audio-sound @ hatena

audio-sound @ hatena

オーディオ機器やゲーミングデバイスのレビュー、そして好きな音楽を徒然なるままに

MENU

【ニュース】いよいよ発売間近と話題のSONY WH-1000XM4について、改めてリーク情報を確認してみましょう

SONY WH-1000XM4

SONY WH-1000XM4

ソニー ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン WH-1000XM4 : LDAC/Amazon Alexa搭載/Bluetooth/ハイレゾ 最大30時間連続再生 密閉型 マイク付 2020年モデル ブラック WH-1000XM4 B

 

 

SONY WH-1000XM4の正式発表記事

 この記事は事前情報をまとめたものです。実際のアナウンス記事は以下を参照してください。

www.ear-phone-review.com

 

SONY WH-1000XM4の公式プロモーションが流出

 数日前にSONYの新作ワイヤレスヘッドホンWH-1000XM4のものと思われるプロモーションCMと思われる動画が流出し、SONY WH-1000XM4の発売日は8/6で確定ということがまことしやかに言われています。

www.youtube.com

 

ということで、改めてSONY WH-1000XM4のリーク情報をまとめます

 というわけで、噂によると発売日3日前になるわけですが、この期待の新作ワイヤレスヘッドホンについて、「What HiFi?」の記事に基づき、改めてまとめてみます。

www.whathifi.com

 

予想価格と発売時期

 予定価格は£330/$350になると推測されています。少なくともUSドル価格についてはほぼ$350前後というのは確実のようです。価格情報はベストバイとウォルマートからのリークによってフォローされています。発売時期については「What HiFi?」の記事によれば、Canadaの小売業者が6/23以降に出荷するとして商品ページを公開しましたが、実際には販売開始されていません。しかし、商品ページがいくつかのサイトで用意されていることが確認されています

thewalkmanblog.blogspot.com

 

デザインは実質的に同一ですが軽量化されるようです

 デザインはXM3から本質的な違いはありません。しかし、「What HiFi?」の紹介するリーク情報によれば、XM3からわずかに軽量化されているようです。ドライバー口径は40mmでこれまでどおりのタッチコントロールを備えているとされています。

 

WH-1000XM4の新たな機能(強化されたDSEE X/BT5.0に対応)

 リーク情報によれば、新しいヘッドホンの最大の新機能はSony DSEE X技術がアップデートされることです。新しいEdge-AI技術により、トラックはリアルタイム分析されアップスケールされます。

 

 また新しいヘッドホンはBluetooth V5.0に対応し、XM3のV4.2から更新されます。最新のコーデックであるaptX Adaptiveのサポートについては明らかにされていません。対応を期待する声がありますが、個人的には対応しないのではないかと思います。

 

BOSEを明確にリードし始めたSONY

 つい最近、BOSEの動向について紹介しましたが、アクティブノイズキャンセリングヘッドホンの分野で2強と言われていたSONYとBOSEの明暗ははっきりと分かれてきたように思われます。

www.ear-phone-review.com

 

 少なくとも2018年まではBOSEが勝利者でした。SONYの完全ワイヤレスイヤホンWF-1000Xはアクティブノイズキャンセリング技術をいち早く完全ワイヤレスイヤホンに導入しましたが、市場での評判が芳しくなく、対してBOSE SoundSport Free Wirelessは圧倒的に支持されていました。

 ヘッドホンの分野でもQuietComfort 35 IIはWH-1000XM2と互角に戦っており、SONY WH-1000XM3が出た後でさえ、BOSEファンは近いうちにQuietComfort 45が出てSONYを巻き返すに違いないと信じていました。

www.ear-phone-review.com

www.ear-phone-review.com

 

 しかし2019年にBOSEは完全ワイヤレスイヤホンで新製品を投入することができず、BOSE Noise Cancelling Headphones 700はデザインが大幅に変更され、しかもライバルより高額でしたが、アクティブノイズキャンセリング性能は必ずしも高くありませんでした。その2019年にSONY WF-1000XM3が大ヒットしたのは記憶に新しいところです。

 音質面ではSONYより良いというBOSEユーザーはまだまだ多いですが、アクティブノイズキャンセリング性能はSONYに追い越されてしまったということを渋々認めつつあります。

www.ear-phone-review.com

www.ear-phone-review.com

 

 BOSEが事実上次の手を出せないでいる今、WH-1000XM4の完成度が高ければSONYは一気に覇権を握ることができるかも知れません。

SONY WH-1000XM4

SONY WH-1000XM4

ソニー ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン WH-1000XM4 : LDAC/Amazon Alexa搭載/Bluetooth/ハイレゾ 最大30時間連続再生 密閉型 マイク付 2020年モデル ブラック WH-1000XM4 B

 

by カエレバ

【関連記事】

www.ear-phone-review.com

www.ear-phone-review.com

www.ear-phone-review.com

www.ear-phone-review.com


【PR】セール情報:Sony WI-SP600N Wireless【数量限定】

Sony WI-SP600N Wireless

Sony WI-SP600N Wireless

Sony SP600N Wireless Noise Canceling Sports In-Ear Headphones, White (WI-SP600N/W)

 

 

SONYのANC搭載ワイヤレスイヤホン、割安で購入できます

 SONYのANC搭載ワイヤレスイヤホンが日本の現在最安価格の半額以下、約1/3くらいで米国amazon.comから輸入できます。激安です。

 

セール情報

有効期限:数量限定

販売価格:$54.82(送料関税込み/約6000円)

販売ページはこちら

 

レビュー記事

www.ear-phone-review.com

 

他にも現在利用可能なamazonクーポンがあります

  1. amazon限定クーポン
  2. AV機器クーポン
  3. NTT-X Store 特価コーナー
  4. ミックスウェーブアウトレット

www.ear-phone-review.com

 

【関連記事】

www.ear-phone-review.com

www.ear-phone-review.com

www.ear-phone-review.com

www.ear-phone-review.com


【完全ワイヤレスイヤホン SONY WF-XB700 フラッシュレビュー】曲を破綻なくバランス良く聴かせつつ、低域を強調してうまく聴かせる技巧派。EDMとも相性が良い

SONY WF-XB700

SONY WF-XB700

ソニー 完全ワイヤレスイヤホン WF-XB700 : 重低音モデル / 最大9時間連続再生 / マイク搭載 2020年モデル ブルー WF-XB700 L

 

 

 「フラッシュレビュー」はデータ中心の簡潔な内容で、ポイントを絞ってオーディオ製品を解説します。

 今回取り上げる機種はSONY WF-XB700です。SONYについてはもはや説明不能だと思いますが、日本いや世界を代表するトップオーディオブランドの一つで、非常にレベルの高いオーディオ製品を世に送り出し続けているオーディオの名門です。

 そのSONYが自信を持って世に送り出してきた重低音モデルがSONY WF-XB700です。

 

 

f:id:kanbun:20200507113630p:plain

 audio-sound @ hatenaはこの機種を「audio-sound @ hatena Highly Recommended」として、大多数の人にとって満足度が高いオーディオ製品であると推奨します。

 

 

 

基本スペック

  • 連続/最大再生時間:9h/18h
  • 防水性能:IPX4
  • 対応コーデック:AAC/SBC

 

youtu.be

 

パッケージ

 イヤホンのパッケージ全体のデザインはこの価格帯ではSONYの普通のパッケージ水準で、わりとしっかりしています。付属品はイヤーピース、充電用ケース、充電用ケーブル(Type-C)、説明書です。

 若者向きを意識したのかイヤホンケースのデザインは若干安っぽいというか、若い感じがありますが、透明部分を曇りガラスのように加工していたり、わりと手の込んだ作りになっており、見た目相応に単純にチープなわけではありません。むしろチープっぽい感じを偽装しているというくらい、わりと小憎らしいデザインです。

 

SONY WF-XB700

SONY WF-XB700

SONY WF-XB700

SONY WF-XB700

 

装着サンプル

 装着感は非常に良好です。一見空豆型の変な形をしていると思うかも知れませんが、ノズル周りはよくできており、適当に嵌めても変な位置にくることがなく、わりとしっかりした装着感が簡単に得られるようになっています。

SONY WF-XB700

SONY WF-XB700

SONY WF-XB700

 

接続品質

 価格帯ではかなり優秀です。人混みに行ってないのでわかりませんが、家庭内では接続は良好です。距離耐性も優秀らしく、5m離れてもシームレスで乱れはありません。遮蔽物があっても問題なく繋がります。

 ホワイトノイズはほとんどないと思います。

 

SONY WF-XB700

 

音質

測定機材

  • SAMURA HATS Type3500RHRシステム:HEAD & TORSO、左右S-Typeイヤーモデル(Type4565/4566:IEC60268-7準拠)
  • AWA社製Type6162 711イヤーシミュレータ
  • マイクプリアンプ:Type4053
  • Type5050 マイクアンプ電源
  • オーディオインターフェース:ROLAND Rubix 24
  • アナライザソフト:TypeDSSF3-L

※イヤーシミュレーターの特性上、20hz以下と16khz以上の信頼性は高くありません。 

www.phileweb.com

 

周波数特性

 上から順に、

  1. [AET07 M装着時 ANCなし]左右別
  2. [AET07 M装着時 ANCなし]左右平均
  3. [AET07 M装着時 ANCなし]左右別(自由音場補正済み)
  4. [AET07 M装着時 ANCなし]左右平均(自由音場補正済み)
  5. [標準イヤーピース M装着時 ANCなし]左右別
  6. [標準イヤーピース M装着時 ANCなし]左右平均
  7. [標準イヤーピース M装着時 ANCなし]左右別(自由音場補正済み)
  8. [標準イヤーピース M装着時 ANCなし]左右平均(自由音場補正済み)
  9. 標準イヤーピース比較(自由音場補正済み)
  10. 標準イヤーピース比較(自由音場補正済み/2khz-24khz拡大)

 ※「AET07 Mサイズ」は当ブログの測定用レファレンスイヤーピースです。それ以外のイヤーピースは特記がない限り、このイヤホンパッケージの標準添付のものです。

※また当ブログの自由音場補正については機材に合わせてサザン音響さんから提供された補正値を使用しております。

www.s-acoust.jp

 

SONY WF-XB700

SONY WF-XB700

SONY WF-XB700

SONY WF-XB700

SONY WF-XB700

SONY WF-XB700

SONY WF-XB700

SONY WF-XB700

SONY WF-XB700

SONY WF-XB700

 

 最初に言及しますが、このイヤホンの私の個体の重低域部に露骨な左右差が存在する理由ははっきりしません。測定の不手際の可能性を何度も考慮し、装着感や場所固有の環境ノイズの可能性を考慮して測定場所を変更したりしましたが、どうもこの左右差が消えません。その発生理由は謎で、いまのところ不可解ですが、そのまま掲載します。

 

 このイヤホンのパッケージには「圧倒的な量感の重低音とクリアなボーカルを実現」と書いてありますが、ご覧の通り、音響設計上はわりと素直にその謳い文句を目指したような感じになっています。重低音域とボーカル域に強調があり、わりと自然な艶のある中高域と、やや派手目めの高域を持っていることが想像できます。重低域の露骨な隆起を除けば、フラットに近いバランスになっており、その重低音も中域のナチュラル感に影響を与えないよう、かなり慎重に傾斜具合を調整している感じが窺えます。典型的なウォームサウンドと言えるでしょう。

www.ear-phone-review.com

 

  このイヤホンをゴリゴリの重低音モデルだと思って買った人は、割と音場が明るいことに驚くかも知れません。率直に言って中域はボーカルをきれいに見せるために、わりと充実しており、普通の低域モデルにありがちな窮屈さがなく、ボーカルは本当にクリアで自然に近い感触で聞こえます。ドンシャリにありがちなドライな感じはあまりなく、中高域もわりと賑々しく、高域の発色も悪くないうえ、ボーカルを邪魔するようなハイハットの飛沫感などがうるさくなることもないので、「クリアなボーカル」という謳い文句には納得です。

 問題は「圧倒的な量感のある重低域」のほうで、実際のところ、たしかに深いところで強調されていますが、中域に配慮した音響設計になっているために、低域の存在感はわりと目立ちません。そのため重低域モデルという看板に偽りなく、わりと低域が重いロックなどを聴くとその重低音は引き出されるのですが、一般的な曲では言うほど低域が存在感を発揮することはあまりないという感じになっています。わりと普段ゴリゴリの低域とブリブリのベース音を聴いている人ほど、「これのどこが量感のある重低音モデルよ!?」とツッコみたくなるでしょう。というか量感という言葉が想像させる厚みのある音というよりは、むしろタイトな低域と感じる人が多いのではないでしょうか。

 そういうわけで低域モデルに慣れていない、わりと普通のリスナーが低域モデルとはどんな感じなのかと興味を持って聴くにはいいのですが、「俺は低域ジャンキーだぜ!」みたいな人にはやたらと物足りない音がする可能性があります。またEDMのような深いところで重い低域と中域の透明感を楽しむリスナーにはかなりいいイヤホンだと思います。

 

SONY WF-XB700

 

レコーディングシグネチャー

 レコーディングシグネチャーの基本的な原理、楽しみ方については以下を参考にして下さい。

www.ear-phone-review.com

 

 参考用にレコーディングシグネチャーを掲載します。自由音場補正済みです。ソースはFiiO M15を用いています。SBCで接続し、標準イヤーピース Mサイズ使用しています。

www.ear-phone-review.com

 

 レコーディングシグネチャーで使用している楽曲は私も大好きなゲームメーカー日本ファルコム様のものを使用させて頂いております。

www.falcom.co.jp

 

JAZZ

anchor.fm

 

OST

anchor.fm

 

クラシック

anchor.fm

 

ロック

anchor.fm

 

twitterレビューまとめ

 以下は私のツイッターレビューのまとめです。適宜補足しながら紹介します。

 あくまで私の中のイメージではSONYのXBシリーズは「とにかく低域が出てりゃいい」みたいなわりとシンプルな音作りで攻めてきてて、それがいわゆる「頭悪い」なんです。これは決して悪いというわけじゃなく、むしろ素直に低域が楽しめるところがあるんです。

 上の音質部分をすでに読んでくださってる方には明白なように、実際このSONY WF-XB700もわりと素直に低域だけ盛ってるという意味では正統的なXBサウンドと言えなくもないわけです。個人的には認めたくないですが。

