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【ANC搭載ワイヤレスヘッドホン SONY WH-H910N レビュー】中華の1万円以下のノイキャンヘッドホンに比べると少し性能が勝るが、使い勝手で劣る。LDACに対応しているのが魅力かな。

SONY WH-H910N

SONY WH-H910N

ソニー SONY ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン WH-H910N : ハイレゾ対応 / bluetooth / 最大35時間連続再生 / ハイレゾ相当アップスケーリング対応 小型・軽量 タッチセンサー搭載 キャリングポーチ付属 2019年モデル オレンジ WH-H910N D

 

 

【1】装着感/遮音性/通信品質「装着感は良い。通信品質も悪くない」

おすすめ度*1

SONY WH-H910N

ASIN

B07YYFZ9YF

スペック・評価
連続再生時間/最大再生時間

35h/-

Bluetoothバージョン 5.0
対応ワイヤレスコーデック LDAC/AAC/SBC
防水性能

なし

音質傾向

充実感がある、透明感がある、聞き心地が良い、安定感がある、パンチがある、聞き疲れしにくい、穏やか、マイルド

 プラスチック製で軽量な上、ヘッドバンドのスライドもほどよい感じで、硬すぎないので比較的装着感を合わせやすいです。側圧が強いということもあまりないです。遮音性もそこそこです。

 

 対応コーデックはLDAC/AAC/SBC。ONKYO GRANBEATCayin N6II/A01で交互に繋ぎながら接続品質をみました。テストしたのは都内某駅周辺です。混雑する時間帯でなかったせいもありますが、駅の改札の通過、電車の乗り降り時の間もほとんど途切れる感じはありませんでした。基本的に通信品質は安定していると思われます。

 

テスト環境

 今回のテストはONKYO GRANBEAT、Cayin B6II/A01、SONY NW-A105で行っています。

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【2】外観・インターフェース・付属品「割愛します。充電口はType-Cです」

 ONZOのサブスク版なので付属品は割愛します。ONZOのサービスについて興味がある方は以下をご確認下さい。

www.phileweb.com

www.onzo.co.jp

 

アクティブノイズキャンセリング性能は1万円以下の中華よりは優秀だが、使いづらい

 この機種はアクティブノイズキャンセリングとヒアスルーに対応します。あくまで主観的な部分も入りますが、アクティブノイズキャンセリングの性能は、私が中華の格安ワイヤレス最高峰レベルと考えているOneAudio A9と聞き比べて見ると、それよりは少し良いです。サーキュレーターの音と電車の音で聞き比べましたが、まずサーキュレーターは静かな環境で聴くと、わずかに差が感じられるのと、ホワイトノイズが少ない点でWH-H910Nが優れていると感じました。

 電車の走行音もほとんど変わりませんが、WH-H910Nのほうがガタンゴトンのガタとかゴトが少し柔らかく聞こえるような気がします。仔細に聴いてみると、OneAudio A9のほうが少し空間に音の清潔さがあって逆にガタゴトが強く聞こえている感じもあり、甲乙付けがたい印象です。

 総合的にはおそらくWH-H910Nのほうがノイキャン性能はわずかに上だと思いますが、一方でWH-H910Nには使い勝手で明確な欠点があります。それはノイキャンだけをONにし続けられないことで、OneAudio A9がノイキャンだけをONにしてANCイヤーマフのような使い方ができるのに対し、WH-H910NはBluetooth電源をONにしないとANC機能が使えず、さらに一定時間音楽を受信しないと勝手に電源が切れてしまうようです。通信が繋がっていればおそらく長時間ノイキャンだけを続けることができるようですが、外出時はどうしても状況によって勝手に切れてしまうことが多いように思います。

 普段のイヤホンリスニングや、イヤホン店頭試聴時のために、あるいは作業に集中するためのANCイヤーマフとしての使用を考えている人は注意が必要です。

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SONY WH-H910NSONY WH-H910N

 

【3】音質「低域は中域近くのパンチが利いた明るい浅い音、中高域は少し鮮やかに聞こえるが、アタックは適度で、ほどよい押し出し感のある音楽を聞かせる」

 まず全体像を確認してみますと、低域ドラムが中域に近いやや浅めの床面を作るのに気が付きます。少し腹にこたえるような胴鳴りを感じさせますが、量感は強くなく、また温かみも少し抑えられているので、フロアタムの幅や低域弦楽の厚みはよく出ますが、主張は強い感じではありません。ただこのボディをよく感じさせる低域のおかげで楽器音は太くしっかり聞こえるようです。中域では必ずしもボーカルフォーカスが強く感じでもなく、とくに女声ボーカルはあまり上に伸びる感じがありません。高域方向はあまりアタックは強くなく、立体感を出すというよりは音像を聞かせるマイルドな味付けになっているようです。全体的にフラットな音響が意識されているように聞こえます。

 次に各音域を確認していきます。まず低域ですが、ベースラインを聴いてみると、あまり黒さはありません。ブンブンウンウン重みと深みは感じられますが、ベースのボディはしっかり濃いという感じではなく、ややボサボサとして聞こえます。バスドラキックもそれほど目立たず、柔らかい輪郭でそれほど広がらずにボンとドンの間くらいの音で聞こえます。基本的に低域の深いところは、存在感を少し出しつつも、聞こえすぎないように配慮されているように思われます。印象的にはやや浅く聞こえやすいでしょう。低域弦楽はやや胴が重い、のっそりした感じの音で、ボーンという豊満なボディを感じさせます。深いところにのしかかる感じは少なく、厚みはありますが、立体感はあまり感じさせません。一般に低域はブーミー系でやや立体感に欠けてボコボコして聞こえるかもしれません。

 中域はどちらかといえば低域方向の安定感が強い感じに聞こえます。立体感はあまり強くなく、音場表現的には平坦であまり広さを感じないかもしれません。奥行き感もあまり強調がありません。ボーカルは相対的に前出てきますが、ギターサウンドなどとはほぼ均等な力関係で、ロックではドラムのパンチに埋もれやすい感じがあるので、ボーカル周りは整理されておらず、フォーカスが優れているとは言えませんが、楽器音がボーカル周りに適度に充実するので充実感のある形で聞こえます。ボーカルは伸びやかというよりは安定的に聞こえます。息感や子音が強調される感じはほとんどなく、女声ボーカルは少し暗いです。

 高域方向はなだらかに閉じているように聞こえますが、閉じる前に伸びる感じがあります。シンバルの空気感の強調はわずかに透明な感じで聞こえますが、あまり目立ちません。しかし色味を抑えている割に高さがあるように感じられると思われます。ボーカルの息はわずかに強調される感じがありますが、基本的にはほとんど息感は抑制されています。弦楽も高いところは透明で、あまり高く伸びているような見た目をしていませんが、印象よりは高いところが聞こえているようです。大抵の曲で高域は少し落ち着いた、やや暗い印象で聞こえると思われます。中高域のアタックは強くなく、鮮やかさもほどほどに抑えられています。

 

 総合すると、あまり明るくない高域と厚みを出しつつも深くない低域が、意識を自然と中域に向けさせるような音響設計を感じます。その中域は音が少し密集していて適度に濃厚感がありますが、高域方向は必ずしも高さを意識させないものの、実際には透明感があるので音が適度に抜けていく感覚があり、JAZZを聴いても濃厚感は強くなりすぎず、上では適度に開放感があるような形で聞けます。全体的には温和に音像を丁寧に聞かせる感じがあり、安定感のある音響になっています。聞き心地はマイルドですが、立体感に欠けて聞こえやすいところはあります。少なくとも音源の味付け以上にキレを出したりするような機種ではありません。

 

音質因子評価
音質因子 評価
鮮やかさ
(鮮やか/色味が薄い)
普通。中域で鮮やかさを感じるが、強く出しすぎない。

鋭さ

(鋭い/鈍い)

普通。シンバルが少し派手に出やすいが、全体的にマイルド。
明るさ
(明るい/暗い)
普通。ボーカル周りが自然に明るく、高域は高さはあるが明るさは適度に抑えられている。
派手さ
(派手/地味)
普通。派手なきらめき感は適度に抑えつつ、地味にならない程度には色づいて聞かせる。
硬さ
(硬い/柔らかい)
普通。手応えはしっかりありつつ、角が立ちすぎない。
尖り
(尖っている/丸みがある)
普通。高域でシンバルが少し細かいが、輪郭はマイルド。
穏やかさ
(穏やか/騒々しい)
普通。中域のボーカル周りに少し音が集まりやすいが、音像が落ち着いているのでガチャガチャ感は多くない。
力強さ
(力強い/嫋やか)
やや力強い。中域下の低域のパンチはバランス的に少し強く、やや力強さを感じやすい。
豊かさ
(豊か/貧弱)

普通。全体的にほどよく情報量がある。

太さ
(太い/細い)
普通。高域で少し細かくディテールを出すが、そこらへんは透明感が強いので目立ちすぎず、中域の自然な太さと低域のパンチが一番感じられる。
手触り
(ざらざら/滑らか)
普通。高域は少し細かいが、基本的にマイルド。
粒感
(きめの細かい/粗い)
ややきめの細かい。高域のハイハットの粒立ち感が少し細かく目立つ。
清潔感
(澄んだ/濁った)
普通。高域は透明で澄んでいる感じがあるが、中域はややぎっしりしている。
潤い
(潤いのある/乾いた)
やや潤いのある。音は少しみずみずしい。
重さ
(重い/軽い)
やや重い。バランス的にはやや安定感重視で、低域が少し重く感じられる。

 

ボーカル因子評価
ボーカル因子 男声 女声
澄んでいるか
(澄んでいる/濁っている)
普通 普通

明るいか

(明るい/暗い)

普通 やや暗い

伸びやかか

(伸びる、突き抜ける/天井感がある)

やや伸びやか やや伸びやか

潤っているか

(しっとりしている/乾いている)

普通 普通

太いか

(太い/細い)

普通 普通

濃いか

(濃い/薄い)

普通 普通

子音が強調されるか

(目立つ/目立たない)

普通 普通

 

空間因子評価
空間因子 評価
主に中域の密度
(ぎっしり/スカスカ)
普通
主に高域の高さ
(抜けが良い/天井感がある)
やや抜けが良い
主に低域の深さ
(深掘り感がある/浮き上がりがよい)
やや深掘り感がある
主に中域の奥行き感
(前進的/後傾的/前傾的/後退的)
前進的
主に低域と中域の横幅
(広い/狭い)
普通
定位感
(頭内的/頭外的)
頭内的
分離感
(拡散的/密集的)
やや密集的

 

美点
  1. 中域に充実感がある
  2. 透明感のある高域
  3. 適度に厚みもあって重みの感じられる低域
  4. 聞き疲れしにくい
欠点
  1. 立体感に欠ける
  2. 全体的に音がマイルドでメリハリに欠ける

 

[高音]:一聴した印象では高域はあまり出ていない感じがするが、よく聴いてみると透明に近い感じでありながら、そこそこ高いところまで伸びて聞こえる。たとえばシンバルの空気感は派手にシャーンとは明瞭には広がらないが、聴いてみれば淡い感じでかなり広がっている。弦楽も透明に高いところに伸びていくが存在感は目立たないようになっている。そのため高域は薄味であるにも関わらず、閉じている感じは強くなく、適度に開放されているように感じる。中高域はそれほど鮮やかさを強調せず自然な色味に聞こえる(秦基博「水彩の月」、井口裕香「Hey World」、菅野よう子「Power Of the Light」でテスト)

[中音]:中域は少し安定的で中域真ん中で安定するように聞こえる。ギターのアタック感などは少し感じるが、強い感じではない。どちらかというとボーカル周りに少し音を集めて充実感を出すように聞こえる。中域はほどよい透明感も考えられているが、わずかに音に密集感があり、音場が狭めで整理されていない印象を受ける可能性がある。ロックでは低域のドラムが少し中域にかぶさる感じもある。

[低音]:100hz~40hzまでそれほど太くない輪郭が少しだけ締まったボーッとした振動。30hzで沈み、20hzでほぼ無音。低域は深いところで少し地熱を感じる。ベースは真っ黒というよりはもう少しぼやっとした感じで温かみの中で音が聞こえてくる。バスドラキックもやや輪郭がゆるい感じで優しく聞こえる。ドラムの胴鳴りに一定の厚みを感じ、ロックではその弾力感でやや浅いところで音が浮き上がってくる感じもあり、活きがよく感じられる。低域弦楽は重みより豊満さのあるボディの豊かさを聞かせ、やはり少し浮き上がりが良い印象を受けます(分島花音「killy killy JOKER」、UVERWorld「CORE PRIDE」、重低音音源動画でテスト)

[解像度・立体感]:あまりワイドレンジな立体感を出す感じではない。どちらかといえば中域に音が集中するが、高域は地味なものの開放的で、中域に濃厚感を閉じ込めすぎない。そのため全体の音楽的なイメージとしては、低域の厚みから浮き上がってくる音が中域で一度滞留するが、そこからほどなく透明になって抜けていく、ややゆるい立体感に感じられる。音像のくっきり感はそれほど重視されないので解像度を強調する感じは強くなく、またアタック感も抑えめである(petit milady「azurite」、分島花音「world's end, girl's londo」でテスト)

[パーカッション・リズム]:ドラムは少し胴鳴り感が強め。スネアの鼓面はやや明るくバツッと弾けるが、胴鳴りの安定感のほうが基本的には強いので、若干下に重い感じがある。一方でバスドラキックも深くないので、中低域の浅いところで音が跳ね返ってくる感じがあり、床面はそこほど深く潜らない。ちょっと浅いバツンバツンくらい。ハイハットはチンチンしたあたりが少し目立つが、シャンシャンしたあたりもかなり淡いながら聞こえ、立体感は感じられる(東京カランコロン「スパイス」、nano.RIPE「ツマビクヒトリ」、JOY「アイオライト」でテスト)

[ボーカル傾向]:ボーカルは子音の強調はあまりないが、息の伸びは少し感じる。そのためボーカルは全体としてみるとあまり伸びやかという感じではないにも関わらず、語尾で少し伸びて抜ける印象がある。ボーカルフォーカスが強い感じもなく、やや楽器に埋もれながら聞こえやすい。ボディ感の強い、どちらかといえば豊満系の声色なので、人によっては暖かすぎ、ややもさっとして聞こえるかもしれない。

 

