、全く新しいメカニカルデザインを採用した新開発のシングルダイナミックドライバーIEMです。新開発のPU+LCPコンポジット振動板を搭載した10mmダイナミックドライバーを採用しています。世界中の様々なオーディオ愛好家からの提案に基づきチューニングされ、究極の透明感とディテールを備えた高品質サウンドを約束します。C2は、その圧倒的なパフォーマンスで、ハイレゾオーディオを楽しむあなたの欲求を満たします!

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Tin HiFi C2のシェルは、航空グレードの高品質な6063アルミニウム合金製で、全く新しいメカニカルデザインとなっています。シェルは高精度5軸CNC機械加工プロセスにより処理され、高品質のテクスチャ仕上げを実現しています。

 

Tin HiFi C2は、新開発の10mmダイナミックドライバーユニットにより、卓越したサウンドパフォーマンスを実現します。このドライバーは、LCP+PU複合ダイアフラム、N52ネオジウム磁気回路、CCAW 0.035mm超軽量ボイスコイルによるダブルキャビティ設計を採用しています。C2は、理論的な分解能を持たない優れた過渡応答性を実現し、高品質な性能をバジェットプライスで提供します。

 

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レビュー

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TinHiFi C3

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Tin HiFi C3は、3Dプリントされた人間工学に基づいたイヤーシェルを採用した同ブランドのシングルダイナミックドライバー搭載インイヤーモニターの新製品です。PU+Ultra-Linear LCP Compositeダイアフラムコイル採用の10mmダイナミックドライバーを採用しています。デザイナーズカーボンファイバーフェースプレートを持ち、美しいデザインが堪能できます。

 

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TIN HiFi C3は、PU +スーパーリニアLCP複合振動板と10mmの大型ダイナミックドライバーを装備しています、この振動板は、出力信号の低歪みとクリーンで正確な音を生成するのに役立つ強い弾力性と均一な構造を持っています。

 

TinHiFiはプロフェッショナルなチューニングを施し、Harman Targetと経験豊富なオーディオファンの提案に基づき、最新のC3をチューニングしています。低域が深く伸び、高域が広く伸びる上質なサウンドを実現しました。さまざまなジャンルの音楽を引き立てる総合的な出力です。

 

Tin HiFiは、最新のC3に絶妙にデザインされた高級感あふれるイヤーシェルを採用しました。このシェルは、見事なカーボンファイバー仕上げにより、ルックスに華が添えられています。

 

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7HZ Salnotes Zero

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7Hz Salnotes Zeroは、7Hzが独自に開発した技術により、メタルコンポジット振動板を用いた10mmダイナミックドライバーを搭載した画期的なイヤホンです。

 

7Hz Salnotes Zeroに使用されている金属複合振動板は、高品質な素材を使用し、音波と共振・振動しやすくなっています。また、各パーツは音声伝送の妨げにならないよう精密な精度で設計されており、使いやすさを考慮した構造になっています。

 

7Hz Salnotes Zeroは、環境に配慮したプラスチック製の筐体に、ステンレス製のフェースプレートを採用しています。人間工学に基づいた高精度な測定により、優れた音響性能に加え、安全性、快適性、耐久性を備えたイヤホンを実現しました。

 

ファインチューニング技術とダイナミックドライバーの採用により、音声信号を正確かつ効率的に伝達します。歪みのない、滑らかで正確な音を楽しむことができます。

 

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レビュー

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TANGZU Wan’er S.G

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Wan’er S.Gは、TANGZU Audioの全く新しいシングルダイナミックドライバー方式のインイヤーモニターです。10mmPET振動板ダイナミックドライバーユニットを搭載し、HiFiクオリティの性能を誇ります。軽量で快適な人間工学に基づいたイヤーシェルを採用し、デザイナーがプリントしたフェイスカバーを装着しています。Waner SGは、そのプロフェッショナルなチューニング調整で高品質のパフォーマンスをわずかな投資であなたにもたらします。