 

 まあはっきり言って、低域ジャンキーの傾向のある私からすると、第一印象わりと最悪で、失望している感じがツイからありありと窺えると思います。

www.ear-phone-review.com

 

 

 

 

 ↓これは少し正確ではなくて、正確には「適度に複雑なものを好む」というのが正解です。人間にとってあまりに複雑すぎるものは理解できないが、シンプルすぎるものはつまらないのです。そして人間は複雑なものを理解するとシンプルに思うようになるので、基本的に理解が進んだり経験が豊富になっていくほど、どんどん複雑なものを楽しむようになっていくというわけです。言い換えれば、人間というのは本質的にマニアックなんです。

 

 

SONY WF-XB700 vs audio-technica ATH-CKS5TW

SONY WF-XB700 vs audio-technica ATH-CKS5TW

※上の比較グラフは自由音場補正済みでそれぞれの標準イヤーピースを使った測定結果を1khzで交差するように調整して比較しています。

 

www.ear-phone-review.com

www.ear-phone-review.com

 

Technics EAH-AZ70Wとの聞き比べ

www.ear-phone-review.com

 

WF-XB700はEDM向き

 

総評

 低域モデルの入門機としてはわりとおすすめできます。ボーカルフォーカス感の高いナチュラルな中域の雰囲気はそのままに、重低域の存在感が加味されて、いつもの音楽が少し深く、重く温かみも出て、メリハリ良く聞こえるといった具合の調整になっており、わりと万人向きです。またタイトでスタイリッシュな深い低域と電子音の透明感がきれいに出る中域はEDMと相性が良いです。ただ重低域モデルと聴いてゴリゴリの低域を期待すると、基本的にタイトでエレガントな低域なので、上品すぎる音と感じてしまうでしょう。実際私はもっと頭の悪い低域を聴きたかったです。

 品質は全体的に完成度が高く、スペック的にも通信品質的にも充分で、この価格帯では優秀なイヤホンです。

 

SONY WF-XB700

SONY WF-XB700

ソニー 完全ワイヤレスイヤホン WF-XB700 : 重低音モデル / 最大9時間連続再生 / マイク搭載 2020年モデル ブルー WF-XB700 L

 

 【関連記事】

www.ear-phone-review.com

www.ear-phone-review.com

www.ear-phone-review.com

www.ear-phone-review.com


 

【HiFiGOレビュー】SONY WF-1000XM3:解体新書

SONY WF-1000XM3

SONY WF-1000XM3

 

 

※この記事はHiFiGOから許諾を頂いて翻訳したものです。著作権はHiFiGOにあります。

元記事 

hifigo.com

 

SONY WF-1000XM3:解体新書

 2017年、ソニーは最初のTWS、つまり完全ワイヤレスBluetoothイヤホンであるWF-1000Xをリリースしました。これは見た目から「ノイズリダクション・ビーン(豆型ノイキャンイヤホン)」と呼ばれています。 第一世代の「ノイズリダクション・ビーン」は、ソニーのヘッドセット(WH-1000XM3)やイヤホン(WI-1000X)のように非常に人気を博すことはできませんでしたが、ソニーはその後、WF-SP700NWF-SP900やその他のスポーツモデルといったTWSで多くの経験を積みました。

 WH-1000XM3は、ソニーのフラグシップノイズキャンセリングヘッドホンです。 最新のWF-1000XM3はこのモデル番号に従います。この機種がフラグシップモデルと同じ命名規則に従っていることは、この機種へのソニーの期待が高いことがわかります。

 「ノイズリダクション・ビーン」の最初の世代が2年前に発売されて以来、ソニーはTWSイヤホンのノイズリダクションテクノロジーに専念してきました。 数世代後、WF-1000XM3は世界中で歓迎されています。

 

 この記事では、詳細な分解に基づいた分析レポートをお届けし、ソニーがWF-1000XM3に適用したテクノロジーを確認してみたいと思います。

 

Sony WF-1000XM3のパッケージ

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/Sony_TWS_1_-inpainted_large.jpg?v=1564459241

 

ソニーのおなじみの雰囲気と個性が詰まった箱
SONYブランドロゴと製品モデルWF-1000XM3

 バッテリー駆動時間、Bluetoothアイコン、およびノイズキャンセリングがパッケージ下部に印刷されています。 ボックスの上部には、実店舗の棚に簡単に陳列できるフックが付いています。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/Sony_TWS_83_-inpainted_1d5a24e8-2779-4161-875d-41bb20ffc3d9_large.jpg?v=1564459250

 

 SONY WF-1000XM3ボックスの背面には、実際の製品ショットが掲載されています。 製品の機能はそれぞれ英語と中国語で説明されています。 内蔵のHDノイズリダクションプロセッサQN1eは、HD Voiceハンズフリー通話をサポートし、USB Type-Cケーブルが付属しています。

 

  • 10分の充電で90分の再生
  • ノイズキャンセルモードで6時間のバッテリー駆動時間
  • 充電ボックスは24時間以上の追加の駆動時間を提供できます
  •  NFC接続をサポートしています

 パッケージで言及されているDSEE HXは、SONYデジタルサウンドエンハンスメントエンジンの略であり、高周波信号の損失とデジタルオーディオ圧縮を補正し、高解像度に近い高品質のサウンドを提供します。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/Sony_TWS_3_large.jpg?v=1564459270

 

 説明書は内部の段ボールに印刷されています。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/Sony_TWS_2_large.jpg?v=1564459264

 

 イヤホンと充電ボックスは静かに収められています。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/Sony_TWS_4_large.jpg?v=1564459274

 

 さらに、6セットのイヤーピースが含まれています。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/Sony_TWS_5_large.jpg?v=1564459278

 

 USB Type-C充電ケーブル。USB-AとUSB-Cにつながっています。ケーブル長は約20cmです。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/Sony_TWS_6_large.jpg?v=1564459282

 

 ブリスターパッケージの中には2つの材質のイヤーピースが組み合わせて収められており、ロングブレンドシリコンイヤーチップ(XS、S、M、L x 2)、3つの快適なイヤーチップ(S、M、Lx 2)があります。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/Sony_TWS_7_large.jpg?v=1564459285

 

 充電ボックス前面の拡大図。ここにはSONYのアイコンはありません。

 

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/Sony_TWS_8_large.jpg?v=1564459290

 

 充電ボックスの背面とUSB Type-C充電ポートです。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/Sony_TWS_9_large.jpg?v=1564459293

 

 USB Type-C充電ポートです。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/Sony_TWS_10_large.jpg?v=1564459300

 

 SONYのロゴは充電ボックスの上部にあります。 

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/Sony_TWS_11_large.jpg?v=1564459304

 

 SONY WF-1000XM3を携帯電話用の充電器で充電すると、パラメーターは5.019V、0.337A、および1.69Wです。Chargerlab POWER-Zポータブル電流電圧計で計測しました。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/Sony_TWS_12_large.jpg?v=1564459309

 

 イヤホンを充電ケースに入れ、カバーを開き、イヤホンを静かに中に入れます。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/Sony_TWS_13_large.jpg?v=1564459314

 

 ここで赤い装飾部分は、後で詳しく説明するライトガイドカラムです。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/Sony_TWS_14_large.jpg?v=1564459318

 

 このNFCロゴは、SONY WF-1000XM3がNFC接続をサポートしていることを示しています。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/Sony_TWS_15_large.jpg?v=1564459321

 

 イヤホン充電ボックスのカバーにレーザーエッチングで製品情報が記載されています。WF-1000XM3モデル、ソニー製、マレーシア製、5V入力などといった情報が記載されています。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/Sony_TWS_16_large.jpg?v=1564459511

 

 SONY WF-1000XM3を暗い場所に置くと、インジケーターライトの動作ステータスが表示され、イヤホンと充電ボックスがわずかにオレンジ色のライトで点灯しています。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/Sony_TWS_17_large.jpg?v=1564459515

 

 箱からイヤホンを取り出すと、LとRの位置を表す色違いのヒント、突起状金具、マグネットが見えます。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/Sony_TWS_18_large.jpg?v=1564459519

 

 イヤホンの充電やケースとイヤホンとの通信には、3つの突起状金具が使用されます。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/Sony_TWS_19_large.jpg?v=1564459522

 

 充電ボックスの出力は5V 120mAで、イヤホンに電力を供給するために使用されます。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/Sony_TWS_20_-inpainted-inpainted_large.jpg?v=1564459526

 

 2つのイヤホンは対称デザインになっており、外部タッチ領域があります。 Sony WF-1000XM3は、デュアル伝送と低遅延をサポートしています。 最新のBluetoothチップは、サウンド信号を左右のイヤホンのドライバーに同時に送信し、遅延を減らし、安定したBluetooth接続と高品質のリスニングエクスペリエンスを提供してくれます。

 

 WF-1000XM3は、装着感に合わせて大幅に最適化されており、より快適でしっかりと装着できます。 ロングシリコンイヤーチップの4つのペアと、ノイズキャンセレーションと快適な装着感を向上させるために付属する3ペアの快適なイヤーチップから、適切なペアを選択できます。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/Sony_TWS_21_large.jpg?v=1564459529

 

 イヤホンには、左右のロゴ、隆起、カラーがあり、区別しやすいようになっています。 高摩擦のゴム表面により、ノイズキャンセリングイヤホンはぴったりと耳にしっかりと固定され、不意に外れることがありません。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/Sony_TWS_22_large.jpg?v=1564459534

 

 3つの充電用の接点があります。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/Sony_TWS_23_large.jpg?v=1564459537

 

 穴はノイズリダクションマイクです。 右側はタッチボタンです。 指先でタップして曲を切り替えたり、ノイズ低減モードを調整したり、応答したり、電話を切ったりできます。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/Sony_TWS_24_large.jpg?v=1564459540

 

 青いインジケータライト。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/Sony_TWS_25_large.jpg?v=1564459542

 

 黒い部分の下はセンサーが収められています。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/Sony_TWS_26_large.jpg?v=1564459548

 

 防塵カバーです。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/Sony_TWS_27_large.jpg?v=1564459663

 

 イヤホンコンジットのルートにある圧力解放用のベント穴です。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/Sony_TWS_28_large.jpg?v=1564459667

 

 イヤホンの前面と背面にはデュアルマイクが装備されており、航空機の騒音、都市の交通騒音、オフィスの会話など、さまざまな周波数帯域の周囲の騒音を敏感に捉えます。 デュアルフィードバックマイクのうち、1つはイヤホンの背面にあり、もう1つはイヤーチップの近くにあります。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/Sony_TWS_29_large.jpg?v=1564459672

 

  シリコン製のイヤホンカバーです。

 

SONY WF-1000XM3の解体

 最初に充電ボックスから解体しましょう。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/Sony_TWS_30_-inpainted_large.jpg?v=1564459676

 

 充電ボックスはバックルと両面テープの組み合わせで固定されています。 バックルは充電ボックスカバーの上端にあり、両面テープは充電ボックスの下端にあります。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/Sony_TWS_31_large.jpg?v=1564459888

 

 プラスチックフレームには肋骨状のフレームがあり、底にはリチウム電池があります。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/Sony_TWS_32_77b019bb-3d05-4d30-b541-1114265ccf7a_large.jpg?v=1564459890

 

 インジケータライトガイドは、充電ボックスの前面と背面を貫通しています。 

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/Sony_TWS_33_-inpainted_46ae8b68-89ef-4964-9bb1-278f9a6d9626_large.jpg?v=1564459895

 

 マザーボードとバッテリーを取り外します。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/Sony_TWS_34_75aff3ec-e71c-4966-aee1-05619548c244_large.jpg?v=1564459899

 

 充電ボックスの内枠は3つのパーツで構成されています。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/Sony_TWS_35_7e56baeb-caff-4e86-b48e-dbcb7af6d5a1_large.jpg?v=1564459902

 

 カバーを外すと、両端に充電接点サブプレートと位置固定マグネットが見つかります。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/Sony_TWS_36_large.jpg?v=1564459904

 

 位置固定マグネットのクローズアップを備えた3ピン充電接点。サブプレートとマグネットは、構造フレームを介してネジで固定されています。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/Sony_TWS_37_large.jpg?v=1564459907

 

 保護部品付きの金メッキの突起状金具。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/Sony_TWS_38_large.jpg?v=1564460087

 

突起状金具のクローズアップ写真。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/Sony_TWS_39_large.jpg?v=1564460089

 

 カバーの開放を検知するためのホールチップ。 

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/Sony_TWS_40_large.jpg?v=1564460091

 

 ホールチップのクローズアップ写真。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/Sony_TWS_41_large.jpg?v=1564460099

 

 充電ボックス内の回路基板。 リチウム電池のプラスとマイナスのコードは、回路基板に直接はんだ付けされています。 USB Type-Cコネクタは、安全で信頼性の高いスルーホールではんだ付けされています。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/Sony_TWS_42_large.jpg?v=1564460111

 

 充電ボックスに内蔵14500リチウムバッテリー直径14mm、長さ50mmで、容量は700mAh / 2.59Whです。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/Sony_TWS_43_large.jpg?v=1564465151

 

 バッテリーはコードと番号が刻印され、C54837305571です。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/Sony_TWS_44_large.jpg?v=1564465156

 

 バッテリーの保護チップ。チップは密封されています。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/Sony_TWS_45_large.jpg?v=1564465170

 

 ヒューズと過電圧保護チューブ。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/Sony_TWS_47_large.jpg?v=1564465180

 

 シルクスクリーンCJZを搭載したチップは、イヤホンの充電電流制限と短絡保護用のTIのTPS2553です。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/206c923f67772d74cfe4f83d1d01c070_grande.jpeg?v=1564628806

 

 TPS2553の詳細情報。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/Sony_TWS_47_large.jpg?v=1564465180

 

 小さなチップはMaxim MAX8696で、内蔵バッテリーをブーストしてイヤホンを充電するために使用されます。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/2_grande.jpeg?v=1564628811

 

 MAX8696の詳細情報です。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/Sony_TWS_48_large.jpg?v=1564465187

 

 MX77734超低電力パワーマネジメントチップです。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/3_grande.jpeg?v=1564628819

 

 MX77734の詳細情報です。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/Sony_TWS_49_large.jpg?v=1564465192

 

 MCUに電力を供給する電圧安定器。

 

