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【ニュース】SONYの新作完全ワイヤレスイヤホン「Sony WF-L900」?

Sony WF-L900

Sony WF-L900?(画像引用元:The Walkman Blog)

 

 韓国のFCCサイトに登録されたSONYの次期製品YY2953が「WF-L900」という型番であることが判明しました。WF-L900はWF-SP700Nに近いデザインをしており、2022年にリリースされると思われます。

 

 WF-L900はおそらくスポーツ向けのモデルであり、高い防水性能を持っている可能性があります。より詳しい情報はソース元で確認してください。

 

ソース:

 

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【特集】DTM用におすすめのモニターヘッドホン選び方ガイド 2021|詳しい解説とおすすめ機種

DTM用 おすすめ モニター ヘッドホン

 

 近年、DTMが普及するにしたがって、モニターヘッドホンは欠かせないアイテムとなりつつあります。

 

 スピーカーは室内音響特性の影響を考慮しなければいけません。居住環境が限られる多くの人にとってニアフィールドタイプしか使えませんし、厳密にセッティングするのも面倒です。スピーカーセッティング用のソフトウェアは決して廉価ではなく、マイクによる測定が必要です。またスピーカーは周囲の環境によっては大音量で使えません。

 

 したがって、入門者がスピーカーでDTMというのはあまり現実的ではありません。高品質なスピーカーを買っても性能を活かすこともできないでしょう。たとえば一般的なDTMerが10万円以上するモニタースピーカーを買っても多くの場合、無駄になるだけです。

 

要点
  • スピーカーは室内音響特性の考慮が必要
  • スピーカーは環境によって大音量にできない(集合住宅など)
  • スピーカーはセッティングが必要

 

 

 ヘッドホンであれば室内音響特性は関係ないので、セッティングは不要。耳さえあれば高品質のものを問題なく使えます。したがって、DTMで音響機器にお金をかける優先順位としては全体的な作品の出来に関わるオーディオインターフェースDAWの次くらいに、ヘッドホンが優先事項として挙げられるでしょう。

 

要点
  • ヘッドホンは室内音響特性の影響を受けない
  • ヘッドホンはスピーカーより周囲を気にする必要がない
  • ヘッドホンはセッティング不要なので、買ってすぐ使える

 

 しかし、予算に見合ったモニターヘッドホンを買おうとお店に行くと、そこに膨大な数のモニターヘッドホンが並んでいることに気づきます。片っ端からチェックしていきますか?それが正解のように思われますが、おそらく5機種くらい聴いたあたりでどれが良いのかわからなくなってくると思います。人によっては全部買って家で聴き比べてみたくなるかもしれません。でも、それは時間とお金の無駄です。

 

 そこでこの記事では、失敗しないモニターヘッドホンの選び方と、確実に後悔させない機種を用途を明確にして紹介します。

 

 レコーディング用、ミキシング用、トラッキング用。この記事を読めば、必要としているヘッドホンを素早く見つけることができるでしょう。

 

リスニング用ヘッドホンとモニター用ヘッドホンの違い

音質

 リスニング用ヘッドホンとモニター用ヘッドホンの違いは明確です。リスニング用ヘッドホンは「聞き心地の良さ、音色の美しさ、快適性、芸術性」を目指しています。モニター用ヘッドホンは「正確性、分析性、録音に忠実な表現、技術性」を重視しています。

 

 リスニング用とモニター用ではチューニングの意図がそもそも違うのです。そのため、リスニング用ヘッドホンをDTMで使おうとすると、ミキシングでは音の変化がわかりづらく、定位が不明瞭、トラッキングでは音のバランスが拾いにくい、レコーディングでは質感がわかりづらいといった弊害があります。

 

 ただし、曲の最終的な完成段階でリスニング用ヘッドホンやイヤホンでどう聞こえるかのチェックは必要な工程になりつつあります。最近のリスナーはスピーカーでなく、イヤホンで音楽を聴くことが多いため、その聞こえ方に合わせることは、より多くのリスナーの獲得に繋がります。

 

要点
  • モニター用とリスニング用では音響設計意図が違う
  • リスニング用は基本的に曲制作に使うことを考慮していない観賞用
  • 曲の最終段階でリスニング用機器で聞くことは大事

 

 

城下工業 SoundWarrior SW-HP10S

城下工業 SoundWarrior SW-HP10S

 

保守性

 リスニング用とモニター用のヘッドホンのさらなる違いは保守性、耐久性です。プロ用のモニターヘッドホンは一つのスタジオで長く使うことを想定しており、もともと耐久性を考慮して設計されているほか、故障してもすぐに修理できるよう、保守性の高い設計になっています。

 

 リスニング用ヘッドホンは趣味用のものであるため、保守性はそれほど重視されていません。もちろんリスニング用だからといって売り切りでアフターサポートがないなんてことはありませんが、プロ用のモニターヘッドホンと比べて修理に時間がかかったり、在庫切れが多いという傾向があります。

 

 こうした保守性の違いもDTMのメインヘッドホンにモニター用を選んだほうが良い理由の一つになります。

 

要点
  • モニター用ヘッドホンは保守性を考慮して設計されている
  • 耐久性も高いことが多い

 

構造の違い:密閉型と開放型

 モニターヘッドホンのハウジングには「密閉型(クローズド)」「開放型(オープン)」の2種類があります。ほかに「半開放型(セミオープン)」というのもありますが、それは開放型の亜種と捉えることができ、実質的に2種類と考えて大丈夫です。

 

 それぞれメリットとデメリットがあります。

 

密閉型

 

 スピーカー部分が外側に対して完全に閉鎖されている密閉型は、遮音性が高く、音漏れの心配も少ないため、外出時や周辺の環境音がうるさい場所、人の多い場所などでの使用に向きます。

 

 密閉型は構造上、低域の再現度が高く、高域のディテールと拡張性には劣る傾向があります。結果として、音場表現が開放型よりやや狭く、音楽全体がスピーカーで聞くよりは少し重く聞こえる印象を受けるかもしれません。しかし、最近は密閉型でも構造を工夫することで高域の再現度を向上させている機種が多く、ほとんど欠点になっていません。

 

 多くの場合、DTM入門者には使う場所を選ばない密閉型から最初の1台を選ぶほうが利点が多いでしょう。外出先などでも気軽に使えるためです。

 

要点
  • 密閉型のメリット:遮音性、低域再現度
  • 密閉型のデメリット:高域再現度、音場の広がり、重心が低い音響構造

 

開放型

 

 開放型ヘッドホンは、ハウジングの背面がメッシュ形状になっているなど開放されており、閉鎖空間で発生する不要な共振・共鳴を減らすとともに、よりスムーズな振動板の動作を可能としています。結果として、音の抜けが良く、ディテール再現度も高く、高域の細やかな表現を描き出すことができます。

 

 欠点は密閉型に比べて低域が弱く、遮音性が低いことです。

 

 開放型はディテール再現度、定位の表現に優れているため、ミキシング用トラッキング用を問わず、一線級の著名プロオーディオエンジニアはメインヘッドホンに開放型を選ぶことが多いです。不要な共振も少なく、音が聞き取りやすく、風通しも良いので蒸れにくく、長時間の使用に向きます。

 

 スタジオに近い十分に静かな環境をプライベートに用意できる人なら開放型が優れているのは自明の理ですが、一般的な日本の居住環境では密閉型のほうが周囲の雑音などが気にならないので、より曲作りに集中しやすいでしょう。

 

要点
  • 開放型のメリット:高域再現度、音場の広さ、細やかなディテール、不要な共振が少なく快適
  • 開放型のデメリット:遮音性、低域再現度

 

半開放型

 厳密に言えば、開放型の亜種です。これは密閉度を調整することで低域再現度のバランスを取ったモデルで、そのバランスの取り具合により、開放型にかなり近いものや密閉型にかなり近いものがあり、ばらついているため、ひとくくりにするのは難しいです。

 

タイプ 特徴 おすすめ用途
密閉型
  • 遮音性が高い
  • 低域再現度が高い
  • 曲に集中しやすい
  • トラッキング
  • ミキシング
  • レコーディング
  • マスタリング
開放型
  • ディテールに優れる
  • 定位感に優れる
  • 聴き疲れしにくい
  • 遮音性が低い
  • トラッキング
  • ミキシング
  • マスタリング
半開放型
  • 開放型より低域が出ていることが多い
  • 高域と低域のバランスが良い機種が多い
  • 遮音性も開放型より良い

 

  • トラッキング
  • ミキシング
  • レコーディング
  • マスタリング

 

用途別:トラッキング用・レコーディング用・ミキシング用・マスタリング用

 モニターヘッドホンの用途は、大きく分けると「レコーディング」「トラッキング」「ミックス」「マスタリング」の4種類があります。モニター用ヘッドホンは、レコーディングにもミキシングにも使えますが、各ヘッドホンの特徴を知ることでより正確なモニタリングが可能です。

 

レコーディング、トラッキング、マスタリング

 レコーディングやマスタリングではモニターヘッドホンを使って録音品質や音源品質の確認を行います。この場合、重要なのは生楽器の質感と定位、そして臨場感が十分に録音に再現されているかです。さらにマイクのポップノイズやピアノペダルを踏み込む音などが拾えなければなりません。

 

 

 このため、一般的にレコーディングでは低域がより正確に聞こえる密閉型が適していると言えます。周囲の環境音に影響されず、録音の音だけを集中して聞きやすい、ヘッドホンの音が漏れないという意味でも、レコーディング用には密閉型が有利です。

 

 密閉型には高域で自然な倍音表現を実現しづらいというレコーディングに使うには固有の欠点がありますが、最近の機種ではこの欠点はだいぶ取り除かれています。クオリティにこだわるならば、最終的に細やかな録音品質の確認にはfinal A3000などの倍音表現に優れたイヤホンを併用するのが良いでしょう。

 

 スペック面ではオーディオ機器由来のノイズが少なくなる低感度、高インピーダンスのものが向きます。ただしこの系統のヘッドホンは鳴らしにくいので高出力のアンプを必要とする場合があります。

 

 なおレコーディング用モニターでクリッピングの確認をすべきという意見も一部にあるようですが、クリッピングの有無は普通、録音ソフトやオーディオインターフェースのモニター画面で視覚的に確認するはずなので、耳に頼ることはないでしょう。

