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【コラム】MONOQLOの言っていることがわからない。シャカシャカって何だ?iKanzi X9考

iKanzi X9

iKanzi X9

 私はモノ雑誌結構読みます。プロの意見って私からすると次元が違うので、全然わからんところもありますし、正直モノ雑誌見て商品買うことはなくて、買うときは店員さんと話しながら実物試聴して選んでます。モノ雑誌に比較的熱心に目は通しますけど、結局「オススメ」以外の情報があんまりなくて、しかも「辛口」*1とかいって気に入らない機種をこきおろして、気に入った機種の悪い点とかはなぜか書かない風潮がモノ雑誌業界全体にあるんで(これは紙幅が限られてるからって事情もあります)、結局その製品の個性が見えてこなくて、何がオススメなのか言ってることの内容があまり詳しくわからんことが多いです。まあ実際聴けば、どこが気に入ってオススメしたいのかはよくわかりますけど。

 それで『MONOQLO』の2月号をdマガジンで読んでたんですけど、pasonomiiのTWS-X9って機種が「高音より」で「シャカシャカ」って書かれていたんですよね。その瞬間「おや?」ってなりました。

 これって、私の持っている「iKanzi X9」と同じ製品だと思うんですよね。このイヤホン、昨日も音質比較したばかりだし、明らかに高域寄りじゃないんですけど、同じ機種だとするとおかしいなって思いました。この時点で顔が稲川淳二。「あれ、おかしいなぁ。なんだろなぁ。こわいなぁ」(寒気ブルブル)ってな具合です。

 たしかに中華製品はロットで若干音質変わることもありますし(真逆は前代未聞ですが)、もしかすると外観は一緒でもメーカーごとにプロファイルいじってるのかもしれませんけど、でも、pasonomiのほうのamazonのカスタマーレビューでも高域寄りでシャカシャカしてるってレビューはあまり見ないので、不思議に思いました。詳しいこと書いてない記事なんで、よくわからんのですけど、全然印象と違うなぁ。

 私の経験だと高域がシャカシャカして低音が出てないって典型的なイヤーピース合ってないパターンの気がするんですけど、どうなんでしょうね。でも相手、音響のプロだからなぁ。イヤーピース合ってないはありえないだろうなぁ。謎だ。

 気になってamazonカスタマーレビューも見てみましたけど、この機種のレビュー数関連機種全部合わせるとハンパな数じゃないんで、意見もそれぞれだし、全否定レビューとか全賞賛レビューとか極端な意見のもあるんで、全体像を把握するのは難しいですね。

 まあ音響のプロが言うのだから、このイヤホンは高域よりなのかもしれないけど、正直わからんです。私の耳の接触が悪いのかと思って、SENNHEISER MOMENTUM True Wirelessのために用意したコンプライのTS-200を着けてみたんですけど、低域かなりバッツンバッツン張りが出て強く出るようになって、むしろ過剰ってくらい重たくなります。バランス的に明らかに高域はシャカシャカというほど目立つ感じにはならないんですよね。これで低域出ないって言うかなぁ?うーん。そして高域はシャカシャカなんて感じではないなぁ。ていうか突き詰め始めると、シャカシャカってそもそもどういう音なのかが難しいんですけど、少なくともこのイヤホンの音は低域寄りのドンシャリで高域にシャリシャリ感はないわけではありませんが、それ以上に中低域重いからなぁ。これをシャカシャカとは言わない気がします。音質傾向がウォームな音は輪郭が薄く感じられるはずですから、あまりシャカシャカとは言わないと思うので、シャカシャカっていうと、イメージ的にクール傾向で低域が薄く滲んでるか、硬すぎて薄いか、床抜けしてて、シャリシャリしている感じですよねぇ?そんな音じゃないなぁ。

 クリスマスイヴだっていうのに気になってしょうがありません。モノ雑誌の語る音質と私の官能性が違うということは結構あるんですけど、ここまで真逆はあまりないので、引っかかるなぁ。まあ中華製品は品質が安定しないので、こういうこともあるんでしょうかね。わからん。