 接続および充電ボックス制御用のフリースケールチップ、モデルMKL27Z64VFM4。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/20190725195259_grande.png?v=1564628823

 

 Freescale MKL27Z64VFM4の詳細情報です。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/Sony_TWS_51_large.jpg?v=1564465205

 

 充電ボックスは分解し尽くしました。 フル充電では、イヤホンは6時間の電力を供給でき、便利な充電ケースはさらに3倍の充電を提供して、1日中使用し続けることができます。 つまり、最大24時間のノイズのないリスニングです。ノイズキャンセリングがオフの場合はさらに長くなります。フル充電で8時間の電力が供給され、さらに充電ケースから3倍の充電が行われるため、最大32時間の再生が可能です。

 

 次はイヤホンを分解してみましょう。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/Sony_TWS_52_large.jpg?v=1564465209

 

 イヤホンのトップカバーはバックルで固定されています。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/Sony_TWS_53_large.jpg?v=1564465213

 

 イヤホンのカバーの内側の上の大きな円はタッチ位置、中央の黒いフォームはノイズ低減マイクのピックアップ穴です。 真ん中には防音マイクに対応した防塵ステッカーがあります。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/Sony_TWS_54_large.jpg?v=1564465223

 

 Sony WF-1000XM3は、大きなプラスチック製のフレームの周りにBlueToothアンテナを備えた、より大きなアンテナを使用しています。 イヤホンの中央にはノイズ低減マイクがあり、黒いプラスチックの外側には金属化されたBluetoothアンテナがあり、信号品質を効果的に保証できます。 ヘッドフォンのBluetooth®アンテナの配置は、より広いカバレッジを確保するために最適化されています。 これにより、ストリーミングを中断することなく信号を強く保つことができます。 

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/Sony_TWS_55_large.jpg?v=1564465230

 

 バッテリーはアンテナフレームの内側に固定されており、バッテリーの側面から伸びている金属片はマイナス接点です。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/Sony_TWS_56_large.jpg?v=1564465235

 

  2つのイヤホンのレイアウトはほぼ同じで、対称的に配置されています。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/Sony_TWS_57_large.jpg?v=1564465242

 

 ノイズリダクションマイクのクローズアップ写真。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/Sony_TWS_58_large.jpg?v=1564465249

 

 イヤホン内にある電池はボタン電池のように見えますが、実際には充電式のリチウム電池です。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/Sony_TWS_59_large.jpg?v=1564465256

 

 SONY WF-1000XM3イヤホンは、ドイツ製の3.7V、0.2WhのVARTA Valta CP1254リチウム電池を備えています。 コインに比べるととても小さいです。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/Sony_TWS_60_large.jpg?v=1564465262

 

 上の画像の中央にある円形の金の接点は、延長された金属片と接触しているバッテリーの負の接点です。ボードの上には、バッテリー保護チップ、Bluetoothレシーバーチップ、およびインジケータライトがあります。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/Sony_TWS_61_large.jpg?v=1564465275

 

 画像の円形の金の接点はバッテリーのプラスの接点であり、バッテリーと直接接触しています。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/Sony_TWS_62_large.jpg?v=1564465283

 

 このボードの裏側は充電端子です。 

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/Sony_TWS_63_large.jpg?v=1564465575

 

 イヤホンの主な制御回路と1人民元のコインを比べてみました。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/Sony_TWS_64_large.jpg?v=1564465580

 

 分解後の内部構造と回路です。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/Sony_TWS_65_large.jpg?v=1564465586

 

 赤外線距離センサーのクローズアップ写真。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/Sony_TWS_66_large.jpg?v=1564465599

 

 イヤホンのフレキシブル回路基板のクローズアップ写真。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/Sony_TWS_67_large.jpg?v=1564465609

 

 イヤホンとノイズキャンセルマイク。 最適化された6mmダイナミックドライバーを備えたSony WF-1000XM3は、パンチのある低音と透き通った高音で、リッチでクリーンなサウンドを実現します。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/Sony_TWS_68_large.jpg?v=1564465614

 

 上の方にある大きなチップは、SONY独自のHDノイズリダクションプロセッサーQN1eです。 機能性の高いHDノイズキャンセリングプロセッサーQN1eは、デジタルノイズキャンセリング、24bitオーディオ信号処理、およびデジタルアナログコンバーターとヘッドホンアンプを組み合わせています。その結果どうなるかって?歪みの少ない素晴らしいサウンドが出力されます。


 Sony Headphones Connectアプリを使用すると、アプリを通じてノイズ低減レベル(合計20レベル)を手動で調整して、パーソナライズされたノイズ低減エクスペリエンスを実現することができます。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/Sony_TWS_69_large.jpg?v=1564465619

 

 イヤホンのFPCベースのクローズアップ写真。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/Sony_TWS_70_large.jpg?v=1564465627

 

 D3781835と番号が付けられたチップは、SONY独自のノイズ低減チップです。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/Sony_TWS_71_large.jpg?v=1564465631

 

 310819078266Cチップのクローズアップ写真。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/Sony_TWS_72_large.jpg?v=1564465638

 

 PK付きチップのクローズアップ写真。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/Sony_TWS_73_large.jpg?v=1564465645

 

 E4MWチップのクローズアップ写真。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/Sony_TWS_74_large.jpg?v=1564465650

 

 イヤホンボードにはメインコントロールチップ、メモリー、LEDインジケーターなどがあります。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/Sony_TWS_75_large.jpg?v=1564465803

 

 充電端子の下には、上部端子に対応する3つのメタルドームがあります。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/Sony_TWS_76_large.jpg?v=1564465808

 

 バッテリー保護チップです。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/Sony_TWS_77_large.jpg?v=1564465814

 

 マルチカラーLEDインジケーターのクローズアップ写真。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/Sony_TWS_78_large.jpg?v=1564465820

 

 Q128FWYはメモリチップです。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/Sony_TWS_79_large.jpg?v=1564465827

 

 マザーボード上の水晶発振器などのコンポーネントのクローズアップ写真。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/Sony_TWS_80_large.jpg?v=1564465833

 

 Sony WF-1000XM3はMTK(MT)プラットフォームソリューションを採用しています。 このチップには、MCSync TWSデュアルイシューBluetooth送信メカニズムが搭載されており、マスタースレーブインターチェンジのシームレスな接続エクスペリエンスをサポートし、Bluetooth 5.0、超低消費電力、Google Bisto Voice Assistantをサポートしています。

 

 MT2811は、AirohaのAB155xプラットフォームシリーズの高性能チップであると報告されています。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/Sony_TWS_81_large.jpg?v=1564465838

 

 シールドされたMTK MT6388P電源管理チップ。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/Sony_TWS_82_large.jpg?v=1564465843

 

 イヤホン全体は、PCB回路基板上のコンポーネントを除いて、数十のコンポーネントで構成されています。 ソニーのエンジニアの独創的なデザインのおかげで、各モジュールは簡単に締め付けて組み立てることができます。分解後、損傷することなく使用できるように復元できます。

 

「SONY WF-1000XM3:解体新書」まとめ
DSEE HXによる高解像度デジタル音楽

 デジタルサウンドエンハンスメントエンジンHX(DSEE HX™)は、圧縮されたデジタル音楽ファイルをアップスケールし、高解像度オーディオの品質に近づけます。

 

新しいBluetooth®チップによる優れたリスニング

 新しく開発されたBluetooth®チップは、片方の耳からもう片方の耳への音に頼るのではなく、左耳と右耳に同時に音を送信して、卓越したリスニング体験を実現します。

 

人間工学に基づいたトライホールド構造 

 このノイズキャンセリングイヤホンは、人間工学的に設計されており、耳の3つの異なるポイントに接触して、安全で快適な装着感を実現します。

 

 初代「ノイズリダクション・ビーン」の発売から2年が経ち、技術は大きく進歩しました。 チッププロセスの改善、Bluetooth 5.0の普及、デュアルマイクなど、SONY独自のノイズ低減テクノロジー、ソフトウェア、ハードウェア、テクノロジー、アートと組み合わせて、新世代の「ノイズリダクション・ビーン」WF-1000XM3が利用可能になりました。

 これまで、ソニーのノイズキャンセリングヘッドフォンファミリーには、最終的にヘッドマウント型、ネックマウント型、そして最も難しいTWSが含まれていました。 ソニーWF-1000XM3はWH-1000XM3、WI-1000Xのように非常な好評を博することができるでしょうか?もうしばらく眺めてみましょう。

 

SONY WF-1000XM3

SONY WF-1000XM3

ソニー SONY ワイヤレスノイズキャンセリングイヤホン WF-1000XM3 : 完全ワイヤレス/Bluetooth/ハイレゾ相当 最大6時間連続再生 2019年モデル ブラック WF-1000XM3 B

 

 

  • 元記事の公開日:2019/08/01
  • 著者:Candice Song

 

【関連記事】

www.ear-phone-review.com

www.ear-phone-review.com

www.ear-phone-review.com

www.ear-phone-review.com


【コラム】最新Android DAPの待機時間、比較してみました。第2弾

FiiO M15

FiiO M15

 

 

最新Android DAPの待機時間比較記事、思ったより反響が大きかった

 Android デジタルオーディオプレーヤー(DAP)がすでにスマホ並みの待機時間を持っており、電源付けっぱなし運用が可能であることを示そうと思い、前回待機時間を比較した記事を書きました。それが予想以上に反響を呼んでいるらしく、閲覧数がものすごいことになってます。しかしあの記事は、ただ私の体感を確認するという意味もあったので、記事は厳密に設定を合わせたわけではなく、数値も普遍的なものではないと思いますので、その内容が誤解されて流布してしまったり、偏見を生んでしまわないか少し心配になりました。そこで今回フォローアップとして、もう少し厳密性を高めた比較測定記事を書くことにしました。

 測定機種も前回の4機種から参考用のスマホを含めて8機種に拡充しております。

www.ear-phone-review.com

 

 

テスト条件

 前回は使っているそのままの実感でどうかという比較だったので、それぞれの機種は普段使っている設定のままだったんですが、今回は設定を統一しました。

 

 

今回の結果:FiiO MシリーズとHiby系DAPは待機時間が優秀

  そういうわけで長々と話すこともないんで、わりかし唐突ですが、ここで測定結果の公開です。

 
 データを見てもらえば分かるように、FiiO系の抜群の優秀さとそれに迫るHiby系の完成度の高さが光っています。Shanling M6は少しそれらに劣るようですが、比較用の格安スマホとほぼ同等の減りなので、スマホ並みの優秀さと言って問題ないでしょう。これらのDAPはスマホに慣れたユーザーが使っても実感の上で電池の減りが早すぎると思うことはないはずです。

 以前は私はバッテリー持ちの優秀さからSONY信者だったんですが、NW-A105を使い始めたら電池持ちが残念な雰囲気だったんで、最近使ってませんでした。計測結果にもそれが表れており、率直に言って2世代くらい前のiBasso DX200と同等かそれ以下です。

 iBasso DX200は2世代~1.5世代前というくらいの機種ですが、バッテリーコントロールが優秀でなく、電源入れっぱなし運用にはあまり向かないだろうということが言えるかも知れません。

 今回の結果はディープスリープを充分に活用している測定値なので、日常的な体感での減りはさらに増えるはずです。

 

  スタート時(3/29 16:35) 約8時間後(3/30 0:30) 約16時間半後(3/30 9:00)
FiiO M15 100% 100% 100%
FiiO M11 Pro 100% 99% 99%
Hiby R6 Pro 100% 98% 97%
Cayin N6II/A01 100% 97% 96%
Shanling M6 100% 96% 93%
Sony NW-A105 100% 94% 83%
iBasso DX200 100% 91% 84%
Galaxy A20 100% 96% 94%

 

 

総評「待機時間でのバッテリーの減りが気になりますか?FiiO/Hiby/Shanlingはあなたを充分に満足させてくれます」

 バッテリー性能では以前は定評があったSONYの凋落ぶりにかなり驚いたのですが、最新のAndroid DAPはバッテリー持ちが一般に非常に優秀で、スマホとほぼ変わらない体感で使えると思います。とくにFiiO製DAPのバッテリーコントロールは優秀で、Galaxy A20は格安スマホではありますが、バッテリー周りも含めて完成度が高い機種であるにも関わらず、それを上回る性能を見せている点は素晴らしいです。下手なメーカー製スマホよりバッテリー持ちは優秀でしょう。

www.ear-phone-review.com

www.ear-phone-review.com

 

 Cayin N6II/A01Hiby R6 ProといったHiby系のDAPもバッテリーコントロールは充分で、日常のバッテリー持続を気にする人はこちらも魅力的な選択肢です。

www.ear-phone-review.com

www.ear-phone-review.com

 

 Shanling M6はそれより一段劣りますが、スマホ並みと言って良いバッテリー持ちを充分に実現しているでしょう。

www.ear-phone-review.com

 

 iBassoは最新機種でテストしたわけではないので、今回の場合不利な状況でした。ノーコメントとさせてください。

 SONYは一体どうなっちゃってんの?w

 

FiiO M15

FiiO M15

 

【関連記事】

www.ear-phone-review.com

www.ear-phone-review.com

www.ear-phone-review.com

www.ear-phone-review.com


【ANC搭載ワイヤレスヘッドホン SONY WH-H910N レビュー】中華の1万円以下のノイキャンヘッドホンに比べると少し性能が勝るが、使い勝手で劣る。LDACに対応しているのが魅力かな。

SONY WH-H910N

SONY WH-H910N

ソニー SONY ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン WH-H910N : ハイレゾ対応 / bluetooth / 最大35時間連続再生 / ハイレゾ相当アップスケーリング対応 小型・軽量 タッチセンサー搭載 キャリングポーチ付属 2019年モデル オレンジ WH-H910N D

 

 

【1】装着感/遮音性/通信品質「装着感は良い。通信品質も悪くない」

おすすめ度*1

SONY WH-H910N

ASIN

B07YYFZ9YF

スペック・評価
連続再生時間/最大再生時間

35h/-

Bluetoothバージョン 5.0
対応ワイヤレスコーデック LDAC/AAC/SBC
防水性能

なし

音質傾向

充実感がある、透明感がある、聞き心地が良い、安定感がある、パンチがある、聞き疲れしにくい、穏やか、マイルド

 プラスチック製で軽量な上、ヘッドバンドのスライドもほどよい感じで、硬すぎないので比較的装着感を合わせやすいです。側圧が強いということもあまりないです。遮音性もそこそこです。