 

要点
  • 遮音性が高く、低域が確認しやすい密閉型が良い
  • さまざまな現場で使える長いケーブルのものが良い
  • オーディオ機器由来のノイズを減らすため、低感度/高インピーダンスの機器を選ぶとよい

 

ミキシング

 いわゆる「音作り」の部分に当たるミキシングでは繊細で緻密な分析力のある音が求められます。こうした要素は高域に存在するので、基本的に開放型が向いています。

 

 

 しかし、開放型は遮音性が低いので日本の住宅事情などを考えると、曲作りには密閉型のほうが集中しやすい点もあります。環境と相談して使い分ける形になるでしょう。また低域の量感の確認は開放型では難しいので、低域の音作りでは密閉型やイヤホンに頼ることになります。

 

 スペック面ではディテール感やトランジェントを正確に把握するために感度の高いものが求められます。ノイズを抑制するため、インピーダンスは多少高いほうがいいでしょう。

 

要点
  • 音質的には定位の正確性が高い開放型が良い
  • 曲作りに集中しにくい環境では密閉型も必要
  • 低域の音作りには密閉型かイヤホン必須
  • 感度の高いものが良い

 

インピーダンスに注意

 モニターヘッドホンは多くの場合、インピーダンスが高く設定されています。32Ωくらいであれば最近のPCなら直挿しでも問題なく使えると思いますが、それ以上になると、オーディオインターフェースやアンプの使用を考慮する必要があります。そのため、最初に購入するモニターヘッドホンは感度次第のところがありますが、64Ωくらいまでがいいと思います。

 

 ただし、DTMをやっている、やりたい人はデジタルオーディオプレーヤーを持ち歩いているくらいの人が多いでしょうし、600Ωとかの駆動を考えない限り、インピーダンスはあまり気にしなくて大丈夫だと思いますね。

 

 たとえば定格63ΩのSONY MDR-7506は私のスマホではまだなんとか使えます。フルオーケストラのようなダイナミックレンジの高い曲はしんどいですが、ポップスは普通に問題なく聞けますね。

 

SONY MDR-7506

SONY MDR-7506

 

装着感

 DTMではヘッドホンを長時間使うことが多いので、装着感は非常に重要です。イヤーカップは大きめのものを選びましょう。また蒸れにくい開放型のほうが長時間使用に向きます。

 

 

おすすめ機種

 ここでは入門用に最適なおすすめ機種をピックアップします。価格は安めですが優秀なものをチョイスしました。

 

Superlux HD668B

Superlux HD668B

Superlux HD668B

¥4,662

 

Superlux HD 668Bは、予算に限りのあるユーザーにとって最高のモニターサウンドを提供する台湾製スタジオヘッドホンです。このヘッドホンは、セミオープン型のエンクロージャーを採用しており、より開放的で大きく、自然なパッシブサウンドステージを作り出すことができます。また、余分なオーディオケーブルが付属しているので、もう一方のケーブルを紛失した場合にも便利です。

 

この製品は、ニュートラルなサウンド・プロファイルに、少しだけパンチとブームを加えています。中音域のバランスも良く、ボーカルやリード楽器の存在感、細やかさ、正確さが再現されていますが、歯擦音はやや明るめで耳障りに感じるかもしれません。軽量なプラスチックデザインで装着感も快適です。

 

  • ミキシング、トラッキング、マスタリング

 

 
 
オススメ
 

 

 

SONY MDR-7506

SONY MDR-7506

SONY MDR-7506

¥11,800

 

ソニーのMDRシリーズは、世界中のレコーディングや放送の現場で何十年にもわたって日常的に使用されており、スタジオでの確固たる実績を持っています。現行のMDR-7506は、快適性、実用性、価値を見事に融合させています。

 

そのサウンドは中高域のディテール感を重視していながら、低域も強調されることなく、深いところまで見通せるようになっており、音楽の全体像を鏡のように明らかにします。このヘッドホンがなぜロングセラーを続けているのか、そのサウンドが物語っていると言えます。

 

  • レコーディング、トラッキング、マスタリング、ミキシング

 

 
 
 
オススメ
 
 

 

 

YAMAHA HPH-MT8

YAMAHA HPH-MT8

 

YAMAHA HPH-MT8

¥23,800

 

YAMAHA HPH-MT8は正確な音を持ち、低音のレスポンスが良く、ステレオイメージがはっきりしています。価格を考えると、ミキシング用ヘッドホンとしては最高の製品だと思います。このヘッドホンのサウンドを一度聞いてみれば、そのディテール把握能力の高さに唸らされ、これを使って演奏や録音をトラッキングしたいと思うことでしょう。

 

非常に低歪で優れたディテールを持つサウンドは現状手に入るスタジオモニターヘッドホンの最高峰の一つと言って良いですが、提供されるサウンドに対して、値段が比較的割安に感じられることも人気の秘密でしょう。ビルドクオリティと機能性も優れており、高耐久性と使い勝手の良さも兼ね備えています。スタジオモニターに必要とされるほぼすべての需要を満たすことができます。

 

  • レコーディング、トラッキング、マスタリング、ミキシング

 

 
 
 
オススメ
 

 

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【特集】注目の完全ワイヤレスイヤホン、最新機種でおすすめはこれだ![2021年10月号]

注目の完全ワイヤレスイヤホン、今買うならこれだ!

 

急成長する完全ワイヤレスイヤホン市場

 2021年現在、完全ワイヤレスイヤホンの市場は拡大を続け、主流のオーディオ製品にまで成長しました。以前はそれほど多くなかった機種も大幅に増え、最近になっても続々と有名ブランドの参入し、多彩な機種が登場し続けています。

www.bcnretail.com

 

 また、完全ワイヤレスイヤホンが音質で劣っているというのは過去の時代になりつつあります。ワイヤレス・オーディオ技術の進化は非常に早く、年単位で接続品質と音質が改善されており、現在では有線イヤホンにほとんど遜色ない音質レベルが再現されています。

 

 この記事ではそんな完全ワイヤレスイヤホンの中から、とくに最新機種で注目すべきイヤホンを紹介します。

 

注目の完全ワイヤレスイヤホン、今買うならこれだ!

 

注目度No.1!国産ブランド最高峰の「Victor HA-FW1000T」

Victor HA-FW1000T

Victor HA-FW1000T



 現時点で音質とデザイン、とくに音質にこだわるなら最も期待できる製品が「Victor HA-FW1000T」です。

 

 JVC独自の木製振動板を完全ワイヤレスイヤホンに初めて搭載し、同じく独自技術のデジタルオーディオ高音質化技術「K2テクノロジー」も、このタイプに初めて導入しました。

 

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 数ある国産ブランド製品の中でもJVCの木製振動板モデル「WOOD」シリーズは生楽器のような自然な響きと広がりのあるサウンドで、「ライブ演奏が美しく聞こえる」と国内外で高い評価を得ていますが、その最新モデルが完全ワイヤレスイヤホンで楽しめます。さらにチューニングはVictorスタジオが監修しています。

 

Victor HA-FW1000T

 

 アクティブノイズキャンセリングも搭載し、ブランドが総力を込めて投入する、現状最高峰のサウンドは、発売前からすでに話題沸騰しており、販売店員の間の評価も非常に高い製品です。

 

Victor HA-FW1000Tの特徴
  • 木製振動板、K2テクノロジーなどJVCの現状のサウンド技術を総投入
  • アクティブノイズキャンセリング&ヒアスルー搭載
  • 100段階の音量調整&新開発のイヤーピース
  • 24bit/96kHzハイレゾ相当のサウンドが実現できるaptX Adaptive対応
  • 付属アプリなし

 

 

Victor HA-FW1000T

Victor HA-FW1000T

Victor HA-FW1000T

¥39,600程度

 

 
 
 
オススメ
 

 

 

世界中で売れ続ける大ヒット作!今がお買い得の「SONY WF-1000XM4」

SONY WF-1000XM4

SONY WF-1000XM4

 

 現在進行系で世界的に大ヒットしている完全ワイヤレスイヤホンの王者は間違いなく「SONY WF-1000XM4」です。

 

 強力で調整可能なアクティブノイズキャンセリング、音質調整機能を備えた機能的なアプリ、ハイレゾワイヤレスコーデックLDAC対応、高音質化技術「DSEE Extreme」など、SONYの最新技術が詰まっています。

 

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 SONY製品は発売後数ヶ月でかなり価格が下る(そして値を戻す)傾向がありますが、このSONY WF-1000XM4も現在急速に価格が下落しており、最安値は23,000円程度になっています。過去のデータからもSONY製品は値幅変動が大きいことが知られており、この値段がいつまで維持されるかはわかりませんが、現時点で非常に魅力的な価格になっていると言えるでしょう。

 

SONY WF-1000XM4の特徴
  • SONYの高音質化技術「DSEE Extreme」搭載
  • 高音質コーデックLDACに対応
  • 強力なアクティブノイズキャンセリング&ヒアスルー搭載
  • 高機能なアプリ

 

 

SONY WF-1000XM4

 

 

JBL史上最高の音質と機能性「JBL Tour Pro+ TWS」

JBL TOUR PRO+ TWS

JBL TOUR PRO+ TWS

 

 プロ用機材からコンシューマーまで手掛ける世界的なオーディオメーカーであるJBLは精力的な製品展開で知られています。高機能なアプリと定評あるJBLサウンドでこれまでも多くのヒット製品が生み出されてきており、価格帯も幅広く、完全ワイヤレスイヤホンの人気ブランドとして知られています。

 

 そのJBLの最新機種「JBL TOUR PRO+ TWS」はJBLブランドの新たなフラッグシップモデルとして、傾向性・装着感・機能性・音質すべてで高い次元の品質を提供しており、話題になっています。

 

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JBL Tour Pro+ TWSの特徴
  • フラットな定評あるJBLチューン
  • アクティブノイズキャンセリング&ヒアスルー搭載
  • 高機能なアプリ

 

 

JBL TOUR PRO+ TWS

JBL TOUR PRO+ TWS

JBL TOUR PRO+ TWS

¥23,000程度

 

 
 
 
オススメ

 

 

機能性と音質の両立「Technics EAH-AZ60」

Technics EAH-AZ60

Technics EAH-AZ60

 