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TANGZU Audioは、最新のWANER SGに高性能ダイナミックドライバー構成を採用しました。高音質PET振動板コイルを採用した10mm径の大型ダイナミックドライバーを左右に1基ずつ搭載しています。このドライバーは、ハイパワーN52磁気アーキテクチャの恩恵を受けています。広い周波数帯域に渡り、スムーズでフルボディーなサウンドを実現します。

 

TANGZUは、前モデルであるShimin LiとZetian Wuに対するユーザーのフィードバックを考慮し、その意見をもとに最新のWan’er S.Gをチューニングし、よりバランスのとれた滑らかなサウンドを実現しました。Wan’er S.Gは、さまざまなジャンルの音楽を上質な出力で引き立てます。

 

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レビュー

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TRUTHEAR x Crinacle Zero

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TRUTHEARのエントリークラスIEMが「TRUTHEAR x Crinacle Zero」です。デュアルダイナミックドライバーを搭載したこのモデルのチューニングにTRUTHEARは有名レビュアーのCrinacleを招きました。

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ZEROは、直径10mmと直径7.8mmのダブルダイナミックドライバー構成を収容しています。 ZEROは、柔軟なポリウレタンサスペンションコンポジットLCP液晶ドームダイヤフラムと連携した成熟した内部磁気回路構造のおかげで、スムーズでソフトな詳細なサウンドを提供します。

 

高精度のDLP-3D印刷技術に依存し、フィルタリング機能を備えたアコースティックノズル構造と正確に計算されたRC周波数分割を形成し、2つのダイナミックドライバーがそれぞれパフォーマンスし、対物インジケーターのより近い設計目標を提供します。

 

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レビュー

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まとめ

中国はオーディオ業界においても「世界の工場」となっており、そこでは日々新しい製品が生み出されているだけでなく、新しいブランドも生み出され、成長し続けています。中国のオーディオ業界はいまだ玉石混交のところはあり、決してすべてがすべて優れているわけではありませんが、オーディオの研究は世界中のどこよりも早いピッチで進んでおり、製品のクオリティはトップレベルになりつつあります。

 

サウンドクオリティにおいても、研究熱心な中国メーカーの研鑽は凄まじく、確かな研究に基づいた良質なサウンドを生み出し始めており、実力のあるオーディオマニアほど中華イヤホンを選びつつある現状があります。心苦しいことですが、日本の国産ブランドが栄光の座についていた時代は終わり、業界は変わり始めました。イヤホン業界では、世界の最先端は中国から来るようになりつつあります。

 

そのことは、ここに紹介した機種がどれも、確かな見識を持つオーディオマニアと多数のオーディオファンが実際に支持したものばかりである事実が、端的に証明しています。

 

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audio-sound Score

  • パッケージ:8.0/10.0
  • ビルドクオリティ:8.0/10.0
  • 装着感:8.5/10.0
  • 高域:8.5/10.0
  • 中域:8.5/10.0
  • 低域:8.5/10.0
  • 歪みの少なさ:9.0/10.0
  • 通信品質:9.5/10.0
  • アクティブノイズキャンセリング:8.5/10.0

 

こんな人におすすめ

  • バランス重視
  • 多彩なサウンドを楽しみたい
  • 通信品質重視
  • アクティブノイズキャンセリング性能重視
  • 対応アプリなどガジェット要素重視
  • コスパ重視

 

Moondrop NekoCake アッシュアームズ ACHT-ACHT 88mm FlaK36モデルの概要

「アウトラインレビュー」は製品の概要を簡潔に紹介するレビューシリーズです。今回取り上げる製品は「Moondrop NekoCake アッシュアームズ ACHT-ACHT 88mm FlaK36モデル」です。

 

Moondrop NekoCake アッシュアームズ ACHT-ACHT 88mm FlaK36モデルの完全なレビューはこちらにあります。

 

基本スペック
  • 連続/最大再生時間:4h/12h
  • 防水性能:なし
  • 対応コーデック:AAC/SBC
  • 価格帯:5000円~10000円

 