 

 対応コーデックはLDAC/AAC/SBC。ONKYO GRANBEATCayin N6II/A01で交互に繋ぎながら接続品質をみました。テストしたのは都内某駅周辺です。混雑する時間帯でなかったせいもありますが、駅の改札の通過、電車の乗り降り時の間もほとんど途切れる感じはありませんでした。基本的に通信品質は安定していると思われます。

 

テスト環境

 今回のテストはONKYO GRANBEAT、Cayin B6II/A01、SONY NW-A105で行っています。

www.ear-phone-review.com

www.ear-phone-review.com

 

【2】外観・インターフェース・付属品「割愛します。充電口はType-Cです」

 ONZOのサブスク版なので付属品は割愛します。ONZOのサービスについて興味がある方は以下をご確認下さい。

www.phileweb.com

www.onzo.co.jp

 

アクティブノイズキャンセリング性能は1万円以下の中華よりは優秀だが、使いづらい

 この機種はアクティブノイズキャンセリングとヒアスルーに対応します。あくまで主観的な部分も入りますが、アクティブノイズキャンセリングの性能は、私が中華の格安ワイヤレス最高峰レベルと考えているOneAudio A9と聞き比べて見ると、それよりは少し良いです。サーキュレーターの音と電車の音で聞き比べましたが、まずサーキュレーターは静かな環境で聴くと、わずかに差が感じられるのと、ホワイトノイズが少ない点でWH-H910Nが優れていると感じました。

 電車の走行音もほとんど変わりませんが、WH-H910Nのほうがガタンゴトンのガタとかゴトが少し柔らかく聞こえるような気がします。仔細に聴いてみると、OneAudio A9のほうが少し空間に音の清潔さがあって逆にガタゴトが強く聞こえている感じもあり、甲乙付けがたい印象です。

 総合的にはおそらくWH-H910Nのほうがノイキャン性能はわずかに上だと思いますが、一方でWH-H910Nには使い勝手で明確な欠点があります。それはノイキャンだけをONにし続けられないことで、OneAudio A9がノイキャンだけをONにしてANCイヤーマフのような使い方ができるのに対し、WH-H910NはBluetooth電源をONにしないとANC機能が使えず、さらに一定時間音楽を受信しないと勝手に電源が切れてしまうようです。通信が繋がっていればおそらく長時間ノイキャンだけを続けることができるようですが、外出時はどうしても状況によって勝手に切れてしまうことが多いように思います。

 普段のイヤホンリスニングや、イヤホン店頭試聴時のために、あるいは作業に集中するためのANCイヤーマフとしての使用を考えている人は注意が必要です。

www.ear-phone-review.com

 

SONY WH-H910NSONY WH-H910N

 

【3】音質「低域は中域近くのパンチが利いた明るい浅い音、中高域は少し鮮やかに聞こえるが、アタックは適度で、ほどよい押し出し感のある音楽を聞かせる」

 まず全体像を確認してみますと、低域ドラムが中域に近いやや浅めの床面を作るのに気が付きます。少し腹にこたえるような胴鳴りを感じさせますが、量感は強くなく、また温かみも少し抑えられているので、フロアタムの幅や低域弦楽の厚みはよく出ますが、主張は強い感じではありません。ただこのボディをよく感じさせる低域のおかげで楽器音は太くしっかり聞こえるようです。中域では必ずしもボーカルフォーカスが強く感じでもなく、とくに女声ボーカルはあまり上に伸びる感じがありません。高域方向はあまりアタックは強くなく、立体感を出すというよりは音像を聞かせるマイルドな味付けになっているようです。全体的にフラットな音響が意識されているように聞こえます。

 次に各音域を確認していきます。まず低域ですが、ベースラインを聴いてみると、あまり黒さはありません。ブンブンウンウン重みと深みは感じられますが、ベースのボディはしっかり濃いという感じではなく、ややボサボサとして聞こえます。バスドラキックもそれほど目立たず、柔らかい輪郭でそれほど広がらずにボンとドンの間くらいの音で聞こえます。基本的に低域の深いところは、存在感を少し出しつつも、聞こえすぎないように配慮されているように思われます。印象的にはやや浅く聞こえやすいでしょう。低域弦楽はやや胴が重い、のっそりした感じの音で、ボーンという豊満なボディを感じさせます。深いところにのしかかる感じは少なく、厚みはありますが、立体感はあまり感じさせません。一般に低域はブーミー系でやや立体感に欠けてボコボコして聞こえるかもしれません。

 中域はどちらかといえば低域方向の安定感が強い感じに聞こえます。立体感はあまり強くなく、音場表現的には平坦であまり広さを感じないかもしれません。奥行き感もあまり強調がありません。ボーカルは相対的に前出てきますが、ギターサウンドなどとはほぼ均等な力関係で、ロックではドラムのパンチに埋もれやすい感じがあるので、ボーカル周りは整理されておらず、フォーカスが優れているとは言えませんが、楽器音がボーカル周りに適度に充実するので充実感のある形で聞こえます。ボーカルは伸びやかというよりは安定的に聞こえます。息感や子音が強調される感じはほとんどなく、女声ボーカルは少し暗いです。

 高域方向はなだらかに閉じているように聞こえますが、閉じる前に伸びる感じがあります。シンバルの空気感の強調はわずかに透明な感じで聞こえますが、あまり目立ちません。しかし色味を抑えている割に高さがあるように感じられると思われます。ボーカルの息はわずかに強調される感じがありますが、基本的にはほとんど息感は抑制されています。弦楽も高いところは透明で、あまり高く伸びているような見た目をしていませんが、印象よりは高いところが聞こえているようです。大抵の曲で高域は少し落ち着いた、やや暗い印象で聞こえると思われます。中高域のアタックは強くなく、鮮やかさもほどほどに抑えられています。

 

 総合すると、あまり明るくない高域と厚みを出しつつも深くない低域が、意識を自然と中域に向けさせるような音響設計を感じます。その中域は音が少し密集していて適度に濃厚感がありますが、高域方向は必ずしも高さを意識させないものの、実際には透明感があるので音が適度に抜けていく感覚があり、JAZZを聴いても濃厚感は強くなりすぎず、上では適度に開放感があるような形で聞けます。全体的には温和に音像を丁寧に聞かせる感じがあり、安定感のある音響になっています。聞き心地はマイルドですが、立体感に欠けて聞こえやすいところはあります。少なくとも音源の味付け以上にキレを出したりするような機種ではありません。

 

音質因子評価
音質因子 評価
鮮やかさ
(鮮やか/色味が薄い)
普通。中域で鮮やかさを感じるが、強く出しすぎない。

鋭さ

(鋭い/鈍い)

普通。シンバルが少し派手に出やすいが、全体的にマイルド。
明るさ
(明るい/暗い)
普通。ボーカル周りが自然に明るく、高域は高さはあるが明るさは適度に抑えられている。
派手さ
(派手/地味)
普通。派手なきらめき感は適度に抑えつつ、地味にならない程度には色づいて聞かせる。
硬さ
(硬い/柔らかい)
普通。手応えはしっかりありつつ、角が立ちすぎない。
尖り
(尖っている/丸みがある)
普通。高域でシンバルが少し細かいが、輪郭はマイルド。
穏やかさ
(穏やか/騒々しい)
普通。中域のボーカル周りに少し音が集まりやすいが、音像が落ち着いているのでガチャガチャ感は多くない。
力強さ
(力強い/嫋やか)
やや力強い。中域下の低域のパンチはバランス的に少し強く、やや力強さを感じやすい。
豊かさ
(豊か/貧弱)

普通。全体的にほどよく情報量がある。

太さ
(太い/細い)
普通。高域で少し細かくディテールを出すが、そこらへんは透明感が強いので目立ちすぎず、中域の自然な太さと低域のパンチが一番感じられる。
手触り
(ざらざら/滑らか)
普通。高域は少し細かいが、基本的にマイルド。
粒感
(きめの細かい/粗い)
ややきめの細かい。高域のハイハットの粒立ち感が少し細かく目立つ。
清潔感
(澄んだ/濁った)
普通。高域は透明で澄んでいる感じがあるが、中域はややぎっしりしている。
潤い
(潤いのある/乾いた)
やや潤いのある。音は少しみずみずしい。
重さ
(重い/軽い)
やや重い。バランス的にはやや安定感重視で、低域が少し重く感じられる。

 

ボーカル因子評価
ボーカル因子 男声 女声
澄んでいるか
(澄んでいる/濁っている)
普通 普通

明るいか

(明るい/暗い)

普通 やや暗い

伸びやかか

(伸びる、突き抜ける/天井感がある)

やや伸びやか やや伸びやか

潤っているか

(しっとりしている/乾いている)

普通 普通

太いか

(太い/細い)

普通 普通

濃いか

(濃い/薄い)

普通 普通

子音が強調されるか

(目立つ/目立たない)

普通 普通

 

空間因子評価
空間因子 評価
主に中域の密度
(ぎっしり/スカスカ)
普通
主に高域の高さ
(抜けが良い/天井感がある)
やや抜けが良い
主に低域の深さ
(深掘り感がある/浮き上がりがよい)
やや深掘り感がある
主に中域の奥行き感
(前進的/後傾的/前傾的/後退的)
前進的
主に低域と中域の横幅
(広い/狭い)
普通
定位感
(頭内的/頭外的)
頭内的
分離感
(拡散的/密集的)
やや密集的

 

美点
  1. 中域に充実感がある
  2. 透明感のある高域
  3. 適度に厚みもあって重みの感じられる低域
  4. 聞き疲れしにくい
欠点
  1. 立体感に欠ける
  2. 全体的に音がマイルドでメリハリに欠ける

 

[高音]:一聴した印象では高域はあまり出ていない感じがするが、よく聴いてみると透明に近い感じでありながら、そこそこ高いところまで伸びて聞こえる。たとえばシンバルの空気感は派手にシャーンとは明瞭には広がらないが、聴いてみれば淡い感じでかなり広がっている。弦楽も透明に高いところに伸びていくが存在感は目立たないようになっている。そのため高域は薄味であるにも関わらず、閉じている感じは強くなく、適度に開放されているように感じる。中高域はそれほど鮮やかさを強調せず自然な色味に聞こえる(秦基博「水彩の月」、井口裕香「Hey World」、菅野よう子「Power Of the Light」でテスト)

[中音]:中域は少し安定的で中域真ん中で安定するように聞こえる。ギターのアタック感などは少し感じるが、強い感じではない。どちらかというとボーカル周りに少し音を集めて充実感を出すように聞こえる。中域はほどよい透明感も考えられているが、わずかに音に密集感があり、音場が狭めで整理されていない印象を受ける可能性がある。ロックでは低域のドラムが少し中域にかぶさる感じもある。

[低音]:100hz~40hzまでそれほど太くない輪郭が少しだけ締まったボーッとした振動。30hzで沈み、20hzでほぼ無音。低域は深いところで少し地熱を感じる。ベースは真っ黒というよりはもう少しぼやっとした感じで温かみの中で音が聞こえてくる。バスドラキックもやや輪郭がゆるい感じで優しく聞こえる。ドラムの胴鳴りに一定の厚みを感じ、ロックではその弾力感でやや浅いところで音が浮き上がってくる感じもあり、活きがよく感じられる。低域弦楽は重みより豊満さのあるボディの豊かさを聞かせ、やはり少し浮き上がりが良い印象を受けます(分島花音「killy killy JOKER」、UVERWorld「CORE PRIDE」、重低音音源動画でテスト)

[解像度・立体感]:あまりワイドレンジな立体感を出す感じではない。どちらかといえば中域に音が集中するが、高域は地味なものの開放的で、中域に濃厚感を閉じ込めすぎない。そのため全体の音楽的なイメージとしては、低域の厚みから浮き上がってくる音が中域で一度滞留するが、そこからほどなく透明になって抜けていく、ややゆるい立体感に感じられる。音像のくっきり感はそれほど重視されないので解像度を強調する感じは強くなく、またアタック感も抑えめである(petit milady「azurite」、分島花音「world's end, girl's londo」でテスト)

[パーカッション・リズム]:ドラムは少し胴鳴り感が強め。スネアの鼓面はやや明るくバツッと弾けるが、胴鳴りの安定感のほうが基本的には強いので、若干下に重い感じがある。一方でバスドラキックも深くないので、中低域の浅いところで音が跳ね返ってくる感じがあり、床面はそこほど深く潜らない。ちょっと浅いバツンバツンくらい。ハイハットはチンチンしたあたりが少し目立つが、シャンシャンしたあたりもかなり淡いながら聞こえ、立体感は感じられる(東京カランコロン「スパイス」、nano.RIPE「ツマビクヒトリ」、JOY「アイオライト」でテスト)

[ボーカル傾向]:ボーカルは子音の強調はあまりないが、息の伸びは少し感じる。そのためボーカルは全体としてみるとあまり伸びやかという感じではないにも関わらず、語尾で少し伸びて抜ける印象がある。ボーカルフォーカスが強い感じもなく、やや楽器に埋もれながら聞こえやすい。ボディ感の強い、どちらかといえば豊満系の声色なので、人によっては暖かすぎ、ややもさっとして聞こえるかもしれない。

 

【4】官能性「やや熱気が強めの充実系サウンド」

藍井エイル「月を追う真夜中」

月を追う真夜中

月を追う真夜中

【NW-A105で鑑賞】この曲では結構低域方向でドラムの胴鳴りと床鳴りする感じが強調されていますが、そのボコッとした浮き上がりの良い胴鳴り感は強く聞こえます。ボーカルは少し埋没気味で、楽器音が周囲に集中している感じがあって、人によっては狭い感じがあるでしょうが、逆に充実感が高いと思う可能性もあります。高域方向は中高域の発色はそこそこ抑え、アタックも強調しすぎないので、ギター・スネアを中心としたロック要素よりは、透明感を出しながら高く伸びる弦楽のほうが主導的で、ややオーケストレーション感を重視して聞こえます。したがって高域では意外と高さが感じられますが、ギターはあまりボーカルの周りから離れてくれない感じがあり、外連味は強くなく、適度な落ち着きがあります。

  


月を追う真夜中 (期間生産限定盤) (DVD付) (特典なし)

 

TVアニメ「まちカドまぞく」OP主題歌「町かどタンジェント」

町かどタンジェント

町かどタンジェント

【NW-A105で鑑賞】立体感的に甘いところがあって、たとえば金管は透明度が高く、プーッという音に伸びてくるアタックをあまり感じないので、どちらかというと中域の「パラリラパヤパヤパー♪」みたいな雰囲気を緩い温度感で、すこしぼーっと楽しむ感じになります。どちらかというと優しい系で、ベース音も深堀りされないので、ふんわりした感じで味わうことになり、浸るには良いかもしれませんが、メリハリは少し足りない印象を受けそうです。

 


TVアニメ「まちカドまぞく」オープニング&エンディングテーマ 町かどタンジェント/よいまちカンターレ

 

渕上舞「Fly High Myway!」

Fly High Myway!