【4】官能性「やや熱気が強めの充実系サウンド」

藍井エイル「月を追う真夜中」

【NW-A105で鑑賞】この曲では結構低域方向でドラムの胴鳴りと床鳴りする感じが強調されていますが、そのボコッとした浮き上がりの良い胴鳴り感は強く聞こえます。ボーカルは少し埋没気味で、楽器音が周囲に集中している感じがあって、人によっては狭い感じがあるでしょうが、逆に充実感が高いと思う可能性もあります。高域方向は中高域の発色はそこそこ抑え、アタックも強調しすぎないので、ギター・スネアを中心としたロック要素よりは、透明感を出しながら高く伸びる弦楽のほうが主導的で、ややオーケストレーション感を重視して聞こえます。したがって高域では意外と高さが感じられますが、ギターはあまりボーカルの周りから離れてくれない感じがあり、外連味は強くなく、適度な落ち着きがあります。

  


月を追う真夜中 (期間生産限定盤) (DVD付) (特典なし)

 

TVアニメ「まちカドまぞく」OP主題歌「町かどタンジェント」

【NW-A105で鑑賞】立体感的に甘いところがあって、たとえば金管は透明度が高く、プーッという音に伸びてくるアタックをあまり感じないので、どちらかというと中域の「パラリラパヤパヤパー♪」みたいな雰囲気を緩い温度感で、すこしぼーっと楽しむ感じになります。どちらかというと優しい系で、ベース音も深堀りされないので、ふんわりした感じで味わうことになり、浸るには良いかもしれませんが、メリハリは少し足りない印象を受けそうです。

 


TVアニメ「まちカドまぞく」オープニング&エンディングテーマ 町かどタンジェント/よいまちカンターレ

 

渕上舞「Fly High Myway!」

【Cayin N6II/A01で鑑賞】やはり少し中域に音が集まる感じがあります。一方でその分高域で透明な感覚があり、この曲の高いところで突き抜けを感じさせる弦楽が透明な色合いのまま、そそり立つ感覚があります。ボーカルは滑らかさを重視していて、中域で甘みを十分に出しつつ、息は少し透明に抜ける感じがあり、落ち着いているのにほどよく開放的で聞きやすいです。透明感が感じられる音で、派手さはありませんが、聞き込みやすい感じです。

 


Fly High Myway ! (特典なし)

 

【5】総評「透明感のある派手めではない音質は万能でもあるが、メリハリに欠けやすい」

 中域に適度に音を集めつつ、高域で透明感を出すような味付けになっています。ボーカルは子音が目立たず、滑らかに聞けるバランスになっています。比較的万能に聞ける感じではあると思いますが、アタックを強調する感じではないので、立体感は少し緩く思えるかもしれません。キレを強調する感じではないでしょう。

 機能面ではアクティブノイズキャンセリング性能はさすがのSONYといった感じですが、最近の1万円未満の中華のノイズキャンセリングイヤホンの進化が著しいので、体感的な差は少なくなってきています。

 

まとめ
  • 聞き疲れしにくい
  • 適度に透明感がある
  • アクティブノイズキャンセリング性能もそこそこ優秀

 

SONY WH-H910N

SONY WH-H910N

ソニー SONY ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン WH-H910N : ハイレゾ対応 / bluetooth / 最大35時間連続再生 / ハイレゾ相当アップスケーリング対応 小型・軽量 タッチセンサー搭載 キャリングポーチ付属 2019年モデル オレンジ WH-H910N D

 

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*1:おすすめ度とは、あくまで主観的に「ここが面白い!ここが味わい深い!」と思ったポイントです。たとえば低域が「5」だからといって低音が支配的で低域重視で鳴りますというわけではなく、「低域の表現が丁寧でうまいなぁ」とか「これはちょっと他では味わえないかも」といった特徴的な音、魅力的な音がポイント高めになります。そのイヤホンの販売価格帯も考慮した主観的な評価です。

【モニターヘッドホン SONY MDR-M1ST レビュー】派手さを抑制し、聴き心地を意識したモニターイヤホン。奥行きはあまり強調せず、音は結構無愛想だが、前進的な音響で音楽構造を把握しやすい。おすすめ

SONY MDR-M1ST

SONY MDR-M1ST

ソニー・ミュージックソリューションズ ハイレゾ対応スタジオ用モニターヘッドホンSONY MDR-M1ST

 

 

【1】装着感/遮音性/通信品質「イヤーマフはほどよく厚く装着感が良い」

おすすめ度*1

SONY MDR-M1ST

ASIN

B07VK53YQ8

スペック・評価
再生周波数帯域 5~80000Hz
インピーダンス 24Ω
感度 103db
ドライバー構成

密閉ダイナミック型

音質傾向

弱ドンシャリ、ウォーム、ドライ、音が丸い、前進的な音響、モニターライク、粒立ちが良い

 ヘッドバンドの伸縮は結構よく、イヤーマフも厚めで装着感は良い。遮音性は素晴らしいというわけではないが、そこそこ良い。

 

テスト環境

 今回のテストはCayin N6II/T01Astell&Kern KANN CUBEa&norma SR15ONKYO GRANBEATHiby R6 Pro、COLORFLY U6、COLORFLY U8で行っている。

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【2】外観・インターフェース・付属品「割愛」

 付属品はケーブル、説明書。ただしONZOのサブスク版なので製品版とパッケージ内容が一緒かは不明。

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SONY MDR-M1STSONY MDR-M1ST

SONY MDR-M1ST

SONY MDR-M1ST



【3】音質「質感的にはややドライで無味乾燥な感じがあるが、丸みのある聴き心地の良い形で音で定位よく聴かせる。低域やや強調でウォームだが、中高域以上も前傾して少し伸びてくる。全体的に前傾的で聴きづらい感じのない音響」

 音質的には低域が少し目立つ感じではあるので、その支配力は若干強く、音場は基本的にウォームになりやすい。その低域はパンチよりキックが強めで、ズドンズドン重みと広がりを出す感じであり、音楽全体の中では少し存在感が強めだが、それでも見通しを悪くするほど膨らんではいない。

 中域はやや後退が見られる印象で、DAPによって低域がわずかに被さってくる感じがあるが、基本的には見通しが良い。音場はクリアというよりはほどほど厚みを持たせたウォームな感じで奥行き感や分離感はあるが、それを意識させすぎない。輪郭は丸く、定位感は良いが音に孤立感はなく、アコースティックな曲もデジタルな曲も、万能にリスニングできる感じになっている。

 中高域は前傾的になっているようであるが、少し高いところで前傾しているようで、ボーカルは丸く甘味を出しつつも、基本的にのびやかさ重視である。シンバル、高域弦楽などは少しシャープネスを強調しているようではあるが、ボーカルの息感などはほとんど尖らず、子音はなめらかでふっくら聴き心地が良い。モニター的とは言いつつも、音をはっきり聴かせすぎて集中力を必要以上に要求することはしない、聞き疲れしすぎないバランスになっている。

 高域はなだらかに閉じている。中域の濃さをしっかり感じさせつつ、大抵の電子音とボーカルに天井感を感じさせないあたりまではそれほど減衰せず、シャープネスに関わる高い帯域は巧みに減衰されている。全体としてマイルドで明るい。
 

 このヘッドホンについて私が持つサウンドイメージを曲で表現するとなると、たとえば次のような曲になる。

 

DAP相性

 KANN CUBEで聴いてみると重低音で広がりやすく、とくにロックではドラムとベースの熱量が高まりやすいところがある。KANN CUBEも素直なモニター的なところがあるのが影響するのか、基本的に中域は少し奥まって、低域支配を受けやすい感じで聞こえやすく、中高域でもう一度前に出てくるというようなバランスになっている。曲にもよるが、低域のドライブ感が出やすく、やや圧迫感が強い。

 そういう意味では、実のところ同じESS系のDACを使っているにしても、Hiby R6 Proのほうが聴きやすい。素直に低域は厚みがある感じだが、中域により厚みがあり、中高域もしっかり前傾してくるので、低域に力負けしている感じがない。また重低音の広がりも相対的に抑制的で低域の量感の割に熱量が抑えられているように感じるのも大きいかも知れない。個人的にはKANN CUBEより濃く、味わい深く聞ける。

 同じくESS系のCOLORFLY U6は中域で厚みを出す傾向はHiby R6 Proに近いが、より低域が抑制的でボーカルフォーカス良く聞こえる。同じCOLORFLYでもU8はさらに音が淡い感じで、低域も少し薄味で均したように柔らかくなっており、中高域も色味を抑えて聞き取りやすい。さらに同じくESS系のGRANBEATはCOLORFLY U6に近いバランスに聞こえるが、たぶん低域が少し厚いのか中高域の発色不足か、U6に比べると透明感が少なめで少しもっさりしている気がする。

 a&norma SR15だと独特の音を均したような厚みと広がりのありつつも、すっきりした音の鳴らし方がそのまま表れ、低域はややドスドスと重み重視になるが、充実感の高い音になる。中高域の発色も良い。

 N6II/T01もドスドス低域の厚みを出しつつ、中域もより厚く、さらに中高域は少し硬質に輝きを強調する。

 

美点
  1. ウォームで聴き心地が良い
  2. ニュートラルに近いドライな音質で臭みが少ない
  3. 音に丸みと広がり、厚みがあって聞きづらさがない
  4. 左右が広い
  5. 全体的に前進的な音響構造になっているので、音が分かりやすい
  6. 低域はほどよくボリュームがあり、重低音の広がりも良い
  7. 中高域が良く聞こえ、高さもあり抜けも良い
  8. 高域ではシンバル・弦楽に手がかりが多くはっきり浮かび上がる
  9. 高域の上の方はマイルドカーブしている
  10. アコースティックにもデジタルにもよりすぎないナチュラル系中庸サウンド
欠点
  1. 低域は少し支配的で、曲にもよるがボリュームを上げると膨らみやすい
  2. シャープネスをあまり強調しない
  3. 前進的な音なので曲によって圧迫感が出る

 

[高音]:高域は少し高いところからマイルドカーブで後退しており、高域のシンバルのシャーンという高い空気感は結構出るし、白味も感じるが、音楽全体を見ると抑えめ。高域をほどよくディテールがわかるところまで持って行きつつ、音楽全体の中で派手に目立ちすぎないよう適度な後退が加えられている(秦基博「水彩の月」、井口裕香「Hey World」、多田葵「灼け落ちない翼」でテスト)

[中音]:中高域はツヤを少し強調しつつも、みずみずしい感じは抑えめで、光沢でキラキラしすぎないように調整されている。女声ボーカルは中高域で少し伸びて前傾してくるように思うが、ボーカルフォーカスは中庸。左右が少し広く整理されてボーカル周りがすっきりしており、そのおかげで聞こえが良い感じで、フォーカス感が強いというわけではない。

[低音]:100hz~40hzまでブーンという太さはあるがまとまりはよい感じの振動。30hzで沈み、20hzでほぼ無音。ベースの深みと広がりはよく、下に重心を下げる感じはある。バスドラキックはズドンと一気に来ないで中低域で一度膨らむ感じがあり、意外とゆるく柔らかい膜のような地鳴り感を持っている。低域は柔らかめではあるが、見通しは良く、音の広がりはよくフォーカスされている(分島花音「killy killy JOKER」、UVERWorld「CORE PRIDE」、重低音音源動画でテスト)

[解像度・立体感]:低域が少し強調される印象があるので、ロックなんかでは深さと広がりでやや重心は下に向くようなことも多いかも知れない。低域はやや支配力が強い印象。ボーカルと低域の距離感はそれなりにあるため、混濁することはほとんどないが、それでも音量を上げると曲によっては低域が膨らんできて被さる感じはある。中域で左右は広く、定位はよい。奥行きはそれほど強調されない(petit milady「azurite」、分島花音「world's end, girl's londo」でテスト)

[パーカッション・リズム]:ドラムは全体として見ると、樽形のような中低域で膨らみ、下で重い感じに聞こえる。タムやスネアの鼓面の明るさは強調されず、バツバツしているドライな革張り感を感じる。キックは重くはっきり出るが、ズドンと一点に重みをかける感じではなく、少し膜を張るような、ボズンと言った感じの広がりのある音になる。全体的に見るとバッツンバッツンしているちょっと膨らみのある感じ。ハイハットはチンチンしているあたりも比較的濃く、高いところでも白味を出すのでそれなりに存在感がある(東京カランコロン「スパイス」、nano.RIPE「ツマビクヒトリ」、JOY「アイオライト」でテスト)

[ボーカル傾向]:男声ボーカルも女声ボーカルもほどよいボディを持っており、一定の太さでまっすぐのびるような、安定的な聞こえ方に感じる。ボーカルはやや乾燥したような、無愛想な声色で女声ボーカルは中高域で少し伸びる感じがある。ボーカルはそれ自身が浮かび上がりがよいという感じではないにも関わらず、ボーカル周りに楽器はほとんどかかってこないようによく調整されている感じがある。

 

【4】官能性「音は武骨」

(K)NoW_NAME「Knew Day」

【ONKYO GRANBEAT/Hiby R6 Pro/Cayin N6IIで鑑賞】ぶっちゃけこの曲はあまり楽しくないです。一番の理由はたぶん弦楽。なんかのびてるけど、ヒステリックさとか鮮やかさに欠けるんで、演出感が足りない感じがあります。あと奥行き感の不足かな。

 GRANBEATで聴くとあまりに面白くないんで、Hiby R6 Proに替えてみると弦楽やピアノに潤い感が出て、だいぶ楽しくなります。Cayin N6II/T01にすると、中域がちょっと濃厚になる上に、高域弦楽が少し硬めに出てくるようになるんで存在感が増して、これもよかったです。

 KANN CUBEは意外と弦楽きれいに聞こえる気もして悪くないような気がするんですけど、低域ちょっとうるさい気がするのと、音がドライでちょっと親しめない感じなんで、詳細なんですが、なんとなく聴かされている感じがあります。

 どちらにせよ音は結構前進的で奥行き出さずにどれもこれも聴かせる感じですが、それでいてほどよくボーカル周りとか整理されていて、聞き苦しい感じはないです。音の質感は本当に無愛想な印象ですが、聴き心地自体は良いです。音はあんまり親しめない感じですけど。

 


TVアニメ『灰と幻想のグリムガル』オープニング・テーマ 「Knew day」

 

時瀬高校箏曲部「龍星群」

【COLORFLY U8/COLORFLY U8/Hiby R6 Proで鑑賞】この曲がきれいに聴けるってのはそうなんですけど、私が言いたいのはむしろこのモニターがDAPの違いをきれいに出してくれるということを言いたい。この曲は箏の音色一色なんですが、このヘッドホンで聞くと、DAPごとの潤いの出し方の違いがすぐ分かります。

 手持ちで一番箏の潤い感をみずみずしく出してくれるのはCOLORFLY U8。率直に言ってやばいです。弦から水がにじみ出るような感触を味わえます。同じCOLORFLYでもU6はだいぶ硬くて、水が滴る感じより弦の張りが強いので、なんかほぐれてないなって印象があります。