Moondrop NekoCake アッシュアームズ ACHT-ACHT 88mm FlaK36モデルの特徴
  • 最新のBluetooth V5.0に対応
  • 自動で接続
  • 大口径13mmダイナミックドライバー
  • チタンドーム複合振動板
  • 超微細な輸入CCAWボイスコイル
  • ANCデジタルアクティブノイズキャンセリング機能
  • スマートタッチ操作
  • モノラル・ステレオ自動切替
  • マッチングDSPチューニングオプション
  • Moondrop Linkアプリケーションとの連携
  • 5種類のチューニングプロファイル
  • プッシュボタンによるリセット機能
  • 快適な装着感
  • インテリジェントな音声伝送
  • 長い電池駆動時間(1回の充電で4時間、充電ケース使用時は最大12時間)

 

Moondrop NekoCake アッシュアームズ ACHT-ACHT 88mm FlaK36モデル

Moondrop NekoCake アッシュアームズ ACHT-ACHT 88mm FlaK36モデル

Moondrop NekoCake アッシュアームズ ACHT-ACHT 88mm FlaK36モデル

 

パッケージ

Moondrop NekoCake アッシュアームズ ACHT-ACHT 88mm FlaK36モデルのパッケージは価格の標準を満たしています。

 

パッケージ内容
  • イヤホン本体
  • 専用充電ケース
  • イヤーピース
  • Type-Cケーブル
  • マニュアルや保証書類

 

Moondrop NekoCake アッシュアームズ ACHT-ACHT 88mm FlaK36モデル

 

www.youtube.com

 

ビルドクオリティ

Moondrop NekoCake アッシュアームズ ACHT-ACHT 88mm FlaK36モデルのビルドクオリティは価格の標準を満たしています。

 

Moondrop NekoCake アッシュアームズ ACHT-ACHT 88mm FlaK36モデル

Moondrop NekoCake アッシュアームズ ACHT-ACHT 88mm FlaK36モデル
Moondrop NekoCake アッシュアームズ ACHT-ACHT 88mm FlaK36モデル

Moondrop NekoCake アッシュアームズ ACHT-ACHT 88mm FlaK36モデル
Moondrop NekoCake アッシュアームズ ACHT-ACHT 88mm FlaK36モデル

Moondrop NekoCake アッシュアームズ ACHT-ACHT 88mm FlaK36モデル
Moondrop NekoCake アッシュアームズ ACHT-ACHT 88mm FlaK36モデル

 

装着感

装着感は良好です。

 

Moondrop NekoCake アッシュアームズ ACHT-ACHT 88mm FlaK36モデル

Moondrop NekoCake アッシュアームズ ACHT-ACHT 88mm FlaK36モデル
Moondrop NekoCake アッシュアームズ ACHT-ACHT 88mm FlaK36モデル
Moondrop NekoCake アッシュアームズ ACHT-ACHT 88mm FlaK36モデル

 

接続品質

AACでCayin N6II/E02と接続してテストしました。価格帯では優秀な接続品質です。

 

人混みに行ってないのでわかりませんが、家庭内では安定しています。距離耐性は優秀で、5mくらい離れてもシームレスでそのままつながっています。遮蔽物を挟んでも接続は安定しており、その後は一貫して音楽を聴くことが出来ました。

 

バックグラウンドノイズは少しあるかもしれませんが、ほとんど気になりません。

 

インターフェース/操作方法

操作インターフェースはタッチ式です。

 

電源ON 充電ケースの蓋を開ける
電源OFF 充電ケースにイヤホンを収納し、ケースの蓋を閉じる
ペアリング 電源ON後、接続先がなければ自動でペアリングモード
曲再生 多機能ボタンを1回タップ
再生停止 多機能ボタンを1回タップ
曲送り 右側の多機能ボタンを2回タップ
曲戻し 左側の多機能ボタンを2回タップ
通話応答 多機能ボタンを1回タップ
通話終了 多機能ボタンを1回タップ
通話拒否 多機能ボタンを1.5秒長押し
音声アシスタント起動 多機能ボタンを3回タップ
ANCモード切替 多機能ボタンを1秒長押し

 

アクティブノイズキャンセリング性能

詳細は有料記事に譲りますが、Moondrop NekocakeのANC性能は価格帯では比較的優秀です。低周波をそれなりに削減できます。

 

アプリ

Moondrop LINKに対応しています。

 