Fly High Myway!

【Cayin N6II/A01で鑑賞】やはり少し中域に音が集まる感じがあります。一方でその分高域で透明な感覚があり、この曲の高いところで突き抜けを感じさせる弦楽が透明な色合いのまま、そそり立つ感覚があります。ボーカルは滑らかさを重視していて、中域で甘みを十分に出しつつ、息は少し透明に抜ける感じがあり、落ち着いているのにほどよく開放的で聞きやすいです。透明感が感じられる音で、派手さはありませんが、聞き込みやすい感じです。

 


Fly High Myway ! (特典なし)

 

【5】総評「透明感のある派手めではない音質は万能でもあるが、メリハリに欠けやすい」

 中域に適度に音を集めつつ、高域で透明感を出すような味付けになっています。ボーカルは子音が目立たず、滑らかに聞けるバランスになっています。比較的万能に聞ける感じではあると思いますが、アタックを強調する感じではないので、立体感は少し緩く思えるかもしれません。キレを強調する感じではないでしょう。

 機能面ではアクティブノイズキャンセリング性能はさすがのSONYといった感じですが、最近の1万円未満の中華のノイズキャンセリングイヤホンの進化が著しいので、体感的な差は少なくなってきています。

 

まとめ
  • 聞き疲れしにくい
  • 適度に透明感がある
  • アクティブノイズキャンセリング性能もそこそこ優秀

 

SONY WH-H910N

SONY WH-H910N

ソニー SONY ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン WH-H910N : ハイレゾ対応 / bluetooth / 最大35時間連続再生 / ハイレゾ相当アップスケーリング対応 小型・軽量 タッチセンサー搭載 キャリングポーチ付属 2019年モデル オレンジ WH-H910N D

 

【関連記事】

www.ear-phone-review.com

www.ear-phone-review.com

www.ear-phone-review.com

www.ear-phone-review.com


*1:おすすめ度とは、あくまで主観的に「ここが面白い!ここが味わい深い!」と思ったポイントです。たとえば低域が「5」だからといって低音が支配的で低域重視で鳴りますというわけではなく、「低域の表現が丁寧でうまいなぁ」とか「これはちょっと他では味わえないかも」といった特徴的な音、魅力的な音がポイント高めになります。そのイヤホンの販売価格帯も考慮した主観的な評価です。

【モニターヘッドホン SONY MDR-M1ST レビュー】派手さを抑制し、聴き心地を意識したモニターイヤホン。奥行きはあまり強調せず、音は結構無愛想だが、前進的な音響で音楽構造を把握しやすい。おすすめ

SONY MDR-M1ST

SONY MDR-M1ST

ソニー・ミュージックソリューションズ ハイレゾ対応スタジオ用モニターヘッドホンSONY MDR-M1ST

 

 

【1】装着感/遮音性/通信品質「イヤーマフはほどよく厚く装着感が良い」

おすすめ度*1

SONY MDR-M1ST

ASIN

B07VK53YQ8

スペック・評価
再生周波数帯域 5~80000Hz
インピーダンス 24Ω
感度 103db
ドライバー構成

密閉ダイナミック型

音質傾向

弱ドンシャリ、ウォーム、ドライ、音が丸い、前進的な音響、モニターライク、粒立ちが良い

 ヘッドバンドの伸縮は結構よく、イヤーマフも厚めで装着感は良い。遮音性は素晴らしいというわけではないが、そこそこ良い。

 

テスト環境

 今回のテストはCayin N6II/T01Astell&Kern KANN CUBEa&norma SR15ONKYO GRANBEATHiby R6 Pro、COLORFLY U6、COLORFLY U8で行っている。

www.ear-phone-review.com

www.ear-phone-review.com

www.ear-phone-review.com

www.ear-phone-review.com

www.ear-phone-review.com

www.ear-phone-review.com

 

【2】外観・インターフェース・付属品「割愛」

 付属品はケーブル、説明書。ただしONZOのサブスク版なので製品版とパッケージ内容が一緒かは不明。

www.phileweb.com

www.onzo.co.jp

 

SONY MDR-M1STSONY MDR-M1ST

SONY MDR-M1ST

SONY MDR-M1ST



【3】音質「質感的にはややドライで無味乾燥な感じがあるが、丸みのある聴き心地の良い形で音で定位よく聴かせる。低域やや強調でウォームだが、中高域以上も前傾して少し伸びてくる。全体的に前傾的で聴きづらい感じのない音響」

 音質的には低域が少し目立つ感じではあるので、その支配力は若干強く、音場は基本的にウォームになりやすい。その低域はパンチよりキックが強めで、ズドンズドン重みと広がりを出す感じであり、音楽全体の中では少し存在感が強めだが、それでも見通しを悪くするほど膨らんではいない。

 中域はやや後退が見られる印象で、DAPによって低域がわずかに被さってくる感じがあるが、基本的には見通しが良い。音場はクリアというよりはほどほど厚みを持たせたウォームな感じで奥行き感や分離感はあるが、それを意識させすぎない。輪郭は丸く、定位感は良いが音に孤立感はなく、アコースティックな曲もデジタルな曲も、万能にリスニングできる感じになっている。

 中高域は前傾的になっているようであるが、少し高いところで前傾しているようで、ボーカルは丸く甘味を出しつつも、基本的にのびやかさ重視である。シンバル、高域弦楽などは少しシャープネスを強調しているようではあるが、ボーカルの息感などはほとんど尖らず、子音はなめらかでふっくら聴き心地が良い。モニター的とは言いつつも、音をはっきり聴かせすぎて集中力を必要以上に要求することはしない、聞き疲れしすぎないバランスになっている。

 高域はなだらかに閉じている。中域の濃さをしっかり感じさせつつ、大抵の電子音とボーカルに天井感を感じさせないあたりまではそれほど減衰せず、シャープネスに関わる高い帯域は巧みに減衰されている。全体としてマイルドで明るい。
 

 このヘッドホンについて私が持つサウンドイメージを曲で表現するとなると、たとえば次のような曲になる。

Galactic Whisper

Galactic Whisper

rise

rise

Ain't Got Far to Go

Ain't Got Far to Go

かけがえのない詩

かけがえのない詩

 

DAP相性

 KANN CUBEで聴いてみると重低音で広がりやすく、とくにロックではドラムとベースの熱量が高まりやすいところがある。KANN CUBEも素直なモニター的なところがあるのが影響するのか、基本的に中域は少し奥まって、低域支配を受けやすい感じで聞こえやすく、中高域でもう一度前に出てくるというようなバランスになっている。曲にもよるが、低域のドライブ感が出やすく、やや圧迫感が強い。

 そういう意味では、実のところ同じESS系のDACを使っているにしても、Hiby R6 Proのほうが聴きやすい。素直に低域は厚みがある感じだが、中域により厚みがあり、中高域もしっかり前傾してくるので、低域に力負けしている感じがない。また重低音の広がりも相対的に抑制的で低域の量感の割に熱量が抑えられているように感じるのも大きいかも知れない。個人的にはKANN CUBEより濃く、味わい深く聞ける。

 同じくESS系のCOLORFLY U6は中域で厚みを出す傾向はHiby R6 Proに近いが、より低域が抑制的でボーカルフォーカス良く聞こえる。同じCOLORFLYでもU8はさらに音が淡い感じで、低域も少し薄味で均したように柔らかくなっており、中高域も色味を抑えて聞き取りやすい。さらに同じくESS系のGRANBEATはCOLORFLY U6に近いバランスに聞こえるが、たぶん低域が少し厚いのか中高域の発色不足か、U6に比べると透明感が少なめで少しもっさりしている気がする。

 a&norma SR15だと独特の音を均したような厚みと広がりのありつつも、すっきりした音の鳴らし方がそのまま表れ、低域はややドスドスと重み重視になるが、充実感の高い音になる。中高域の発色も良い。

 N6II/T01もドスドス低域の厚みを出しつつ、中域もより厚く、さらに中高域は少し硬質に輝きを強調する。

 

美点
  1. ウォームで聴き心地が良い
  2. ニュートラルに近いドライな音質で臭みが少ない
  3. 音に丸みと広がり、厚みがあって聞きづらさがない
  4. 左右が広い
  5. 全体的に前進的な音響構造になっているので、音が分かりやすい
  6. 低域はほどよくボリュームがあり、重低音の広がりも良い
  7. 中高域が良く聞こえ、高さもあり抜けも良い
  8. 高域ではシンバル・弦楽に手がかりが多くはっきり浮かび上がる
  9. 高域の上の方はマイルドカーブしている
  10. アコースティックにもデジタルにもよりすぎないナチュラル系中庸サウンド
欠点
  1. 低域は少し支配的で、曲にもよるがボリュームを上げると膨らみやすい
  2. シャープネスをあまり強調しない
  3. 前進的な音なので曲によって圧迫感が出る

 

[高音]:高域は少し高いところからマイルドカーブで後退しており、高域のシンバルのシャーンという高い空気感は結構出るし、白味も感じるが、音楽全体を見ると抑えめ。高域をほどよくディテールがわかるところまで持って行きつつ、音楽全体の中で派手に目立ちすぎないよう適度な後退が加えられている(秦基博「水彩の月」、井口裕香「Hey World」、多田葵「灼け落ちない翼」でテスト)

[中音]:中高域はツヤを少し強調しつつも、みずみずしい感じは抑えめで、光沢でキラキラしすぎないように調整されている。女声ボーカルは中高域で少し伸びて前傾してくるように思うが、ボーカルフォーカスは中庸。左右が少し広く整理されてボーカル周りがすっきりしており、そのおかげで聞こえが良い感じで、フォーカス感が強いというわけではない。

[低音]:100hz~40hzまでブーンという太さはあるがまとまりはよい感じの振動。30hzで沈み、20hzでほぼ無音。ベースの深みと広がりはよく、下に重心を下げる感じはある。バスドラキックはズドンと一気に来ないで中低域で一度膨らむ感じがあり、意外とゆるく柔らかい膜のような地鳴り感を持っている。低域は柔らかめではあるが、見通しは良く、音の広がりはよくフォーカスされている(分島花音「killy killy JOKER」、UVERWorld「CORE PRIDE」、重低音音源動画でテスト)

[解像度・立体感]:低域が少し強調される印象があるので、ロックなんかでは深さと広がりでやや重心は下に向くようなことも多いかも知れない。低域はやや支配力が強い印象。ボーカルと低域の距離感はそれなりにあるため、混濁することはほとんどないが、それでも音量を上げると曲によっては低域が膨らんできて被さる感じはある。中域で左右は広く、定位はよい。奥行きはそれほど強調されない(petit milady「azurite」、分島花音「world's end, girl's londo」でテスト)

[パーカッション・リズム]:ドラムは全体として見ると、樽形のような中低域で膨らみ、下で重い感じに聞こえる。タムやスネアの鼓面の明るさは強調されず、バツバツしているドライな革張り感を感じる。キックは重くはっきり出るが、ズドンと一点に重みをかける感じではなく、少し膜を張るような、ボズンと言った感じの広がりのある音になる。全体的に見るとバッツンバッツンしているちょっと膨らみのある感じ。ハイハットはチンチンしているあたりも比較的濃く、高いところでも白味を出すのでそれなりに存在感がある(東京カランコロン「スパイス」、nano.RIPE「ツマビクヒトリ」、JOY「アイオライト」でテスト)

[ボーカル傾向]:男声ボーカルも女声ボーカルもほどよいボディを持っており、一定の太さでまっすぐのびるような、安定的な聞こえ方に感じる。ボーカルはやや乾燥したような、無愛想な声色で女声ボーカルは中高域で少し伸びる感じがある。ボーカルはそれ自身が浮かび上がりがよいという感じではないにも関わらず、ボーカル周りに楽器はほとんどかかってこないようによく調整されている感じがある。

 

【4】官能性「音は武骨」

(K)NoW_NAME「Knew Day」

Knew day

Knew day

【ONKYO GRANBEAT/Hiby R6 Pro/Cayin N6IIで鑑賞】ぶっちゃけこの曲はあまり楽しくないです。一番の理由はたぶん弦楽。なんかのびてるけど、ヒステリックさとか鮮やかさに欠けるんで、演出感が足りない感じがあります。あと奥行き感の不足かな。

 GRANBEATで聴くとあまりに面白くないんで、Hiby R6 Proに替えてみると弦楽やピアノに潤い感が出て、だいぶ楽しくなります。Cayin N6II/T01にすると、中域がちょっと濃厚になる上に、高域弦楽が少し硬めに出てくるようになるんで存在感が増して、これもよかったです。

 KANN CUBEは意外と弦楽きれいに聞こえる気もして悪くないような気がするんですけど、低域ちょっとうるさい気がするのと、音がドライでちょっと親しめない感じなんで、詳細なんですが、なんとなく聴かされている感じがあります。

 どちらにせよ音は結構前進的で奥行き出さずにどれもこれも聴かせる感じですが、それでいてほどよくボーカル周りとか整理されていて、聞き苦しい感じはないです。音の質感は本当に無愛想な印象ですが、聴き心地自体は良いです。音はあんまり親しめない感じですけど。

 


TVアニメ『灰と幻想のグリムガル』オープニング・テーマ 「Knew day」

 

時瀬高校箏曲部「龍星群」

龍星群

龍星群

【COLORFLY U8/COLORFLY U8/Hiby R6 Proで鑑賞】この曲がきれいに聴けるってのはそうなんですけど、私が言いたいのはむしろこのモニターがDAPの違いをきれいに出してくれるということを言いたい。この曲は箏の音色一色なんですが、このヘッドホンで聞くと、DAPごとの潤いの出し方の違いがすぐ分かります。

