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【ゲーミングヘッドセット ONIKUMA K1 レビュー】低価格ながら定位感はそこそこ、臨場感もあり、悪くない

ヘッドライン

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ONIKUMA ゲーミングヘッドセット PS4 ヘッドホン 軽量 高集音性 マイク位置360度調整可能 ステレオヘッドホン (ブルー)

 

おすすめ度*1

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ASIN

B06ZXRPV93

 いかにもゲーミングモデルといった外観のヘッドセット。イヤーマフは厚いが、若干硬めの感触で長時間使用では耳が痛くなる場合もあるかも知れない。

 遮音性はそこそこ。音漏れはやや目立つ。

 

【1】外観・インターフェース・付属品

 付属品はマイク入力とステレオ出力を一本化する変換アダプタ、説明書。ケーブルはファイバー編み込みコーティングされており、丈夫。タッチノイズが少しある。

 

Sharkoon B1Sharkoon B1

 

【2】音質

 ゲーミングモデルらしく低域が強めで、しっかりとした足場を作るため、音場は広く感じられる。音楽用としてはボーカルがやや低域に影響されやすく、エコー感も強く出やすいので少し不自然に感じられやすいところはある。しかし、音は比較的滑らかでボソボソしたところは少ないので、ゲーミングモデルにしては悪くない。

 

[高音]:若干の天井感はある(秦基博「水彩の月」、井口裕香「Hey World」、多田葵「灼け落ちない翼」でテスト)

[中音]:奥行き感は感じられやすい。一部の音がかなり奥まっておとなしめに出るところがあり、曲によっては中域は若干スカスカした感じを受けるかも知れない。

[低音]:低域は量感のあるブーミーな音。減衰は比較的素直。かなり振動感が露骨に出るところはあり、場合によって耳に震えを感じる(分島花音「killy killy JOKER」、UVERWorld「CORE PRIDE」、重低音音源動画でテスト)

[解像度・立体感]:かなり広く感じられる。高さはそれほどでもない(petit milady「azurite」、分島花音「world's end, girl's londo」でテスト)

[パーカッション・リズム]:ボンボンと厚めにはっきり音を鳴らすドラムと粒感の良好なハイハットで、元気に駆けだしていく印象(東京カランコロン「スパイス」、nano.RIPE「ツマビクヒトリ」、JOY「アイオライト」でテスト)

[ボーカル傾向]:若干エコーが利きすぎたりするところがあり不自然さはある。分離感は強く、浮き上がって感じられるところもある。

 

【3】ゲーミング体験

 ゲーミング用であるが、付属にサラウンドソフトウェアはついていない。以下は手持ちのサラウンドソフトウェアを用いてテストしている。

 

 緻密な音表現で空間を演出する「Witcher 3」「The Elders Scrolls Ⅴ: Skyrim」などのオープンワールド型RPGでは、低域がかなりしっかり足場を作り、衝撃音もしっかり出るので気持ちよい。オブジェクトの定位感もよい。

 FPS「PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS」も遊んでみたが、足音などははっきりと聞こえる。銃声音の衝撃も感じられ、臨場感は高め。

 

 ホラーゲームは「バイオハザード7 Resident Evil」でテストした。残響感が出るので、かなり空気感がある。恐怖感を煽るざわつく感じは比較的良く出る。

 

【4】マイク

 指向性はそこそこ。環境音は入るが、音質はクリアでチャット向けには問題ない。マイクはラバーで柔軟に方向付けでき、マイク位置の調整はかなり自由。

 

【5】総評

 低域がしっかりしており、広さも感じられ、定位感もそこそこある。若干音質が機械的に感じられるようなところがあるのを除けば、かなり臨場感を出すのがうまいヘッドホンだ。ただ低域はかなり振動が強く、聞き疲れしやすいところがあるのは確かで、没入感がある反面、長時間プレイには向かないかもしれない。

Sharkoon B1

 

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*1:おすすめ度とは、あくまで主観的に「ここが面白い!ここが味わい深い!」と思ったポイントです。たとえば低域が「5」だからといって低音が支配的で低域重視で鳴りますというわけではなく、「低域の表現が丁寧でうまいなぁ」とか「これはちょっと他では味わえないかも」といった特徴的な音、魅力的な音がポイント高めになります。そのイヤホンの販売価格帯も考慮した主観的な評価です。

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