Moondrop LINKで可能なこと
  • コントロールのカスタマイズ
  • EQプリセットの変更
  • 説明書の確認

 

Moondrop NekoCake アッシュアームズ ACHT-ACHT 88mm FlaK36モデル
Moondrop NekoCake アッシュアームズ ACHT-ACHT 88mm FlaK36モデル
Moondrop NekoCake アッシュアームズ ACHT-ACHT 88mm FlaK36モデル
Moondrop NekoCake アッシュアームズ ACHT-ACHT 88mm FlaK36モデル

 

音質

今回は標準イヤーピース Lサイズを使い、FiiO M15とSBCでつないでレビューします。

 

Moondrop NEKOCAKEのMoondrop Classicモードはこのブランドの特徴であるVDSFターゲットに基づく、かなりニュートラルに近いサウンドシグネチャーを持っています。

 

音質についての詳しいレビュー内容はこちらを参照して下さい。

 

Moondrop NekoCake アッシュアームズ ACHT-ACHT 88mm FlaK36モデル

 

低域

Moondrop NEKOCAKEの低域は十分に直線的で見通し感が良く、モニター的と言えるバランスになっています。

 

ドラムキックのインパクトはそこそこありますが、エレキベースの広がりは弱く、全体的に明るく聞こえます。中域を邪魔せず、リズムもわかりやすいのは良いところですが、個人的には深さ、量ともに少し物足りないですね。

 

中域

中域は概ねニュートラルに近いサウンドを実現しています。しかし、おそらく伝統的なMoondropファンにとって、このイヤホンの最大の欠点はこの中域でしょう。

 

多くのMoondropイヤホンで実現されていた中域の正確な質感再現度はだいぶ失われており、全体的に音の締りが悪い印象で聞こえます。

 

エレキギターのエッジ感にわりと悪影響が出やすく、ギターの軸に硬さが出ないので、腰砕けた音で聞こえがちになります。バイオリンの軸も弱々しく、全体的に音楽の骨組み、構築感に不足が感じられます。

 

耳当たりが良いので、こういう音を好むという人もいるかもしれませんが、オーディオマニアは音楽の心臓部の立体感にこだわる人が多いと思われますから、これは大きな欠点です。

 

Moondrop NekoCake アッシュアームズ ACHT-ACHT 88mm FlaK36モデル

 

高域

高域は比較的よく調整されており、一貫性がありますが、拡張性は少し物足りません。

 

バイオリンや木管の倍音の表現は自然で一貫性があり、十分に艶やかで自然な色づきを楽しめます。ハイハットの広がりは物足りませんが、サ行も刺さらず、高域に敏感な人でも聞き心地の良い調整になっています。また、定位感の再現度で優れています。

 

音質総評
  • 原音忠実度:B+
  • おすすめ度:B
  • 個人的な好み:B-

 

イメージング性能が高く、サウンドバランス的にも立体感が強調されているので、非常に奥行き感のあるサウンドを聴かせるところが美点です。しかし、中域が暗く、質感表現が不自然で、一般に中域を重視するオーディオマニア向きとは言えないサウンドです。

 

Moondrop NekoCake アッシュアームズ ACHT-ACHT 88mm FlaK36モデル

 

音質的な特徴

美点
  • 良好な定位感
  • 耳に優しく、聴き心地が良い
  • 低歪
  • 比較的一貫性のあるサウンド
  • モニター的な低域
  • 良好な解像度
  • 多彩な音を実現するEQモード

 

欠点
  • 高域の拡張性に欠ける
  • 構築感に欠ける
  • 低域の深みに欠ける

 

 

総評

Moondrop Nekocakeは価格帯では優秀な通信品質と価格帯では悪くないアクティブノイズキャンセリング性能を持ち、低歪で十分な解像度のあるサウンドを提供できます。アプリを通じてEQを切り替えてサウンドバランスを変更することもできるため、人によっては価格以上の価値を感じることができる製品となるかもしれません。

 

Moondrop NEKOCAKE Special Edition

Moondrop NEKOCAKE Special Edition

 