 U8に匹敵する潤いを感じるのはHiby R6 Proでこちらはもう少し弦が濃い音なので、濃厚感があり、滴るというよりは力強く搾り取られるような潤いがあります。

 自身があまり色づけせず、音の質感を無愛想だけど丁寧に表現してくれるところのあるM1STだからこそ、DAPの色づけ方の違いを追究できる感じはあります。そういう意味で、よいモニターヘッドホンです。



この音とまれ! ~時瀬高等学校箏曲部~

 

【5】総評「決して面白い音ではないが、完成度は高い」

 個人的には聴いていて楽しいかって言うと、そうでもないヘッドホンです。プロ機材を使ってレビューしているわけではないので、あくまでホビー用途としてどうかという話になるのですが、DAPの違いみたいなのを研究するにはいいかもしれないけど、普段から楽しく音楽を聴ける感じではあんまりないかなという印象です。どうも武骨なところがあって、音に風味みたいなのを自ら出していく感じではありません。まあそういうのをモニターというので、当然ではあるんですけど。

 モニターヘッドホンという割に意外と低域が強いのも個人的にはちょっとなぁと思うところはあり、DAP次第ではありますが、曲によっては音量上げると低域うるさくなります。たぶん量感的にはそうでもないはずなんですけど、中域以上に派手さがないので、相対的に低域支配力が強く聞こえます。もう少し抑えてもよかったかもしれません。

 

SONY MDR-M1ST

SONY MDR-M1ST

ソニー・ミュージックソリューションズ ハイレゾ対応スタジオ用モニターヘッドホンSONY MDR-M1ST

 

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*1:おすすめ度とは、あくまで主観的に「ここが面白い!ここが味わい深い!」と思ったポイントです。たとえば低域が「5」だからといって低音が支配的で低域重視で鳴りますというわけではなく、「低域の表現が丁寧でうまいなぁ」とか「これはちょっと他では味わえないかも」といった特徴的な音、魅力的な音がポイント高めになります。そのイヤホンの販売価格帯も考慮した主観的な評価です。

【ニュース】SONYの新ウォークマン、サブスク対応は微妙になるかも知れない件。DX160、通信品質だけは微妙か[SONY NW-A100/SONY NW-ZX507/iBasso DX160]

SONY NW-A105

SONY NW-A105

 

 最近のオーディオに関する気になったニュース、雑多な話題を取り上げます。

 

 

SONY NW-A100/NW-ZX507の発売日は11/2に決定!しかし……?

 多くの人が待ち焦がれていたであろうSONYの新ウォークマンの発売日が決まり、仕様も正式発表されました!発売日は2019/11/02!待ち遠しいですね。

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 とはいえ懸念も。まずお値段。NW-ZX507、88000円。かなり強気です。NW-ZX300が5~6万くらいを推移しているので、「音がそれほど違わないなら、ZX300でいいか」ということもありえます。

 

  そして、amazon music HDなどのサブスクに関しては、「ハイレゾ再生には対応せず、ダウンコンバートした上で有線接続時だけDSEE HXでアップコンバートされる」という仕様に。つまりamazon music HDの「ULTRA HD」には対応しない模様です。

 

 最終的にはバッテリー持ち、音質、使い勝手の完成度の高さがものを言う世界なので、事前情報で一喜一憂することでもないのですが、やはりハイレゾサブスク未対応かもしれないのはやや残念。

 

 人気絶頂の「iBasso DX160」。唯一の弱点は通信品質?

 さて、そういうわけで、SONY新ウォークマンよりコスパが良いと改めて男を上げたiBasso DX160。しかし、ここにきて通信品質だけはよくないという情報が多方面からちらほら。

 

 

その他雑多な話題

 

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【コラム】Q:5万円以内でサブスク&aptX対応なら、どのDAPを買ったら良いでしょうか?→A:好みにもよりますが、今ならiBasso DX160が最有力。SONY NW-A105、FiiO M9も良いと思います

FiiO M9

FiiO M9

 

 

メールでDAPについて丁寧な質問頂きました

 メールでDAPについて質問を受けました。直接返信してもよかったのですが、むしろこれは読者の参考になるよい質問ではないかと思いましたので、個人名などは伏せてメールを全文引用し、ここで公開で返答したいと思います。メールを下さった方、ありがとうございます。

 

Q: 5万円以下で条件に合うDAPを探しています。おすすめ機種は何ですか?

はじめまして、突然のメールすみません。
いつもブログ拝見しております。


初心者ながらオーディオに興味を持ち、初めてDAPとリケーブルができるイヤホンを買うつもりなのですが、どれを選べばいいかわからず相談したくて連絡致しました。


予算5万円でDAPを探しているのですが、希望の条件は以下の通りです。

・バランス接続対応
・Bluetooth 5.0とaptX対応
・バッテリー持ちがいい(特に待機時間)
・Spotifyなどの音楽ストリーミングサービスが利用できる
・音質がいい

家では有線イヤホンをリケーブルしてバランス接続で使い、外では完全ワイヤレスイヤホン(Jabra elite 65tとNT01AX)を使う予定です。
音源はまだ契約はしていないのですが、Spotifyなどの音楽ストリーミングサービスを利用する予定です。


自分が調べた範囲だとiBasso DX160かShanling M6、FiiO M9、Hiby R5あたりが候補なのですが、それらの違いやどれを選べばいいのかよくわかりません。


先ほどの4機種の中でおすすめのものや私の用途に合っているもの、また他の機種でおすすめのものがありましたら教えて頂きたいです。


お忙しい中勝手に相談を持ちかけてしまい申し訳ございません。
もし時間があるときにお答え頂ければ嬉しいです。

 

A: 条件を全て満たすのはiBasso DX160しかありません。

エントリークラスなのに現状最高クラスのDAPに匹敵する歪み耐性を持つiBasso DX160は最有力

△:バッテリー性能はやや不安

 実は上の全てを満たし、5万円以下となると、そのDAPはほぼ一つしかありません。iBasso DX160です。発熱がやや多いので、バッテリー持ちだけがいささか苦しい感じがしますが、その他の条件は全て満たしています。そういうわけで最有力はiBasso DX160、これは揺るぎません。音質的にも歪み耐性がハイエンドのDX220に勝るということがわかっており、現状で10万円以上の最高クラスのDAPに匹敵するノイズ耐性を持っている点は魅力です。まだ発売前の機種なので使い勝手に関する情報が少ないのですが、私が試聴機をテストした範囲だと、以前のiBassoの弱点であった動作の不安定性も改善されていましたし、ほとんど非の打ち所がない機種に仕上がってました。

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エントリークラスで完成度の高いFiiO M9も有力

×:Bluetoothが4.2

 次にBluetoothはVer.4.2となりますが、FiiO M9は有力候補です。実際のところ、Bluetooth 4.2と5.0に実用上の差は無いと言って良いので、個人的には5.0にこだわる必要を感じません。バッテリー持ちはiBasso DX160よりたぶんちょっと良いと思います。したがって、バッテリー時間をより重視するならば、ほとんど優位性のないBT5.0にこだわるのをやめて、FiiOを取るという選択肢があります。サブスク関連でいえば、Amazon Music HDの再生能力ではFiiO製DAPが優れているということも分かっています。音質的にはiBasso DX160よりは少しさっぱり、はっきりした感じになります。M9の試聴機はヨドバシカメラやビックカメラ、ヤマダ電器のちょっと大きめの店舗であれば、大抵展示されているので、比較的容易に試せると思います。

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SHANLING M6は日本での実売価格が不明、完成度も不明

×:Bluetoothが4.2

 SHANLING M6は5万円ギリギリくらいになる可能性があり、下手をすると高めの値段設定になることもあるかもしれず、まだコスパが分かりません。また、FiiO M9と同じくBluetoothのVersionは4.2になります。しかし、音質的にはおそらくFiiO M9よりは上位の音になると思いますので、価格次第では選択肢に入ります。どちらにせよ、iBasso DX160のほうが条件面では質問の趣旨に合っていると思われます。

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SONY NW-A105はバランス接続に対応しないが、有力

×:バランス接続に対応しない、Bluetoothバージョンが不明

 SONY NW-A105も10月中か11月にはリリースされると思われますが、こちらはバッテリー持ちが優秀なはずです。SONYは消費電力の多いDACチップを搭載するのではなく、フルデジタルアンプを搭載しています。それにより他メーカーでは追随できないバッテリー持続時間を実現しています。今のところはまだ情報が少なく、またNW-A105にはバランス接続は搭載されないようなので、条件に完全に合うとは言えませんが、検討に値します。

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Hiby R5はiBasso DX160より魅力が少ない。大きさは小さめで携行性は良い

×:Bluetoothが4.2、iBasso DX160と比べるとスペック的に劣る

 Hiby R5ですが、こちらはBluetoothのVersionも4.2ですし、iBasso DX160と音質も似ていますが、歪み耐性で劣り、価格も高くなるので、ほとんど優位性がありません。しかし、iBasso DX160よりコンパクトで持ち運びやすいのだけは取り柄です。

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【ニュース】フジヤエービックでHD800が売り切り大特価。SONY SA-Z1という怪物[SENNHEISER HD800/SONY SA-Z1]

SENNHEISER HD800

SENNHEISER HD800

 

 最近のオーディオ関連で個人的な注目ニュースを紹介します。

 

 

一世を風靡したHD800、最終売り切りセール中

 フジヤエービックでSENNHEISER HD800が最終売り切りセール中です。HD800の音は伝説と言われるほどの機種で、多くの人が影響を受け、その後のヘッドホンのクオリティをはかるスタンダードになった機種です。後継機種のHD800Sは若干音の傾向が変わったので、今でもHD800の方が好きという人も多いくらい。かなり激安で最終処分されてます。販売ページはこちら

 

www.fujiya-avic.jp

 

すごいすごいという噂だけが流れてくるSONY SA-Z1

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 なんだかよくわからんけど、とにかく音はすごいという噂だけが流れてくるのがSONY SA-Z1。IFA2019で聴く人聴く人驚いて帰ったというエピソードが流れてきてます。そんなSA-Z1についてのインタビュー記事。まあ内容見ても8割方いつものSONYインタビューっぽい語り口で、「あれ、これどっかで読んだな」という雰囲気満載ですが、相変わらず「妥協してない」点を前面に押し出してます。

 

【レビュー】Acoustune HS1650CU:透明感のあるつややかみずみずしいサウンドが魅力。JAZZ好きに捧ぐ。 | audio-sound @ premium

この機種はTwitterでアユートの営業さんのツイートを目にし、興味を持った機種。ちょうど同じ頃にCayin YB04を聴いており、そちらもJAZZが楽しく、しかもこのイヤホンと価格帯がもろかぶりする。そして海外のレビューを渉猟してみると評判も悪くない感じで、聴きたくなったというわけ。 あくまで個人的な好みで言えば、Cayin ...

 

【おまけ】オーディオ関係ないクーポン


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【ニュース】結局主力商品iPhoneの端末料金は携帯各社で安売りされそう。最近その存在をすっかり忘れていたTE-BD21f、やっぱ音良いのかもね。SONY WF-SP900アプデ[アップグレードプログラムDX/AVIOT TE-BD21f/SONY WF-SP900]

AVIOT TE-BD21f

AVIOT TE-BD21f

 最近のオーディオ関連で個人的な注目ニュースを紹介します。

 

 

iPhoneの値引きはNGだったはずが、結局骨抜きにされそうな雰囲気

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 政府は携帯各社のiPhone依存をやめさせたいようだけど、結局大手各社はiPhoneでユーザー囲い込んでるから、意地でも何とか囲い込みを維持したいっていうね。そこで実質的なiPhone値引きを可能にするプログラムを作り出したっていうね。

 iPhone利用者向けにこれを契約時にパッケージングすることで、実質的に半永久的な囲い込みをしようというわけなのかな。他社回線契約者でも契約可能というあたりで、おそらく堅物でこういうプランに安易に迎合しないだろうDoCoMoユーザーにも食指を伸ばすっていうね。総務省も端末価格の値引きで回線縛りを付けないなら容認する姿勢の様子。

 ITmediaはさすがで、これは縛りにつながるという読みだけど、顧客の行動心理を考えれば、実質的に縛りとして機能しそうだよね。

 

www.itmedia.co.jp

 

AVIOT TE-BD21f、音質は良いらしいね!試聴機すら出回ってないからわからんけど。

AVIOT TE-BD21f

AVIOT TE-BD21f

AVIOT TE-BD21f トゥルーワイヤレスイヤホン 完全ワイヤレス Bluetoothイヤホン iPhone アンドロイド SBC AAC aptX 対応 防水 IPX5 通話 最大7時間 イヤーピース S/M/L SpinFit CP355 SS/S/M 付属 (ブラック)

 

 予約殺到しすぎて、ピヤホン初日に予約できなかったし、試聴機すら出回ってないんで聴けてもおらず、そのうち個人的には存在感すら忘れてきたTE-BD21f。まあ音質は良いんだろうけど、品薄状態のうちに個人的な興味はもはやMW07 plusあたりに完全に移ってしまったっていうね。そういやMAVINのAir-XRとかも出るはずなんだけど、音沙汰ないね。ほんとは今年の3月くらいには出てるはずの機種だったんだけど、遅れに遅れてどんどん時機を失してる感あり。

 

 さて、そんなTE-BD21fのレビュー記事がOHILEWEBに出てました。音はモニターライク傾向で中高域明るい感じっぽいね。まあAVIOTらしい音って印象かな。まあ現状じゃ試聴すらできないからわからん。生産逼迫してて、結局転売機種になってるしね。

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SONY WF-SP900がアップデートされて、接続安定性が増したらしい

SONY WF-SP900

SONY WF-SP900

ソニー SONY 完全ワイヤレスイヤホン WF-SP900 : Bluetooth対応 左右分離型 防滴 防塵 4GBメモリ内蔵 2018年モデル イエロー WF-SP900 YM

 

 世間では案外評判が高いWF-SP900。私の中ではゴミ機種ですけど。理由は簡単で、リリースされたとき喜び勇んで店頭試聴したら、WF-1000X並みにブチブチ。5個くらい試して3個はまともに店頭試聴できないっていうね。「あ、こりゃあかん」というわけで華麗にスルーしました。なぜかネットでは評判悪くないし、SONY系では売れている方っぽいんで、私がたまたまハズレを引いてたのか相性発生してた可能性大ですが。

 SONYさんは発売から時間が経ったWF-SP900さんを熱心にアップデートしてて、接続性の問題をまた改善したとか。アップデート来てます。

 

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【レビュー】Cayin YB04:Cayinらしい自然な音の繋がりと意識したイヤホン。さらに女声ボーカルの表現力は価格帯随一に近い | audio-sound @ premium

Cayinらしいナチュラルタッチの音を追求した音作りで、ブランド初にも関わらず、すでに高い完成度を感じさせるイヤホン。とくにみずみずしい自然な輝きを思う存分味わわせてくれる中高域は絶品で、価格帯では女声ボーカル最強候補の最右翼だろう。多ドラとは思えない自然なつながりを持つ空間表現はアナログでもデジタルでも音の風味を丁寧に再現してくれる。どんな音源相手にも人工的な質感を感じさせない聞き心地の良...