 Panasonicの音響ブランド「テクニクス」は近年復活し、続々と新製品をリリースしていますが、今年さらにラインナップを拡充しています。

 

 最新機種「Technics EAH-AZ60」は昨年好評を博した「EAH-AZ70W」の基本設計を継承しつつ、新たにLDACやマルチポイントに対応し、機能面で強化されました。ラインナップの序列ではEAH-AZ70Wより下位に存在していますが、実際はほとんど上位機種です。

 

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 メタリックを基本としながら落ち着いたデザインで高級感のあるモデルで、通話品質にもこだわっており、発売後の評判も比較的良好です。

 

Technics EAH-AZ60の特徴
  • 高い通話品質
  • 高音質コーデックLDACに対応
  • 強力なアクティブノイズキャンセリング&ヒアスルー搭載
  • 高機能なアプリ

 

 

Technics EAH-AZ60

Technics EAH-AZ60

¥27,720程度

 

 
 
 
オススメ
 

 

おしゃれに着飾るイヤホン「V-MODA Hexamove Pro」

V-MODA Hexamove Pro

V-MODA Hexamove Pro

 

 イタリア発の音響ブランドで、現在は日本のプロ音響メーカーRolandの傘下にあるV-MODAがブランド初の完全ワイヤレスイヤホンを発表しました。

 

 このイヤホンは外観が衝撃的で、V-MODAの六角形デザインをうまく完全ワイヤレスイヤホンのコンパクトな形状に落とし込んでおり、フェイスプレート交換機能も搭載していて、他のイヤホンにない優美なデザインが魅力的です。

 

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 チューニングはプロ用オーディオメーカーのRolandが行っているということで、期待も高いですが、機能面はかなり絞られており、ガジェット的な面白さには欠けるかもしれません。

 

V-MODA Hexamove Proの特徴
  • 流行の最先端を行く、V-MODAのおしゃれなイタリアンデザイン
  • プロオーディオメーカー「Roland」による音質調整
  • aptX Adaptiveに対応
  • アクティブノイズキャンセリングやヒアスルーなし

 

 

V-MODA Hexamove Pro

V-MODA Hexamove Pro

V-MODA Hexamove Pro

¥24,000(税込)前後

 

 
 
 
オススメ
 

 

 

北欧発のミニマルデザイン「Sudio T2」

Sudio T2

Sudio T2

 

 機能性とファッショナブルなデザインを両立させた製品群で人気のあるスウェーデン発のオーディオブランドがSudioです。Sudioのブランド名は「スウェーデン」と「オーディオ」との組み合わせに由来しています。

 

 Sudio T2はSudioの大ヒットモデルTolvの後継機種です。好評を博したTolvのデザインを引き継ぎ、丸みを帯びたフォルムと暖かなパステルカラー調の色彩を持っています。

 

www.youtube.com


 機能面では前世代よりさらにブラッシュアップされており、アクティブノイズキャンセリングが追加されました。

 

 サウンドは北欧で人気のロックのスピード感も表現できる機敏さを持ち合わせ、パワフルでスナッピーな爽快サウンドを実現しています。オーディオファンを十分に満足させることができるでしょう。

 

Sudio T2の特徴
  • アクティブノイズキャンセリング&ヒアスルー搭載
  • コンパクトで丸みがあり、携行性に優れる
  • 豊富なカラー
  • ミニマルでスタイリッシュなデザイン
  • ダイナミックでスピード感のあるサウンド

 

 

Sudio T2

Sudio T2

Sudio T2

¥14,900(税込)

クーポンコード:sudioathatena

 

オススメ

 

 

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【ニュース】SONYがANCワイヤレスヘッドホン「WH-XB910N」とエントリー完全ワイヤレスイヤホン「WF-C500」を正式発表

SONY WH-XB910N

SONY WH-XB910N

 

 事前のリーク情報でおおよそは明らかになっていたSONY WH-XB910NSONY WF-C500が正式に発表されました。それぞれのモデルにはSONYの最新技術が導入されており、一部の機能は上位機種並です。SONYは安価な価格で有力なラインナップを拡充することになりそうです。

www.ear-phone-review.com

www.ear-phone-review.com

 

SONY WH-XB910N

 SONY WH-XB910Nは$240程度、日本円では¥26,400(税込)で10月8日に登場する予定です。オーディオ関係者はこのヘッドホンがSONY WH-1000XM4に匹敵する性能を廉価に提供するのではないかと予測しており、期待度の高い製品です。とくに低域ジャンキーの間では。

 実際スペックはANC ONで30時間も稼働することができ、1日をカバーできることがわかります。

 

www.youtube.com

 

SONY WH-XB910Nの特徴
  • 40mmドライバー
  • LDAC、AAC、SBCに対応したBluetooth 5.2
  • DSEE
  • デュアルノイズセンサーテクノロジー
  • 30時間再生(NCオン)、50時間再生(NCオフ)、10分間の急速充電で4.5時間再生可能
  • ExtraBass
  • マルチポイント接続
  • Sony 360 Reality Audio対応
  • Headphones Connectアプリ対応
  • カラー:ブラック、ブルーの2色

 

SONY WH-XB910N
SONY WH-XB910N

 

SONY WH-XB910N

SONY WH-XB910N

SONY WH-XB910N

¥26.400(税込)

 

 
 
 
 

 

SONY WF-C500

 こちらはSONYの新しいエントリークラスの完全ワイヤレスイヤホンです。WF-C500はリーク情報とは異なり、$120程度、日本円では¥11,000円程度で販売されることになるとのことです。WH-XB910Nと同じく10月8日にリリースされる予定とのことです。

 ドライバー口径は5.8mmで、WF-1000XM4と同じドライバーでないことは口径の違いから予想できます。Sony 360 Reality Audio対応です。

 

www.youtube.com

 

SONY WF-C500の特徴
  • IPX4防水規格
  • Sony 360 Reality Audio対応
  • Headphones Connectアプリ対応
  • 充電ケースに入れて10時間再生
  • DSEE
  • 軽量(5.4g)でコンパクトなサイズのイヤホン
  • 10分間の急速充電で最大1時間の追加再生が可能
  • カラーはブラック、ホワイト、アイスグリーン、コーラルオレンジの4色

 

SONY WF-C500
SONY WF-C500
SONY WF-C500
SONY WF-C500

 

SONY WF-C500

 

 

 

まとめ

 個人的にはSONY XB-910Nが気になりますね。日本での発売時期は10月8日です。WF-C500については、競合の一つ、SENNHEISERCX TrueWirelessを最近値下げしており、迎え撃つ準備は万全のようです。

 

Sennheiser CX TrueWireless

Sennheiser CX TrueWireless

Sennheiser CX TrueWireless

¥14.200(税込)

 

 
 
 

 

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【ニュース】SONYの新作重低音ANCワイヤレスヘッドホン「SONY WH-XB910N」のリーク情報

SONY WH-XB910

SONY WH-XB910N(画像引用元:Snoopyteckh

 

 先日明らかになったSONY WF-C500に続き、もうひとつのSONY製品のリーク情報が明らかになりました。SONYはEXTRA BASSシリーズに属するANC搭載ワイヤレスヘッドホン「SONY WH-XB910N」のリーク情報が届きました。

www.ear-phone-review.com

 

 カラーはおそらく黒と青、灰色の3色の可能性が高そうです。価格と発売時期については、おそらくそれはだいたい€169で販売され、Axitechによると、発売日は10月の第3週頃の予定になっています。

 

 SONY WH-XB910NはWF-1000XM4と同じくMediatek MT2822S Bluetoothチップセットを使用しているため、NC用のデュアルノイズキャンセルマイクも備えている可能性が高そうです。したがってANC用の統合プロセッサも新型のV1を採用していることが推測されています。

 

 コーデックはLDAC、SBC、AACをサポートし、DSEE Extreme、ソニーの360 RealityAudioにも対応しているようです。

 

 

ソース:

  1. Sony YY2951 revealed as WH-XB910N - The Walkman Blog
  2. Sony WH-XB910N: Bilder des ANC-Kopfhörers

 

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【ニュース】SONYの新作エントリー完全ワイヤレスイヤホン「SONY WF-C500」のリーク情報

Sony WF-C500(画像引用元:The Walkman Blog)

Sony WF-C500(画像引用元:The Walkman Blog)

 

 SONYの新作完全ワイヤレスイヤホン「Sony WF-C500」のリーク情報がWhat Hi-Fi?で取り上げられました。

 それによると、ウォルマートが誤ってサイトに掲載してしまい、その後取り下げられたため、ほぼすべての情報が判明しているようです。The Walkman Blogにその詳細が掲載されました。

 

4色展開の低価格スポーツモデル

 SONY WF-C500はカラーリングは黒、緑、白、オレンジの4色が提供され、IPX4の防水性能を備えています。価格は$79.98($99の可能性もあり)で、SONY製完全ワイヤレスイヤホンとしてはエントリーモデルになります。

 

特徴的な機能

 SONY WF-C500はおそらく1万円以下で販売される廉価なモデルでありながら、以下の興味深い機能を備えており、一部は上位機種並みです。

  • 最大10時間のバッテリー寿命、充電ケースで合計20時間
  • DSEE機能
  • IPX4定格の防滴および防汗
  • イヤホンは片側のみで使用可能
  • 小さくて軽いのでフィット感が良く、一日中着用できます
  • 人間工学に基づいた表面デザインは、ほとんどの耳の形に準拠しています 
  • Sony 360 Reality Audio互換
  • ソニー| HeadphonesConnectアプリと互換性があります

 

デザイン

 イヤホンのデザインはWF-1000XM4と少し似ていますが、よりフラットでコンパクトになるようです。

 

通信チップ

 BluetoothチップはAirohaのB153xまたはAB156xに準拠したチップになるようです。

 

まとめ

 もしSONYが近日中に1万円以内でこの有力機種を出してくるとすると、なかなか面白いことになりそうです。Sony WF-C500はいまのところANCやヒアスルーといった外音制御系の機能は搭載していないように思われますが、定評あるHeadphonesアプリに接続でき、おそらくEQが利用できます。そしてDSEEと360 Reality Audioに対応する、最も安価な完全ワイヤレスイヤホンになるはずです。