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【HiFiGOニュース】Moondrop Line W:6N 高純度銀メッキ単結晶銅ヘッドホンアップグレードケーブル

Moondrop Line W

Moondrop Line W

 

 

Moondropは、世界中のオーディオ愛好家によく知られた名前です。彼らはプレミアムインイヤーモニターの巨大なコレクションを持って、ゆっくりと彼らはヘッドホンの世界にも参入し始めています。

 

最近、彼らは2つの新しいヘッドホン、Moondrop VoidMoondrop Venusをリリースしました。数週間前、Moondropはヘッドホン用に特別に設計されたアップグレードケーブル、Moondrop Line Vを発売しました。今日、Moondropはヘッドホンアップグレードケーブルのカテゴリに別の新製品を持ってきました。新製品Moondrop Line Wです。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/VW_-_03.jpg?v=1670404714

 

Moondrop Line Wの価格は49.99$です。詳しくはこちらでご確認ください。

 

上位モデル

Line Wは、ストランドとコア構成を2倍にしたLine Vケーブルのアップグレード版と考えることができます。Line Vケーブルは8ストランド構成で392のワイヤーコアを備えていますが、新しいLine Wは16ストランド構成で784のワイヤーコアを備えた設計となっています。コアはリッツ編組構造設計で編み込まれています。Moondrop Line Wは、各ストランドに高品質で肌に優しいPVCアウターシールドを施し、外部の干渉からオーディオ信号を保護しています。このソフトな外装シールドは、ソフトな手触りと柔軟な質感も実現しています。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/VW_-_08.jpg?v=1670404732

 

内部抵抗の少ないスムーズな信号伝送

Moondropは、高純度6N単結晶銅の銀メッキ線芯を使用したLine Wケーブルを開発しました。信号に対する内部抵抗が低く、スムーズな信号伝送により、鮮明で緻密なサウンドパフォーマンスを実現します。Moondrop Line Wのケーブルは、コネクターの周囲を金属でシースしています。ヘッドホン側には3.5mmのデュアルコネクター、4.4mmターミネーションプラグを装備しています。

 

価格と販売状況

Moondrop Line Wは、フルサイズヘッドホンの音質を大きく向上させます。3.5mmデュアルコネクタを採用するすべてのヘッドホンに対応しています。このケーブルは、49.99ドルで発売されます。こちらから詳細を確認できます。

 

 

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【新製品】Moondrop Venus:100mmサブナノメーターダイナミックドライバー搭載平面型フルサイズヘッドホン

Moondrop Venus

Moondrop Venus

 

Moondropから、ブランド初の平面駆動型ヘッドホン「Moondrp Venus」が発売されました。

www.ear-phone-review.com

 

Moondrop Venusの特徴

  • 100mmサブナノメーターダイナミックドライバー
  • N52マグネットアレイ&セカンダリーダイアフラムストレスバランス技術
  • ドライバーとキャビティーの一体型構造
  • 高周波帯域用導波管位相補正技術
  • 交換可能なケーブルデザイン&セルフアジャストメントレザーヘッドバンド

 

Moondrop Venusの技術仕様

  • 製品名:VENUSフルサイズ平面駆動型ヘッドホン
  • ヘッドホンジャック:3.5mm
  • プラグ:3.5mm シングルエンドプラグ & 4.4mm バランスプラグ
  • 周波数特性:6Hz-80kHz
  • 有効周波数応答:20Hz-20kHz (IEC60318-43dB)
  • インピーダンス:18Ω±15%(@1kHz)
  • 感度:100dB/Vrms(@1kHz)

 

Moondrop Venus

 

100mmサブナノメーターダイナミックドライバー

大きな振動は強いダイナミクスを、薄い振動板は細かなディテールに反応する。そこでVenusは、直径100mm、厚さわずか2ミクロンの振動板を採用し、振動板上のプリント回路には1umの純銀を使用しています。そして、純銀のエッチング回路により、より低い熱損失を実現しています。

 

Moondrop Venus

 

