audio-sound @ hatena

audio-sound @ hatena

オーディオ機器やゲーミングデバイスのレビュー、そして好きな音楽を徒然なるままに

MENU

【完全ワイヤレスイヤホン KOMODO U10 レビュー】光沢と透明感を誇張するクリスタルサウンドで非常に鮮明度の高い音質が特徴。アニソン・女性ポップス向き。おすすめ

KOMODO U10

KOMODO Bluetooth イヤホン【最先端Bluetooth5.0+EDRが搭載】IPX7完全防水 完全ワイヤレス ブルートゥース 45時間連続駆動 Hi-Fi高音質 タッチ式 ステレオ CVC6.0ノイズキャンセリング技術 自動ペアリング マイク内蔵 両耳通話対応 左右分離型 タッチ式 iPhone&Android対応

 

おすすめ度*1

KOMODO U10

ASIN

B07K53VCBQ

 やや大きめの丸形ハウジングで、イヤーピースを選ばないとやや緩い装着感に感じるかも知れない。遮音性はそこそこ。音漏れは少し。

 aptXには対応しない。比較的通信は安定している。遅延・途絶はない。顔を動かすと稀に途絶する。

 

【1】外観・インターフェース・付属品

 付属品はイヤーピースの替え、充電用USBケーブル、専用充電ケース、説明書。

 充電ケースには出力用のUSBコネクタもついており、モバイルバッテリーとして利用可能。容量1200mAh。

KOMODO U10KOMODO U10

 

【2】音質

 音質的には全体的に光沢と透明感を誇張する演出感がある。音味はかなり冷たくクール。オーディオカードのSound Blasterにチャットボイスの鮮明感を高めるCrystalVoiceという機能があるが、あれに近い鮮明感重視の音質だ。エッジ感も若干シャープに強調されている感じがするが、透明感よりは抑えられているので、それほど耳に刺さる感じはない。ただし透明感からくるキンキンする耳に焼け付く感じはあるので、そういう音を好まない人は注意。パーカッションの音は全体的に硬めで固着感が強く粘りが出やすいところはあり、低域音も硬質。音域バランス的には中高域に寄せられており、とくに透明感のある高域の突き抜けが非常にきれいに出るのが特徴。音は全体的にやや細く、ミニチュア的で、ボーカルは少し女性的。色味は全体的にかなり明るい。

 

[高音]:透明感の強い透徹した音。突き抜け感は強く出る(秦基博「水彩の月」、井口裕香「Hey World」、多田葵「灼け落ちない翼」でテスト)

[中音]:弦楽は金属的な光沢感が強調され、かなりキラキラした色彩感が出る。ピアノは透明感が強く、キンキンした味付け。ギターはかなり明るい。金管は音が細く聞こえやすい。

[低音]:かなり細い振動で100hz~50hzくらいまで比較的明瞭に、それ以後も芯に寄ったかすかな振動感が30hz付近まで残る(分島花音「killy killy JOKER」、UVERWorld「CORE PRIDE」、重低音音源動画でテスト)

[解像度・立体感]:低域はやや硬い音なので、床面を意識しやすい。高域が高さを感じさせ、中域もやや広い、全体として少し上で膨張した三角形を感じる(petit milady「azurite」、分島花音「world's end, girl's londo」でテスト)

[パーカッション・リズム]:シンバルの金属光沢が出やすく、シャリ味のある粒感でかなり目立つ。ドラムはやや硬めで粘りが強く、バチバチ系の音で出る。表面はとくに硬く聞こえやすいので、元々膨張した柔らかめのドラム音は明瞭感が出るが、硬めのドラム表現の曲では、かなりクチャクチャした固着感が出ることもある(東京カランコロン「スパイス」、nano.RIPE「ツマビクヒトリ」、JOY「アイオライト」でテスト)

[ボーカル傾向]:透明感が強い。アニソン系の甘い女性ボーカルの艶やかな声はよく輝くのでキラキラして気持ちよく聞こえる一方、男性は中性的な声色になりやすい。またハスキーボイスは輪郭が硬くなり、かすれがだいぶ取れて聞こえる。

 

  音質レビューについては下の記事でも補足してるのでよかったらどうぞ。

www.ear-phone-review.com

 

【3】官能性

 ロック系の曲は場合によって硬すぎて聞こえる場合がある。たとえばヨルシカ「言って。」ではボーカルにクリアな透明感があって、ハイハットもシャキシャキして鮮明度とメリハリ感高めに聞こえるが、ギターは少し明るすぎるし、音味も冷たすぎる気がする。何よりドラムが硬くて粘りが強く、よくて硬めのバシバシ、悪くて粘りすぎのクチャクチャした感じがある。