 それはSENNHEISERなどの競合ブランドのエントリーモデルに対して、音質面で優位に立つかもしれません。

 

 

ソース:

  1. Sony WF-C500 sporty earbuds leak with waterproofing and budget price | What Hi-Fi?
  2. Sony WF-C500 Leaked by retailer - The Walkman Blog
  3. Sony YY2951 and YY2952 (WF-C500) Leaked - The Walkman Blog

 

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【コラム】今こそ見直そう!お得に買える「SONY WF-1000XM3」

SONY WF-1000XM3

SONY WF-1000XM3

 

 SENNHEISERが高機能なエントリーモデル完全ワイヤレスイヤホン「CX Plus TWS」を発表したことを昨日お知らせしました。それはアクティブノイズキャンセリングとヒアスルーを搭載し、定評あるSENNHEISERのアプリで高度なイコライザーにアクセスできます。

www.ear-phone-review.com

 

 しかし、もしかするとCX Plus TWSを予約する前に、検討すべきことがあるかもしれません。ほとんど同じ価格でSONY WF-1000XM3を新品で買うことができます

 

それは多くのレビュアーが2019年最高の製品と認めた完全ワイヤレスイヤホン

 SONYは今年WF-1000XM4を発売したため、前世代のWF-1000XM3のことを多くの人は忘れています。しかし、思い出してみましょう。

 

www.youtube.com

 

 SONY WF-1000XM3は2019年に発売されたとき、最高のワイヤレスイヤホンとして数多くのオーディオサイトで推奨リストのトップの座を占めていました。XM3は、心地よいブームのある低音、明るい高音、多様なジャンルに柔軟に対応する全体的に安定したパフォーマンスを備えた優れた音質を持ち、さらに高品質なイコライザー機能が提供されていました。2019年の時点では、誰もがその音質と機能を絶賛していたのです。

 

 アクティブノイズキャンセリングの品質は現在でも最高クラスで、ANCを動作させた状態で5時間以上バッテリー動作させることが可能です。

 

2021年の水準から見てどうか?

 たしかにそれは後継機種のWF-1000XM4と比べるとかすみますが、ほとんど同じ価格のSENNHEISER CX Plus TWSと比べるとどうでしょうか?

 

ANCとヒアスルー

 わかりやすいところでは、アクティブノイズキャンセリングとヒアスルーの精度はSONY WF-1000XM3のほうが優れています。CX Plus TWSのアクティブノイズキャンセリングが強力に設計されていないことは複数の情報源からすでに明らかになっています。

 

SONY WF-1000XM3

 

音質

 音質はどうでしょうか?24bitのaptX Adaptiveに対応するCX Plus TWSは一見音質面で有利に見えます。しかし、多くのオーディオサイトにおいて、SONY WF-1000XM3のライバルはSENNHEISER Momentum True Wireless 2(MTW2)でした。そしてCXのサウンドがMTW2より優れているという声はいまのところなさそうです。

 

使い勝手

 装着感と携行性ではCX Plus TWSに分がありそうです。WF-1000XM3はお世辞にもコンパクトとはいえず、装着感は一部の人にとってそれほど快適でない可能性があります。ただ、それでもWF-1000XM3は人気があり、圧倒的に売れていたことを考えると、この問題はそれほど重視する必要はないかもしれません。

 

アプリの機能

 アプリの機能は同等か、SONYのほうがやや高品質です。SENNHEISERのイコライザーはSONYのアプリほど細かく調整できません。

 

通信品質

 SONY WF-1000XM3の通信品質にそれほど不満はないと思いますが、CX Plus TWSの通信品質のほうが多くの環境でおそらくより安定しているでしょう。私のテストではWF-1000XM3の通信品質は2019年の水準で特別優れているというわけではありませんでした。しかし、十分に実用的です。

 

まとめ

 その存在感が希薄になっていて忘れがちですが、2019年最高の完全ワイヤレスイヤホンであったSONY WF-1000XM3は2021年現在においても完全ワイヤレスイヤホンとしての完成度は高い水準を維持しており、多くの機種に勝ります。そして、後継機種であるWF-1000XM4が出て、廉価になったことからコスパは非常に高くなっています(中古はさらに安いですね)。

 高性能な完全ワイヤレスイヤホンを手頃な値段で手に入れることを考えたとき、つい新製品に目が行きがちですが、WF-1000XM3を検討してみても良いかもしれません。

 

 

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【コラム】モニターヘッドホン選び方&おすすめ機種ガイド 2021

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 DTM初心者やよりよいオーディオ製品について知りたいと思っているオーディオビギナーにとって、とくに良い音を提供するヘッドホンはどんなものかというのを知るのは、意外と難しいかもしれません。そこで、そうした人たちが簡単に適切なモニタリング用ヘッドホンを購入できるよう、充分な情報を提供するために、この記事が作成されました。


 「ヘッドホンでミックスしてはいけない」という古い格言を、今でも多くのサウンドエンジニアやミュージシャンが守っている事実もあります。彼らは、録音の正確な感覚を得られるのはスピーカーだけだと信じています。しかし、主にイヤホンやヘッドホンで音楽を楽しむ人が増えるにつれ、ヘッドホンが重要な役割を果たし、場合によっては主要な役割を果たすミックスが増えています。

 

 スタジオでのライブ・レコーディングやオーバーダビングにおいて、トラッキング・ヘッドホンは常に重要な役割を果たしてきました。さらに最近ではライブ・パフォーマンスに適したインイヤーモニターも登場しています。スタジオでのモニタリングやミキシングだけでなく、コンサート用のカスタム・モールド・イン・イヤーもあります。

 

 最終的にどのようにヘッドホンを使うかはあなたの自由です。使わないという選択肢もあります。しかし、ヘッドホンであれば大規模なスピーカーシステムを組まずに自宅でパーソナルコンピュータを使用して簡単に作曲やミックス、レコーディングをできる選択肢が増えます。iPadで作曲するのにもヘッドホンやイヤホンのほうが適しているでしょう。

 

 充分な情報に基づいた決断は、常により良い結果をもたらします。そのため、ここにモニターヘッドホンを初めて購入する人を念頭に置いて、詳細な購入ガイドを用意しました。このガイドを読めば、ヘッドホンの仕組みやさまざまなパーツの背後にある科学を理解し、そのうえでベストな選択肢を選ぶことが出来るでしょう。

 

 

考慮すべきスペック情報

 ここではモニターヘッドホンを選ぶ際に考慮すべきスペック情報について、簡単に説明します。

 

インピーダンス

 最初に考慮すべきスペック情報はインピーダンスです。

 

 イヤホンやヘッドホンのスペックを見ると、オーム(Ω)単位の数値が表示されていることに気づくと思います。この値がそのイヤホンやヘッドホンのインピーダンスです。基本的に、ヘッドホンのインピーダンス値は、特定の電流でより多くの電圧を駆動する必要がある場合に大きくなり、一定の電圧でのヘッドホンの音量は小さくなります。

 

 インピーダンス値が高いほど、音量を出すためにヘッドホンが必要とする電力は大きくなります。最近のヘッドホンは、スマートフォンなどのより低電圧の機器との同期をとるために、32Ω以下のかなり低い値のインピーダンスに設定されています。これは、ヘッドホンが品質やパワーを損なうことなく、日常的に使用するデバイスとより効率的に連携できるということです。

 

 アンプの出力制限には、インピーダンスが大きく影響しています。アンプにも出力インピーダンスがあり、それによって出力量が制限されます。理想的な状況では、アンプの出力インピーダンスは、ヘッドホンと比較して8分の1以下になるのが良いとされています。出力インピーダンスが高い場合、より大きな音の歪みが生じる可能性があります。低インピーダンスのヘッドホンは、高インピーダンスのヘッドホンよりもかなり大きな負荷がかかります。一般にスタジオ用の業務用モニターヘッドホンは高インピーダンスであることが多く、一定の出力レベルに対する音量が小さくなります。

 

モニターヘッドホン選び方&おすすめ機種ガイド 2021

 

 誤った選択をすると、後々まで悪影響を及ぼす可能性があるので、新しいスタジオヘッドホンを購入する際には、インピーダンス値を考慮するようにしてください。

 

 アンプの出力インピーダンスとヘッドホンのインピーダンスの関係と、アンプの選び方についての詳しいガイドは以下の記事を参考にすると良いでしょう。

 

感度

 スタジオ用モニターヘッドホンは、細かい部分まで集中して編集できるように、感度の高いものが好まれます。感度とは、そのヘッドホンが電気信号をいかに効率よく音に変換するかを示す指標です。これは、ある電気的駆動レベルにおいて、ヘッドホンがどれだけ大きな音を出すかを示しています。

 

 感度の単位は、1ボルト(V)あたりのデシベル(dB)で表記されることが一般的です。一部の大音量を好む人は、感度の高いヘッドホンをパワーアンプにつないで使用する人がいますが、これはヘッドホンや耳にダメージを与えることになります。多くの企業や専門家は120dB以上の感度を推奨していません。たとえばアメリカの労働安全衛生局は、長時間のリスニングに85dBs以上の感度のヘッドホンを使用しないように勧告しています。

 

モニターヘッドホン選び方&おすすめ機種ガイド 2021

 

 欧州連合(EU)も、聴覚へのダメージを避けるため、騒音の中で100dB以上の感度のヘッドホンを使用しないよう警告しています。アンプについても同様で、聴覚障害を避けるために、最大設定で3.162、1.0、0.3162RMSボルトを超えてはならないと勧告しています

 

 一方で、ミュージシャンやサウンドエンジニアは、レコーディングやミキシングの際に細かい音を聞き取る必要があるため、スタジオ用ヘッドホンには感度が求められます。ヘッドホンの感度を見る際には、安全面を考慮することが重要です。感度を高くすると、音は良くても耳にダメージを与えることになります。

 

スペック以外の要件(形状など)

環境音の低減(密閉型か開放型か)

 プロのミュージシャンが仕事に集中しようとするときやオーディオファンが外出時に音楽を楽しむ場面では、外部の音はとても気になるものです。密閉型ヘッドホンは、このような音をカットする解決手段になります。

 