N52マグネットアレイ&セカンダリーダイアフラム ストレスバランステクノロジー

Venusは、片面に高残留率のN52マグネットを18個アレイ状に配置。FEA有限要素解析による最適化設計により、振動板と平行な磁界を均一に分布させることができます。振動板の分割振動や振動の非直線性をさらに低減することができるヘッドホンです。振動板は成型後、応力を開放し、さらに2回目の均等化処理を行っています。この工程を追加した結果、大きな圧力を受けた振動板の非線形歪みを95%以上低減することができました。

 

Moondrop Venus

 

ドライバーとキャビティの一体型構造

Moondrop Venusは、多数のN52マグネットを使用してアレイを形成するため、非常に大きな引張荷重に耐えるために、限られた容積の中でより大きな振動板を収容するアルミニウム合金製のCNCキャビティを採用しています。また、36個の大型ネオジム磁石からなる磁気回路グリッドを支える構造の剛性を確保しながら、可能な限り全体の重量を低減しています。

 

Moondrop Venus

 

高周波導波管位相等化技術

Venusは、独自の複合高周波導波管構造を採用し、高周波音波の伝送においてグリッドマグネットの位相干渉を最小限に抑え、磁気回路の容積や効率に悪影響を与えないように設計されています。

 

Moondrop Venus

 

交換可能なケーブルデザイン&セルフアジャスティングレザーヘッドバンド

3.5mmヘッドホンコネクタを左右に配置した交換可能なケーブルデザインを採用。ケーブルの交換により、様々なニーズに対応することができます。また、Venusはレザーヘッドバンドを採用し、快適な装着感を実現しています。

 

Moondrop Venus

 

価格と販売状況

Moondrop Venusは、Linsoulなどで599ドルで発売中です。

 

 

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【HiFiGOニュース】Moondrop(水月雨) Venus:フルサイズ平面駆動型オーバーイヤー・ヘッドホン

Moondrop Venus

Moondrop Venus

 

 

平面磁性体ドライバーは、フルサイズのオーバーイヤー型ヘッドホンに広く採用されています。出力信号の歪みが非常に少なく、高速で高品質なパフォーマンスを実現します。

 

Moondrop(水月雨)は平面磁性体の専門チームと手を組み、新製品Moondrop Venusを私たちにもたらします。Venusはフラッグシップモデルのフルサイズオーバーイヤーヘッドフォンで、最高品質の部品を使用し、プレミアムなサウンドパフォーマンスを実現します。Moondropは慎重にVenusを設計し、ほとんどのユーザーの要件に応えるためにそれをチューニングしています!

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Venus599.99ドルで正式に発売され、詳細はこちらで確認することができます。

 

独自開発の平面駆動型ドライバー

Moondrop Venusは、自社開発の大型平面磁性体ドライバーユニットを搭載しています。このドライバーは、純銀製のオーディオ回路をエッチングした100mmの超薄型サブナノメーター・ダイアフラム・コイルを採用しています。さらに、プロフェッショナルが設計したN52マグネットアレイがこれをサポートします。  高性能マグネット「N52」を左右に18個ずつ配置。これは、FEA有限要素解析技術によって徹底的に最適化されています。このFEA技術により、振動板に対して磁場を均一に分散させることができます。これにより、分割振動をさらに低減し、ユーザーに高品質なパフォーマンスを約束します。

 

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非常にクリアなサウンドを実現

Moondropは、独自の複合高周波導波管構造を持つ全く新しいVenus平面磁気ドライバヘッドホンを設計しました。この構造により、ペアの位相干渉を効果的に低減し、低シビランス、低歪率でクリーンなサウンドを実現します。ヴィーナスは、HRTF(頭部伝達関数)、周波数カーブに沿ってチューニングされています。これにより、クリーンで正確なサウンドを維持することができます。Moondrop Venusは0.05%以下の超低歪み率を実現しています。

 

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着脱式ケーブルシステム

Moondrop Venusは着脱式のケーブルシステムを採用しています。3.5mmのデュアルコネクタを採用し、ケーブルの交換を容易にしました。Moondrop Venusのパッケージには、3.5mm標準のシングルエンドケーブルと、4.4mmバランスケーブルが同梱されています。4.4mmの方が高品質です!