 

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【ニュース】CampFire ANDROMEDAに限定モデル、音質はより濃厚。SONYの伝説的おバカヘッドホンに後継機種が登場!JBL30日間お試しキャンペーン。[Campfire Andromeda Special Edition:Gold/WH-XB900N/JBL]

Campfire Andromeda Special Edition:Gold

Campfire Andromeda Special Edition:Gold

 

 最近のオーディオ関連で個人的な注目ニュースを紹介します。

 

 

CampFire ANDROMEDAに2ドライバー追加した限定モデルが出ます

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 みんな大好きANDROMEDAに限定版が登場します。日本では限定200個。低域にドライバーが2つも追加されていて、レビューとかいくつか読みましたけど、その印象だとどっかのIOばりに濃い音になってるとか。どっかでじっくり試聴できれば良いんですけどねぇ。できないだろうなぁ。興味はありますけど、予算オーバーなんで買えませんし、どこかで見つけたら聴くだけかなぁ。

 

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SONYの低域重視ノイキャンモデルに新作出ます

SONY WH-XB900N

SONY WH-XB900N

 型番が微妙にあれですけど、WH-XB950N1の後継機種とみて良いようです。

 まあWH-XB950N1と言えばね、どっかのSkullcandy Crusherさんと並ぶ、おバカな伝説で知られたSONY渾身の低音モデルで、これで音楽聴くと低域ズンドコどころじゃなくて、ほぼ全体が低域っていうバカなヘッドホンでした。しかもヘッドバンドがあまり耐久性がなくて、低域ジャンキーの某アメリカ人ライターがこのヘッドホンで爆音で(おそらく低域系の)音楽聴いてたら振動で頭から吹っ飛んで、やわいヘッドバンドがそのままポッキリ折れたとかいう伝説を残したヘッドホンです。信じられねぇほどアホ。

 ちなみにこの伝説、だいぶ前に読んだんでソース忘れたし、私も話盛ってるんで、話半分くらいで聴いてね。たしか、そのライターの書き方もヘッドホンが爆発した!とかっていう大げさな書き方だったし、面白おかしく書いていることは事実。

 

 見た感じ、ヘッドバンドは強化されていて、耐久性は増していそうなので、アメリカ人ライターの悲劇は繰り返さずに済みそうです。音質はどうかな?ぶっちゃけ超楽しみ。

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JBLお試し30日間キャンペーン

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 JBLのライバルBOSEでは標準搭載の30日返品無料。JBLも期間限定でやるらしいです。まあこういうお試し期間の設定は行動経済学的にも購入障壁を下げ、保有効果をもたらすので推奨されています。個人的には他のオーディオブランドでもやってほしいですよね。気軽に試したいので。

 

 JBL製品に興味がある人は返品OKなので、気軽に試せる機会です。私はこういうの、積極的に利用する派です。

 

SONY MDR-M1STについてのインタビュー

SONY MDR-M1ST

SONY MDR-M1ST

ソニー・ミュージックソリューションズ ハイレゾ対応スタジオ用モニターヘッドホンSONY MDR-M1ST

 

 最近調子乗ってるSONY。まあ音楽業界雑誌とかオーディオ雑誌とかWEBメディアもこぞってインタビュー記事出してますね。長らく日本国内ではモニターヘッドホンのデファクトスタンダードとして君臨していた MDR-CD900STの待ちに待たれた後継機です。

 この機種はあんま興味ないんでまだ聴いてないですけど、評判良さそうなんで聴いてみたいですね。まあ妥協なく完成させたって言いますけど、経験上、音質って全てをそのまま再現するのは不可能なんで、どっかで妥協せざるを得なくて、むしろうまい妥協のさせ方をするか、いっそ八方美人を辞めて独自路線で行くかってあたりに究極的にはなっていくはずなんです。つまり完成度の高いオーディオ製品ほど「一切の妥協なく」はうさんくさいってのが個人的見解です。むしろ妥協して妥協して音を作り上げていくのが普通のはず。そうして妥協を繰り返して完成度を高めたであろう機種は聴けば分かります。たとえばCampfire IOみたいのね。まあライターの宣伝文句なんで、ツッコんでもしょうがないね。

 

cocotame.jp

 

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【ニュース】アディダスがオーディオ参入っていうね!漫画『進撃の巨人』爆安キャンペーン、ただし無料は期間限定なので急いで読むべし。[adidas/進撃の巨人/NETFLIXの本気アニメ/ULTRASONE Panther/FitEar TO GO! 335/最新完全ワイヤレスイヤホンQ&A・機種選びのお悩み一発解決]

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 最近のオーディオ関連で個人的な注目ニュースを紹介します。

 

 

スポーツブランド「adidas」オーディオ参入!

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 なんとスポーツブランド「adidas」がオーディオに参入すると言います。この業界、そんな儲かってたっけ?

 ただデザインを見ると、ケーブル靴紐っぽくしたり、なんかセンスの良さそうな雰囲気があるのは事実。音はどうなの?って感じですけど、ジムとかに持って行くにはカッコイイデザインでイイですよね!

 しかもヘッドホンはパッド部分はほぼ全体が洗濯機で洗えるらしいです。そして輸入代理店は私の大好きな完実電気になるらしいです。こういうオシャレなブランドは真っ先に持ってきますよね、完実さん。

 ちなみに音響設計はZound Industriesが行います。Marshall製品でお馴染みのオーディオファウンダリーです。

 

kanjitsu.com

 

期間限定で漫画『進撃の巨人』がほぼ全巻無料!

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 私も大好き、国民的漫画になりつつある『進撃の巨人』。この1週間ばかりだけ期間限定で無料で読み放題になるとのこと。ラスト3日は最新の29巻が100円。興味がある人はこの機会にどうぞ!

 

NETFLIXのアニメが凄い!

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 実は私も株持ってます、IGポート。みんな大好き、日本を代表するアニメスタジオの一つ、「Production I.G.」ですね。まあ株価はどっちかっていうと鳴かず飛ばずですけど。株主なのに全然知らなかったけど、NETFLIXですげぇアニメ作ってるんですってね。

 実は自宅回線はKDDI & J:COMなんで、KDDIのNETFLIX用の新プランも発表されましたし、この話題、興味津々。NETFLIX始めるかなぁ。でも現状でdtv、Prime Video使ってるんで、アニメはほぼ最強の試聴環境になってるから、これ以上増やしてもむしろ観るのが大変っていうね。時間的に鑑賞しきれません。まあKDDIの新プラン自体はむしろNETFLIXはおまけ的な感じで、データ通信使いたい放題っていうサブスクと相性抜群なところが素晴らしいのですけど。

 でもこのアニメは凄そうですね。

 

news.kddi.com

 

ULTRASONE Panther

ULTRASONE Panther

ULTRASONE Panther

 最近妙に精力的なULTRASONE。ポタアンも出すようです。個人的には、なんとなくポタアンって落ち目って言うか、DAPの方が進化しすぎていらなくなりつつある気がしますけど、そうでもないのかな?

 それほどこだわり派でもないから、昔ちょこっとだけポタアン持ち歩きましたけど、現状ではほぼほぼ差を感じないのでポタアンとかいらねぇやって感じになってます。どちらかというとスマホの人が使うのかな?

 薄型っぽいのに連続再生時間が優秀ですよね。個人的に笑えるのが「価格はオープンプライスで、店頭予想価格は54,980円前後(税込)。」ってあたり。「オープンプライスのくせにきっちり価格決めてんじゃん」っていうね。こういうのわざわざオープンプライスにする意味ってあんのかな?実質フジヤエービックでしか買えないらしいし。

 日本では高く売るけど、決して正規代理店が値段を決めているわけじゃないですっていう免罪符か何かなんですかね?

 

 DACチップは旭化成の「AK4490」搭載ってあるけど、たぶんシングルで搭載してるのかな?「PCM 384kHz/32bit、DSD 256(11.2MHz)のネイティブ再生に対応。容量3,000mAhのバッテリーを内蔵し、USB OTG接続で最大15時間の連続再生ができる。ライン入力時は最大20時間。充電時間は3~4時間。」とあります。

 

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FitEarの新作ユニバーサルが出ます

FitEar TO GO! 335

FitEar TO GO! 335

 FitEarから新作が登場します。個人的にはFitEarってあんまり聴いてないので、印象とくにありません。何も言えないってのも恥ずかしいから、今度試聴に行くときはFitEar製品いろいろ聴いて来ようと思いました。←作文かよ!

 

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SONY、最強のマルチメディアAVブランドを目指すぜ!

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 まあぶっちゃけついこの間まで、この「融合」とかいうのうまくいってないじゃんバーカとかって思ってたんですけど、NW-A105/NW-ZX500の発表から見方変わりました。今までブランド囲い込み戦略とか全然やってる感じのなかったSONYですけど、少なくともオーディオでは効果は出て始めてきていて、一強ありえるかもしれません。

 ↑つい1ヶ月前までこんな感じに小馬鹿にしてたけど、「男子、三日会わざれば」ってね。 刮目!

 

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【おまけ】最新完全ワイヤレスイヤホンQ&A 機種選びのお悩み一発解決(ボツ記事)

  書いているうちに質問が増えすぎて、どんどん長くなって収集付かなくなったんで、改めて冗長な質問をカットしたら、短くなりすぎて記事にするには足りないなということでボツにした記事ですが、おまけとしてここに掲載します。

 

 今回は一問一答形式で完全ワイヤレスの機種選びについてよくある疑問を解決します。なお当たり前ですが、回答は私の私見です。異論もあると思われますので、ここの答えだけで全部正解した気分にはならないで下さい。

 

Q: とにかく音質が良い完全ワイヤレスイヤホンを教えて

 現状で音質的に最高峰といわれている機種は2つです。すなわちSONY WF-1000XM3SENNHEISER MOMENTUM True Wireless(MTW)です。WF-1000XM3はSONYらしいデジタルっぽい解像度重視サウンド、MTWはよりナチュラルな厚み重視のアナログ的なサウンドです。

 

Q: 特におすすめ機種を教えて

 まず使い勝手と音質の完成度が高く、欠点がないSONY WF-1000XM3は文句なくおすすめです。次に音質的にも万能系で魅力的で、使い勝手も良好な完成度が高いNUARL NT01AXはコスパ的にも満足できます。さらに、音質にはクセがありますが、ヒアスルー性能と通話品質が優秀なJabra Elite Active 65tは買って失敗したと思うことはないでしょう。

 

Q: 完全ワイヤレスイヤホンを選ぶ上で気をつけることを教えて

 バッテリー性能と通信品質です。完全ワイヤレスイヤホンのバッテリーは使い捨てです。普通の使用環境であれば、2年もすれば半減するほどに、かなり性能が落ちます。したがって、長期的に使うことを考えている場合は、イヤホン本体の連続再生時間が長い方が良いでしょう。もちろん日常的にも連続再生時間が長い方が良いに決まっています。次に通信品質は相性もあり、なかなかわかりづらいと思いますが、気になる機種についてはなるべく多くの情報を集め、機会があれば試聴をしてよく確認しましょう。完全ワイヤレスイヤホンは通信品質がよくなければ、基本的に使い物になりません。

 あと装着感。これはかなり重要です。完全ワイヤレスイヤホンはただでさえイヤーピースの選択肢が少なめなので、イヤーピースを取り替えやすいかという点にも考慮しつつ、素の装着感にはこだわったほうがよいです。

 

Q: aptX対応機種を優先した方がいいですか

 私見では、音質的にも通信品質的にもとくに気にする必要がありません。たしかにaptX対応機種の方が一般的に通信品質が高い傾向にあることは事実ですが、aptX接続がいつも安定性が高いわけではなく、むしろ接続初期などに不自然な途切れが多い場合もあります。結局コーデックよりは通信チップの性能そのものが物を言う場面が多いです。音質もコーデックそのものより通信チップとDACチップ、ドライバーの調整などが物を言います。

 ただし、私の諸々の場面での発言では相対的にaptXを好意的に述べることが多いと思います。それは実際テストをするとaptX対応機種の方がハズレが少ないからです。そういう傾向になるのは一般的にaptXに対応しているチップが高性能だからで、aptXがSBCやAACに比べて、体感的に有意に優れている印象があるという感じではないです。ですからaptX機種だから選ぶべきだという話になっているわけではありません。

 

Q: 完全ワイヤレスイヤホンは有線イヤホンに音質が劣りますか

 完全ワイヤレスイヤホンは通信プロトコルによって音源データが圧縮されるので、有線接続よりハンデがあります。そのせいで奥行き感とか音場表現、場合によってディテールが明らかに物足りないということはあるかもしれません。しかし、安い中華の3000円以下の有線イヤホンに完全ワイヤレスイヤホンの高級機種が音質的に負けるなんて極端なことはありません。

 また、完全ワイヤレスイヤホンでは音圧はやや抑えめになることは事実なので、バランス接続のようなパワフルさは出ません。個人的には完全ワイヤレスイヤホンでは解像度より、このパワー不足感が欠点ではないかと思います。高級機種ほど見た目の解像度の割にドライブのノリが少し悪いかなと思うところはあります。

 

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【ニュース】SONY、攻める完全ワイヤレス。そして、HUAWEIも新機種。Jabra先生の次回作も乞うご期待![SONY WF-H800/HUAWEI Freebuds 3/Jabra Elite 75t/ヨドバシカメラ新宿東口店最強伝説]

SONY WF-H800

SONY WF-H800

 最近のオーディオ関連で個人的な注目ニュースを紹介します。

 

 

SONY間髪入れずに完全ワイヤレスを出す!天下を取りに行く気満々。

SONY WF-H800

SONY WF-H800

 なんだかんだいってWF-1000XM3を出して以来、天下を取った観のあるSONY。実際AVIOTやらNUARLやらSENNHEISERやら、2019年の始めには群雄割拠でいよいよ戦国時代到来かなんて雰囲気だったのが、よくわからんうちにSONY様が上洛して天下統一しそう。SONYパネェ。