 手持ちで一番箏の潤い感をみずみずしく出してくれるのはCOLORFLY U8。率直に言ってやばいです。弦から水がにじみ出るような感触を味わえます。同じCOLORFLYでもU6はだいぶ硬くて、水が滴る感じより弦の張りが強いので、なんかほぐれてないなって印象があります。

 U8に匹敵する潤いを感じるのはHiby R6 Proでこちらはもう少し弦が濃い音なので、濃厚感があり、滴るというよりは力強く搾り取られるような潤いがあります。

 自身があまり色づけせず、音の質感を無愛想だけど丁寧に表現してくれるところのあるM1STだからこそ、DAPの色づけ方の違いを追究できる感じはあります。そういう意味で、よいモニターヘッドホンです。



この音とまれ! ~時瀬高等学校箏曲部~

 

【5】総評「決して面白い音ではないが、完成度は高い」

 個人的には聴いていて楽しいかって言うと、そうでもないヘッドホンです。プロ機材を使ってレビューしているわけではないので、あくまでホビー用途としてどうかという話になるのですが、DAPの違いみたいなのを研究するにはいいかもしれないけど、普段から楽しく音楽を聴ける感じではあんまりないかなという印象です。どうも武骨なところがあって、音に風味みたいなのを自ら出していく感じではありません。まあそういうのをモニターというので、当然ではあるんですけど。

 モニターヘッドホンという割に意外と低域が強いのも個人的にはちょっとなぁと思うところはあり、DAP次第ではありますが、曲によっては音量上げると低域うるさくなります。たぶん量感的にはそうでもないはずなんですけど、中域以上に派手さがないので、相対的に低域支配力が強く聞こえます。もう少し抑えてもよかったかもしれません。

 

SONY MDR-M1ST

SONY MDR-M1ST

ソニー・ミュージックソリューションズ ハイレゾ対応スタジオ用モニターヘッドホンSONY MDR-M1ST

 

【関連記事】

www.ear-phone-review.com

www.ear-phone-review.com

www.ear-phone-review.com

www.ear-phone-review.com


*1:おすすめ度とは、あくまで主観的に「ここが面白い!ここが味わい深い!」と思ったポイントです。たとえば低域が「5」だからといって低音が支配的で低域重視で鳴りますというわけではなく、「低域の表現が丁寧でうまいなぁ」とか「これはちょっと他では味わえないかも」といった特徴的な音、魅力的な音がポイント高めになります。そのイヤホンの販売価格帯も考慮した主観的な評価です。

【ニュース】SONYの新ウォークマン、サブスク対応は微妙になるかも知れない件。DX160、通信品質だけは微妙か[SONY NW-A100/SONY NW-ZX507/iBasso DX160]

SONY NW-A105

SONY NW-A105

 

 最近のオーディオに関する気になったニュース、雑多な話題を取り上げます。

 

 

SONY NW-A100/NW-ZX507の発売日は11/2に決定!しかし……?

 多くの人が待ち焦がれていたであろうSONYの新ウォークマンの発売日が決まり、仕様も正式発表されました!発売日は2019/11/02!待ち遠しいですね。

www.phileweb.com

av.watch.impress.co.jp

www.phileweb.com

av.watch.impress.co.jp

e-earphone.blog

 

 とはいえ懸念も。まずお値段。NW-ZX507、88000円。かなり強気です。NW-ZX300が5~6万くらいを推移しているので、「音がそれほど違わないなら、ZX300でいいか」ということもありえます。

 

  そして、amazon music HDなどのサブスクに関しては、「ハイレゾ再生には対応せず、ダウンコンバートした上で有線接続時だけDSEE HXでアップコンバートされる」という仕様に。つまりamazon music HDの「ULTRA HD」には対応しない模様です。

 

 最終的にはバッテリー持ち、音質、使い勝手の完成度の高さがものを言う世界なので、事前情報で一喜一憂することでもないのですが、やはりハイレゾサブスク未対応かもしれないのはやや残念。

 

 人気絶頂の「iBasso DX160」。唯一の弱点は通信品質?

 さて、そういうわけで、SONY新ウォークマンよりコスパが良いと改めて男を上げたiBasso DX160。しかし、ここにきて通信品質だけはよくないという情報が多方面からちらほら。

 

 

その他雑多な話題

 

【関連記事】

www.ear-phone-review.com

www.ear-phone-review.com

www.ear-phone-review.com

www.ear-phone-review.com


【コラム】Q:5万円以内でサブスク&aptX対応なら、どのDAPを買ったら良いでしょうか?→A:好みにもよりますが、今ならiBasso DX160が最有力。SONY NW-A105、FiiO M9も良いと思います

FiiO M9

FiiO M9

 

 

メールでDAPについて丁寧な質問頂きました

 メールでDAPについて質問を受けました。直接返信してもよかったのですが、むしろこれは読者の参考になるよい質問ではないかと思いましたので、個人名などは伏せてメールを全文引用し、ここで公開で返答したいと思います。メールを下さった方、ありがとうございます。

 

Q: 5万円以下で条件に合うDAPを探しています。おすすめ機種は何ですか?

はじめまして、突然のメールすみません。
いつもブログ拝見しております。


初心者ながらオーディオに興味を持ち、初めてDAPとリケーブルができるイヤホンを買うつもりなのですが、どれを選べばいいかわからず相談したくて連絡致しました。


予算5万円でDAPを探しているのですが、希望の条件は以下の通りです。

・バランス接続対応
・Bluetooth 5.0とaptX対応
・バッテリー持ちがいい(特に待機時間)
・Spotifyなどの音楽ストリーミングサービスが利用できる
・音質がいい

家では有線イヤホンをリケーブルしてバランス接続で使い、外では完全ワイヤレスイヤホン(Jabra elite 65tとNT01AX)を使う予定です。
音源はまだ契約はしていないのですが、Spotifyなどの音楽ストリーミングサービスを利用する予定です。


自分が調べた範囲だとiBasso DX160かShanling M6、FiiO M9、Hiby R5あたりが候補なのですが、それらの違いやどれを選べばいいのかよくわかりません。


先ほどの4機種の中でおすすめのものや私の用途に合っているもの、また他の機種でおすすめのものがありましたら教えて頂きたいです。


お忙しい中勝手に相談を持ちかけてしまい申し訳ございません。
もし時間があるときにお答え頂ければ嬉しいです。

 

A: 条件を全て満たすのはiBasso DX160しかありません。

エントリークラスなのに現状最高クラスのDAPに匹敵する歪み耐性を持つiBasso DX160は最有力

△:バッテリー性能はやや不安

 実は上の全てを満たし、5万円以下となると、そのDAPはほぼ一つしかありません。iBasso DX160です。発熱がやや多いので、バッテリー持ちだけがいささか苦しい感じがしますが、その他の条件は全て満たしています。そういうわけで最有力はiBasso DX160、これは揺るぎません。音質的にも歪み耐性がハイエンドのDX220に勝るということがわかっており、現状で10万円以上の最高クラスのDAPに匹敵するノイズ耐性を持っている点は魅力です。まだ発売前の機種なので使い勝手に関する情報が少ないのですが、私が試聴機をテストした範囲だと、以前のiBassoの弱点であった動作の不安定性も改善されていましたし、ほとんど非の打ち所がない機種に仕上がってました。

www.ear-phone-review.com

 

エントリークラスで完成度の高いFiiO M9も有力

×:Bluetoothが4.2

 次にBluetoothはVer.4.2となりますが、FiiO M9は有力候補です。実際のところ、Bluetooth 4.2と5.0に実用上の差は無いと言って良いので、個人的には5.0にこだわる必要を感じません。バッテリー持ちはiBasso DX160よりたぶんちょっと良いと思います。したがって、バッテリー時間をより重視するならば、ほとんど優位性のないBT5.0にこだわるのをやめて、FiiOを取るという選択肢があります。サブスク関連でいえば、Amazon Music HDの再生能力ではFiiO製DAPが優れているということも分かっています。音質的にはiBasso DX160よりは少しさっぱり、はっきりした感じになります。M9の試聴機はヨドバシカメラやビックカメラ、ヤマダ電器のちょっと大きめの店舗であれば、大抵展示されているので、比較的容易に試せると思います。

www.ear-phone-review.com

 

SHANLING M6は日本での実売価格が不明、完成度も不明

×:Bluetoothが4.2

 SHANLING M6は5万円ギリギリくらいになる可能性があり、下手をすると高めの値段設定になることもあるかもしれず、まだコスパが分かりません。また、FiiO M9と同じくBluetoothのVersionは4.2になります。しかし、音質的にはおそらくFiiO M9よりは上位の音になると思いますので、価格次第では選択肢に入ります。どちらにせよ、iBasso DX160のほうが条件面では質問の趣旨に合っていると思われます。

www.ear-phone-review.com

 

SONY NW-A105はバランス接続に対応しないが、有力

×:バランス接続に対応しない、Bluetoothバージョンが不明

 SONY NW-A105も10月中か11月にはリリースされると思われますが、こちらはバッテリー持ちが優秀なはずです。SONYは消費電力の多いDACチップを搭載するのではなく、フルデジタルアンプを搭載しています。それにより他メーカーでは追随できないバッテリー持続時間を実現しています。今のところはまだ情報が少なく、またNW-A105にはバランス接続は搭載されないようなので、条件に完全に合うとは言えませんが、検討に値します。

www.ear-phone-review.com

 

Hiby R5はiBasso DX160より魅力が少ない。大きさは小さめで携行性は良い

×:Bluetoothが4.2、iBasso DX160と比べるとスペック的に劣る

 Hiby R5ですが、こちらはBluetoothのVersionも4.2ですし、iBasso DX160と音質も似ていますが、歪み耐性で劣り、価格も高くなるので、ほとんど優位性がありません。しかし、iBasso DX160よりコンパクトで持ち運びやすいのだけは取り柄です。

www.ear-phone-review.com

 

【関連記事】

www.ear-phone-review.com

www.ear-phone-review.com

www.ear-phone-review.com

www.ear-phone-review.com


【ニュース】フジヤエービックでHD800が売り切り大特価。SONY SA-Z1という怪物[SENNHEISER HD800/SONY SA-Z1]

SENNHEISER HD800

SENNHEISER HD800

 

 最近のオーディオ関連で個人的な注目ニュースを紹介します。

 

 

一世を風靡したHD800、最終売り切りセール中

 フジヤエービックでSENNHEISER HD800が最終売り切りセール中です。HD800の音は伝説と言われるほどの機種で、多くの人が影響を受け、その後のヘッドホンのクオリティをはかるスタンダードになった機種です。後継機種のHD800Sは若干音の傾向が変わったので、今でもHD800の方が好きという人も多いくらい。かなり激安で最終処分されてます。販売ページはこちら

 

www.fujiya-avic.jp

 

すごいすごいという噂だけが流れてくるSONY SA-Z1

www.phileweb.com

 

 なんだかよくわからんけど、とにかく音はすごいという噂だけが流れてくるのがSONY SA-Z1。IFA2019で聴く人聴く人驚いて帰ったというエピソードが流れてきてます。そんなSA-Z1についてのインタビュー記事。まあ内容見ても8割方いつものSONYインタビューっぽい語り口で、「あれ、これどっかで読んだな」という雰囲気満載ですが、相変わらず「妥協してない」点を前面に押し出してます。

 

【レビュー】Acoustune HS1650CU:透明感のあるつややかみずみずしいサウンドが魅力。JAZZ好きに捧ぐ。 | audio-sound @ premium

この機種はTwitterでアユートの営業さんのツイートを目にし、興味を持った機種。ちょうど同じ頃にCayin YB04を聴いており、そちらもJAZZが楽しく、しかもこのイヤホンと価格帯がもろかぶりする。そして海外のレビューを渉猟してみると評判も悪くない感じで、聴きたくなったというわけ。 あくまで個人的な好みで言えば、Cayin ...

 

【おまけ】オーディオ関係ないクーポン


Famisafe ネットワークカメラ 防犯 監視 IPカメラ 200万画素 1080Pフル解析度 スマートHDR機能搭載 WiFi接続 ワイヤレス録画 スマホ遠隔操作 暗視 赤外線撮影対応 双方向音声通信 円筒型 ホワイト

 

 中華製監視カメラのクーポンが来ました。60%OFFと結構安くなるんでおすすめです。品質は知りません。

  • クーポンコード:EVDVQ6P4
  • 割引き率:60%off
  • 割引後の販売価格: 2600
  • 期限:~ 9/30

 

【関連記事】

www.ear-phone-review.com

www.ear-phone-review.com

www.ear-phone-review.com

www.ear-phone-review.com


【ニュース】結局主力商品iPhoneの端末料金は携帯各社で安売りされそう。最近その存在をすっかり忘れていたTE-BD21f、やっぱ音良いのかもね。SONY WF-SP900アプデ[アップグレードプログラムDX/AVIOT TE-BD21f/SONY WF-SP900]

AVIOT TE-BD21f

AVIOT TE-BD21f

 最近のオーディオ関連で個人的な注目ニュースを紹介します。

 

 

iPhoneの値引きはNGだったはずが、結局骨抜きにされそうな雰囲気

www.phileweb.com

 

 政府は携帯各社のiPhone依存をやめさせたいようだけど、結局大手各社はiPhoneでユーザー囲い込んでるから、意地でも何とか囲い込みを維持したいっていうね。そこで実質的なiPhone値引きを可能にするプログラムを作り出したっていうね。

 iPhone利用者向けにこれを契約時にパッケージングすることで、実質的に半永久的な囲い込みをしようというわけなのかな。他社回線契約者でも契約可能というあたりで、おそらく堅物でこういうプランに安易に迎合しないだろうDoCoMoユーザーにも食指を伸ばすっていうね。総務省も端末価格の値引きで回線縛りを付けないなら容認する姿勢の様子。

 ITmediaはさすがで、これは縛りにつながるという読みだけど、顧客の行動心理を考えれば、実質的に縛りとして機能しそうだよね。

 

www.itmedia.co.jp

 

AVIOT TE-BD21f、音質は良いらしいね!試聴機すら出回ってないからわからんけど。

AVIOT TE-BD21f

AVIOT TE-BD21f

AVIOT TE-BD21f トゥルーワイヤレスイヤホン 完全ワイヤレス Bluetoothイヤホン iPhone アンドロイド SBC AAC aptX 対応 防水 IPX5 通話 最大7時間 イヤーピース S/M/L SpinFit CP355 SS/S/M 付属 (ブラック)

