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【完全ワイヤレスイヤホン SOUL ST-XS2 レビュー】前代から大きく進化し、1万円以下で全部入りに近い高コスパ機種になった。通信品質だけはまだまだ不十分。おすすめ

SOUL ST-XS2

SOUL ST-XS2

【 国内正規品 】SOUL 完全ワイヤレス イヤホン ST-XS2 BLACK SL-2007 ドライバーサイズ 6mm

 

 

【1】装着感/遮音性/通信品質「装着感は良い。通信品質が少し弱い」

おすすめ度*1

SOUL ST-XS2

ASIN

B07NV75637

 前世代のST-XSから装着感は良かったが、一層洗練されていて、女性でも快適に着けられそうなフィット感。安っぽい感じもなくなり、デザインに高級感が増している。遮音性はそこそこで、相変わらずシャリシャリした尖る感じで目立ちやすい音質なので、音漏れはもしかすると少し目立つかも。

 

 チップを変更して通信品質を高めたと言うが、率直なところ、ST-XSに比べて若干改善された感じはあるけど、まだまだ街中では途切れる感じがある。混雑していない場所では途絶・遅延はほとんどないので、標準の品質はクリアしていると思う。

www.ear-phone-review.com

 

【2】外観・インターフェース・付属品「ヒアスルー機能つき、防水性能も優秀」

 付属品はイヤーピースの替え、イヤーウィングの替え、充電用USBケーブル、専用充電ケース、説明書。

 

 イヤホン単体の連続再生時間は5時間に向上、ケース込みの最大連続再生時間は約25時間になった。

 

 恐るべきは1万円以下の廉価な価格なのに、ヒアスルー(外音取り込み)に対応していること。どちらかというとアナウンスより環境音を聴かせる方向のバランスの様子だが、ヒアスルー精度もそこそこ高い。私の用途は音楽を聴きながらテレビやネット動画を見たりゲームをすることなので、私にとってはやや環境音が聞こえすぎるバランスなのだが、人によってはかなり最適なヒアスルー機能のはず。

 

 さらに防水性能も高まってIPX7になった。機能だけ見ると低価格では贅沢なほど全部入りに近い。

 

SOUL ST-XS2SOUL ST-XS2

 

【3】音質「前機種譲りのシャリシャリ高域と、よりコントラスト感を増した低域が魅力」

 前世代のST-XSは比較的初期の完全ワイヤレスモデルだったこともあるが、音はシャリシャリ傾向が強く、やや尖った中高域に寄った音響になっていた。このST-XS2は高域のシャリシャリ感はそのままに、低域方向に重点的なチューニングが入ったのか、だいぶ黒みのある床面を感じさせる低域音が鳴り、存在感が増している。その低域のおかげでコントラスト比がよくなったのか、中高域の音も締まって聞こえるように感じられ、以前より発色良く聞こえる。正統派ドンシャリサウンドになった。

 

[高音]:若干シャリシャリしやすいが、シャープで快活、発色の良い音(秦基博「水彩の月」、井口裕香「Hey World」、多田葵「灼け落ちない翼」でテスト)

[中音]:やや引っ込んだ印象だが、厚みは一定程度あり、薄っぺらい感じではない。発色は少し明るめで高域との連携が良い感じ。

[低音]:100hz~30hzまで厚い振動で深掘り感も充分。20hzでも振動感がある。前世代のST-XSに比べて存在感が増しており、ベースが床面を主張するようになった(分島花音「killy killy JOKER」、UVERWorld「CORE PRIDE」、重低音音源動画でテスト)

[解像度・立体感]:サウンドステージは低域の床面を意識させつつ、上方向に明るく連携する中高域を感じさせる三角形の立体感を感じる。前世代でもその時期の完全ワイヤレスの中では立体感に優れた感じがあったが、その良さは維持されている(petit milady「azurite」、分島花音「world's end, girl's londo」でテスト)

[パーカッション・リズム]:ドラムは詰まりと弾けのよいパツンパツン系の音。前世代では表面の弾けが目立ち、スプラッシュ感の強いバシンバシン系だったが、音にタイトさが加わって、より万能に近い感じになった。明るめなリズム感は変わっていないが、表現の楽しみが増して素直によい。シンバルは白味が強く、シャープに浮き上がる感じ(東京カランコロン「スパイス」、nano.RIPE「ツマビクヒトリ」、JOY「アイオライト」でテスト)

[ボーカル傾向]:シャープな感じはそのままだが、ボーカルの息感の尖りは若干収まっている印象を受ける。分離感は良い印象。男声ボーカルは明るい感じになるので浮かれて感じられるかも。

 

【4】官能性「正統派ドンシャリサウンド」

ねごと「アシンメトリ」

 肉が詰まった感じの黒みが強いドラムが空間の色を引き締める中に、シンバルが、こちらはかなり白味のあるシャープなシャリシャリサウンドで明るく響いてくる。この鮮烈なリズムのある元気で快活な音響空間に、キラキラなシンセが透明感を出しながら詰め込まれている。典型的なドンシャリ系の音味で、少しトゲが強い感じはあるが、なかなか気持ちよく聴ける。

 


アシンメトリ e.p.