 一般的な密閉型ヘッドホンは、周囲の音を約8〜12dBカットすることができます。中には25dB程度の音をカットするように設計されたヘッドホンもあります。スタジオ用ヘッドホンを選ぶ際には、使用環境を考慮してヘッドホンの遮音性・密閉性を選択すると良いでしょう。

 

 密閉型に対する開放型の利点は通気性と高域再現度の高さによって、音場を開放的に思わせてくれるところです。音場は聞き疲れやすさにも影響し、静かな環境での長時間のリスニングでは開放型のほうが快適に感じることが多いでしょう。

 

大音量に潜む危険性(セーフリスニングの重要性について)

 イヤホンやヘッドホンを大音量で長時間使用すると、一時的に、あるいは永久に耳が聞こえなくなる可能性があります。多くの企業が安全回路を導入して出力音量を制限したり、大音量が危険になったときに警告を発したりしてきましたが、このアイデアは一般の人々にはほとんど受け入れられませんでした。

 

 フランスでは、政府が国内で販売される100dB以上の感度を持つすべての音楽プレーヤーの使用を禁止しました。聴覚障害を防ぐためにも、大音量での長時間のリスニングは避けましょう。

 

 以下の表は暴露許容音量の目安です。

 

http://www.jibika.or.jp/owned/hwel/news/004/より引用

 

用途別の音質傾向

スタジオ・トラッキング

 ミュージシャンがスタジオでレコーディングする際に装着するヘッドホンは、トラッキングヘッドホンと呼ばれます。

 

 トラッキング用のモニターヘッドホンは大量に購入することを前提とした価格設定になっています。一般消費者向けのヘッドホンとは異なり、トラッキングモデルでは明らかに低音域が強調されているということはあまりありません。

 

 また、イヤーカップにはたっぷりとしたパッドが付いたオーバーイヤータイプのデザインが採用されることがほとんどです。そしてミュージシャンが楽曲に集中できるよう、外音が聞こえにくく、音が外に出ないクローズドモデルであることが一般的です。

 

モニターヘッドホン選び方&おすすめ機種ガイド 2021

 

 以上の要件から、ほとんどのトラッキング用ヘッドホンは、ミキシングやマスタリング用に設計されたリファレンスモデルと比較して、拡張性に欠けると感じられるようなサウンドになっています。

 

 サウンドシグネチャーは一般的にフラットなレスポンスで、低音はクリアに、しかし控えめに出ます。明瞭さとディテールに重点が置かれているので、鮮明な高音と中音が期待できます。ボーカルや楽器音を聞き取りやすいように調整されており、太いベース音やマイクノイズなど演奏への集中を乱すような音はあまり目立たないように調整されています。

 

ミキシング&マスタリング

 このカテゴリーの製品の最大の関心事は正確さであり、重要なリスニングシナリオのために設計されたサウンドシグネチャーは、全周波数帯域を明確に描写します。ミキシングやマスタリングに特化したデザインでは、低音がブーストされたり、高音が強調されたりすることがありますが、それは付随的な影響に過ぎず、ニュートラルサウンドを逸脱しすぎることはありません。このジャンルのヘッドホンは拡張性に重点を置いており、どれだけレンジが広く音を拾えるかが最大の課題です。

 

 これらのモデルが一般的なトラッキングデザインと最も異なる点は、その構造です。いくつかのモデルはセミオープンデザインで、音が少し外側に出るようになっています。また、価格的にも大きな違いがあり、例えば、しっかりとしたリファレンスモデル1台分の価格で、トラッキングモデルが2台買えることもあります。

 

モニターヘッドホン選び方&おすすめ機種ガイド 2021

 

 多くのヘッドホンの中で、最もオーディオマニアレベルのホームステレオシステムにふさわしい機種は、理想論を言えば、正確さとディテールに重点を置き、ミックスにリアルな空間感覚を感じさせてくれるオープンデザイン(開放型)やセミオープンデザインのものであると言えます。

 

 もちろん密閉型ヘッドホンにもミックス用途に使える優れた機種は多くあるので、理想論は理想論に留まるところはありますが、開放型のほうが長所が多いことは事実です。

 

多くのオーディオマニアがおすすめする代表的モニターヘッドホン

 ここでは多くのオーディオブログを読んできた私がおすすめするモニターヘッドホンの人気機種を紹介します。

 

 なお当ブログで実際にレビューしたおすすめ機種については以下の記事を参考にして下さい。

 

SONY MDR-7506

SONY MDR-7506

SONY MDR-7506

 長年にわたって、おそらく一番多数のエンジニアとミュージシャンが支持してきた業務用モニターヘッドホンがSONY MDR-7506です。高いディテール感を持ち、低域から高域まで分離感良く明瞭で、スタジオチューニングとして理想形に近いサウンドを持っている不朽の名機です。しかも廉価な価格で入手できる高コストパフォーマンス機種でもあります。

 

Audio is extremely crisp without any of the manipulation that makes music sound better but less accurate. You’ll hear your instruments and vocals clearly, warts and all.

 

MDR-7506のサウンドは非常に鮮明で、音楽をより良く聞こえるようにしながらも正確性を失わせるような味付けは一切ありません。楽器やボーカルの音がはっきりと聞こえるのです。 

www.rollingstone.com

 

So all in all the fact that these workhorse cans are available for well under a hundred quid is not to be sniffed at.

 

全体的に見て、この主力製品が100ドル以下で入手できるという事実は見逃せません。 

www.musicradar.com

 

 

AKG K371

AKG K371

AKG K371

 開発者である高名なサウンドエンジニアのショーン・オリーブ氏自ら愛用していると公言している機種です。彼が提唱する理想的なスタジオチューニングであるハーマンカーブに最も忠実なサウンドと言われています。そのサウンドはディテールの正確性と質感の自然さを両立させることを狙っており、レコーディングモニターとして最も優れていると多くのオーディオ批評家が太鼓判を押しています。

 

The AKG K371 are the best studio headphones for recording that we've tested.

 

AKG K371は、私たちがテストした中で最も優れたレコーディング用のスタジオヘッドホンです。 

www.rtings.com

 

The natural-leaning frequency response is a necessity for creating an accurate product. The midrange frequency response nearly meets the platonic ideal, making this a pristine pair of headphones for vocal-heavy recordings.

 

自然に傾いた周波数特性は、正確な製品を作るために必要なものです。中域の周波数特性はプラトニックな理想に近いもので、ボーカルの多い録音には最適なヘッドホンです。

www.soundguys.com

 

 

Audio-Technica ATH-M50x

Audio-Technica ATH-M50x

Audio-Technica ATH-M50x

 全世界で100万台以上売れ続けているオーディオテクニカのベストセラースタジオモニターヘッドホンです。モニターヘッドホンにしては低域が少し強調されており、そのおかげで楽器やボーカルのニュアンスや表情がはっきり聞こえやすく、リスニング用途にも優れている機種です。繊細で解像度を重視したモニター感を持ちつつ、決して無機質でないサウンドを提供します。SoundGuysも言っていますが、アーティストが感情移入しやすいサウンドです。

 

Because of the bump in the low end of the ATH-M50x headphones, these might be better for the musician that might need to feel that extra bit of emotion from the instrumentation while in the recording booth and then still wants to listen to some music on the way home.

 

ATH-M50xは低域が強調されているので、レコーディングブースでは楽器の音に感情移入したいが、家に帰ってからも音楽を聴きたいというミュージシャンに向いているかもしれません。この製品は、どちらの役割も十分に果たすことができる汎用性の高いヘッドホンです。

www.soundguys.com

 

By balancing durability, flexibility, and audio performance Audio-Technica’s ATH-M50X are a great pair of studio monitor headphones.

 

オーディオテクニカのATH-M50Xは、耐久性、柔軟性、オーディオ性能のバランスがとれた、スタジオモニターヘッドホンとして最適な製品です。

www.rollingstone.com

 

 

もっといろんなモニターヘッドホンの情報を知りたい

 サウンドハウスの以下の記事が面白いです。

 

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【ニュース】SONY WF-1000XM4は8時間連続再生とLDACコーデックを備えた最強のANC搭載完全ワイヤレスイヤホンになるかもしれない!発売日は2021/06/25

 

SONY WF-1000XM4

SONY WF-1000XM4(画像引用元:WinFuture)


 WinFutureにSONYの次期フラッグシップ完全ワイヤレスイヤホン「WF-1000XM4」についてのリーク情報が掲載されました。それによると、SONY WF-1000XM4は新しいANCチップ「V1」を搭載し、高音質コーデックであるLDACに対応しています。

 さらにイヤホン単体での連続再生時間をANC ON時で8時間、ANC OFF時で最大12時間に向上させることに成功しているようです。ケースはQi規格のワイヤレス充電も可能です。

 WF-1000XM3は防水性能を備えていませんでしたが、XM4はIPX4に対応します。

 価格はWinFutureによれば、€279.90(約£240/$397/442豪ドル)とのことです。なお、最新の新たな価格情報ではUSDベースの販売価格は$340です。

 

 

今回のリーク内容のまとめ

  • SONY WF-1000XM4のANCはXM3以上
  • 高音質コーデックLDACに対応
  • 連続再生時間の向上
  • 防水性能IPX4
  • ワイヤレス充電に対応
  • DSEE Extreme対応(流出プロモーション動画より)
  • 価格は約40,000円か?

 

続報:発売日は6/9か?