 

 予約殺到しすぎて、ピヤホン初日に予約できなかったし、試聴機すら出回ってないんで聴けてもおらず、そのうち個人的には存在感すら忘れてきたTE-BD21f。まあ音質は良いんだろうけど、品薄状態のうちに個人的な興味はもはやMW07 plusあたりに完全に移ってしまったっていうね。そういやMAVINのAir-XRとかも出るはずなんだけど、音沙汰ないね。ほんとは今年の3月くらいには出てるはずの機種だったんだけど、遅れに遅れてどんどん時機を失してる感あり。

 

 さて、そんなTE-BD21fのレビュー記事がOHILEWEBに出てました。音はモニターライク傾向で中高域明るい感じっぽいね。まあAVIOTらしい音って印象かな。まあ現状じゃ試聴すらできないからわからん。生産逼迫してて、結局転売機種になってるしね。

www.phileweb.com

 

SONY WF-SP900がアップデートされて、接続安定性が増したらしい

SONY WF-SP900

SONY WF-SP900

ソニー SONY 完全ワイヤレスイヤホン WF-SP900 : Bluetooth対応 左右分離型 防滴 防塵 4GBメモリ内蔵 2018年モデル イエロー WF-SP900 YM

 

 世間では案外評判が高いWF-SP900。私の中ではゴミ機種ですけど。理由は簡単で、リリースされたとき喜び勇んで店頭試聴したら、WF-1000X並みにブチブチ。5個くらい試して3個はまともに店頭試聴できないっていうね。「あ、こりゃあかん」というわけで華麗にスルーしました。なぜかネットでは評判悪くないし、SONY系では売れている方っぽいんで、私がたまたまハズレを引いてたのか相性発生してた可能性大ですが。

 SONYさんは発売から時間が経ったWF-SP900さんを熱心にアップデートしてて、接続性の問題をまた改善したとか。アップデート来てます。

 

av.watch.impress.co.jp

www.ear-phone-review.com

 

【レビュー】Cayin YB04:Cayinらしい自然な音の繋がりと意識したイヤホン。さらに女声ボーカルの表現力は価格帯随一に近い | audio-sound @ premium

Cayinらしいナチュラルタッチの音を追求した音作りで、ブランド初にも関わらず、すでに高い完成度を感じさせるイヤホン。とくにみずみずしい自然な輝きを思う存分味わわせてくれる中高域は絶品で、価格帯では女声ボーカル最強候補の最右翼だろう。多ドラとは思えない自然なつながりを持つ空間表現はアナログでもデジタルでも音の風味を丁寧に再現してくれる。どんな音源相手にも人工的な質感を感じさせない聞き心地の良...

 

amazon musicのプレゼントキャンペーンも忘れずにね!

f:id:kanbun:20190905182856p:plain

音楽を聴くだけでBOSEの最新ヘッドホンが当たるキャンペーン!

 

【関連記事】

www.ear-phone-review.com

www.ear-phone-review.com

www.ear-phone-review.com

www.ear-phone-review.com


【ニュース】CampFire ANDROMEDAに限定モデル、音質はより濃厚。SONYの伝説的おバカヘッドホンに後継機種が登場!JBL30日間お試しキャンペーン。[Campfire Andromeda Special Edition:Gold/WH-XB900N/JBL]

Campfire Andromeda Special Edition:Gold

Campfire Andromeda Special Edition:Gold

 

 最近のオーディオ関連で個人的な注目ニュースを紹介します。

 

 

CampFire ANDROMEDAに2ドライバー追加した限定モデルが出ます

www.phileweb.com

 

 みんな大好きANDROMEDAに限定版が登場します。日本では限定200個。低域にドライバーが2つも追加されていて、レビューとかいくつか読みましたけど、その印象だとどっかのIOばりに濃い音になってるとか。どっかでじっくり試聴できれば良いんですけどねぇ。できないだろうなぁ。興味はありますけど、予算オーバーなんで買えませんし、どこかで見つけたら聴くだけかなぁ。

 

av.watch.impress.co.jp

 

SONYの低域重視ノイキャンモデルに新作出ます

SONY WH-XB900N

SONY WH-XB900N

 型番が微妙にあれですけど、WH-XB950N1の後継機種とみて良いようです。

 まあWH-XB950N1と言えばね、どっかのSkullcandy Crusherさんと並ぶ、おバカな伝説で知られたSONY渾身の低音モデルで、これで音楽聴くと低域ズンドコどころじゃなくて、ほぼ全体が低域っていうバカなヘッドホンでした。しかもヘッドバンドがあまり耐久性がなくて、低域ジャンキーの某アメリカ人ライターがこのヘッドホンで爆音で(おそらく低域系の)音楽聴いてたら振動で頭から吹っ飛んで、やわいヘッドバンドがそのままポッキリ折れたとかいう伝説を残したヘッドホンです。信じられねぇほどアホ。

 ちなみにこの伝説、だいぶ前に読んだんでソース忘れたし、私も話盛ってるんで、話半分くらいで聴いてね。たしか、そのライターの書き方もヘッドホンが爆発した!とかっていう大げさな書き方だったし、面白おかしく書いていることは事実。

 

 見た感じ、ヘッドバンドは強化されていて、耐久性は増していそうなので、アメリカ人ライターの悲劇は繰り返さずに済みそうです。音質はどうかな?ぶっちゃけ超楽しみ。

www.phileweb.com

av.watch.impress.co.jp

 

JBLお試し30日間キャンペーン

www.phileweb.com

 

 JBLのライバルBOSEでは標準搭載の30日返品無料。JBLも期間限定でやるらしいです。まあこういうお試し期間の設定は行動経済学的にも購入障壁を下げ、保有効果をもたらすので推奨されています。個人的には他のオーディオブランドでもやってほしいですよね。気軽に試したいので。

 

 JBL製品に興味がある人は返品OKなので、気軽に試せる機会です。私はこういうの、積極的に利用する派です。

 

SONY MDR-M1STについてのインタビュー

SONY MDR-M1ST

SONY MDR-M1ST

ソニー・ミュージックソリューションズ ハイレゾ対応スタジオ用モニターヘッドホンSONY MDR-M1ST

 

 最近調子乗ってるSONY。まあ音楽業界雑誌とかオーディオ雑誌とかWEBメディアもこぞってインタビュー記事出してますね。長らく日本国内ではモニターヘッドホンのデファクトスタンダードとして君臨していた MDR-CD900STの待ちに待たれた後継機です。

 この機種はあんま興味ないんでまだ聴いてないですけど、評判良さそうなんで聴いてみたいですね。まあ妥協なく完成させたって言いますけど、経験上、音質って全てをそのまま再現するのは不可能なんで、どっかで妥協せざるを得なくて、むしろうまい妥協のさせ方をするか、いっそ八方美人を辞めて独自路線で行くかってあたりに究極的にはなっていくはずなんです。つまり完成度の高いオーディオ製品ほど「一切の妥協なく」はうさんくさいってのが個人的見解です。むしろ妥協して妥協して音を作り上げていくのが普通のはず。そうして妥協を繰り返して完成度を高めたであろう機種は聴けば分かります。たとえばCampfire IOみたいのね。まあライターの宣伝文句なんで、ツッコんでもしょうがないね。

 

cocotame.jp

 

【関連記事】

www.ear-phone-review.com

www.ear-phone-review.com

www.ear-phone-review.com

www.ear-phone-review.com


【ニュース】アディダスがオーディオ参入っていうね!漫画『進撃の巨人』爆安キャンペーン、ただし無料は期間限定なので急いで読むべし。[adidas/進撃の巨人/NETFLIXの本気アニメ/ULTRASONE Panther/FitEar TO GO! 335/最新完全ワイヤレスイヤホンQ&A・機種選びのお悩み一発解決]

f:id:kanbun:20190909211909p:plain

 

 

 最近のオーディオ関連で個人的な注目ニュースを紹介します。

 

 

スポーツブランド「adidas」オーディオ参入!

www.phileweb.com

 

 なんとスポーツブランド「adidas」がオーディオに参入すると言います。この業界、そんな儲かってたっけ?

 ただデザインを見ると、ケーブル靴紐っぽくしたり、なんかセンスの良さそうな雰囲気があるのは事実。音はどうなの?って感じですけど、ジムとかに持って行くにはカッコイイデザインでイイですよね!

 しかもヘッドホンはパッド部分はほぼ全体が洗濯機で洗えるらしいです。そして輸入代理店は私の大好きな完実電気になるらしいです。こういうオシャレなブランドは真っ先に持ってきますよね、完実さん。

 ちなみに音響設計はZound Industriesが行います。Marshall製品でお馴染みのオーディオファウンダリーです。

 

kanjitsu.com

 

期間限定で漫画『進撃の巨人』がほぼ全巻無料!

www.phileweb.com

 

 私も大好き、国民的漫画になりつつある『進撃の巨人』。この1週間ばかりだけ期間限定で無料で読み放題になるとのこと。ラスト3日は最新の29巻が100円。興味がある人はこの機会にどうぞ!

 

NETFLIXのアニメが凄い!

av.watch.impress.co.jp

 

 実は私も株持ってます、IGポート。みんな大好き、日本を代表するアニメスタジオの一つ、「Production I.G.」ですね。まあ株価はどっちかっていうと鳴かず飛ばずですけど。株主なのに全然知らなかったけど、NETFLIXですげぇアニメ作ってるんですってね。

 実は自宅回線はKDDI & J:COMなんで、KDDIのNETFLIX用の新プランも発表されましたし、この話題、興味津々。NETFLIX始めるかなぁ。でも現状でdtv、Prime Video使ってるんで、アニメはほぼ最強の試聴環境になってるから、これ以上増やしてもむしろ観るのが大変っていうね。時間的に鑑賞しきれません。まあKDDIの新プラン自体はむしろNETFLIXはおまけ的な感じで、データ通信使いたい放題っていうサブスクと相性抜群なところが素晴らしいのですけど。

 でもこのアニメは凄そうですね。

 

news.kddi.com

 

ULTRASONE Panther

ULTRASONE Panther

ULTRASONE Panther

 最近妙に精力的なULTRASONE。ポタアンも出すようです。個人的には、なんとなくポタアンって落ち目って言うか、DAPの方が進化しすぎていらなくなりつつある気がしますけど、そうでもないのかな?

 それほどこだわり派でもないから、昔ちょこっとだけポタアン持ち歩きましたけど、現状ではほぼほぼ差を感じないのでポタアンとかいらねぇやって感じになってます。どちらかというとスマホの人が使うのかな?

 薄型っぽいのに連続再生時間が優秀ですよね。個人的に笑えるのが「価格はオープンプライスで、店頭予想価格は54,980円前後(税込)。」ってあたり。「オープンプライスのくせにきっちり価格決めてんじゃん」っていうね。こういうのわざわざオープンプライスにする意味ってあんのかな?実質フジヤエービックでしか買えないらしいし。

 日本では高く売るけど、決して正規代理店が値段を決めているわけじゃないですっていう免罪符か何かなんですかね?

 

 DACチップは旭化成の「AK4490」搭載ってあるけど、たぶんシングルで搭載してるのかな?「PCM 384kHz/32bit、DSD 256(11.2MHz)のネイティブ再生に対応。容量3,000mAhのバッテリーを内蔵し、USB OTG接続で最大15時間の連続再生ができる。ライン入力時は最大20時間。充電時間は3~4時間。」とあります。

 

av.watch.impress.co.jp

 

FitEarの新作ユニバーサルが出ます

FitEar TO GO! 335

FitEar TO GO! 335

 FitEarから新作が登場します。個人的にはFitEarってあんまり聴いてないので、印象とくにありません。何も言えないってのも恥ずかしいから、今度試聴に行くときはFitEar製品いろいろ聴いて来ようと思いました。←作文かよ!

 

av.watch.impress.co.jp

 

SONY、最強のマルチメディアAVブランドを目指すぜ!

www.phileweb.com

 まあぶっちゃけついこの間まで、この「融合」とかいうのうまくいってないじゃんバーカとかって思ってたんですけど、NW-A105/NW-ZX500の発表から見方変わりました。今までブランド囲い込み戦略とか全然やってる感じのなかったSONYですけど、少なくともオーディオでは効果は出て始めてきていて、一強ありえるかもしれません。

 ↑つい1ヶ月前までこんな感じに小馬鹿にしてたけど、「男子、三日会わざれば」ってね。 刮目!