 しかも品薄状態のWF-1000XM3が手に入らない状況で、軽く飢餓状態にあるかもしれないSONYファンのために間髪入れず新作投入するというね。ノイキャンなしだけど。しかもデザインなんかマーブルチョコレートだかメントスみたいなのついてて、個人的に「なんぞこれ?」だけど。

 

 まあノイキャンはぶっちゃけイヤホンレベルだとまだまだ実力不足で、ノイキャン目的なら5000円くらいの中華の安い最新ノイキャンヘッドホン買った方が、WF-1000XM3よりトータルの遮音性は高いです。おすすめはOneAudio A9とかね。私も常用してます。

 

 ちなみにPHILE WEB先生が音質についてちょこっと書いてくれてます。うん、「なんかWF-1000XM3っぽい」しかわからんね。個人的にはSONYって重低音に細かい描写するとかって感じじゃなくて、いつも大抵ボワボワーって感じだった気がするけど、どうかな。いや、これは私がXBシリーズのイメージで語ってる可能性あるけど。まあ廉価版WF-1000XM3という把握の仕方で良いのかも。よくわからんけど、「DSEE HX」機能も搭載されるらしいし、「SONY Headphones」アプリのイコライザーも使えるんじゃないのかな。

実際にWF-H800を聴いてみると、音の純度が高く伸びやかで、WF-1000XM3のイメージにも近いサウンドだ。ギターは軽やかかつクリアで、音空間は奥行きを伴って再現していく。情報量の豊かさもWF-1000XM3に近い。ボーカルが音空間の中で優しくクリアに浮かび上がるので、音楽への没入感は絶妙。重低音もただ鳴らすだけではなく、その中の細かな情報まで描写するところがソニー流だ。

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kakakumag.com

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HUAWEIのAirPodsキラー?ノイキャン搭載うどん

HUAWEI Freebuds 3

HUAWEI Freebuds 3

  本家のAirPodsがノイキャン搭載する前に、ノイキャン搭載うどんを黒白二色で出しちゃおうってあたりが露骨に商魂たくましくて、中国っぽいですよね。個人的には微笑ましいニュース。

 デザイン好きじゃないんで、この機種はぶっちゃけどうでもいい。ただ記事によると、遅延は非常に少ないらしいね。HWAに対応したりしたらすごいけど。価格的にはたぶんこれまでどおり20000円以内で登場するはずで、明らかにAirPods層狙い撃ちしてくるんじゃないかな。

 HUAWEIらしくいろいろ新技術を使っていて、部分的に骨伝導を併用していたり、Bluetooth新プロトコル「BT-UHD」なるものも搭載されていて、ワイヤレスオーディオ性能は従来より高まっているらしいです。LDACの2倍の音質で通信可能って話だけど、だとしたらやばいですよね。

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Jabra先生、次の大ヒットを狙う

Jabra Elite 75t

Jabra Elite 75t

 SONY WF-1000XM3が出て、さすがに機能性最強神話は終わった感じですが、それでも通話性能ではいまだに最強、Jabra Elite 65tシリーズ。一部で後継機種を望む声がありましたが、ようやく登場するらしいです。

 65tはイヤホンとしての音質は独特のクセがあって、結構好みを分けるんですけど、マイク品質がヤバくて、スポーツ向けモデルとして売り出されたのにビジネスマンにバカ売れしたっていうね。まあJabraっていうのはコールセンター向けの業務用ヘッドセットで有名なメーカーで、Bluetoothヘッドセットのパイオニアとも言われている老舗なんで、マイクに関しては世界最強クラスです。個人的には気になる機種。

 

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都内でイヤホンを試聴するなら、一度は行ってみたいヨドバシカメラ新宿東口店

 新宿界隈で活動している人でも、ヨドバシ新宿東口店ってあまり行ったことないんじゃないでしょうか?新宿なら家電は西口最強みたいなのが昔からあって、東口の方はむしろ百貨店とか紀伊國屋書店、歌舞伎町のイメージしかないかもですよね。でも、新宿東口は個人的に熱いです。ビックロ新宿東口店とヨドバシカメラ新宿東口店は穴場スポットだと思っていて、とくにヨドバシカメラのほうはやばい。

 

 百聞は一見にしかず。下の写真を見て下さい。ヨドバシカメラ新宿東口店の試聴台です。

 正面にお試し用のイヤピが揃えられており、簡単な清掃用のウェットティッシュ、イヤピ解説のPOP、完全ワイヤレスイヤホン主要機種のマニュアルがファイリングされた冊子があります。完全ワイヤレスイヤホンの試聴とか操作方法がよくわからんということもありますし、店員さんも人気機種はともかくマイナー機種まですべて覚えているのは稀ですよね。でもご安心あれ。ヨドバシカメラ新宿東口店なら店員さんに尋ねるのが億劫でも、自分でマニュアルを参照できるので、気兼ねなく試聴できます。

 このスペースは高級イヤホンとリケーブル製品のショーケースの真ん中にあり、試聴しがてらいろいろ製品を見回せ、気になればすぐ店員さんに話して試せるようになっています。ここで試聴しているだけで目の保養になるのが素晴らしい。

 

 試聴台は2つ用意されていて、もうひとつの試聴台には出たばかりのSednaEarfit Shortも用意されています。定番と言えるイヤピが試せるので、試聴機のイヤピが耳に合わない場合でも、自分に合うのを選んでじっくり聴き込むことができます。

 試聴段階で耳に合うイヤピで聴いていないと、音質悪く感じることもあるので、重要ですよ!せっかく試聴するんですから、手抜かりはしかくないもの。試聴は試聴環境が整ったところでやったほうがいいに決まってます。

 メーカーとしてもしっかり試聴してもらった方が売れますよ!←伏線

 

 このヨドバシカメラ新宿東口店、ここ1年ばかりの間に、どんどんレベルアップしてて、試聴台も最近新調されてるんですよね。決して品揃えは多くなく、コーナー自体が大きな店舗ではなく、むしろ小さいくらいなんですが、東京近郊のヨドバシカメラ・ビックカメラをほぼ回り尽くした私から見ても、新宿東口店は都内では試聴環境で最強です。まあ他では店長がオーディオこだわり派だと噂の八王子店とかも日進月歩でレベルアップしてるんで、もしかするとしばらく行ってない店舗が、知らない間にスーパーレベルアップしている可能性もあるので確実ではありませんが、新宿東口店、ここはパネェです。

 

Meze Audio RAI PENTAを聴くなら是非ここで!今ならANDROMEDAの新旧聞き比べなんて贅沢もできます

Meze Audio RAI PENTA

Meze Audio RAI PENTA

MEZE RAIPENTA ハイブリッド型5 ドライバー(ハイブリッド ペンタドライバー テクノロジー)

 

 価格comランキングでも上位で、高級機種の中ではコスパが良く、音質が全体的に締まっていて素晴らしいと評判のRAI PENTA。東口店に試聴機あります。じっくり聴けますよ。

 また今ならCAMPFIRE ANDROMEDAの新旧聞き比べなんてこともできます。IO、POLARIS Ⅱ、ATLAS、SOLARISもじっくり聴けます。

 落ち着いた、ほとんど誰にも邪魔されないスペースでしっかり聞き込めるのが穴場らしい新宿東口店の魅力。私はe☆イヤホン秋葉店やオーディオイベント会場みたいな人が多いところだといまいち落ち着いて聴けないので、こういうオアシス的な店舗は重宝します。

 

メーカーの皆さん、この素晴らしい新宿東口店に積極的にサンプルを是非!

 で、なんで新宿東口店をこうやって宣伝するかというと、この店舗の知名度が上がれば、メーカーの試聴機もたくさん来るかなってね。品揃えはやはり西口には負けるんですけど、メーカーさんがこの店舗に積極的に試聴機出してくれると私はすごく楽しめます。ここは穴場っすよ!メーカーさん、サンプル提供するならこの店舗ですよー!!!←熱望

 

 

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【ニュース】SONYの次期DAP、Androidになります。これは嬉しすぎる![SONY NW-A105/SONY NW-ZX500]

SONY NW-A105

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SONY神すぎる!

 SONYの次期DAPの情報が来ました!まさかの完全Android化!そしてクソみたいだったWMポート廃止!

 販売店員さんに会うたびに「SONYのDAPはいいんですけど、次はAndroidにして下さい。WMポートとかやめてほしいですよね。見て、このWF-1000XM3のアプリ使えないんですよ?ありえます?」みたいなアピールしていたおかげに違いありません!←妄想

 

値段が高い気がするけど?

 記事中の「16GBストレージ内蔵の『NW-A105』を11月に欧州で発売予定。価格は350ユーロ。」ってあたりが「あれ?なんか高くねぇ?」って思いますけど、まあそれは海外価格で国内ではそんなとち狂った値段設定にしないと信じてます。記事読む限り、NW-A105は従来のNW-A55同様バランス接続対応しないのに、実売40000円以上はちょっとぼったくりっぽいから、さすがに何か間違いがあると思いたいです。

 Bluetoothレシーバー機能やUSB DAC機能は省かれるそうでAndroid化した弊害はある模様。個人的にはそれらの機能使ってないから別に良いけど。

 A105については「A55からあまり変化がないかも知れない」みたいな話も聞いてたんで、まさかの展開に喜び爆発ですな!

 NW-ZX300後継機種のNW-ZX500の価格は830ユーロ。なんかちょっとお高いのだけが妙に気になります。

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【感想】ONKYO GRANBEATの乗り換え先はSONYかな

 値段が妙に割高に思えるのが気になるけど、私の現状のメインDAP ONKYO GRANBEATの乗り換え先はSONY製DAPになるかもしれません。音質がどうかってのはあるけど、これまでの実績を考えると電池持ちでは充分に満足できそうですしね。

 

ちなみに、なんでAndroidのDAPだといいの?

 以下の記事に私見を書いているので参考にして下さい。

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続報があります

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【ニュース】M-SOUNDSの新作完全ワイヤレスイヤホンにはHDSSが搭載されるらしい[M-SOUNDS MS-TW3/SONY WF-1000XM3/Creative Pebble V2/水曜どうでしょう]

M-SOUNDS MS-TW3

M-SOUNDS MS-TW3

 

 最近のオーディオ関連で個人的な注目ニュースを紹介します。

 

 

M-SOUNDSの新作完全ワイヤレスイヤホンにはHDSSが搭載されるらしい

M-SOUNDS MS-TW3

M-SOUNDS MS-TW3

ワイヤレスイヤホン Bluetooth 5.0 最大使用時間:10時間(ケース併用で最大:60時間) 水洗い可能な防水仕様 耐衝撃設計 ブラック M-SOUNDS/MS-TW3 (ブラック)

 

 NUARL NT01AXに搭載されて話題になったHDSS。吸音材を取り付けるだけという簡単な構造らしいのですが、自然な音の広がりと立体感を実現してくれます。搭載機種はNT01AX以来あまり出ていなくて、手持ちではNAIN Zeeny TWSくらいです。そんなHDSS搭載機が今度はM-SOUNDSから出るそう。

 

 ちなみにNAIN Zeeny TWSについてはこんな記事が最近ありました。ちなみに読み上げ機能は個人的にウザすぎてOFFにしているのはレビュー記事で書きました

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 で、話を戻すと、このM-SOUNDSっていうブランドはよく知らないんですが、かなり早期から完全ワイヤレスイヤホンを展開しています。今までは1万円以下が主流の低価格路線メーカーでしたが、この新作MS-TW3は1万円越えでミドルレンジのイヤホンとしてリリースされます。

 M-SOUNDSは初期のMS-TW2しか知りませんが、MS-TW2はだいぶシャリシャリなシャープサウンドでした。MS-TW3の音についてはさっぱり見当が付きませんが、予想としてはこれまでの傾向から、明るめの元気なサウンドなんじゃないかと思います。

 どちらにしてもHDSS搭載機というのは興味深く、これは試聴してみたい。

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SONY WF-1000XM3は今週も元気です

SONY WF-1000XM3

SONY WF-1000XM3

ソニー SONY ワイヤレスノイズキャンセリングイヤホン WF-1000XM3 : 完全ワイヤレス/Bluetooth/ハイレゾ相当 最大6時間連続再生 2019年モデル ブラック WF-1000XM3 B

 

 品切れ状態がずっと続いているSONY WF-1000XM3。なんだかんだ言って価格コムランキングでも1位独走中。

f:id:kanbun:20190904220107p:plain

 

 国内販売台数は天下のairpodsを追い上げており、品薄のままでも衰えない人気っぷりで、品薄状態はいつ解消されるやら。
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 そんなWF-1000XM3についてのインタビュー記事がまたアップされています。この手のインタビュー、発売当初から随分読みました。読み飽きたくらい。それでも、まだまだ1ヶ月に1本以上のペースでどっかのメディアに出てきそうなほど、売れているということでしょう。今のところ今年No.1の完全ワイヤレスイヤホンであることは間違いないでしょうね。ぶっちゃけ個人的には微妙にデカかったり通信品質も完璧って感じじゃないんで、釈然としないんですけど、なんだかんだいって最近はよく持ち歩いてるので、完全ワイヤレスのメイン機種はしばらくこれで確定ってくらいです。

 しかしノイキャン性能は個人的に不満なので、WF-1000XM3の上からノイキャンヘッドホン被ってますけどね!
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WF-1000XM3関連の記事

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PCスピーカーの定番機種「Pebble」がリニューアル

Creative Pebble V2

Creative Pebble V2

 以前もちょこっと言及したことがある気がするんですけど、PC用小型スピーカーは今鉄板機種と呼べるものが2つあり、それがロジクールのZ120BWとクリエイティブのPebbleです。音質は異なっていて、Z120BWのほうはナチュラルな、中域あたりがきれいに聞こえる感じの見通しの良い音楽的なサウンドなのに対し、PebbleはホラーゲームやFPS、映画を見るのが楽しい感じのウーファー感があるサウンドを持っています。

 そのPC向け小型スピーカー・ド定番の大ヒット製品の一角、Pebbleがリニューアルされる様子。これまでも小型スピーカーにしてはド迫力の低音を持っていましたが、さらにハイパワーモードを搭載して低音がパワーアップされるとのこと。

 個人的にはむしろ旧機種のPebbleが安売りされたら買いたそうかなって感じです。

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「水曜どうでしょう」新作登場

「水曜どうでしょう」新作がついに!

「水曜どうでしょう」新作がついに!

