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【ワイヤレスイヤホン AUSDOM S940 レビュー】シャキシャキキラキラしたサラダ味ワイヤレススポーツイヤホン。抜けが良く楽しげだが、コスパはやや微妙か

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AUSDOM S940 Sports Bluetooth Headphones, Bluetooth Headset with Noise Cancelling Mic, Sweatproof Wireless Earphones, In-ear Headsets for Running Workout Gym Cycle, 11 hours of Playing time [並行輸入品]AUSDOM S940 Sports Bluetooth Headphones, Bluetooth Headset with Noise Cancelling Mic, Sweatproof Wireless Earphones, In-ear Headsets for Running Workout Gym Cycle, 11 hours of Playing time [並行輸入品]

 

おすすめ度*1

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ASIN

B01K1V3WRU

 イヤーウィングタイプのワイヤレススポーツイヤホン。遮音性はあまり高くなく、音漏れもやや目立つ。

 aptXには対応しない。通信性能は安定しており、遅延はほぼなく、動画鑑賞も問題ない。

 

【1】外観・インターフェース・付属品

 キャリングポーチとUSB充電ケーブルが付属する。平形ケーブルのタッチノイズは目立たない。

 

 

【2】音質

 ややシャリシャリとした音で、抜けが良く、キラキラ感もある音質。ピアノはキンキンした感じが強く出るので、色づきがよい。息遣いなども結構綺麗に出るのでシャープでシャキシャキしている印象だ。

 

[高音]:ややキラキラしている。シャリシャリしたところもあり、シャープ。突き抜け感は結構出る(秦基博「水彩の月」、井口裕香「Hey World」、多田葵「灼け落ちない翼」でテスト)

[中音]:立ち上がりも良く、シャープでキレが良い印象だが、全体的に音が軽く薄めにスライスされた印象。ピアノはキンキンしている。

[低音]:ややおとなしめで少し沈んだ振動。50hz以下はかなりおとなしい。ドラムは表面だけが強い(分島花音「killy killy JOKER」、重低音音源動画でテスト)

[解像度・立体感]:床面ははっきりしているが、やや下に聞こえる。音も全体的に少し目線下に集中している気がするが、高さはあるので高域は向かって伸びてきやすい。

[パーカッション・リズム]:ドラムはタンタンした表面が目立つ音。金属的な音は比較的鮮明に出るので、ハイハットは意識しやすく、疾走感が出やすい(東京カランコロン「スパイス」、nano.RIPE「ツマビクヒトリ」、JOY「アイオライト」でテスト)

[ボーカル傾向]:キラキラしていてややサ行が刺さりやすい。透明な印象が強い。のびやかさも結構あり、高域では突き抜け感が出る。

 

【3】官能性

 ClariS「トパーズ」のキラキラ感はかなり目立つ。ピアノも弦楽もキラキラしていて、ピカピカした宝石の輝きがそのまま表現される。ボーカルも透明感があり、シャキシャキしている。音場にそれほど深みはないので、やや薄っぺらいイミテーション的な感じはあるものの、フレッシュな味わいはなかなかよい。

 いきものがかり「ソプラノ」はボーカルがやや息遣い重視で若干サ行が強い。ギターやベースがやや軽く、ミニチュア的なところがあるが、全体として明るめ。本来の曲調から考えると、もうちょっと厚みがあって情感に訴えかけた方が良い気もするが、これはこれで軽妙な良さも感じられる。

 Choucho「カワルミライ」はかなりシャープネスが強く、弾ける音などが強く出て、ドラムも弾力が強く、前方へ向けてどんどん駆けだしていくスピード感が強い。ボーカルはコシのある感じと言うよりは、光のように素直に伸びていく感じであまり溜めがなく、スムーズに伸びていく。高低の変化は余り感じず、サビでもどちらかといえばまっすぐこちらへ向かってくるような表現。スピード感があり、デジタル的。

 supercell「My Dearest」も全体的にシャープでドラムは弾ける爆発音に近い。ボーカルの声色はだいぶ透明感が強調されている印象。またガチャガチャしやすい背景音などは輪郭だけにとどめる傾向にあり、スッキリと整理されている印象がある。迫力にはやや欠けるが、シームレスな展開に疾走感は強め。

 

【4】総評

 キラキラ感が強く、中高域中心で疾走感の強い音楽表現が魅力。ただ肉厚さと低域の深みには欠けるので、全体的に薄味というかサラダ風味。サ行が刺さりやすく、音の鳴り方が全体的にシャリシャリしているのもその印象を高める。息遣いや音の輪郭ははっきりし、抜けも良いのでスピード感のある味わいになりやすく、そういう味付けが好みの人には向くが、低域に多少なりともこだわりがある人には明らかに向かない。そして入手困難なせいもあるだろうが、コスパはあまりよくない。

 

 

【5】このイヤホン向きの曲

 ややシャキシャキしすぎている気もするし、音量次第ではサ行が刺さりやすいが、軽妙な味付けはこの曲に合う。

 

AUSDOM S940 Sports Bluetooth Headphones, Bluetooth Headset with Noise Cancelling Mic, Sweatproof Wireless Earphones, In-ear Headsets for Running Workout Gym Cycle, 11 hours of Playing time [並行輸入品]

 

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*1:おすすめ度とは、あくまで主観的に「ここが面白い!ここが味わい深い!」と思ったポイントです。たとえば低域が「5」だからといって低音が支配的で低域重視で鳴りますというわけではなく、「低域の表現が丁寧でうまいなぁ」とか「これはちょっと他では味わえないかも」といった特徴的な音、魅力的な音がポイント高めになります。そのイヤホンの販売価格帯も考慮した主観的な評価です。

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