 WF-1000XM4のリーク情報がより具体性を帯びてきました。ようやく発売日情報らしきリークが提供されました。

 

 SONYは公式チャンネルに「Truly Silent」のYouTubeライブストリームを投稿しました。「Tailored 4 you」イベントは6月9日に予定されています。 イベントは6月9日日本時間午前1時に開始されるように設定されています。

 

youtu.be

 

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【モニターヘッドホン SONY MDR-M1ST アウトラインレビュー】中域充実の聴き心地の良いモニターヘッドホン。装着感も良好で使い勝手もよい

SONY MDR-M1ST

SONY MDR-M1ST

 

 

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  • このレビューは「私的な購入品」または「対価を払ってレンタルした商品」に基づいて書かれています。
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こんな人におすすめ

  • SONYファン
  • 聞き心地重視

 

SONY MDR-M1STの概要

 「アウトラインレビュー」は製品の概要を簡潔に紹介するレビューシリーズです。今回取り上げる製品は「SONY MDR-M1ST」です。

 SONY MDR-M1STの完全なレビューはこちらにあります。

 

基本スペック
  • 周波数特性:5Hz~80kHz
  • インピーダンス:24Ω
  • 感度:103dB/mW
  • 価格帯:30000円~50000円

 

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 audio-sound @ hatenaはこの機種を「audio-sound @ hatena Recommended」として、比較的多数の人にとって買って損がないオーディオ製品であると推奨します。

 

SONY MDR-M1STの特徴

 以下公式サイトより引用です。

  • “感動はここから生まれる”:ハイレゾの高音質環境が整うなか、約4年半もの歳月をかけて磨き上げられた音質は、中域の骨太感と、全体の音が俯瞰できる音像を両立。音楽で重要な中域へのフォーカスをしつつ、低音域や高音域もしっかり聴こえます。
  • 演奏空間を忠実に再現する音像:独自開発のドライバーユニットを採用し、可聴帯域を超えるハイレゾの音域をダイレクトかつ正確に再現。楽器配置や音の響く空気感といった演奏空間全体を広く見渡すことができ、原音のイメージそのままの音質を実現しました。
  • プロユースに耐えうる機能性と耐久性:ジョイント部にシリコンリングを採用し、体を動かした際に発生しやすいノイズを徹底的に低減。人間工学に基づいた立体縫製のイヤーパッドで長時間の装着も快適です。さらに可動部の耐久性や耐落下強度も向上させ、プロユースに耐えうる品質を実現しています。
  • 熟練工によるハンドメイド製造:プロフェッショナル向け音響製品を生産しているソニー・太陽株式会社にて製造。プロ用製品で培われた品質管理のもと、熟練作業者により手作業で一つ一つ丁寧に造られ、厳しい検査を経て出荷されます。

 

パッケージ

 SONY MDR-M1STは簡素なパッケージに入っています。

 

パッケージ内容

 パッケージには以下のものが含まれています。

  • ヘッドホン本体
  • マニュアル

 

SONY MDR-M1ST
SONY MDR-M1ST

 

ビルドクオリティ

 SONY MDR-M1STのビルドクオリティは価格の標準を満たしています。

 

 スピーカー部分は耳に向かって音を聞かせるように傾斜されています。

 

SONY MDR-M1ST

SONY MDR-M1ST
SONY MDR-M1ST
SONY MDR-M1ST
SONY MDR-M1ST

 

イヤーカップは柔軟に可動するので、片耳モニタリングも可能です。

 

SONY MDR-M1ST

 

装着サンプル

 装着感は良好です。ヘッドバンドは厚みがあり、イヤーマフもフカフカで頭を包み込む感触は良好です。

 

SONY MDR-M1ST
SONY MDR-M1ST
SONY MDR-M1ST
SONY MDR-M1ST

 

音質

 SONY MDR-M1STの音質は中域充実系のいわゆる「かまぼこ」サウンドです。高域は中域より後退的なので、解像度はあまり高くなく、モニターサウンドにありがちな硬いディテール感はほとんど感じません。そのサウンドはあまり分析的に聞こえず、どちらかといえばリスニングライクです。長時間の音楽リスニングでも聞き疲れないのは良いですが、批判的なリスニングにはあまり向かないサウンドです。

 

 音質についての詳しいレビュー内容はこちらを参照して下さい。

 

音質総評
  • 原音忠実度:A
  • おすすめ度:B+
  • 個人的な好み:B-

 

 SONY MDR-M1STは聴き心地の良い中域充実系のサウンドを持っています。それは音楽の全体を横長のフレームにうまく収めてくれるという意味ではモニターしやすいところもあるでしょう。聞き疲れしないのも美点です。

 

 しかし、ライバルとなりうるVictor HA-MX100VYAMAHA HPH-MT8に比べて音楽の情報量が少なく、引き締まりも悪いため、分析的なリスニングには向きません。幸いにしてSONYにはMDR-7506という素晴らしい機種があるので、あえてその3倍高い値段を払ってこれを買う必要はないでしょう。

 

音質的な特徴
美点
  • 中域への適切なフォーカス
  • 充実感がある
  • 聴き疲れしにくい
  • 艶やか
  • ウォーム

 

欠点
  • 拡張性に欠ける
  • ディテールに欠ける
  • 不自然な質感
  • 不自然な定位
  • ダイナミクスに欠ける

 

総評

 SONY MDR-M1STは中域充実系の聴き心地の良いサウンドを持っています。ビルドクオリティは優れており、モニターヘッドホンとしての使い勝手にも優れていますが、もし楽曲の構成を分析的に提示してくれるモニターヘッドホンを求めているなら、MDR-M1STはそういうヘッドホンではありません。個人的にはこれよりYAMAHA HPH-MT8Victor HA-MX100Vをおすすめします。

 

SONY MDR-M1ST

SONY MDR-M1ST

 

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【モニターヘッドホン SONY MDR-7506 アウトラインレビュー】ディテール感重視の緻密で繊細なモニターヘッドホン。そしてそれは圧倒的情報量で飲み込んでくる恐るべき神ボーカルホンでもある

SONY MDR-7506

SONY MDR-7506

SONY ( ソニー ) / MDR-7506 モニターヘッドホン

 

 

こんな人におすすめ

  • クリアで解像感が高いサウンドを求めている
  • 緻密なサウンドが好き
  • 低域はうるさくない方が良い
  • アグレッシブなサウンドが好き
  • ディテール感の高いサウンドが好き
  • 使い勝手が良いヘッドホンが欲しい

 

SONY MDR-7506の概要

 「アウトラインレビュー」は製品の概要を簡潔に紹介するレビューシリーズです。今回取り上げる製品は「SONY MDR-7506」です。

 SONY MDR-7506の完全なレビューはこちらにあります。

 

基本スペック
  • 周波数特性:10hz-20khz
  • インピーダンス:63Ω
  • 感度:106dB

 

SONYについて

 SONYは言わずと知れた日本最大の総合電機メーカーのひとつであり、ハードウェアに限らず、関連するサービス分野、ソフトウェア分野、金融分野にまで業容を拡大している多国籍コングロマリットです。

 

SONY

 

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 audio-sound @ hatenaはこの機種を「audio-sound @ hatena Highly Recommended」として、大多数の人にとって満足度が高いオーディオ製品であると推奨します。

 

SONY MDR-7506の特徴

 発売以来、世界中で大人気!折りたたみ可能。動きの激しい方でもぴったりフィットする装着感はGOOD!カールコード。900STより柔らかい音色でやや膨らみのある低音が特徴的。適度な側圧でモニタリングからリスニングまで対応の万能型ヘッドホン!MDR-CD900STのレッドラインに対してMDR7506はブルーラインで勝負!

 

口径40mmドライバーユニット採用
SONY MDR-7506
 業務用のモニターヘッドホンとして、高音質・高耐入力(最大入力:1,000mW)を実現。大口径40mmドライバーユニットとネオジウムマグネットを採用し、クリアかつパワフルな音を再現します。

 

携帯・収納に便利な折りたたみ式
 持ち運びに便利な折りたたみ式。キャリングポーチも付属。
SONY MDR-7506

 

邪魔にならないカールコードを採用
SONY MDR-7506
 音声の伝達ロスを抑え、しなやかなOFCリッツ線を使用した片出しカールコード採用。

 

金メッキ2ウェイプラグ
 ステレオ標準ジャックとステレオミニジャックに対応。
SONY MDR-7506

 

便利なクリックスケール式スライダー
SONY MDR-7506
 ヘッドバンドの長さ調整は目盛り付きのクリックスケール式スライダーを採用。

 

世界的定番のスタジオ・モニターヘッドホン
 プロフェッショナルの使用に応える高音質・高耐入力の折りたたみ式業務用モニターヘッドホン。
SONY MDR-7506

 

パッケージ

 業務用モニターというと、簡素なパッケージが多いですが、SONY MDR-7506の外装は比較的豪華です。

 開梱体験には高級感が感じられ、付属品にはキャリイングポーチが含まれます。

 

SONY MDR-7506

SONY MDR-7506
SONY MDR-7506

 

ビルドクオリティ

 ヘッドホン本体のビルドクオリティは必要十分で、高級感はありませんが、チープでもなく、自然な機能美が備わっています。

 ヘッドバンドは金属製のシャーシを備えており、頑強性は十分に思われますが、ケーブル配線が露出しているのが気になります。それは実際上、断線のリスクはほとんどないと思いますが、内部配線方式より危険性が高いことは事実です。

 

Rose QT-7 Pro

SONY MDR-7506
 イヤーカップは柔軟で、片耳モニタリングも可能です。

 

装着感

 筐体はコンパクトで耳への収まりは良く、遮音性も比較的良好です。

 

Rose QT-7 Pro

SONY MDR-7506
SONY MDR-7506
SONY MDR-7506

 

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Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro

Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro

ベストセラーモデルがさらに進化

⼈気モデル「Soundcore Liberty Air 2」の音質・機能性をさらにアップグレードした上位モデル。Anker独自の「ウルトラノイズキャンセリング」を搭載。イヤホンの外側と内側に配置した2つのマイクで周囲の音を検知し雑音を除去することで、聴きたい音楽をクリアに届けます。また、あなたが今いる環境をアプリ上で選ぶだけで、そのシーンに最適なノイズキャンセリングを起動させることができます。

HearID 2.0

従来のHearing Profileの自動作成に加えて、ロックやポップ等の音楽ジャンルを掛け合わせて設定することが可能になり、より自分の好みにあったサウンドをお楽しみいただけます。

外音取り込み機能

音楽を聴いていても、イヤホンを付けたまま会話や公共施設のアナウンス等の外音を取り込んで聴くことがきます。(※本機能はアプリでの設定が必要です)

直感的なタッチ操作

イヤホンのタッチパッドを操作するだけで、着信への応答や音楽の再生、停止、曲送りが可能なほか、ノイズキャンセリングや外音取り込み機能の切り替えができます。

音質

音質総評
  • 原音忠実度:A-
  • おすすめ度:B+
  • 個人的な好み:S

 