 弦楽の精彩やピアノの透明感、甘いボーカルを生かした曲には強く、たとえば大塚愛「恋愛写真」とか、rionos「ウィアートル」、ELISA「WISH」、奥華子「変わらないもの」、藤田麻衣子「会いたい」、Uru「フリージア」などは華やかに楽しめる。あるいは、fhánaの曲だと「星屑のインターリュード」のアレンジ版でアニメ「天体のメソッド」のイメージアルバムに収録されている「天体のメソッド~Quote from Stardust Interlude~」なんかはかなりキラキラしたクリア感で清冽に楽しめる。

 リズム音重視になりやすいクラブサウンド色が出てくると難しくなるところがあって、例えばTrySail「オリジナル。」は中高域の煌めき感と透明感でかなり妙味を感じる反面、粘っこいデジタルドラムは好みを分けそう。同様に多田葵「灼け落ちない翼」なんかも中高域は非常に気持ちよいが、リズムはやや硬く、無機的。a・chi-a・chi「STEP」もドラム表現が硬く、温もり感が足りない。

 これがもう少し膨張感があって、柔らかいドラム音のアコースティック方向の曲だとだいぶ違う。たとえば鹿乃「Iberis Song」みたいな感じだと、あまりリズムに臭みを感じず、中高域の透明感とハイハットの煌めき感だけをうまく味わえる。昆夏美「ギフト」なんかも同様にドラムに膨張感があるので、耳当たりよく聞こえる。色味がややもすると冷たく、明るすぎるところがあるのは、好みを分けるかも知れないが。

 

【4】総評

 振動板の材質に最近比較的流行しているグラフェンを使用している。グラフェンを使ったイヤホンは全体的に刻みの良いシャキシャキサウンドを奏でるが、このイヤホンもメリハリ感は強い。そして、かなり誇張された透明度のある中高域はクリア感を与えてくれるので、印象的には明るく見通しよく感じる。女性ボーカルのピアノ伴奏系の曲ではとくにその透明感が強く出てくるだろう。クリアな音質は明瞭感があるので心地よさを感じやすいところがあり、比較的満足感を得やすい。澄んでいくキラキラした高域の突き抜け感も魅力的だろう。クリア系のサウンドが好きなら、かなりおすすめできる。

KOMODO U10

 

【5】このイヤホン向きの曲

 クールな色味ではあるが、鮮烈な色と言っていい透徹したピアノ音と精彩のあるのびやかな弦楽、きらびやかな粒感が異様に良く輝くシンバルがこの曲をかなりクリアに聴かせる。ドラムもほどよい膨張感があって硬すぎない。

 

  「動く、動く」もなかなか硬質に、ミニチュア感を出しつつ、カツカツ固めた感じで悪くないが、カップリング曲の「Endless Jounrney」のほうが透明感を味わえるので、よりこのイヤホン向き。

 

 冷たい音味ではあるので、この曲に温もり感を求める感じの人には向かないが、高い透明感のあるサウンドはこの曲の煌めき感のある世界観をしっかり聞かせてくれる。

 

 ClariSの曲だと「アネモネ」は弦楽の色彩感がよく出て、本来の厚みのある曲調とは異なった、だいぶキラキラした透明感のあるガラス細工のような印象で聴けて新鮮。ただしデジタルドラムは薄味で重厚感はほとんど出ない。ほかに「イロドリ」「カラフル」がこのイヤホン向き。

 

KOMODO Bluetooth イヤホン【最先端Bluetooth5.0+EDRが搭載】IPX7完全防水 完全ワイヤレス ブルートゥース 45時間連続駆動 Hi-Fi高音質 タッチ式 ステレオ CVC6.0ノイズキャンセリング技術 自動ペアリング マイク内蔵 両耳通話対応 左右分離型 タッチ式 iPhone&Android対応

 

【関連記事】

www.ear-phone-review.com

www.ear-phone-review.com

www.ear-phone-review.com

www.ear-phone-review.com


*1:おすすめ度とは、あくまで主観的に「ここが面白い!ここが味わい深い!」と思ったポイントです。たとえば低域が「5」だからといって低音が支配的で低域重視で鳴りますというわけではなく、「低域の表現が丁寧でうまいなぁ」とか「これはちょっと他では味わえないかも」といった特徴的な音、魅力的な音がポイント高めになります。そのイヤホンの販売価格帯も考慮した主観的な評価です。