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【完全ワイヤレスイヤホン VAKER MB2 レビュー】低価格完全ワイヤレスモデルではなかなかない重厚感のある音楽を奏でる。装着感・操作性も良く、総じてバランス良く思う良機種

VAKER MB2

【Bluetooth 5.0進化版】 Bluetooth イヤホン IPX8防水 Vaker 完全ワイヤレスイヤホン 高音質 タッチ型 自動ペアリング 両耳 片耳 充電式収納ケース付き ブルートゥース イヤホン 適用 日本語と英語説明書付き

 

おすすめ度*1

VAKER MB2

ASIN

B07GZPTC13

 比較的小型のハウジングで耳への収まりは良い。遮音性はそこそこ高く、音漏れもそれほど目立たない。

 aptX対応ではないが、通信性能面では、遅延・途絶はなく、安定している。動画鑑賞も問題ない。

 イヤホンの防水性能はIPX8。IPX8は潜水時間30分に耐えることが出来るという規格で、スポーツ用としては万能で、水泳でも使えるということになる。残念ながら、筆者はこれを使って水泳したことはないので、この性能をまだ確認してはいないが。

 

【1】外観・インターフェース・付属品

 付属品はイヤーピースの替え、充電用USBケーブル、専用充電ケース、説明書。

 一見インターフェースはタッチパネルに思えるが、押下感のあるアナログボタン式である。操作性は悪くない。

 珍しいところではなんとQi規格のワイヤレス充電に対応している。対応充電器を持っている人には意外と便利だ。

VAKER MB2VAKER MB2

 

【2】音質

 全体的に音が近いが、完全ワイヤレスにしては低域の鳴りがよく、重厚感は出やすい。中域が充実して聞こえるので密度感も出やすい。立体感の面では音が前屈みなせいか、奥行き感は感じづらいところがある。高域は清潔感があって透明感も感じられ、シャリシャリした感じなくのびる。全体的に大味かつダイナミックに曲を味わいやすく、好感が持てるが、ドラムの音が頭重たく、もっさり感は出やすい。

 

[高音]:わずかに天井感を感じさせる。比較的ニュートラルで味付けは少なく、清潔感が感じられる音。シャリ感は少なく耳に優しく思う(秦基博「水彩の月」、井口裕香「Hey World」、多田葵「灼け落ちない翼」でテスト)

[中音]:中域は充実感がある。前面に出てきて密度感が高い。弦楽はほどよい厚みがある。ピアノも煌めき感抑えめで厚みを感じさせる鳴り方。

[低音]:100hz~40hzくらいまで比較的太い振動。30hzでも振動感はあり、20hzでもわずかに振動感が感じられる。完全ワイヤレスにしては低域が出ている印象だ。音の鳴ってくる方向としては中域よりやや遠い(分島花音「killy killy JOKER」、UVERWorld「CORE PRIDE」、重低音音源動画でテスト)

[解像度・立体感]:中域の充実度が高いため、密度感が高い。それでも楽器音に混濁する感じは少ない。圧迫感を受ける感じもそれほどない。一方で色彩感はやや抑えめでグレーな印象を受ける。低域弦楽の色味が若干ドライでボソボソした印象を受けるのも、それを助長しているかもしれない(petit milady「azurite」、分島花音「world's end, girl's londo」でテスト)

[パーカッション・リズム]:ドラムは若干重たげだが、表面の弾けもバチバチと出る。バッツンバッツンしたドラム。表面の弾けを出さない場合は、重厚感だけがやや目立つのでもっさりする。シンバルはシャリ味が少なく、若干重みを感じる鳴り方でチリッとした感じ(東京カランコロン「スパイス」、nano.RIPE「ツマビクヒトリ」、JOY「アイオライト」でテスト)

[ボーカル傾向]:中域で膨らむ感じがあり、若干ドライに聞こえる。

 