 MDR-7506は1万円前後でモニターヘッドホンの購入を考えている場合は真っ先に検討するに値する機種の一つです。

 この価格帯ではDTM初心者にはSW-HP10Sのほうがバランスと聞き心地が良いので推奨されますが、分析性はMDR-7506のほうが高いので、とくにスピード感と緻密性の高い音楽を作り込む場合にはMDR-7506のほうが優れているでしょう。

 ボーカルフォーカスが良好で、ボーカルニュアンスの表現力も高いので、ボーカリストの人も場合によってSW-HP10Sより好ましく思うかもしれません。マイクノイズも比較的わかりやすく拾ってくれます。

 

 全体的に明るめのサウンドなので、くっきりとしたわかりやすい解像感の高さが感じられる一方、人によっては少し刺激的でうるさすぎるように感じる可能性はあります。

 MDR-7506からのステップアップ先としては、より定位やディテール、低域の把握能力が高いHPH-MT8が検討に値すると思われます。

 

音質的な特徴
美点
  • フラットに近い正統派モニターサウンド
  • ディテール感が高い
  • 鮮明感が高い
  • クリア感が高い
  • ボーカルフォーカスが良い
  • ニュアンスが繊細
  • 分離が良く、階層性も感じられる低域
  • 見通し感に優れる
  • 一定のフレーム内に音楽が収まる
  • 抜けが良く音に滞留感がない
欠点
  • 低域は存在感が薄い
  • アグレッシブでシャウティなサウンド
  • 広くなく、前かがみで少し窮屈な音場
  • ガチャガチャしやすい

 

総評

 SONY MDR-7506はわりとなんとなく買った機種ですが、たちまち私のお気に入りになりました。それは一定のフレームに音楽の全体像を情報量が多めに提示してくれる効率的なサウンドを持っているだけでなく、非常にボーカルフォーカスに優れたヘッドホンでもあります。ハイ上がりのややアグレッシブなサウンドですが、宅録で歌唱をする人におすすめできるだけでなく、ボーカルを愛するすべての人にとって、この価格帯で最も魅力的なヘッドホンの一つになりえるでしょう。ただし一般的な作曲・モニターチェック用途にはSW-HP10Sのほうが優れていると思われるので、万能系のモニターヘッドホンを求めている場合はそちらを選んだほうが良いでしょう。

 

SONY MDR-7506

SONY MDR-7506

SONY ( ソニー ) / MDR-7506 モニターヘッドホン

 

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SONY ポータブルヘッドホンアンプ PHA-1

 

 

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SONY WH-1000XM4

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【コラム】SONY WH-1000XM4 vs BOSE NCH 700 どっちがいいの?海外比較レビューまとめ

SONY WH-1000XM4
 BOSE NOISE CANCELLING HEADPHONES 700
SONY WH-1000XM4 vs BOSE NCH 700

 

 

ついにヴェールを脱いだSONY WH1000XM4

 先日お伝えしましたようにSONYの新作アクティブノイズキャンセリング搭載ヘッドホンWH-1000XM4がついに発表され、9/4に発売されます。現在ソニーストアやECサイトをはじめ、さまざまな場所で予約が開始されました。

www.ear-phone-review.com

 

 上の記事でも紹介していますが、SONYによるとWH-1000XM4の主要な強化ポイントは以下の通りです。

  1. 強化されたアクティブノイズキャンセリング性能
  2. AI技術が導入されたDSEE X
  3. ハンズフリーでヒアスルー機能を実現「スピーク・トゥ・チャット」
  4. 2台までの機器に同時接続できるマルチポイント

 

 事前に予想されていたaptX adaptiveへの対応はなかったようで、これは個人的には少し残念なポイントでした。

 

 

一斉にレビュー記事が出始め、情報は揃いつつある

 レビューも解禁になったのか、国内・海外問わず、レビュー記事が一斉に出てくるようになりました。当然のことながら、ライバルであるBOSENOISE CANCELLING HEADPHONES 700(NCH 700)との比較も盛んにおこなわれています。

 そこで今回は海外のWH-1000XM4とBOSE NCH 700との比較記事を取り上げ、その評価を紹介したいと思います。

www.ear-phone-review.com

 

 

SONY WH-1000XM4国内レビューまとめ

 と、その前に国内主要メディアのWH-1000XM4についてのレビュー/インプレ記事を軽く紹介します。

 複数の面でWH-1000XM3と比較すると、別モデルくらい劇的に変化したというよりも、もともと持っていたいい部分を丁寧にブラッシュアップし、新たな機能を与え、より高い完成度で仕上げたモデルということになると思う。WH-1000XM3もかなり完成度の高いモデルだったからこそ、この進化のさせ方は納得できる。

 WH-1000XM3の購入を検討していた人は、ぜひWH-1000XM4の発売まで待って、こちらを手に入れよう。他社製のヘッドホンの購入を検討している人も、一度この強力なノイズキャンセリングを体験してほしい。思わず欲しくなるに違いない。

ascii.jp

 

ノイズキャンセリング性能のアップは、飛行機や電車など、より騒音レベルが高い場所で聴き比べしないと分からなかったのでまたそのテストをしてみたいと思いますが、それより「装着検出機能」や「スピーク・トゥ・チャット」のような便利すぎる機能が物欲をそそりました!

ones.co.jp

 

ちなみに付属のオーディオコードを使用すれば「ハイレゾ級」ではなくハイレゾそのもので楽しめますが、何故だろう?ワイレスのほうが明らかに良い音に感じます。オーディオコードを使う場合は内蔵バッテリーが切れた際の、あくまでも予備として使ったほうが良さそうです。(もしくは有線接続しかできないプレーヤー使用時)それほどに『DSEE Extreme』のデキがいいのかも知れません。

satouchi.com

 

これだけの機能や技術を詰め込みながら市場想定価格が税別4万円のWH-1000XM4は、お値段以上の魅力を感じられる製品です。なぜなら、ヘッドホンとしての基本的なポイントをしっかりと抑えながら、スピーク・トゥ・チャットや2台同時接続などを新たに搭載しているため。これからテレワークにヘッドホンの導入を検討されている人にこそ、WH-1000XM4をオススメしたいです。

japanese.engadget.com

 

そうそう、WH-1000XM3とWH-1000XM4のノイズキャンセリング効果の決定的な違いは聴感上はあまり感じられないんですが、気がつけばWH-1000XM4の方がボリュームを小さめに設定している感じがします。

 

長時間使うとなるとインナーイヤーよりもオーバーヘッドの方がやはり楽だし、スタミナが違いますからね。国内旅行であれば「WF-1000XM3」でも行けるんですが、海外だと「WH-1000XM4」一択になってしまいます。

tecstaff.jp

 

WH-1000XM4は現代的なエレクトリックビートを激しく伝えつ、アーティストの生々しい表現にも寄り添える非常に優秀なヘッドホンであると感じました。耳の肥えたオーディオ好きから、「音楽はストリーミングで聴く」というお若い世代の方まで、幅広い層のお客様にマッチするサウンドなので、ぜひ一度ご試聴ください!

e-earphone.blog

 

もう一つの嬉しい点は「DSEE」を使用しながらでもイコライザーの調整が可能になったということ!

DSEEを使っているとダメとか、LDACだとダメだとか、ハイレゾを流している時はダメとか・・・「XM3」では色々あったのですが特に何も考えなくても全て使えます!
これまで、イコライザーを優先しアップコンバート機能を使えなかったという方にも問題なく使うことができるようになりました。

www.ymge.com

 

 

SONY WH-1000XM4 vs BOSE NCH 700 スペック比較表

 単純にスペックだけを見ると、SONY WH-1000XM4はBOSE NCH 700に比べてかなり優れているように思えます。

  SONY WH-1000XM4 BOSE NOISE CANCELLING HEADPHONES 700
バッテリー性能

30h(ANC ON)

38h(ANC OFF)

20h
バッテリー充電効率 10mで5h 15mで3.5h
Bluetoothバージョン 5.0 5.0
対応コーデック LDAC/AAC/SBC AAC/SBC
カラー
  • ホワイト
  • ブラック
  • ブラック
  • ラックスシルバー
  • ソープストーン
価格 44000円 45000円前後

 

 

海外レビューまとめ

tom's guide
  Bose NCH 700 Sony WH-1000xM4
Price and value (5) 3 4
Design (15) 14 11
Controls (10) 8 9
Audio quality (20) 18 20
Active noise cancelation (20) 20 19
Special features and apps (15) 12 15
Call quality (5) 5 2
Battery life (10) 7 8
Total Score (100) 87 88

 

ただ単に、クラス最高のノイズキャンセリングをお望みなら、Bose NCH 700をお勧めします。このスリムなデザインのヘッドホンは、周波数スペクトル全体で周囲の音を処理するように設計されており、素晴らしいサウンドと全体的な機能性を提供します。

同時に、WH-1000XM4は、ほぼすべてのカテゴリーでBose NCH 700に匹敵し、より安い価格でより多くの機能を提供しています。これが、ソニーのヘッドホンが新しいカテゴリーのリーダーである理由です。

www.tomsguide.com

 しかし残念ながら日本ではスタート段階の国内販売において、SONY WH-1000XM4はBOSE NCH 700とほぼ同等の価格であり、価格的優位を発揮していません。もちろんXM3の例のように発売後3か月ほどのクリスマス商戦近くに劇的に値下がりする可能性もありますが、少なくとも初値で海外ほどインパクトがないというのは事実です。むしろXM3の例を見ると、初値で買うのは少し躊躇してしまうかもしれません。35000円近くに値が落ち着くのを待ちたい気もします。

 それでも総合的にはSONY WH-1000XM4のほうにお得感がありそうという意見には賛成です。

 

SONY WH-1000XM3の価格変動

SONY WH-1000XM3の価格変動(価格comより

 

BUSINESS INSIDER
  • 350ドルの最新ヘッドホンSony WH-1000XM4と400ドルの最新ヘッドホンBose NCH 700は、非常によく似た製品に思えます。
  •  そうでありながら、両者はほとんどすべての点でかなり異なります。音質は異なり、機能性でも違いがあり、価格にも差があります。 
  • 箱から出してすぐに使いやすい「良いヘッドフォンが欲しい」と思っていて、アプリをダウンロードしたりサウンドをカスタマイズしたりする可能性がほとんどない人には、Bose NCH 700が強く推奨されます。
  • 一方で、Sonyヘッドホンアプリを使用してさまざまなサウンドスタイルを試してみたい場合は、Sony WH-1000XM4を使用すると、Boseよりも音楽を楽しむことができます。
  • 結局のところ、どちらのヘッドホンでも満足できます。両者は同様に優れたノイズキャンセルと通話中の周囲のノイズ削減があります。

www.businessinsider.com

  BUSINESS INSIDERの評価では実際のところ、SONY WH-1000XM4とBOSE NCH 700の間にアクティブノイズキャンセリング性能の差はほとんどなく、通話品質でもほとんど同等ですが、SONYのほうがわずかに劣ると評価しています。興味深い点は、両者のマイクよりもGoogle Pixel 4XLのマイクのほうが効果的に作用したという指摘で、最高品質のマイク性能を備えるヘッドセットであっても、スマホのマイク品質に追い付いていないことが示唆されています。

 

What Hi-Fi?

