今回も今川氏武将を中心に編集していきます。関連する井伊氏も併せて編集したのと、おまけで足利義明も忘れないうちに編集しておきました。小弓公方については、いずれ庁南氏など部下も充実させたいです。
過去記事
武将エディット 井伊氏編その1
井伊直虎
戦国時代では珍しい女地頭・井伊直虎さん。さすがの能力値です。
ただ武勇が高い気がしたので減らします。代わりに知略を上昇。戦国時代では珍しい女領主を務めたということから相当の器量があったと思われるので、政治系も少し高めました。
井伊直政
徳川四天王の一人。近世大名井伊家の基礎を築いた、言わずと知れた英傑です。
大志では統率が決戦での行軍速度に関係します。つねに徳川軍の先鋒を担い、敵軍に緒戦での打撃を与える役回りを担った井伊直政さんですから、統率はもうちょっと高くないと……ということでブースト。代わりに知略を下げます。藩政の基礎を築いた名君でもあるので、内政も強化。個性も少しいじり、大名になった時のために志もふさわしいのを選んでみました。忠勇無類は柴田勝家の志ですが、決戦で部隊の移動速度が上がり、足軽の戦闘力を強化します。職業軍人(足軽)の武闘派集団赤備を率いる井伊直政のイメージにピッタリ。
井伊直孝
直政の次男。大坂の陣で活躍し、最初の大老として初期幕政に重きをなした人物にしては、意外と小振りに思う能力値です。
親父に勝るとも劣らない能力値に変更しました。志も親父から引き継いだという設定です。頼れる二代目として活躍してくれます。忘れちゃいけない薄幸の兄貴はどうしようかな……。
小野政次
大河ドラマでは高橋一生さんの熱演もあり、なかなかの好漢でしたが、史実では獅子身中の虫といったところ。
それっぽくいじりました。内政とかそっちのけでひたすら外部勢力と連絡をとり、悪巧みしてそうな能力値に。
武将エディット 今川氏編その3
葛山氏元
独自経営をしていた民政家っぽい人。エディット前の能力値撮り忘れてたんで、武将名鑑からオリジナルの能力値持ってきました。
民政家っぽい側面を強調。志も変えました。
安倍元実
こいつもオリジナル能力値は武将名鑑から。ザ・モブ将っていう能力値。
ちょっとだけ強化。どこが変わったかわかりますか?
嶺松院
こちらもオリジナル能力のスクショ撮り忘れたんで、武将名鑑から。コーエーテクモは「信長の野望」で「女性の社会参画を応援しています」とでも言いたいんでしょうか。モブ将だらけのオリジナル今川家では屈指の能力値で主力武将間違いなしの能力値です。オリジナルのままだとこのお姫様は城主とかになっちゃいます。
さすがにお姫様っぽい能力値に。大名プレイ用に志は変えてます。
武将エディット 小弓公方編その1
足利義明
個人的に応援している小弓公方様。武勇に優れていると自負し、戦場では陣頭指揮をとったという。コーエーさんは辛口評価ですね。
おそらく腕っ節には自信があり、それなりに強かったんだろうという補正を入れました。オリジナルの全軍突撃よりは大将先駆のほうが陣頭指揮してるって感じかなと思い、作戦は変更。戦法もそれっぽいのに変えてます。第一次国府台合戦で「宋襄の仁」みたいなことしてるらしいんで、統率(移動速度、先手を取る能力、機動柔軟性)は少し低めに。あと志それっぽいのに変えてます。
新武将作成
今回は井伊家、今川家関連の新武将を増やしました。
南渓瑞聞
井伊家版太原雪斎のイメージで作りました。評定で大活躍するイメージです。人材不足の井伊家では城主に引っ張り出されることもあるでしょう、滅亡しなければ。初期シナリオでは今川家配下になってますので、義元時代の今川家の人材不足を補ってもいます。「女地頭など認めねぇ!井伊家は南渓瑞聞が執権として支配してたんじゃ!」って人は南渓瑞聞を大名にして楽しめるよう志も設定しました。
中野直由
井伊氏の一門。彼が生きている間は小野政次も悪いことはできなかったとか。直盛死後、事実上の井伊家当主代理をしてました。それなりの能力値にしています。しかし残念ながら史実シナリオでは井伊家独立前に死ぬので、ずっと今川家家臣です。井伊家の柱国としての活躍は仮想シナリオで……。
井伊共保
井伊家初代。史実シナリオでは死亡済みなので、仮想シナリオ専用です。よくわからん伝説上の人物ですけど、神童だったらしいんで、そのイメージで作りました。とりあえずショタキャラ作りたかったってのもありますが、一族の子供に先祖の霊が乗り移り、子孫のために助言をしてくれるっていう、なろう小説的な設定を妄想しました。評定で大活躍してくれる系統のキャラです。次は幼女作らんとね。
今川氏親
今川家中興の祖。史実シナリオでは死亡済みなため、仮想シナリオ用の武将です。北条家に早雲がいるので、その対抗といったところ。ほぼほぼ義元上位互換みたいな能力値を設定してみました。仮想シナリオで大名にしてもいいです。作戦が伊達系の「双頭の龍」になってますけど、これは作戦の特性が遊撃と守備を分けるもので、史実の北条早雲との関係を考えて妄想してます。あと今川氏嫡男の幼名が龍王丸(読みは「たつおうまる」。どこかのアニメのように「りゅうおうまる」じゃありません)ってのも盛り込んでます。
「双頭の龍」は大志無印では一番好きな作戦で、敵前面に守備隊を維持して戦線を維持しつつ、遊撃隊を使って後背を突いたり孤立した敵軍を攻撃したり、包囲作戦を展開しやすいので重宝してました。
今川了俊
南北朝時代屈指の名将です。史実シナリオではもちろん死亡済み。架空シナリオ専用として用意しました。評定から合戦まで八面六臂の活躍をする今川家の柱石です。今川史上最強の軍略家としてデザインしました。志は竹中半兵衛と同じもの。
なお列伝には通説を書きましたが、現在了俊の九州探題解任理由として現在有力視されているのは、明との独自外交を展開して日明貿易を経済政策の中心に据えることを構想していた足利義満にとって不都合が生じたという説であるようです。このあたりについては以下の参考図書(上の参考図書)を挙げておきます。
なおさらに近年では今川了俊の強硬な九州経営の破綻によって南九州への幕府勢力の拡大が困難となり、軍事的劣勢が明らかとなったため、経営の行き詰まりから更迭されたという説が有力になっているようです(下の参考図書)。
初期室町幕府研究の最前線 ここまでわかった南北朝期の幕府体制 (歴史新書y)
庵原忠縁
庵原氏は今川家の重臣の家系で、太原雪斎もこの一族の出身です。最後まで主家に忠節を尽くした、それなりの重臣っぽい能力値にしました。
今川氏豊
義元の末弟らしいですが、那古野城を奪われてからは存在感皆無。歴史上も城を奪われてから駿河ではなく、なぜか京に向かったらしいと言われており、中央政界で活躍したいと思ったのか義元と仲が悪かったのか、何かしら意図があったのかも知れないけど、謎。歴史で暗躍したのかもしれないし、とりあえず志は天下統一と大きめに。でも能力は史実の存在感皆無っぷりを再現してモブ将の中のモブ将って具合にしました。
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