 

東京カランコロン「スパイス」

 まあシンバルがシャリシャリ白味が強い明るい音なので、この曲も人によっては明るすぎるくらいにはなるかもしれない。ボーカルはサ行がやや刺さるくらいのバランス。ドラムは表面の弾けがパツンパツン出る快活な感じ。ギターも明るくエッジが少し強調され、少し浮かれた感じに聞こえる。この曲だと中高域に少し音が密集した感じもあり、シャープなエッジが混濁して感じられるところもあって、人によってはうるさい感じに聞こえやすいかもしれない。メリハリ感は良い。

 


スパイス (CD+DVD) (TypeB)

 

RUANN「There's No Ending」

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 前世代からEDM悪くない感じだったけど、この曲は個人的に聴き応えを感じる。中高域の透明感がきれいに感じられて、ロックの時と違ってガチャガチャ混濁する感じもなく、シャープで輪郭感が強めな音質のおかげか、個々の音の動きがわかりやすい。ボーカルはタ行がやや尖って聞こえるところはある。個人的に欠点と思うところとしてはデジタルドラムがやや硬い感じで膨張感に乏しく、カチカチした感じなのがあまり好みじゃないけど、こういう音が好きな人もいそう。

 


There's No Ending

 

UVERWorld「Touch Off」

 ギターのエッジが少し強調されている感じがあり、全体的に少し音が細い印象を受けるが、クリアな透明感を感じる中高域はかなり鮮明な印象があって、メリハリ感に優れているように思う。ベースは床面を強調する感じで、明るい中高域を包み込むと言うよりは、完全に下支えして快活さに貢献する感じ。

 


【メーカー特典あり】Touch off(初回生産限定盤)(2CD)(ポストカード(UVERworld絵柄)付)

 

勇者パーティー「えんどろ~る!」

 この曲だと若干明るさが強く、中域にそこそこ厚みはあるものの、基本的にボーカルとキラキラな高域を中心に味わう感じ。同価格帯で似た音響の機種を挙げると、Pioneer SE-E8TW。同じように明るいアニソン向きの音響だが、SE-E8TWのほうがわずかに中域の厚みで勝り、もう少しまろやかな感じがある。とはいえ、全体的には似ている。同じ明るめのドンシャリ傾向のイヤホンではあるが、この曲のようにオーケストレーションが加えられている場合は、SE-E8TWのほうがわずかに満足度が高いかも知れない。まあ僅差だし、機能面での利点を考えるとこちらのほうが総合的に優秀って結論になりがちな気がするけど。とはいえ、価格的にも音質的にもガチバトル相手だから、アニソン聴く感じでこのイヤホン考えているって人はSE-E8TWと聞き比べすると、より納得して買えるかも。

 実はイヤホン買いすぎてレビュー全然追いついてないんで、SE-E8TWについてレビューはまだなんだけど、音質は以前ちょろっと紹介したので、興味がある人はその記事を参考にしてください。

www.ear-phone-review.com

 

 その後、Pioneer SE-E8TWのレビューを書きました。

www.ear-phone-review.com

 


TVアニメ「 えんどろ~! 」オープニングテーマ「 えんどろ~る! 」

 


パイオニア Pioneer 完全ワイヤレスイヤホン Bluetooth対応 左右分離型 マイク付き イエロー SE-E8TW(Y) 【国内正規品】

花澤香菜「ざらざら」

 アコースティックギターの発色は良く、刻みもきれいで、この音の精彩が目立つから、どうしても印象的にその明るさに目を奪われがちに聴く感じにはなると思う。ボーカルは少し明るみが強く、上方向にのびる。これもSE-E8TWと比べてみると、やはりSE-E8TWのほうが若干中域あたりに厚みがあって充実感を感じ、わずかに濃厚さで勝る印象を受ける。

 


ざらざら

 

【5】総評「1万円以下では機能面で最強クラス。かなり楽しめるイヤホン」

 通信品質だけもう少し改善して欲しいな~って感じだけど、それを除けば1万円以下とは思えない高機能な完全ワイヤレスイヤホン。音質はドンシャリで好みは分かれそうだけど、機能では死角がない。ほんとに通信品質だけもうちょっと……って感じだけど、それでも通信品質がひどくて使えないレベルってわけじゃなく、街中の混雑しているところじゃなければ比較的使えるから、いろいろ兼ね合いを考えて使用する環境に合っている人には1万円以下最強になりえるんじゃないかな。

 まあこのイヤホンはむしろ前世代からの劇的進化に驚かされる感じ。1年半くらいでこんな進化しちゃうもんなんだ~ってのが素直な感想です。

 

SOUL ST-XS2

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*1:おすすめ度とは、あくまで主観的に「ここが面白い!ここが味わい深い!」と思ったポイントです。たとえば低域が「5」だからといって低音が支配的で低域重視で鳴りますというわけではなく、「低域の表現が丁寧でうまいなぁ」とか「これはちょっと他では味わえないかも」といった特徴的な音、魅力的な音がポイント高めになります。そのイヤホンの販売価格帯も考慮した主観的な評価です。