価格

勝者:Bose Noise Cancelling Headphones 700

 

バッテリー駆動時間

勝者:Sony WH-1000XM4

 

デザインとフィット

勝者:好みによる

 

機能性

勝者:Sony WH-1000XM4

 

アクティブノイズキャンセリング性能

勝者:好みによる

 

音質

勝者:Sony WH-1000XM4

 

総評

SONY WH-1000XM4は、優れたノイズキャンセリング機能、長時間のバッテリー駆動、優れた音質、そしていくつかの独創的な機能を備えており、間違いなくオールラウンドに使える優れた機種です。予算に余裕があり、伝統的なスタイルがお好きな方には、5つ星のXM4をお勧めします。

 

とはいえ、4つ星のBOSE NOISE CANCELLING HEADPHONES 700は、コスパの点でより良いヘッドホンです。NCH 700はXM4ほど豊富な機能を持ってはいないかもしれませんが、間違いなくよりスタイリッシュで、よりプレミアムです。BOSEのノイズキャンセリングは、まだ最高レベルです。また、価格も安くなっています。

 

ほとんどの人はSONYにお金を払うでしょうが、両方のヘッドホンそれぞれに良いところがたくさんあります。

www.whathifi.com

  価格面についてWhat Hi-Fi?は実売価格ベースで話しているので、先に出ていたBOSE NCH 700のほうが実勢で安くなっている点を指摘しています。ただしこれはすでに述べたように、日本ではSONY製品は急速に値が変動する傾向にあり、一般的にBOSE製品よりは割安で買える可能性が高いため、時間とともにXM4のほうがNCH 700より安くなっていくと思われます。一方でBOSEが価格設定でSONYに追随する可能性はあり、その確率はわかりませんが、可能性は高い気がします。

 

techrader

SONY WH-1000XM4とBOSE NCH 700はどちらも素晴らしいヘッドホンで、優れたサウンド、クラス最高のノイズキャンセレーション、快適なデザインを提供します。

ただし、純粋なオーディオの忠実度に関しては、Sony WH-1000XM4が最も優れています。Speak-to-Chatやマルチポイント接続などの追加機能は、このオーバーイヤーヘッドホンを単純に補強しているので、その相乗効果により最高の結果をもたらしました。 それが2020年最高のヘッドホンとして我々がXM4を推す理由です。

 

www.techradar.com

  techraderの見立てによれば、「よりスタイリッシュなデザイン」もしくは「優れた通話品質」を求める人以外は基本的にSONY WH-1000XM4を選んだほうがよいという判定をしているようです。

 またアクティブノイズキャンセリング性能についてはtechraderはSONYのほうが優れていると判断しているようです。ぶっちゃけXM3の段階でNCH 700よりもANC性能は優れているという評価のほうが私は優勢であったと思っており、たとえばSOUNDGUYSの測定に基づくレビューではXM3の時点でNCH 700より優れていると明確に述べています。低域でNCH 700が高い遮音性を持っていることは事実のようですが、全体的なパフォーマンスの点ではSONYのほうが一般的なノイズに対して効果が高いと感じられるはずです。

 

 

まとめ

 SONY WH-1000XM4は間違いなく期待できる製品に思えます。NCH 700は現在の価格で売られている限り、相対的に魅力が乏しいことは間違いありません。とくにSONY WH-1000XM4がXM3と同じような値動きをした場合には、それは顕著になるでしょう。XM4がXM3と同じ価格変動をたどるかはわかりませんが、SONY製品の初値は基本的にご祝儀価格になる傾向があります。テレワークには魅力的な製品で、初値でも決してコスパは悪くないはずですが、急いで必要と思ってない人は値下がりを待つか、十分な性能で格段に安く手に入るXM3を選んでもよいかもしれません。

 NCH 700を今買う価値があるかというとかなり微妙です。価格的により安いXM3が存在していることと、XM4発売後に値下がりするかもしれない可能性が残っている以上、BOSE製品がよほど好きというわけでもない限り、購入は待ったほうがいいかもしれません。

 

SONY WH-1000XM4

SONY WH-1000XM4

SONY WH-1000XM3

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BOSE NOISE CANCELLING HEADPHONES 700

BOSE NOISE CANCELLING HEADPHONES 700

 

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【ニュース】SONYの新作アクティブノイズキャンセリングヘッドホン SONY WH-1000XM4が発表されました!

SONY WH-1000XM4

SONY WH-1000XM4

ソニー ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン WH-1000XM4 : LDAC/Amazon Alexa搭載/Bluetooth/ハイレゾ 最大30時間連続再生 密閉型 マイク付 2020年モデル シルバー WH-1000XM4 S

 

 

SONY WH-1000XM4が正式発表されました!

 すでに海外ではいち早くアナウンスされていましたが、本日8/7 9:00、日本でもSONY WH-1000XM4が正式発表されました。リリース日程は9/4、価格はSONYオンラインストアやamazonで44000円(税込み)となっています。事前の海外版は$350という価格設定だったので、国内版はやや割高に思えます。

 

www.youtube.com

 

強化されたアクティブノイズキャンセリング性能

 WH-1000XM3ですでに業界最高水準のアクティブノイズキャンセリング性能であったことは疑いありませんが、SONYは前進を止めませんでした。WH-1000XM4はさらなるノイズカット性能を実現しているようです。

 SONYの見解によると、これまでよりさらに中高域を中心にノイズカット性能を高め、人の声が多い環境でもさらに高い静寂性が実現されるようです。

 

AI技術が導入されたDSEE X

 事前情報ですでに明らかになっていましたが、DSEE Xには新たにAI技術が組み込まれ、圧縮音源でもハイレゾ相当の高音質が実現されます。

 

ハンズフリーでヒアスルー機能を実現「スピーク・トゥ・チャット」

 SONY WH-1000XM4では音楽鑑賞中であっても、声を発するだけで音楽が停止し、ヒアスルー(外音取り込み)モードにシームレスに切り替わる「スピーク・トゥ・チャット」機能が新たに搭載されます。これにより誰かが話しかけてきたときにもハンズフリーで簡単にその声を聞き取ることができるようになります。

 

2台までの機器に同時接続できるマルチポイント

 SONY WH-1000XM4は2台までのワイヤレス機器に接続でき、PCとスマホ、スマホとウォークマン、ウォークマンとPCなど、好みの構成で2台の機器を切り替えて音楽を楽しみつつ、通話やチャットに応答するといったことが可能になります。

 

アクティブノイズキャンセリングを有効にしながら30時間動作

 SONY WH-1000XM4はアクティブノイズキャンセリングをONにした状態で最大30時間、OFFの場合は最大38時間もの動作時間を実現しています。一度バッテリーを充電すれば、終日十分に音楽を楽しむことができます。

 

SONY WH-1000XM4の技術仕様

  • 電源:内蔵充電式リチウムイオン電池
  • 充電時間:約3時間(フル充電) (1.5AのACアダプター使用時)
  • 充電方法:USB充電
  • 電池持続時間(連続音声再生時間):最大30時間(NC ON時)、最大38時間(NC OFF時)
  • 電池持続時間(連続通話時間):最大24時間(NC ON時)、最大30時間(NC OFF時)
  • 電池持続時間(待受時間):最大30時間(NC ON時)、最大200時間(NC OFF時)
  • 周波数特性:4Hz-40,000Hz
  • 対応インピーダンス 40 Ω (有線接続、POWER ON時 1 kHzにて)、16Ω(有線接続、POWER OFF時 1 kHzにて)
  • 音声入力端子:ステレオミニジャック
  • 通信方式:Bluetooth標準規格 Ver.5.0
  • 出力:Bluetooth標準規格 Power Class1
  • 最大通信距離:見通し距離 約10m
  • 使用周波数帯域 2.4GHz帯(2.4000GHz-2.4835GHz)
  • 対応Bluetoothプロファイル :A2DP(Advanced Audio Distribution Profile)、 AVRCP(Audio Video Remote Control Profile)、 HFP(Hands-free Profile)、 HSP(Headset Profile)
  • 対応コーデック:SBC, AAC, LDAC
  • 対応コンテンツ保護:SCMS-T方式
  • 伝送帯域(A2DP): 20Hz - 20,000Hz(44.1kHzサンプリング時) / 20Hz - 40,000Hz(LDAC 96kHzサンプリング、990kbps 時)

 

まとめ

 残念ながらaptX系のコーデックは搭載されていないようですが、驚異的なアクティブノイズキャンセリング性能はさらに進化し、新たなスマート機能を搭載したSONYの新しいノイズキャンセリングヘッドホンWH-1000XM4は非常に魅力的な選択肢であるように思えます。少なくともSONYはアクティブノイズキャンセリングヘッドホン最強の座をしばらく明け渡すつもりはないということは、はっきりとわかります。

 販売価格は強気に思えますが、早期の値下がりが期待できます。XM3は当初は4万円以上で販売開始されましたが、発売後数ヶ月で3万円近くにまで価格が落ち着いた前例があります。XM4も同じような値動きをするとは限りませんが、クリスマス商戦で割引販売される可能性が高いので、それを待つのも手でしょう。

 

SONY WH-1000XM4

SONY WH-1000XM4

ソニー ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン WH-1000XM4 : LDAC/Amazon Alexa搭載/Bluetooth/ハイレゾ 最大30時間連続再生 密閉型 マイク付 2020年モデル シルバー WH-1000XM4 S

 

by カエレバ

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