 DAPもa&norma SR15に繋いでるので、DAP由来でドンシャリというわけでもないでしょうし、NW-ZX300に繋いだ重厚な音のSoundPEATS Truengineこのイヤホンを「シャカシャカ」という人はあまりいないと思いますし、明らかに重低音が出るモデルです)と比べても低域は遜色なく出ています。むしろTS-200のせいで張りが出ただけタイトな肉厚感がでていて、存在感強め。

 

 とりあえず低域だけに注目して、以下の曲を一通りテストしたけど、TS-200つけたiKanzi X9の低音は全て標準のシリコンイヤーピースのSoundPEATS Truengineに厚みと張りで勝っている印象。

  1. ヨルシカ「言って。」
  2. 美波「ライラック」
  3. ハルカトミユキ「朝焼けはエンドロールのように」
  4. OxT「夢のヒーロー(OxT Ver.)」

 謎は深まるばかり。まあ音を言葉にするのって難しくて、私も悩みながら試行錯誤でレビュー書いているので、一言に圧縮すると抜け落ちる情報は多いのかも。最近のモノ雑誌は裏読みが必要なほどの熟練した読解力を必要としているのかも知れませんね。謎すぎるなぁ。

 

追伸

 あとMONOQLOさんはZolo libertyの通信品質べた褒めしているけど、おそらく個体差で私の手に入れた個体は途切れひどかったです(返品済み。私の買った個体だけでなくてBC店頭試聴機もかなり途切れました。amazon専売かと思ってたんですけど、BC取り扱ってたんです。知ってたら先に試聴してたなぁ。通信途切れるのはSONY製DAPと相性悪いんかな)。まあロットで修正されているのかもしれないので、一概には言えないんですけど。それとZolo libertyの「良質な高音、低音が文句なく素晴らしい」ってなんだろ?高音はなんとなくわかるけど、そんな存在感ある低音だったかな、Zolo liberty。音にコントラスト感があるから、それを言ってるのかもしれないですね。返品済みだから手許で検証が出来ないのが辛い。

 

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*1:こういうのつけてるの、私の経験上、大抵使い込んでない、第一印象悪くて全部憎くなったパターンの眉唾レビュー。←これはちょっと言い過ぎたかな。レビュアーも限られた時間でやってるから、使い込んでレビューするのは無理だよね。でも極端に品質の悪い製品なんてそんなないから、気に入らなくても使っていくとよいところが見えてきますので、一方的な否定にはなりにくいものです。そして、どんな機種でも欠点はあるので、普通は全否定にも全肯定にもならんもんです。「辛口」レビューってよく読むと、実はお気に入り製品に対する「甘口」の裏返しなんだよね。だから意外と公平じゃないんですよ。ウケがいいから使うんかな、こういう言葉。そしてここで言っていることは後で読み返すだろう自分自身に対する警告でもあります。レビューブログとしてどうやっていくべきかはまだ定まっているとは言えないけど、安易に批判や褒め言葉を加えるだけのレビューにしてはいけないんだよね。今の世の中、そういう意味でのお手軽さが求められているんじゃないと思います。私が目指す「お手軽さ」はそういうものじゃないはずです。
オーディオコミュニティには自分の持っているお気に入り製品だけが一番良くて、他はダメって考えている人も多くてくだらない論争になったりするんですけど、本当はこれもいいあれもいいってみんなでオーディオ製品の全体像を一緒に楽しみながら、こういう製品が出て欲しいっていう夢の製品を語るのが私は一番楽しいんだよね。だから、私としてはこのレビューブログでは今自分の興味がある製品はこれで、これを持ってると楽しくて、こいつもなかなか面白いとかって話題を提供したいんです。このブログを「小市民的」って定義してるのはそういう意味かな。「辛口」レビューって結局俺のモノが一番いい自慢と構造的には変わらないから、個人的には全く面白くないんだよね。