【3】官能性

 水瀬いのり「コイセヨオトメ」はエッジ感そこそこに、左右から密度を高めてくるギターと、粘りがあって輪郭感の良い、ややソリッドでタイトさも感じられる低域ドラムが、若干ドライで重厚な音場を感じさせる。ベースも重低感をそれなりに演出している。ピアノの色彩などはやや抑えめで、コケティッシュなボーカルが一番発色良く聞こえる。

 ねごと「ビーサイド」はかなり楽器音の密度が高く、このイヤホンでもその密度は味わいやすい。ドラムの躍動感はそこそこでシンバルもチリチリで、重厚味が強いが、その重い乱気流のような楽器音の中でボーカルだけが浮かび上がる。ボーカルも明るくなりすぎないドライな味で、少し物憂げな色が感じられるのもこの曲に合っている。

 TrySail「オリジナル。」もややドライで重厚。声優系のボーカルトリオはツルツルした感じが出やすい傾向だが、このイヤホンではドライな味が加わってサラサラといった表現が合う。それが自然な温もり感を感じさせることになって、ほっこりした印象を受ける。デジタルドラムは必ずしも自己主張は強くないが、存在感は強く、ズンズン厚みのある音を奏でる。躍動感は比較的抑えられているので重みを出して安定させる方向で味を出している。そのせいかボーカルの突き抜け感はそれほど感じない。

 ClariS「Orange」はピアノ音に生々しい厚みがあり、ドラムは弾みが優しく暖色的。ボーカルはややドライで若干暖色的。弦楽はキラ味が強くないので、こちらも落ち着いて聞こえる。やはり全体的な印象は重厚感が強い。

 

【4】総評

 音に演出感が少なく、どちらかといえば重厚味が素直に出てもっさり聞こえるイヤホン。ただこの価格帯の完全ワイヤレスモデルで低域の厚みを実現しているものは少ないので、その点を評価するかでコスパは大きく変わる。キラ味の少ない耳当たりの良い高域表現も個人的には飾り気のない清潔感が感じられて好ましく思える。どうしても印象的に楽器音が暗めに聞こえてしまうところはあるが、パーカッション表現は暖かく、ウォーミーな優しさは感じられる。いまいち色彩感に乏しく思えるところもあるので、楽器音が全体的に没個性的に思えるところはある。 

 通信品質も安定しており、耳への収まりも良く、使い勝手は上々。コスパはよいと言えるのではないだろうか。

VAKER MB2

 

【5】このイヤホン向きの曲

 デジタルノイズ音はかなりザラザラドライに聞こえて、かなりエグ味を出してくれる。その対比でボーカルの甘味と、サビでの滑らかで温かみのあるピアノとドラム音の表現がより印象的になっている。比較的この曲とは相性良く思える。

 

  この曲でも重厚感のある形で密度良く満腹感を味わわせてくれる。ボーカルもキラキラ透明になりすぎず、温もり感を感じさせるほっこりした味わい。

 

 全体的にドライでビター味が増している。ピアノはJAZZ味を感じる落ち着いた味わい。ドラムは表面の弾けも良いが、膨張感のある柔らかい味わいで弾け以上に暖かみを感じさせる。チリチリとしたシンバルも暖かい。(Sweety「Unlucky Girl」)

 

 全体的に重厚感のある音場にボーカルだけが浮かび上がる。ピアノや弦楽の色味は穏やかでやや暗く、ボーカルの色彩だけを際立たせている印象がある。それを支える低域も重厚で安定感がある。(藤田麻衣子「ねぇ」)

 

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*1:おすすめ度とは、あくまで主観的に「ここが面白い!ここが味わい深い!」と思ったポイントです。たとえば低域が「5」だからといって低音が支配的で低域重視で鳴りますというわけではなく、「低域の表現が丁寧でうまいなぁ」とか「これはちょっと他では味わえないかも」といった特徴的な音、魅力的な音がポイント高めになります。そのイヤホンの販売価格帯も考慮した主観的な評価です。