audio-sound @ hatena

audio-sound @ hatena

オーディオ機器やゲーミングデバイスのレビュー、そして好きな音楽を徒然なるままに

MENU

【完全ワイヤレスイヤホン Qitian Touch Two V5.0 レビュー】総じて良アップデート。操作感は相変わらずだが、音質は全体的に素直な向上を感じられる。おすすめ

AKPE Touch Two 2

【Bluetooth 5.0+音量調整】Bluetooth イヤホン 高音質 自動ペアリング 自動ON/OFF 完全 ワイヤレス イヤホン IPX5防水 片耳 両耳 左右分離型 マイク内蔵 ブルートゥース イヤホン 充電ケース付き Siri対応 iPhone Android 対応

 

おすすめ度*1

Qitian Touch Two V5.0

ASIN

B07H927FMK

 人気機種Touch Twoのアップデート版。中華製イヤホンの例に漏れず、Touch Twoはamazon上で様々なメーカー名で様々な販売者が売っており、旧版もいまだに複数販売者から販売されている。

 形状的には旧版とほぼ違いは無いが、旧版が光沢感のあるプラスチックだったのに対し、こちらはツヤ消しのマッドな落ち着いたブラックになっている。ケースも同様で、旧版が透明なケースカバー/光沢感のあるケース材質だったのに対し、こちらは半透明のケースカバー/ツヤ消しマッドのケース材質となっている。どちらかといえば最近流行の北欧デザインの感覚に近い、大人びた装いに変わっている。

 充電ライトの明滅パターンも変わっており、旧版は充電ケースに入れるとライトが点灯しっぱなしだが、新版は穏やかに明滅して高級感がある。

 aptXには対応しない。通信は旧版同様安定感が高い。手に入れた個体は音飛びや遅延はなく、動画鑑賞にも十分使える。

 

www.ear-phone-review.com

 

 参考までに以下に新版と旧版を比較した写真を掲載する。新版はパッケージデザインから一新された。一様に左が新版、右が旧版である。画質はあまり良くないが、ご容赦願いたい。

Touch Two 新旧比較

Touch Two 新旧比較

 

【1】外観・インターフェース・付属品

 付属品はイヤーピースの替え、充電用USBケーブル、専用充電ケース、キャリイングケース、英語マニュアル。

 旧版には日本語マニュアルが付属していたが、手に入れたV5.0はまだ日本語マニュアルが用意されていないようだ。

 タッチパネル式の操作感は旧版と変わらない。そのためボタンの押下感がないので最初は操作に戸惑うかも知れない。また、このモデルは初起動時にまず両耳をペアリングさせた上で、音響機器とペアリングさせる必要がある。初期起動後は両耳のペアリングは自動で行われるようになるので、その後は他の機種と使用感で差は無い。

 ペアリングされる機種名は旧版が「Touch Two」、V5.0は「Touch Two V5.0」となる。

Qitian Touch Two V5.0Qitian Touch Two V5.0

 

【2】音質

 ここでは旧版と適宜比較しながら音質を解説する。まず旧版はかなり音が近く、キラ味が強めであったが、新版はキラ味が強いのは一緒だが、若干調整を感じ、どぎつさのない音になっており、より耳当たり良く自然な音になっている。そのため音のギスギスした感じが抑えられており、よりのびやかさの味のほうが強くなっている。旧版はあまりにも全体的に音が近く、平面的に思えたが、V5.0は立体感も感じられるようになっており、全体的に音質の向上を感じる。旧版では少し目立ったホワイトノイズもほとんど感じられないレベルに減衰した。

 

[高音]:やや硬く少しシャープで尖る感じはあるが、そこそこのびやかさも出て明瞭(秦基博「水彩の月」、井口裕香「Hey World」、多田葵「灼け落ちない翼」でテスト)

[中音]:全体的に音は透明感と煌めき感が強めだが、どぎつい感じは旧機種からさらに減り、より自然に近い。確かな向上が感じられるところ。以前はキンキンしていたピアノ音の味がかなり自然に近くなった。

[低音]:低域は深みがなく、全体的に軽い。音の輪郭はよく出るので、表面の爆発力は強めに出やすい(分島花音「killy killy JOKER」、UVERWorld「CORE PRIDE」、重低音音源動画でテスト)

[解像度・立体感]:左右と奥行き感がだいぶ感じられるようになり、少し近めだが丸い空間を感じられるようになった(petit milady「azurite」、分島花音「world's end, girl's londo」でテスト)