 個人的に大好きな番組「水曜どうでしょう」!ついに新作が完成したそうです。新作来る来る詐欺がようやく終わった模様。今から放送が楽しみ。

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 ちなみに最近「ゆるキャン△」と「水曜どうでしょう」が謎コラボしてます。個人的には神コラボ。

 

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【特集】デジタルオーディオプレーヤー最新おすすめ機種紹介「ミドルレンジクラス編1」[SONY NW-ZX300/ONKYO GRANBEAT/FiiO M11/Astell&Kern AK70 mkII/a&norma SR15/COWON PLENUE D2]

ONKYO GRANBEAT DP-CMX1

ONKYO GRANBEAT DP-CMX1

 

 

【1】多様化するミドルレンジDAP

 今回の特集はデジタルオーディオプレーヤーを扱います。この記事では私が個人的観点で選んだおすすめ機種を紹介しますが、しかし、その前にどういう選好で私が今回の特集記事のDAPを選んだかを説明することは有益であるように思われますので、しばし説明させていただきたく思います。

 

ミドルレンジからは本格的に高音質に

 今回はミドルレンジ帯のDAPを紹介する記事となりますが、まずDAPのミドルレンジ帯とはどのくらいかということは問題になるかと思います。私の基準では今のところ10万円以上はハイエンドという扱いなので、ミドルレンジはだいたい5万円~10万円くらいになります。

 この価格帯のDAPはスマホでは使われないような、ポータブルオーディオ向けの上級な専用DACチップを搭載している機種ばかりになり、音質的には明らかにスマホの最上級機種にも勝るくらいです。個人的にGRANBEATがなんだかんだいって使い勝手と音質のバランスで最高のDAPなんですが、Androidのバージョンが古いのでスマホで乗り換え先を探しましたが、試聴した感じ、現行のスマホではGRANBEAT越えはありません。

 少なくとも当分の間はミドルレンジDAP以上の音質のスマホは登場しないと思われ、その点は明らかなこの価格帯のDAPのアドバンテージになります。エントリークラスDAPでもスマホに対してアドバンテージがありますが、人によってはそのアドバンテージをそれほど感じられないかも知れません。しかし、ミドルレンジ価格帯のDAPは明らかにスマホの音質との違いがはっきりわかるレベルです。メインDAPとして持つなら、この価格帯くらいの機種が個人的にはおすすめです。

 

ミドルレンジDAP製品の特徴

 最近のミドルレンジDAPの特徴は以下のようになっています。

  1. スマホを明らかに越える上質な音質。
  2. 音質重視のため、電池持ちやワイヤレス対応などはよくないものも多い。
  3. バランス接続があるのが普通。

 

ミドルレンジ最強DAPは個人的にGRANBEAT

 ちなみにこの価格帯で選ぶなら、個人的に使いやすさでは圧倒的にGRANBEATです。いろいろDAPを使ってますが、私の中ではこの機種が抜群に使いやすく、遊べます。ポータブル用としてはそれまではSONY NW-ZX300がお気に入りでしたが、GRANBEAT手に入れてからはNW-ZX300の存在感ほぼ皆無になりました。どちらかというとSONY製品はNW-A55が優秀すぎるっていうね。GRANBEATは一気に私の手持ちでは最も使用頻度が低いDAPの仲間入り。人によって使い勝手の評価に差はあると思いますので、一概には言えませんが、私の中ではGRANBEATが「総合的にはあらゆるDAPの中で最強」というのは今のところ不動です。

 音質などを考えると、Cayin N6IIHiby R6 Proのほうが満足度が高いこともあり、実際Hiby R6 Proの音は最高に好みですが、GRANBEATはイコライザーが私にとって抜群に使いやすく、通信相性があるあたりとか不満も多いものの、なんだかんだ言って楽しみが多くてGRANBEATが手放せません。

 GRANBEATの後継機種を待っていたのですが、最近のONKYOは相当余裕がないらしく、後継機種は少なくとも2019年中は出ないとか。そういうわけでCayin N6IIやHiby R6 Proを買ったわけで、それらはよく選んで買ったので満足度は当然高いのですが、総合するとGRANBEATが一番というね。GRANBEATが壊れたら本当に困ります。

 元々このGRANBEATに特別な思い入れなんかなくて、Bang&Olufsen E8 2.0のレビューするときに、相性が良さそうなのとスマホだと後々レビュー用に便利そうだからって理由で買ったんですけど、見事にハマりました。DP-X1Aとも比較したんですけど、GRANBEATのほうが欠点も含めて、総合的に私の趣向に合ってたのでDP-X1Aはすぐ手放しました。ONKYO系最強は私の中ではGRANBEAT。私の中でのDAPの概念を変えた恐るべき機種です。

 そういうわけで「どれか1つDAP買うならどれ?」って聞かれたら、迷いなく「GRANBEATですね」って答えるんですけど、かといってGRANBEATがDAPとして必ずしも万能というわけではなくて、音質も価格帯でとりわけ良いというわけではないことを知ってるので、その良さを言語化して伝えるのはなかなか難しいです。結局、私の使い方ではGRANBEATが最強すぎるという、わかるんだかわからないんだか微妙なまとめ方をするしかありません。

 

【2】おすすめのミドルレンジクラスDAP

 そういうわけで、今回はミドルレンジクラスのDAPの中から、とくにおすすめする機種を選り抜きました。

 

 

SONY NW-ZX300

SONY NW-ZX300

SONY NW-ZX300
  • 高音 6/10
  • 中音 6/10
  • 低音 7/10
  • 音場 6/10
  • 情報量 7/10
  • 音の傾向 濃厚系
  • アプリ対応力 1/10
  • 通信対応力 7/10
  • 対応コーデック SBC / aptX / aptX HD / LDAC
  • 拡張性 64GB (+128GB)
  • DAC 独自
  • ハイレゾ 384khz/32bit DSD256
  • バランス接続 4.4mm
  • 実売価格 5万円前後
おすすめポイント&解説

 SONY系のミドルレンジDAP。バランス接続可能になったのが下位機種のNW-A50シリーズとの大きな違いで、本格的に有線イヤホンの上位機種を楽しむなら、この機種を買うことをおすすめする。さらに上位のNW-WM1クラスになると携行性に難が出てくるので、この機種はある意味最も実用性が高い。電池持ちはミドルレンジDAPの中でも抜群に良く、使い勝手の良さが何よりの魅力。

 音質はNW-A55に比べて輪郭も太さもあり、低域の重厚感も増した音を奏で、シャープネスはほどよく抑えられたややマイルド系サウンドになっている。そのため価格帯のほかのDAPと比べても濃厚感のある音となっており、ボリューム感重視で充実して音楽を聴きたい人にはかなり有力な選択肢。一方で、見通し感重視の人には、高域までクリアな感触があるNW-A55の方が印象が良かったりするかも知れない。

 SONY独自デザインのOSとUIで、転送ケーブルまで独自規格でアプリ対応含め全てが前時代的なのが欠点。

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ONKYO GRANBEAT DP-CMX1

ONKYO GRANBEAT DP-CMX1

ONKYO GRANBEAT DP-CMX1
  • 高音 7/10
  • 中音 7/10
  • 低音 6/10
  • 音場 7/10
  • 情報量 7/10
  • 音の傾向 すっきり系
  • アプリ対応力 10/10
  • 通信対応力 8/10
  • 対応コーデック SBC / aptX / aptX HD
  • 拡張性 128GB (+256GB)
  • DAC ES9018C2M×2
  • ハイレゾ 384khz/24bit DSD256
  • バランス接続 2.5mm
  • 実売価格 5万円前後
おすすめポイント&解説

 この機種はDAPというよりスマホ。そのためDAPとして考えると電池容量は抜群に良く、余計なゲームアプリなどを入れずにDAPに特化すれば電池持ちは非常に良い。スマホなのでアプリ対応も良く、電池持ちと使い勝手を両立させるなら現状最も有力候補。標準のストレージ容量に優れていることも美点として挙げられる。ただし、Androidのバージョンは古いので最新のアプリに対応できなくなってきているのは欠点になる。

 ONKYO系DAPは通信的な相性も多いが、その欠点も引きずってしまっている。完全ワイヤレスイヤホンの一部とはまともに通信できないこともある。

 音質はESS系らしく、解像度感重視ですっきりしたサウンド。ほぼほぼフラットでクセがない上に、HF Playerにカスタマイズが加えられた専用プレーヤーアプリはイコライザー機能が優秀で、プリセットを使えばどんなジャンルでも万能に味わえる。このイコライザーはワイヤレスオーディオにも適用される。

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Astell&Kern AK70 mkII

Astell&Kern AK70 mkⅡ

Astell&Kern AK70 mkⅡ
  • 高音 6/10
  • 中音 7/10
  • 低音 7/10
  • 音場 6/10
  • 情報量 6/10
  • 音の傾向 すっきり系
  • アプリ対応力 5/10
  • 通信対応力 7/10
  • 対応コーデック SBC / aptX / aptX HD
  • 拡張性 64GB (+400GB)
  • DAC CS4398×2
  • ハイレゾ 384khz/32bit DSD64
  • バランス接続 2.5mm
  • 実売価格 5万円前後
おすすめポイント&解説

 Astell&Kernブランドの現行のエントリーモデルDAPだが、価格的にも実力でもミドルレンジDAP級。スペックやデザイン的にはやや古い印象は否めない。

 音質的な評価が高いAstell&Kernらしく、エントリークラスでもクオリティは高めで、色づけの少ないサウンド。ボーカル表現は定評があり、やや厚めにしっかり聞かせてくれる。Astell&Kernのサウンドの特徴として見通し感と音の輪郭、各音域のバランスが良いので、エントリークラスでも解像度が高い印象を受けること。ドンシャリのようにコントラスト感を強調するところがなく、メリハリをあまり強調する感じでないにも関わらず、輪郭や見通し感がよく、実際はメリハリ感が感じられる。音が上品なのにメリハリ感があるというこのギャップ萌えさせてくれる音に惹かれる人は多い。というより私は惹かれた。

 次に紹介する上位機種のSR15とサウンドキャラクターにあまり差が無いので、コスパ重視でこちらを選んでもよい。電池持ちだけはあまり良くない。

 

a&norma SR15

 

a&norma SR15

a&norma SR15
  • 高音 7/10
  • 中音 7/10
  • 低音 7/10
  • 音場 7/10
  • 情報量 7/10
  • 音の傾向 すっきり系
  • アプリ対応力 5/10
  • 通信対応力 7/10
  • 対応コーデック SBC / aptX / aptX HD
  • 拡張性 64GB (+400GB)
  • DAC CS43198×2
  • ハイレゾ 768khz/32bit DSD256
  • バランス接続 2.5mm
  • 実売価格 8万円前後
おすすめポイント&解説

 個人的にこの機種はAK70mkⅡの置き換えかと思っていたんだけど、そうじゃなくてAK300あたりの置き換えっぽい。

 音質は若干中域を強調するようで、なめらかな質感のジェントルサウンドといった印象。音の広がりを感じさせてくれる濃厚系の色合いを持ちつつ、しかし、見通し感と輪郭もよくて音に太すぎる感じがなく、意外とすっきり聴けるというなかなか凝ったバランス感覚を持っている。意外と風味を出すんだけど、濃厚にならずになんとなく淡泊という音質は意外とお気に入り。実際の解像度以上に解像度感があってコスパ良く思えるところもある。ミドルレンジ帯ボーカル最強伝説の噂すらある。

 斜めのデザインの画面で最初は奇抜だなと思ったけど、これはなかなか操作性がよくて使い心地も上々。電池持ちだけはあまりよくない。

 個人的にはあまり後先考えずに、ウマ娘コラボに飛びついて買った機種だけど、結構お気に入り。お気に入りだけど、使い勝手は普通でNW-ZX300のほうが使いやすい。音は好き。

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FiiO M11

 

FiiO M11

FiiO M11
  • 高音 7/10
  • 中音 7/10
  • 低音 7/10
  • 音場 7/10
  • 情報量 7/10
  • 音の傾向 すっきり系
  • アプリ対応力 6/10
  • 通信対応力 7/10
  • 対応コーデック SBC / aptX / aptX HD / LDAC / HWA
  • 拡張性 32GB (+4TB)
  • DAC AK4493EQ×2
  • ハイレゾ 384khz/32bit DSD256
  • バランス接続 2.5mm / 4.4mm
  • 実売価格 5万円前後
おすすめポイント&解説

 FiiOのMシリーズの2019年8月現在のフラッグシップだが、位置づけ的にはミドルレンジDAP。Mシリーズは以前のXシリーズと比べて使い勝手が格段に向上しており、SONY製DAPとも充分に勝負できる品質になった。それでもまだいろいろクセがあるけど。

 音質は明るめで伸びの良いすっきり系。ESS系のDACに比べると解像感はそれほどでもないかなと思うが、下位機種のように濃厚感を強調する感じがなく、比較的ニュートラルで解像度が良く感じられる。

 OSはAndroidベースの独自仕様で、スマホアプリをがんがん入れることはできない。完全ワイヤレスイヤホンのアプリも対応が悪い。よって、せっかくワイヤレス接続の電池持ちがよさそうなのに、完全ワイヤレスイヤホンとの相性は高くなさそうなところが非常に残念。仕様面で非常に魅力的な機種だが、相変わらずのFiiOっぽい使い勝手の悪さも感じるので、個人的にはスルーした。

 

COWON PLENUE D2

COWON PLENUE D2

COWON PLENUE D2
  • 高音 7/10
  • 中音 7/10
  • 低音 7/10
  • 音場 7/10
  • 情報量 7/10
  • 音の傾向 すっきり系
  • アプリ対応力 1/10
  • 通信対応力 0/10
  • 対応コーデック なし
  • 拡張性 64GB (+128GB)
  • DAC CS43131×2
  • ハイレゾ 192khz/24bit DSD128
  • バランス接続 2.5mm
  • 実売価格 4万円前後
おすすめポイント&解説

 COWONのPLENUE D2は有線イヤホン向けのDAPとしては非常に魅力的。少なくともバッテリー性能は抜群に優秀で、MP3品質で最大45時間、ハイレゾ音源でも30時間程度の再生時間を誇っている。

 音質もすっきりと透明感を重視して見通しが良いながら、中域で甘味を出すことも忘れない品の良いサウンド。さらに40種類以上の優れたイコライザー機能を持つJetEffectが使えるほか、5種類のDACフィルターを使うことができる。イコライザーはともかく、DACフィルターを変更可能なDAPは稀。

 一方でこの機種はあらゆる意味で前時代的という明確な欠点がある。Wifi機能はなく、ワイヤレスオーディオに対応せず、UIは古くさく、ハイレゾ再生能力も中途半端。現在の水準だと384khz/32bit DSD256まで対応するのがミドルレンジ帯のDAPとして一つの指標となっているが、これを満たしていない。最近は一般的になっているUSB-DAC機能も搭載していない。有線イヤホン/ヘッドホン相手には真のポータブル性を発揮してくれるものの、完全ワイヤレス/サブスクの現代的な音楽環境に全く対応していない。したがって、メインDAPとしてこれを選ぶのは、それほどおすすめできる選択肢ではない。

 

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【特集】デジタルオーディオプレーヤー最新おすすめ機種紹介「エントリークラス編1」[SONY NW-A55/Pioneer XDP-20/Activio CT10/iBasso DX120/COWON PLENUE V/Hiby R3]

Hiby R3

Hiby R3

 

 

【1】小型化・薄型軽量化・ワイヤレス化するエントリークラスDAP

 今回の特集はデジタルオーディオプレーヤーを扱います。この記事では私が個人的観点で選んだおすすめ機種を紹介しますが、しかし、その前にどういう選好で私が今回の特集記事のDAPを選んだかを説明することは有益であるように思われますので、しばし説明させていただきたく思います。

 

次記事

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エントリークラスDAPってどのくらいの製品のこと?

