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【ハイレゾ対応イヤホン Radius Ne HP-DHR01R レビュー】音味はドライでシック。中低域に厚みを感じる。ボーカルをしっかり浮かび上がらせる

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Radius Ne HP-DHR01R

Radius Ne HP-DHR01R

半径re-cable互換hi-resオーディオイヤホンhp-dhr01r (ブラック)【日本国内純正製品】

 

おすすめ度*1

Radius Ne HP-HHR11R

ASIN

B073Z7TL5Y

 デザイン的にはHP-HHR11Rと似ている。比較的小型のイヤーピースで耳への収まりは良い。遮音性はほどほど高く、音漏れも少なめ。

 

【1】外観・インターフェース・付属品

 付属品はイヤーピースの替え、イヤーフック、キャリイングポーチ、説明書。ケーブルのタッチノイズは少しある。リケーブル可能。

Radius Ne HP-DHR01RRadius Ne HP-DHR01R

【2】音質

 音質は中低域に厚みを持たせたRadiusっぽい感じだが、楽器音がドライで少し黒めで、ボーカルとのコントラストが感じられる。ボーカルの味も少し暗めではあるが、全体的に楽器音の色味を抑えることで、ビター味を加えつつ、楽器に埋没させずにしっかり聴かせようという印象を受ける。

 

[高音]:やや暗く感じられる(秦基博「水彩の月」、井口裕香「Hey World」、多田葵「灼け落ちない翼」でテスト)

[中音]:色味はドライ。ボリューム感があるので濃厚味が感じられる。傾向としては重厚で色味が抑えられていて渋い。

[低音]:厚いブーミーな振動。かなり覆い被さる感じはあるので、重厚感は出やすい(分島花音「killy killy JOKER」、UVERWorld「CORE PRIDE」、重低音音源動画でテスト)

[解像度・立体感]:下方向に重く厚い床面を感じる。高域は浮かび上がる感じがある(petit milady「azurite」、分島花音「world's end, girl's londo」でテスト)

[パーカッション・リズム]:ドラムは地熱感強め。ハイハットの色味はドライ(東京カランコロン「スパイス」、nano.RIPE「ツマビクヒトリ」、JOY「アイオライト」でテスト)

[ボーカル傾向]:ややドライだが、分離感はよく、浮かび上がる感じがある。

 

【3】官能性

 rionos「ウィアートル」は低域に厚みを感じる。ピアノ音の色味は抑えられていて厚みだけかなり意識させる。楽器音は全体的に渋く聞こえるため、相対的にボーカルの精彩が目立つが、高域ではツヤに欠けるので、息感だけがドライに強調されて聞こえて、溺れているような、少し苦しそうに聞こえるところがある。

 秦基博「水彩の月」のボーカルはややドライ。渋みのある声色が暗めの楽器音の中に浮かび上がるさまは曲の雰囲気によく合う。

 ELISA「Searching for the light」はピアノの穏やかな色彩感とボーカルの澄んだ清潔感の対比が比較的綺麗に出て引き締まりを感じ、心地よい。弦楽の奥行き感も良い。

 鹿乃「君がいる世界へ」では低域の暗い重厚感とボーカルの甘味のあるツヤのコントラストがよく出るので、それほどキラ味が強くない音質傾向であるが、明るい色彩感を感じる。曲中盤の色づきはやや暗く重厚でドライ。

 

【4】総評

 中低域に寄せた音質で厚みを感じさせる。音味はキラ味が少なく、ドライでビターな味となっているが、ボーカルの分離感は良いので、暗すぎない。華やかなアニソン相手だと少し輝きや透明感が足りない印象ではあるが、ロックには向いたコントラスト感だ。JAZZにも悪くない。

Radius Ne HP-DHR01R

 

【5】このイヤホン向きの曲

 ギターの色味がドライでビター味がしっかり出る。ボーカルは若干発揮に埋もれやすいところがあるが、一体感を感じさせるともいえる。相対的にドラムはおとなしめなバランス。

 

半径re-cable互換hi-resオーディオイヤホンhp-dhr01r (ブラック)【日本国内純正製品】

 

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*1:おすすめ度とは、あくまで主観的に「ここが面白い!ここが味わい深い!」と思ったポイントです。たとえば低域が「5」だからといって低音が支配的で低域重視で鳴りますというわけではなく、「低域の表現が丁寧でうまいなぁ」とか「これはちょっと他では味わえないかも」といった特徴的な音、魅力的な音がポイント高めになります。そのイヤホンの販売価格帯も考慮した主観的な評価です。

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