 

価格と販売状況

Moondrop Venusは、フルサイズのPlanarドライバーを搭載しており、歪みの少ないクリアな音質を約束します。価格は599.99ドルです。詳細はこちらの製品ページをご覧ください。

 

 

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【新製品】Moondrop(水月雨) VOID:フラッグシップ・フルサイズ・ダイナミックドライバー・ヘッドホン

Moondrop VOID

Moondrop VOID

 

Moondropから、ブランド初のヘッドホンモデル「Moondrop VOID」が発売されました。

www.ear-phone-review.com

 

Moondrop VOIDの特徴

  • 自社開発50mmダイナミック型ドライバー
  • 柔軟なサスペンションと異種金属間振動板の組み合わせ
  • 優れた大振幅非直線歪み特性
  • 軽量かつ人間工学に基づいたデザイン
  • 互換性のある交換可能なケーブルを採用

 

Moondrop VOIDの技術仕様

  • ドライバー:自社開発50mm高性能ダイナミックドライバー
  • ダイアフラム:コンポジットダイアフラム
  • コネクター:3.5mmデュアルコネクター
  • ケーブルプラグ:3.5mmシングルエンド
  • 周波数特性:10Hz~80kHz
  • 有効周波数応答:20Hz〜20kHz(IEC60318-4, -3dB)
  • インピーダンス:64Ω±15%(@1kHz)
  • 感度:110dB/Vrms (@1kHz)
  • パッケージ:
    1. [VOID】ダイナミック型オープンバックモニターヘッドホン ※1
    2. 3.5mm-6.35mm変換アダプター *1
    3. 純正ケーブル * 1
    4. ポストカード * 1
    5. マニュアル * 1
    6. QC証明書 * 1

 

Moondrop VOID

 

自社開発50mm径ダイナミックドライバー搭載

VOIDには自社開発の50mm径ダイナミックドライバーを搭載し、各パーツの緻密な設計調整により、フラッグシップの大型ダイナミックドライバーに匹敵する性能を実現しています。FEA有限要素シミュレーションによる磁気回路の幾何学的構造の最適化により、磁気ギャップでの磁束密度が1Tを超える内磁型設計とし、サイズに対して非常に高い効率性と、ダイナミクスやディテールを忠実に再現する能力をVOIDに付与しています。

 

Moondrop VOID



 

フレキシブルサスペンションとヘテロリッジ複合振動板の組み合わせ

ダイナミック型ドライバーヘッドホンは、固体中の音波の振幅と波長の挙動から、インイヤー型イヤホンに比べて振動板が性能に与える影響が顕著です。VOIDは、柔軟なサスペンションとメタルコーティングドーム振動板を組み合わせ、より優れた高域の伸び、優れたダイナミクス、中低域の質感、そして滑らかな周波数特性を実現しています。

 

Moondrop VOID

 

優れた大振幅非直線歪性能

VOIDは、ダイナミック型ヘッドホンのフラッグシップモデルとして、その優れた性能指数を誇っています。HRTFに基づくターゲットレスポンスに適合するだけでなく、優れた大振幅非線形歪み性能を持ち、客観的なレベルで原音に忠実な音を再現します。音楽愛好家やプロの音楽制作現場における専門的なモニタリングの厳しい要求に応えます。

 

Moondrop VOID

 

軽量&エルゴノミックデザイン

MOONDROP初のフルサイズヘッドホン「VOID」の全体構造は、実験を繰り返して検証され、パーツは独自の金型を用いて完全生産されています。軽量でありながら、信頼性、耐久性、快適性を保証する構造です。優れた装着感を実現し、デスクトップセットアップやアウトドアポータブルとしても容易に使用できます。

 

Moondrop VOID

 

汎用性の高い交換可能なケーブル

バランスケーブル、ハイエンドアップグレードケーブル、マイクケーブルなど、多様な使用シーンに対応する互換性のある3.5mmデュアルケーブルコネクタを採用。(3.5mmシングルエンドヘッドホンケーブルが付属しています。)

 

Moondrop VOID

 

価格と販売状況

Moondrop VOIDは、Linsoulなどで199ドルで販売中です。

 

 

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