 DAPのエントリークラスはどの製品を指すのかというのは難しいですが、価格帯としては5万円以内くらいを目安に選びました。また条件としてハイレゾファイル再生能力があるという点を最低ラインとしています(したがってApple iPod touchは選外となります)。

 

エントリークラスDAP製品の特徴

 最近のエントリークラスDAPの特徴は以下のようになっています。

  1. 携行性が重視され、小型・軽量モデルが増えた。
  2. ワイヤレスオーディオ機能が重視されている。
  3. バランス接続機能は省かれていることが多い。

 

【2】おすすめのエントリークラスDAP

 そういうわけで、今回はエントリークラスのDAPの中から、とくにおすすめする機種を選り抜きました。

 

SONY NW-A55

SONY NW-A55

SONY NW-A55
  • 高音 6/10
  • 中音 5/10
  • 低音 6/10
  • 音場 5/10
  • 情報量 5/10
  • 音の傾向 はっきり系
  • アプリ対応力 1/10
  • 通信対応力 7/10
  • 対応コーデック SBC / aptX / aptX HD / LDAC
  • 拡張性 16GB (+128GB)
  • DAC 独自
  • ハイレゾ 384khz/32bit DSD256
  • バランス接続 なし
  • 実売価格 2万円前後
おすすめポイント&解説

 エントリークラスDAPの定番機種。電池持ちが非常に良く、ワイヤレスオーディオコーデックも充実していて、Apple iPod touchとともにエントリークラスのデファクトスタンダードとなっている機種。iPod touchと違い、ハイレゾ品質の高音質ファイルに対応している。

 音質はドンシャリ系ではっきりコントラストをつけて音を聴かせるタイプ。輪郭も良く、低価格の割にはっきりと音楽をクリアに感じさせてくれるところがあり、スピード感もある。とくに下位モデルのNW-S313と聞き比べると表現力に圧倒的差を感じる。

 インターフェースは独自だが、反応は良く操作性も機敏。問題はスマホアプリに対応しておらず、自社のHeadphones Connectでさえ使えないところ。しかし完全ワイヤレスイヤホン相手に携帯して使うなら現状最強クラスのコスパを誇る。

 SONY独自デザインのOSとUIで、転送ケーブルまで独自規格でアプリ対応含め全てが前時代的なのが欠点。

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Pioneer XDP-20

Pioneer XDP-20

Pioneer XDP-20
  • 高音 6/10
  • 中音 5/10
  • 低音 6/10
  • 音場 6/10
  • 情報量 6/10
  • 音の傾向 はっきり系
  • アプリ対応力 1/10
  • 通信対応力 7/10
  • 対応コーデック SBC / aptX / aptX HD
  • 拡張性 16GB (+512GB)
  • DAC ES9018C2M×2
  • ハイレゾ 384khz/24bit DSD256
  • バランス接続 2.5mm
  • 実売価格 3万円前後
おすすめポイント&解説

 ONKYO/Pioneer系のエントリークラスDAP。価格設定はかなり安めながら、音質面でバランス接続に対応、ミドルレンジDAP並みのDACを搭載とスペック面で豪華なのが特徴。ただし電池持ちはあまり良い方ではなく、エントリークラスとしては筐体も大きめ。

 音質はNW-A55とほぼ同等でドンシャリ的な傾向も似ているが、バランス接続でよりパワフルなサウンドが期待できる。そういう意味で、NW-A55キラー的な立ち位置ではあるが、UIが古くさく、上位機種と違って豊富なイコライザー機能もなく、Androidカスタムの独自OSなため、アプリ対応能力もない。

 低価格であくまで有線の音質(とくにバランス接続)にこだわるなら有力候補。

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Activio CT10

Activio CT10

Activio CT10
  • 高音 6/10
  • 中音 6/10
  • 低音 6/10
  • 音場 6/10
  • 情報量 6/10
  • 音の傾向 すっきり系
  • アプリ対応力 7/10
  • 通信対応力 8/10
  • 対応コーデック SBC / aptX / aptX HD
  • 拡張性 16GB (+384GB)
  • DAC CS4398
  • ハイレゾ 192khz/24bit DSD256
  • バランス接続 なし
  • 実売価格 3万円前後
おすすめポイント&解説

 韓国アイリバー系のActivioから出たエントリークラスDAP。実質的にAstell&Kern系のエントリークラスと考えていい。TIDALなどのサブスク音源、自社の音源ダウンロードサイトgrooversとの連携を企図した新時代オーディオプレーヤーとして売り出したかった気配があるが、そのgrooversが発売後1年くらいでなくなってしまった。

 音質はAK70からSR15の系譜に属するAstell&Kern系のローエンドモデルの音質を継承しており、なめらかな質感と色づけの少ないすっきりした音。

 丸みを帯びて曲線を描く筐体の質感は良く、操作性も抜群で、個人的にエントリークラスDAPの中でお気に入りの機種だが、好みを抜きにして、冷静に全体を眺めると、ぶっちゃけあらゆる意味で中途半端。

 そもそも少しお金を積めばAK70 MKⅡに手が届く上、バランス接続に対応しない、電池持ちが良くないなど意外と微妙。性能的にはAK70相当でAK70 MKⅡのさらに一世代前と同等クラスとなるが、スペック的にはAK70に劣る。

 そういうわけでこの機種の良いところは、その独特のインターフェースの使いやすさで、それ以外あまりよいところがない。個人的には結構愛用してるけど、なんで愛用してるのか自分でも謎。気に入ってる割におすすめする気にもならないので、いまだにレビューしてすらいないという。

 ちなみにこの機種はAstell&Kernの技術を凝縮した一体型モジュール
「TERATON」を採用した第1弾モデルとのことだったが、第2弾以降出てない気がする。私が知らないだけでどっかで出ているのかも知れないけど。

 

iBasso DX120

 

iBasso DX120

iBasso DX120
  • 高音 6/10
  • 中音 7/10
  • 低音 7/10
  • 音場 7/10
  • 情報量 7/10
  • 音の傾向 すっきり系
  • アプリ対応力 1/10
  • 通信対応力 0/10
  • 対応コーデック なし
  • 拡張性 0GB (+512GB)
  • DAC AK4495
  • ハイレゾ 384khz/32bit DSD128
  • バランス接続 2.5mm
  • 実売価格 4万円前後
おすすめポイント&解説

 この機種はコンセプト的にエントリークラスというよりミドルレンジDAP的な発想で作られているので、ここで紹介している機種の中では異色。私個人の意見としても、入門機としてこれを紹介するのは違う気がするが、iBasso最低価格モデルとして紹介する。

 音質は低域をしっかり出しつつ、中高域を見通しよくすっきり聴かせるタイプで価格以上の底力が感じられるうえに、5種類のサウンドモード切り替えが可能であり、音質だけ見ればコスパは良好。

 しかし、この機種はエントリークラスとしては使い勝手がよくないので、その点ですでにおすすめしない。音質は良いが、ほとんどそれだけでアピールポイントが少ない。店頭試聴機を使った感じでは、かなり使い勝手に難を感じたので、個人的には完全スルーした。そもそもワイヤレスオーディオに対応していないし。

 

COWON PLENUE V

 

COWON PLENUE V

COWON PLENUE V
  • 高音 6/10
  • 中音 5/10
  • 低音 5/10
  • 音場 5/10
  • 情報量 5/10
  • 音の傾向 くっきり系
  • アプリ対応力 1/10
  • 通信対応力 0/10
  • 対応コーデック なし
  • 拡張性 64GB (+128GB)
  • DAC CS43131
  • ハイレゾ 192khz/24bit DSD128
  • バランス接続 なし
  • 実売価格 3万円前後
おすすめポイント&解説

 有線接続専用。ワイヤレスオーディオ機能一切なし。最大再生時間41時間という長さが魅力で、薄型コンパクトで持ち運びやすいのは良いが、ほぼあらゆる点でSONY NW-A55に劣る。COWONのJetEffectを使って多彩なイコライザーが楽しめるのだけが利点で、JetEffect目的で買うくらいしか理由が見つからない。あとはストレージ容量が64GBと多めなのが魅力かも。

 音質はディテール感重視で演出は少なく、くっきりと音をフラットで中庸に聴かせることに主眼が置かれているようだ。むしろJetEffectで自分好みの音に色づけして楽しむ感じで、デフォルトの音は極力脚色を抑え、素体として汎用性を考慮してして調整されているように思われる。イコライザーをちょっと変えると、途端に色づくといった感じの音だ。

 この機種は海外のレビューなどを見ると評価は悪くないようだが、あまり売れている気配がない。UIを含めた全体の設計がSONY製DAP以上に前時代的なため、NW-A55に完全に食われている印象がある。

 

Hiby R3

Hiby R3

Hiby R3
  • 高音 6/10
  • 中音 6/10
  • 低音 6/10
  • 音場 6/10
  • 情報量 6/10
  • 音の傾向 はっきり系
  • アプリ対応力 3/10
  • 通信対応力 9/10
  • 対応コーデック SBC / aptX / LDAC
  • 拡張性 0GB (+2TB)
  • DAC ES9028Q2M
  • ハイレゾ 384khz/32bit DSD256
  • バランス接続 2.5mm
  • 実売価格 2万円前後
おすすめポイント&解説

 エントリークラスDAPとしては恐るべきコスパを誇るとして話題となったHibyの入門機。OSは中華製DAPに多いHiby OSで完全Androidではないが、ワイヤレスオーディオへの対応状況は良い。

 何より小型で胸ポケットに入るサイズで、USB-DAC機能やワイヤレスレシーバー機能を持っており、DLNAやAirPlayにすら対応するなど、これでもかと機能がてんこ盛り。

 音質も2万円クラスでは最上位クラスで、解像度が高く、高域の見通しが良い上に、パワフルで厚みも感じられる音。真の意味でのSONY NW-A55キラーとして登場した機種。しかし知名度が低く、あまり認知されていないのが最大の欠点。あとは超小型DAPあるあるで、操作性やアルバルアートの見栄えに難を感じるのが欠点といえば欠点。

 

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【特集】デジタルオーディオプレーヤー最新おすすめ機種紹介「電池持ち編」[SONY NW-A55/SONY NW-ZX300/ONKYO GRANBEAT/SONY NW-WM1A/FiiO M11/COWON PLENUE D2]

SONY NW-A55

SONY NW-A55

 

 

【1】DAPを持ち運ぶならこだわりたい「電池持ち」

 今回の特集はデジタルオーディオプレーヤーを扱います。この記事では私が個人的観点で選んだおすすめ機種を紹介しますが、しかし、その前にどういう選好で私が今回の特集記事のDAPを選んだかを説明することは有益であるように思われますので、しばし説明させていただきたく思います。

 

バッテリー性能の重要性

 デジタルオーディオプレーヤーをどのように使うかは人それぞれですが、多くの場合ポータブルに持ち運ぶという人が多いと思われます。そもそも家庭内で使うならPC含め据え置きで問題ないわけですし、デジタルオーディオプレーヤーをわざわざ選択する人の多くが持ち運びを考えているでしょう。

 というわけで、デジタルオーディオプレーヤーを「携帯機器」として捉える場合、最も重要な要素の一つは充電持ちになります。複数持ち運ぶならともかく、1台を持ち運ぶという場合、とくにこの再生時間がどれほど確保されているかというのは大きなポイントになります。

 目安としてはできれば10時間はほしいです。最近の完全ワイヤレスイヤホンなどは5時間以上連続再生時間を確保しているものも多く、少し長めに外出した際に一日中音楽を楽しむということを考えると、半日程度の再生時間はあるとうれしいです。もちろんモバイルバッテリーを使えばある程度再生時間の欠点は補えますが、使ったことがある人なら分かるように、モバイルバッテリーでの充電というのも意外と面倒で、頻繁に外出時充電するというのは煩わしいでしょう。

 

バッテリー性能は減る

 もう一つ考えたいポイントはバッテリーは消耗品だということです。リチウムイオン電池は普通に毎日使っていると、2年程度でその駆動時間は半分になります。つまり当初10時間再生出来たポータブルオーディオプレーヤーも2年後には5時間程度しか再生時間が期待できなくなるということです。したがって、今の時点で再生時間が充分だと思っていても、数年後まで使うことを考えると不十分ということがあります。とくにポータブルオーディオプレーヤーはスマホと違って、バッテリー寿命が減ったからと言って簡単にバッテリー交換できるものでもありません。

 そのため、ポータブルで長く使いたい場合には、バッテリー性能はとくに大きなポイントになります。

 

【2】電池持ち重視の方におすすめするDAP

 そういうわけで、今回はバッテリー持ちを考えて、とくにおすすめする機種を選り抜きました。

 

SONY NW-A55

SONY NW-A55

SONY NW-A55
  • 高音 6/10
  • 中音 5/10
  • 低音 6/10
  • 音場 5/10
  • 情報量 5/10
  • 音の傾向 はっきり系
  • アプリ対応力 1/10
  • 通信対応力 7/10
  • 対応コーデック SBC / aptX / aptX HD / LDAC
  • 拡張性 16GB (+128GB)
  • DAC 独自
  • ハイレゾ 384khz/32bit DSD256
  • バランス接続 なし
  • 実売価格 2万円前後
おすすめポイント&解説

 電池持ちでDAPを選ぶならSONY製をおすすめする。どの機種も余計な発熱はなく、電池効率が非常に良い。

 音質はドンシャリ系ではっきりコントラストをつけて音を聴かせるタイプ。輪郭も良く、低価格の割にはっきりと音楽をクリアに感じさせてくれるところがあり、スピード感もある。とくに下位モデルのNW-S313と聞き比べると表現力に圧倒的差を感じる。