[パーカッション・リズム]:ドラムは粘りと表面張力の強いバツンバツンとした音。重厚感はない。ハイハットはキラ味が出るので、存在感がある(東京カランコロン「スパイス」、nano.RIPE「ツマビクヒトリ」、JOY「アイオライト」でテスト)

[ボーカル傾向]:高域で尖るようなシャープさも抑えられている。細くのびる傾向は旧版と共通だが、音の端がなめらかになり、ギスギスした感じは減った。ボーカルの味わいも増したと言えよう。

 

【3】官能性

 山崎あおい「君のいない夏なんて嫌いだ」はピアノの明るい色調とやはり少し煌めき感の強い弦楽音がだいぶ明るい音場を作る。ハスキーなところのあるボーカルとドラムに少しもっさり感があるような気がするので、少し重たく、サビでの上昇感は思ったよりでもないが、低価格完全ワイヤレスの表現としては標準レベル以上だろう。

 (K)NoW_NAME「Harvest」は弦楽が少し音割れしやすいところがあり、パーカッションもやや尖るので音量は注意。音量を上げすぎれば背景音とおとなしめの低域も潰れる。気持ち下くらいの適正音量であれば、立体感のある曲を楽しめる。重低音ベースはわずかに存在感を感じる。

 TrySail「オリジナル。」は比較的相性が良さそうに思うが、若干ドラムが軽く薄い衝撃力で、躍動感に欠け、快活さは不足している印象。一方で煌めき感と透明感は感じやすい。全体として楽器音は若干チャラい感じではあるが、ボーカルの味わいはよい。

 いきものがかり「ノスタルジア」は息遣いがややシャリつくのは気になる。声の端も少しシャギーに空間に消えるので、声色はややドライに感じやすいだろう。ファンはもう少し太い力強い声色を期待するような気がする。ドラムも衝撃力はあるが軽いので、重厚感は出ない。この曲ではドラムの重厚感が情感表現に不可欠のように思えるので、個人的にはこれは少し不満だ。音の鳴り方に浮ついたところはなく、ほどよくクリアなので決して悪い感じではないが。

 

【4】総評

 旧版よりはだいぶ自然になり、ボーカル以外もそれなりに楽しめるようになった。相変わらずまっすぐ直情径行に表現するタイプで繊細さはあまりないが、それでもアニソン系のまるくて伸びる声優声には合う。重厚感には乏しいものの、曲の輪郭感はかなり明瞭に分かりやすいのも相変わらず美点。より音が自然な感じになったので、前機種の音が気に入ったなら、違和感なく使えるだろう。

 旧版同様、独特の操作性は若干扱いづらいところはあるものの、通信性能は高度に安定しており、完全ワイヤレスとしての使い勝手はかなりよく、欠点になりがちな点を補って余りある良さがある。コスパは総合的にかなりよく、アニソン好きが最初に手を出す完全ワイヤレスを選ぶならこれを選択肢に入れてまず損はない。

Qitian Touch Two V5.0

 

【5】このイヤホン向きの曲

 煌めき感のある楽器音がこの曲と非常に相性が良い。全体的に軽妙で情感もしっかり感じさせ、ノスタルジック。明るい清涼感もある。(菅野よう子「My Little Pony」)

 

 弦楽の色味がよく、煌めき感もよく出る。弦楽の精彩に比べて、やや薄い形で鳴るピアノが少し電子的に聞こえ浮ついている気がするかもしれないところと、ボーカルが息遣いはややシャープネス強めに出やすいところだけは好みを分けるかもしれない。(中原麻衣「秘密」)

 

 ドラムの弾みもよく、明るく快活。透明感のあるボーカルは元気いっぱい、快活できれいに聞こえる。旧版でもよい感じだったが、こちらでも気持ちよく聴ける。

 

 

【Bluetooth 5.0+音量調整】Bluetooth イヤホン 高音質 自動ペアリング 自動ON/OFF 完全 ワイヤレス イヤホン IPX5防水 片耳 両耳 左右分離型 マイク内蔵 ブルートゥース イヤホン 充電ケース付き Siri対応 iPhone Android 対応

 

【関連記事】

www.ear-phone-review.com

www.ear-phone-review.com

www.ear-phone-review.com

www.ear-phone-review.com


*1:おすすめ度とは、あくまで主観的に「ここが面白い!ここが味わい深い!」と思ったポイントです。たとえば低域が「5」だからといって低音が支配的で低域重視で鳴りますというわけではなく、「低域の表現が丁寧でうまいなぁ」とか「これはちょっと他では味わえないかも」といった特徴的な音、魅力的な音がポイント高めになります。そのイヤホンの販売価格帯も考慮した主観的な評価です。