 

www.ear-phone-review.com

 

【おまけ】最新完全ワイヤレスイヤホンQ&A 機種選びのお悩み一発解決(ボツ記事)

  書いているうちに質問が増えすぎて、どんどん長くなって収集付かなくなったんで、改めて冗長な質問をカットしたら、短くなりすぎて記事にするには足りないなということでボツにした記事ですが、おまけとしてここに掲載します。

 

 今回は一問一答形式で完全ワイヤレスの機種選びについてよくある疑問を解決します。なお当たり前ですが、回答は私の私見です。異論もあると思われますので、ここの答えだけで全部正解した気分にはならないで下さい。

 

Q: とにかく音質が良い完全ワイヤレスイヤホンを教えて

 現状で音質的に最高峰といわれている機種は2つです。すなわちSONY WF-1000XM3SENNHEISER MOMENTUM True Wireless(MTW)です。WF-1000XM3はSONYらしいデジタルっぽい解像度重視サウンド、MTWはよりナチュラルな厚み重視のアナログ的なサウンドです。

 

Q: 特におすすめ機種を教えて

 まず使い勝手と音質の完成度が高く、欠点がないSONY WF-1000XM3は文句なくおすすめです。次に音質的にも万能系で魅力的で、使い勝手も良好な完成度が高いNUARL NT01AXはコスパ的にも満足できます。さらに、音質にはクセがありますが、ヒアスルー性能と通話品質が優秀なJabra Elite Active 65tは買って失敗したと思うことはないでしょう。

 

Q: 完全ワイヤレスイヤホンを選ぶ上で気をつけることを教えて

 バッテリー性能と通信品質です。完全ワイヤレスイヤホンのバッテリーは使い捨てです。普通の使用環境であれば、2年もすれば半減するほどに、かなり性能が落ちます。したがって、長期的に使うことを考えている場合は、イヤホン本体の連続再生時間が長い方が良いでしょう。もちろん日常的にも連続再生時間が長い方が良いに決まっています。次に通信品質は相性もあり、なかなかわかりづらいと思いますが、気になる機種についてはなるべく多くの情報を集め、機会があれば試聴をしてよく確認しましょう。完全ワイヤレスイヤホンは通信品質がよくなければ、基本的に使い物になりません。

 あと装着感。これはかなり重要です。完全ワイヤレスイヤホンはただでさえイヤーピースの選択肢が少なめなので、イヤーピースを取り替えやすいかという点にも考慮しつつ、素の装着感にはこだわったほうがよいです。

 

Q: aptX対応機種を優先した方がいいですか

 私見では、音質的にも通信品質的にもとくに気にする必要がありません。たしかにaptX対応機種の方が一般的に通信品質が高い傾向にあることは事実ですが、aptX接続がいつも安定性が高いわけではなく、むしろ接続初期などに不自然な途切れが多い場合もあります。結局コーデックよりは通信チップの性能そのものが物を言う場面が多いです。音質もコーデックそのものより通信チップとDACチップ、ドライバーの調整などが物を言います。

 ただし、私の諸々の場面での発言では相対的にaptXを好意的に述べることが多いと思います。それは実際テストをするとaptX対応機種の方がハズレが少ないからです。そういう傾向になるのは一般的にaptXに対応しているチップが高性能だからで、aptXがSBCやAACに比べて、体感的に有意に優れている印象があるという感じではないです。ですからaptX機種だから選ぶべきだという話になっているわけではありません。

 

Q: 完全ワイヤレスイヤホンは有線イヤホンに音質が劣りますか

 完全ワイヤレスイヤホンは通信プロトコルによって音源データが圧縮されるので、有線接続よりハンデがあります。そのせいで奥行き感とか音場表現、場合によってディテールが明らかに物足りないということはあるかもしれません。しかし、安い中華の3000円以下の有線イヤホンに完全ワイヤレスイヤホンの高級機種が音質的に負けるなんて極端なことはありません。

 また、完全ワイヤレスイヤホンでは音圧はやや抑えめになることは事実なので、バランス接続のようなパワフルさは出ません。個人的には完全ワイヤレスイヤホンでは解像度より、このパワー不足感が欠点ではないかと思います。高級機種ほど見た目の解像度の割にドライブのノリが少し悪いかなと思うところはあります。

 

amazon musicのプレゼントキャンペーンも忘れずにね!

f:id:kanbun:20190905182856p:plain

音楽を聴くだけでBOSEの最新ヘッドホンが当たるキャンペーン!

 

【関連記事】

www.ear-phone-review.com

www.ear-phone-review.com

www.ear-phone-review.com

www.ear-phone-review.com


【ニュース】SONY、攻める完全ワイヤレス。そして、HUAWEIも新機種。Jabra先生の次回作も乞うご期待![SONY WF-H800/HUAWEI Freebuds 3/Jabra Elite 75t/ヨドバシカメラ新宿東口店最強伝説]

SONY WF-H800

SONY WF-H800

 最近のオーディオ関連で個人的な注目ニュースを紹介します。

 

 

SONY間髪入れずに完全ワイヤレスを出す!天下を取りに行く気満々。

SONY WF-H800

SONY WF-H800

 なんだかんだいってWF-1000XM3を出して以来、天下を取った観のあるSONY。実際AVIOTやらNUARLやらSENNHEISERやら、2019年の始めには群雄割拠でいよいよ戦国時代到来かなんて雰囲気だったのが、よくわからんうちにSONY様が上洛して天下統一しそう。SONYパネェ。

 しかも品薄状態のWF-1000XM3が手に入らない状況で、軽く飢餓状態にあるかもしれないSONYファンのために間髪入れず新作投入するというね。ノイキャンなしだけど。しかもデザインなんかマーブルチョコレートだかメントスみたいなのついてて、個人的に「なんぞこれ?」だけど。

 

 まあノイキャンはぶっちゃけイヤホンレベルだとまだまだ実力不足で、ノイキャン目的なら5000円くらいの中華の安い最新ノイキャンヘッドホン買った方が、WF-1000XM3よりトータルの遮音性は高いです。おすすめはOneAudio A9とかね。私も常用してます。

 

 ちなみにPHILE WEB先生が音質についてちょこっと書いてくれてます。うん、「なんかWF-1000XM3っぽい」しかわからんね。個人的にはSONYって重低音に細かい描写するとかって感じじゃなくて、いつも大抵ボワボワーって感じだった気がするけど、どうかな。いや、これは私がXBシリーズのイメージで語ってる可能性あるけど。まあ廉価版WF-1000XM3という把握の仕方で良いのかも。よくわからんけど、「DSEE HX」機能も搭載されるらしいし、「SONY Headphones」アプリのイコライザーも使えるんじゃないのかな。

実際にWF-H800を聴いてみると、音の純度が高く伸びやかで、WF-1000XM3のイメージにも近いサウンドだ。ギターは軽やかかつクリアで、音空間は奥行きを伴って再現していく。情報量の豊かさもWF-1000XM3に近い。ボーカルが音空間の中で優しくクリアに浮かび上がるので、音楽への没入感は絶妙。重低音もただ鳴らすだけではなく、その中の細かな情報まで描写するところがソニー流だ。

www.phileweb.com

 

kakakumag.com

av.watch.impress.co.jp

www.phileweb.com

news.mynavi.jp

www.gizmodo.jp

 

HUAWEIのAirPodsキラー?ノイキャン搭載うどん

HUAWEI Freebuds 3

HUAWEI Freebuds 3

  本家のAirPodsがノイキャン搭載する前に、ノイキャン搭載うどんを黒白二色で出しちゃおうってあたりが露骨に商魂たくましくて、中国っぽいですよね。個人的には微笑ましいニュース。

 デザイン好きじゃないんで、この機種はぶっちゃけどうでもいい。ただ記事によると、遅延は非常に少ないらしいね。HWAに対応したりしたらすごいけど。価格的にはたぶんこれまでどおり20000円以内で登場するはずで、明らかにAirPods層狙い撃ちしてくるんじゃないかな。

 HUAWEIらしくいろいろ新技術を使っていて、部分的に骨伝導を併用していたり、Bluetooth新プロトコル「BT-UHD」なるものも搭載されていて、ワイヤレスオーディオ性能は従来より高まっているらしいです。LDACの2倍の音質で通信可能って話だけど、だとしたらやばいですよね。

www.phileweb.com

 

www.phileweb.com

japanese.engadget.com

 

Jabra先生、次の大ヒットを狙う

Jabra Elite 75t

Jabra Elite 75t

 SONY WF-1000XM3が出て、さすがに機能性最強神話は終わった感じですが、それでも通話性能ではいまだに最強、Jabra Elite 65tシリーズ。一部で後継機種を望む声がありましたが、ようやく登場するらしいです。

 65tはイヤホンとしての音質は独特のクセがあって、結構好みを分けるんですけど、マイク品質がヤバくて、スポーツ向けモデルとして売り出されたのにビジネスマンにバカ売れしたっていうね。まあJabraっていうのはコールセンター向けの業務用ヘッドセットで有名なメーカーで、Bluetoothヘッドセットのパイオニアとも言われている老舗なんで、マイクに関しては世界最強クラスです。個人的には気になる機種。

 

www.phileweb.com

 

都内でイヤホンを試聴するなら、一度は行ってみたいヨドバシカメラ新宿東口店

 新宿界隈で活動している人でも、ヨドバシ新宿東口店ってあまり行ったことないんじゃないでしょうか?新宿なら家電は西口最強みたいなのが昔からあって、東口の方はむしろ百貨店とか紀伊國屋書店、歌舞伎町のイメージしかないかもですよね。でも、新宿東口は個人的に熱いです。ビックロ新宿東口店とヨドバシカメラ新宿東口店は穴場スポットだと思っていて、とくにヨドバシカメラのほうはやばい。

 

 百聞は一見にしかず。下の写真を見て下さい。ヨドバシカメラ新宿東口店の試聴台です。

 正面にお試し用のイヤピが揃えられており、簡単な清掃用のウェットティッシュ、イヤピ解説のPOP、完全ワイヤレスイヤホン主要機種のマニュアルがファイリングされた冊子があります。完全ワイヤレスイヤホンの試聴とか操作方法がよくわからんということもありますし、店員さんも人気機種はともかくマイナー機種まですべて覚えているのは稀ですよね。でもご安心あれ。ヨドバシカメラ新宿東口店なら店員さんに尋ねるのが億劫でも、自分でマニュアルを参照できるので、気兼ねなく試聴できます。

 このスペースは高級イヤホンとリケーブル製品のショーケースの真ん中にあり、試聴しがてらいろいろ製品を見回せ、気になればすぐ店員さんに話して試せるようになっています。ここで試聴しているだけで目の保養になるのが素晴らしい。

 

 試聴台は2つ用意されていて、もうひとつの試聴台には出たばかりのSednaEarfit Shortも用意されています。定番と言えるイヤピが試せるので、試聴機のイヤピが耳に合わない場合でも、自分に合うのを選んでじっくり聴き込むことができます。

 試聴段階で耳に合うイヤピで聴いていないと、音質悪く感じることもあるので、重要ですよ!せっかく試聴するんですから、手抜かりはしかくないもの。試聴は試聴環境が整ったところでやったほうがいいに決まってます。

 メーカーとしてもしっかり試聴してもらった方が売れますよ!←伏線

 

 このヨドバシカメラ新宿東口店、ここ1年ばかりの間に、どんどんレベルアップしてて、試聴台も最近新調されてるんですよね。決して品揃えは多くなく、コーナー自体が大きな店舗ではなく、むしろ小さいくらいなんですが、東京近郊のヨドバシカメラ・ビックカメラをほぼ回り尽くした私から見ても、新宿東口店は都内では試聴環境で最強です。まあ他では店長がオーディオこだわり派だと噂の八王子店とかも日進月歩でレベルアップしてるんで、もしかするとしばらく行ってない店舗が、知らない間にスーパーレベルアップしている可能性もあるので確実ではありませんが、新宿東口店、ここはパネェです。

 

Meze Audio RAI PENTAを聴くなら是非ここで!今ならANDROMEDAの新旧聞き比べなんて贅沢もできます

Meze Audio RAI PENTA

Meze Audio RAI PENTA

MEZE RAIPENTA ハイブリッド型5 ドライバー(ハイブリッド ペンタドライバー テクノロジー)

 

 価格comランキングでも上位で、高級機種の中ではコスパが良く、音質が全体的に締まっていて素晴らしいと評判のRAI PENTA。東口店に試聴機あります。じっくり聴けますよ。

 また今ならCAMPFIRE ANDROMEDAの新旧聞き比べなんてこともできます。IO、POLARIS Ⅱ、ATLAS、SOLARISもじっくり聴けます。

 落ち着いた、ほとんど誰にも邪魔されないスペースでしっかり聞き込めるのが穴場らしい新宿東口店の魅力。私はe☆イヤホン秋葉店やオーディオイベント会場みたいな人が多いところだといまいち落ち着いて聴けないので、こういうオアシス的な店舗は重宝します。

 

メーカーの皆さん、この素晴らしい新宿東口店に積極的にサンプルを是非!

 で、なんで新宿東口店をこうやって宣伝するかというと、この店舗の知名度が上がれば、メーカーの試聴機もたくさん来るかなってね。品揃えはやはり西口には負けるんですけど、メーカーさんがこの店舗に積極的に試聴機出してくれると私はすごく楽しめます。ここは穴場っすよ!メーカーさん、サンプル提供するならこの店舗ですよー!!!←熱望

 

 

【関連記事】

www.ear-phone-review.com

www.ear-phone-review.com

www.ear-phone-review.com

www.ear-phone-review.com


【ニュース】SONYの次期DAP、Androidになります。これは嬉しすぎる![SONY NW-A105/SONY NW-ZX500]

SONY NW-A105

SONY NW-A105

 

SONY神すぎる!

 SONYの次期DAPの情報が来ました!まさかの完全Android化!そしてクソみたいだったWMポート廃止!

 販売店員さんに会うたびに「SONYのDAPはいいんですけど、次はAndroidにして下さい。WMポートとかやめてほしいですよね。見て、このWF-1000XM3のアプリ使えないんですよ?ありえます?」みたいなアピールしていたおかげに違いありません!←妄想

 

値段が高い気がするけど?

 記事中の「16GBストレージ内蔵の『NW-A105』を11月に欧州で発売予定。価格は350ユーロ。」ってあたりが「あれ?なんか高くねぇ?」って思いますけど、まあそれは海外価格で国内ではそんなとち狂った値段設定にしないと信じてます。記事読む限り、NW-A105は従来のNW-A55同様バランス接続対応しないのに、実売40000円以上はちょっとぼったくりっぽいから、さすがに何か間違いがあると思いたいです。

 Bluetoothレシーバー機能やUSB DAC機能は省かれるそうでAndroid化した弊害はある模様。個人的にはそれらの機能使ってないから別に良いけど。

 A105については「A55からあまり変化がないかも知れない」みたいな話も聞いてたんで、まさかの展開に喜び爆発ですな!

 NW-ZX300後継機種のNW-ZX500の価格は830ユーロ。なんかちょっとお高いのだけが妙に気になります。

www.phileweb.com

www.phileweb.com

av.watch.impress.co.jp

av.watch.impress.co.jp

www.phileweb.com

www.phileweb.com

 

【感想】ONKYO GRANBEATの乗り換え先はSONYかな

 値段が妙に割高に思えるのが気になるけど、私の現状のメインDAP ONKYO GRANBEATの乗り換え先はSONY製DAPになるかもしれません。音質がどうかってのはあるけど、これまでの実績を考えると電池持ちでは充分に満足できそうですしね。

 

ちなみに、なんでAndroidのDAPだといいの?

 以下の記事に私見を書いているので参考にして下さい。

www.ear-phone-review.com

www.ear-phone-review.com

www.ear-phone-review.com

 

続報があります

www.ear-phone-review.com

 

【関連記事】

www.ear-phone-review.com

www.ear-phone-review.com

www.ear-phone-review.com

www.ear-phone-review.com


中華イヤホン
完全ワイヤレスイヤホン
イヤホン
ヘッドホン
デジタルオーディオプレーヤー
ニュース
特集記事
HiFiGOブログ
セール情報

 

新着記事