 インターフェースは独自だが、反応は良く操作性も機敏。問題はスマホアプリに対応しておらず、自社のHeadphones Connectでさえ使えないところ。しかし完全ワイヤレスイヤホン相手に携帯して使うなら現状最強クラスのコスパを誇る。

 SONY独自デザインのOSとUIで、転送ケーブルまで独自規格でアプリ対応含め全てが前時代的なのが欠点。

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SONY NW-ZX300

SONY NW-ZX300

SONY NW-ZX300
  • 高音 6/10
  • 中音 6/10
  • 低音 7/10
  • 音場 6/10
  • 情報量 7/10
  • 音の傾向 濃厚系
  • アプリ対応力 1/10
  • 通信対応力 7/10
  • 対応コーデック SBC / aptX / aptX HD / LDAC
  • 拡張性 64GB (+128GB)
  • DAC 独自
  • ハイレゾ 384khz/32bit DSD256
  • バランス接続 4.4mm
  • 実売価格 5万円前後
おすすめポイント&解説

 SONY系のミドルレンジDAP。バランス接続可能になったのがNW-A50との大きな違いで、本格的に有線イヤホンの上位機種を楽しむなら、この機種を買うことをおすすめする。さらに上位のNW-WM1クラスになると携行性に難が出てくるので、この機種はある意味最も実用性が高い。電池持ちはNW-A55に匹敵し、ほぼ同等の使い勝手。

 音質はNW-A55に比べて輪郭も太さもあり、低域の重厚感も増した音を奏で、シャープネスはほどよく抑えられたややマイルド系サウンドになっている。そのため価格帯のほかのDAPと比べても濃厚感のある音となっており、ボリューム感重視で充実して音楽を聴きたい人にはかなり有力な選択肢。一方で、見通し感重視の人には、高域までクリアな感触があるNW-A55の方が印象が良かったりするかも知れない。

 NW-A55と同じく、SONY独自デザインのOSとUIで、転送ケーブルまで独自規格でアプリ対応含め全てが前時代的なのが欠点。

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ONKYO GRANBEAT DP-CMX1

ONKYO GRANBEAT DP-CMX1

ONKYO GRANBEAT DP-CMX1
  • 高音 7/10
  • 中音 7/10
  • 低音 6/10
  • 音場 7/10
  • 情報量 7/10
  • 音の傾向 すっきり系
  • アプリ対応力 10/10
  • 通信対応力 8/10
  • 対応コーデック SBC / aptX / aptX HD
  • 拡張性 128GB (+256GB)
  • DAC ES9018C2M×2
  • ハイレゾ 384khz/24bit DSD256
  • バランス接続 2.5mm
  • 実売価格 5万円前後
おすすめポイント&解説

 この機種はDAPというよりスマホ。そのためDAPとして考えると電池容量は抜群に良く、余計なゲームアプリなどを入れずにDAPに特化すれば電池持ちは非常に良い。スマホなのでアプリ対応も良く、電池持ちと使い勝手を両立させるなら現状最も有力候補。標準のストレージ容量に優れていることも美点として挙げられる。ただし、Androidのバージョンは古いので最新のアプリに対応できなくなってきているのは欠点になる。

 ONKYO系DAPは通信的な相性も多いが、その欠点も引きずってしまっている。完全ワイヤレスイヤホンの一部とはまともに通信できないこともある。

 音質はESS系らしく、解像度感重視ですっきりしたサウンド。ほぼほぼフラットでクセがない上に、HF Playerにカスタマイズが加えられた専用プレーヤーアプリはイコライザー機能が優秀で、プリセットを使えばどんなジャンルでも万能に味わえる。このイコライザーはワイヤレスオーディオにも適用される。

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SONY NW-WM1A

 

SONY NW-WM1A

SONY NW-WM1A
  • 高音 7/10
  • 中音 8/10
  • 低音 8/10
  • 音場 8/10
  • 情報量 7/10
  • 音の傾向 ゆったり系
  • アプリ対応力 1/10
  • 通信対応力 6/10
  • 対応コーデック SBC / aptX / aptX HD / LDAC
  • 拡張性 128GB (+128GB)
  • DAC 独自
  • ハイレゾ 384khz/32bit DSD256
  • バランス接続 4.4mm
  • 実売価格 11万円前後
おすすめポイント&解説

 電池持ちの観点からこの機種を紹介しているが、個人的な観点から言わせてもらうと、10万円以上出すなら電池持ちよりも機能性などいろいろ考慮するべき点が多くなるので、前時代的な設計のSONY製品より魅力的なDAPはたくさんある。あくまで今回の特集の観点からこの機種を紹介するが、私はこの機種にあまり魅力を感じない。

 音質はゆったりと中域から低域に雄大な音を聴かせるバランスで、とくにクラシックと相性は抜群。リラックスしたサウンドで滑らかに心地よく厚みのある音を聴かせる。反面、高域はあまり脚色やディテールに詳細さが感じられず、若干没個性的であるように感じられるかも知れない。中域から低域にかけての豊かさという面では現状かなり優れた機種の一つであるが、目立って優位というわけでもない。

 しかし一番の欠点は、SONY独自デザインのOSとUIで、転送ケーブルまで独自規格でアプリ対応含め全てが前時代的だというところ。さすがに長く使うことを前提に選ぶ10万円以上の価格帯で、古くさいところのあるDAPを買う気はあまりしない。

 

FiiO M11

 

FiiO M11

FiiO M11
  • 高音 7/10
  • 中音 7/10
  • 低音 7/10
  • 音場 7/10
  • 情報量 7/10
  • 音の傾向 すっきり系
  • アプリ対応力 6/10
  • 通信対応力 7/10
  • 対応コーデック SBC / aptX / aptX HD / LDAC / HWA
  • 拡張性 32GB (+4TB)
  • DAC AK4493EQ×2
  • ハイレゾ 384khz/32bit DSD256
  • バランス接続 2.5mm / 4.4mm
  • 実売価格 5万円前後
おすすめポイント&解説

 この機種は有線接続時の電池持ちはそうでもないが、ワイヤレス接続だとLDACで48時間持つという驚異的なスペックを持っている。選んだ理由はそれだけ。

 音質は明るめで伸びの良いすっきり系。ESS系のDACに比べると解像感はそれほどでもないかなと思うが、下位機種のように濃厚感を強調する感じがなく、比較的ニュートラルで解像度が良く感じられる。

 OSはAndroidベースの独自仕様で、スマホアプリをがんがん入れることはできない。完全ワイヤレスイヤホンのアプリも対応が悪い。よって、せっかくワイヤレス接続の電池持ちがよさそうなのに、完全ワイヤレスイヤホンとの相性は高くなさそうなところが非常に残念。仕様面で非常に魅力的な機種だが、相変わらずのFiiOっぽい使い勝手の悪さも感じるので、個人的にはスルーした。

 

COWON PLENUE D2

COWON PLENUE D2

COWON PLENUE D2
  • 高音 7/10
  • 中音 7/10
  • 低音 7/10
  • 音場 7/10
  • 情報量 7/10
  • 音の傾向 すっきり系
  • アプリ対応力 1/10
  • 通信対応力 0/10
  • 対応コーデック なし
  • 拡張性 64GB (+128GB)
  • DAC CS43131×2
  • ハイレゾ 192khz/24bit DSD128
  • バランス接続 2.5mm
  • 実売価格 4万円前後
おすすめポイント&解説

 COWONのPLENUE D2は有線イヤホン向けのDAPとしては非常に魅力的。少なくともバッテリー性能は抜群に優秀で、MP3品質で最大45時間、ハイレゾ音源でも30時間程度の再生時間を誇っている。

 音質もすっきりと透明感を重視して見通しが良いながら、中域で甘味を出すことも忘れない品の良いサウンド。さらに40種類以上の優れたイコライザー機能を持つJetEffectが使えるほか、5種類のDACフィルターを使うことができる。イコライザーはともかく、DACフィルターを変更可能なDAPは稀。

 一方でこの機種はあらゆる意味で前時代的という明確な欠点がある。Wifi機能はなく、ワイヤレスオーディオに対応せず、UIは古くさく、ハイレゾ再生能力も中途半端。現在の水準だと384khz/32bit DSD256まで対応するのがミドルレンジ帯のDAPとして一つの指標となっているが、これを満たしていない。最近は一般的になっているUSB-DAC機能も搭載していない。有線イヤホン/ヘッドホン相手には真のポータブル性を発揮してくれるものの、完全ワイヤレス/サブスクの現代的な音楽環境に全く対応していない。したがって、メインDAPとしてこれを選ぶのは、それほどおすすめできる選択肢ではない。

 

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【特集】SONY WF-1000XM3付属アプリ「Headphones」のイコライザーを解説します[SONY WF-1000XM3特集]

SONY WF-1000XM3

SONY WF-1000XM3

ソニー SONY ワイヤレスノイズキャンセリングイヤホン WF-1000XM3 : 完全ワイヤレス/Bluetooth/ハイレゾ相当 最大6時間連続再生 2019年モデル ブラック WF-1000XM3 B

 

 

WF-1000XM3は高音質!イコライザーでもっと豊かに自分好みに音楽を楽しみましょう!

 SONY WF-1000XM3は接続安定性も高く、音質も良好でイヤホン単体としての完成度は非常に高いですが、付属の「Headphones」のイコライザー機能を使えば、さらに音楽を楽しめるようになります。そういうわけで今回は付属アプリ「Headphones」のイコライザーの使い方をご紹介!

 

イコライザーのいじり方

 イコライザー機能を使うにはまず「Headphones」アプリを開き、中段くらいにある「イコライザー」を探し、そこの歯車マークを押します。

f:id:kanbun:20190713133558p:plain

 

 すると下のような画面が出てきます。それぞれのスライダーを動かすことで音質調整ができます。

f:id:kanbun:20190713133623p:plain

 

イコライザー各部の説明

 イコライザーそれぞれのスライダーを動かすことで音質調整ができます。だいたいどういう変化をするか簡単に解説します。

400hz

 音場に温度感と厚みが出ます。ドラムも少し膨らみます。上げすぎると篭もる印象を受けるかも知れません。ロックでライブ感を増したり、ポンポンとした柔らかい音を聴きたいなら、ここを上げると良いです。一方で低域のキレが悪くなり、スピード感が若干遅くなった印象が出る可能性もあります。カットすると逆に音場が清潔になり、音がくっきりすると思います。たとえばEDMやヒップホップなんかで床面のビシバシ感があるスピードの乗った低域を味わいたい場合は、ここをカットしてClearBASSをブーストすると良いと思います。

1khz

 ここを上昇させると、全体的に音が張り出して聞こえるようになります。音に包まれたいと思ったらここをいじりましょう。没入感が高まります。とくに通勤時など音楽に集中したい場合に効果があるかも知れません。男声ボーカルも前屈みに聞こえるようになり、女声ボーカルの甘味も増します。逆に下降させると音場が後退し、やや広めに、奥行き感が増して聞こえます。

2.5khz

 女声ボーカルを前面に出したいならここを上昇させるのが一番効果的です。ギター音もかなり目立つようになります。また音場の明るさが増します。私はここをブーストして聴くのがかなりお気に入りです。ただし上昇させると男声ボーカルはやや細く感じられる可能性があります。逆に下降させるとボーカルに天井感が出ますが、音に濃厚感が出ます。

6.3khz

 金属光沢感に影響します。シンバルのチンチンシャリシャリみたいなのをはっきり聴きたい場合はここをブーストしましょう。また音の艶やかさ、透明感にも影響しており、ここを上昇させるとヴァイオリンや木管、金管の音が明るく伸びるように感じられるはずです。ただし上げると場合によって音にギスギス感が出ます。逆に下げると音がマイルドになり、色味は暗くなりますが、ピアノ音にコクが出ます。好みにもよりますが、JAZZはここを下げると風味が増すかも知れません。

15.6khz

 シンバルのシャーンという空気感の広がり、音の抜けに関わります。ここを上昇させると、シンバルの空気感が増して派手さを感じるようになり、音も高く抜けるように余韻が増して繊細に感じるようになります。逆にカットすると音場に安定感が感じられ、低域が相対的に目立つようになるので、低域の重みにリアルさが出ます。

ClearBASS

 重低音のドンという音をどれくらいはっきりさせるかに大きく影響します。低域の重心を下げたり上げたり出来ます。「+」で重心が下がり、「-」で重心が上がって感じられると思います。またここを上げるとブンブンという地熱感が出るので、重厚感が増し、クラシックならホールにいるような臨場感が出ます。逆にカットすると、モニターライクになるというか、音場にクリアな印象が増すと思います。

 

イコライジングの実例

LiSA「一番の宝物 ~Yui final ver.~」

 実際にレビューでも紹介したこの曲でイコライジングしてみます。ベースに温かみがほしいので400hzくらいを足してみましょう。だいたい「+5」くらいで。音場にだいぶ温かみが出て、ドラムも少し柔らかくなったと思います。次に1khzを「+3」、2khzを「+6」くらいにしてボーカルを低域に埋もれないように前面に出しつつ、甘味を加えます。

 次は一番のポイントになり得る6.3kの調整です。この曲の情感に関わるアコースティックギターです。ちょっと明るくギラギラさせたいなら「+5」以上くらいで。逆にコシのあるポロンポロンした感じにさせ、ボーカルを支えるバランスにしたいなら「-3」くらいにしてみて下さい。聞き比べてよりいいと思った方を採用で。

 この曲は明るい感じではないので、15.6kは思い切って下げます。「-10」でもいいでしょう。音が濃く感じられるはずです。

 最後に「ClearBASS」を「+6」くらいにして深みを出します。

f:id:kanbun:20190713173920p:plain

 

 この感じが好みだったら、ここから細かく自分好みにいじってみて楽しんでみて下さい。たとえば400hzを「+10」まで引っ張り上げてボリューム感を楽しむ、15.6khzを「+10」にして高域の抜けと余韻を出して違いを楽しむなど、何度も同じ曲を楽しめるはず。

 逆に基本の音楽の組み立て方がちょっと暗いなと思ったら、400hzを下げるか、2.5k以上のバランスを調整してみるとよい感じです。

 

【おまけ】Westoneっぽいモニターライク

 Westone W40的な音を目指した何か。むしろ旧W30っぽいかな?

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SONY WF-1000XM3

SONY WF-1000XM3

ソニー SONY ワイヤレスノイズキャンセリングイヤホン WF-1000XM3 : 完全ワイヤレス/Bluetooth/ハイレゾ相当 最大6時間連続再生 2019年モデル ブラック WF-1000XM3 B

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