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【完全ワイヤレスイヤホン SRUIK D08 レビュー】シャリシャリシャープな高域がスパイシーな明るい完全ワイヤレスイヤホンが帰ってきた!おすすめ

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SRUIK D08

SRUIK D08

[2019進化版]Bluetooth イヤホン Bluetooth 5.0 完全ワイヤレス イヤホン 高音質 AAC/SBC対応 自動ペアリング 生活防水 左右分離型 両耳通話対応 Siri対応 iPhone Android対応 技適認証済(ゴールド)

 

 

【0】音は結構お気に入りの機種「D08」

 もう外観からしてそうだろうなーって思ってましたが、コイツは以前レビューしたD08たちの後継機種です。音質はD08からほとんど変わってません。っていうか同じ。

www.ear-phone-review.com

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 ただし以前と違って、外観が金色になったんですが、光沢加工されて高級感があります。手触りもよくなったかな。

https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51Yv4l63BnL.jpg

 

 そういうわけで以前のレビューをコピペして終わろうと思ったんですけど、このシリーズには結構思い入れがあるので、2019年現在の視点から製品の立ち位置をレビューしてみようと思います。

 

【1】装着感/遮音性/通信品質「通信品質や装着感は良い」

おすすめ度*1

SRUIK D08

ASIN

B07SFVNJYT

 色は変わったが、フォルムデザインは変わっていない。小型のハウジングで耳への収まりは良い。遮音性はそこそこ。音漏れも少なめ。

 aptXには対応しない。AACには対応している。通信は安定しており、遅延・途絶はない。

 

【2】外観・インターフェース・付属品「連続再生時間などスペックは平凡」

 付属品はイヤーピースの替え、充電用USBケーブル、専用充電ケース、キャリイングポーチ、日本語含む多言語マニュアル。

 

 専用充電ケースはスティックタイプで充電中イヤホンは半分剥き出しになる。この形式のケースではイヤホンがケースから取れてしまったり、電極部分が衝撃などで破損してしまうといった事故が起きやすいところがあるのは注意。

 

 スペックは以前からほぼ据え置きな為、2019年6月段階では些か物足りないレベルになってしまった。イヤホン単体の連続再生時間2-3時間、ケース込みで最大15時間ほど。防水性能はIPX5。平凡か平凡以下くらいかもしれない。

 

SRUIK D08SRUIK D08

【3】音質「シャリシャリ明瞭な高域は意外と解像感は良い」

 以前もレビューしたが、この機種はかなりシャリシャリシャープな高域音を持っている。印象的には高域がメインの明るいドンシャリで、それもシャリ感にステータス全振りしているような、人によってはシャカシャカというだろうくらいの音質。

 正直低域は硬めでやや薄く、ボリューム感はなく、中域にもほとんどボディはないが、中高域のパリパリしたあたりと高域のシャリシャリ感を中心に味わえるので、エレクトロダンス系の楽曲をキレキレに楽しめる。ボーカルは明るいのでClariSの楽曲なんかと相性は良い。

 一般的に中高域から高域にディテール感があると解像感は高く思えることが多いので、実際の解像度はそれほどでないにも関わらず、TaoTronics TT-BH053と同等くらいのディテールはある。実際にはTT-BH053は中域にもう少し厚みがあり、中音にもう少しふっくら感があるが、たとえばClariSくらいの声色だと若干暗めに聞こえるから、ひたすら快活さだけで聞きたい場合はこの機種の方が気持ちよくハキハキと感じられるだろう。この明るいアイドル向きなボーカル表現は魅力的。

 

[高音]:高域はややガチャガチャ感があるものの、エッジがかなり強いシャリシャリサウンド。しかし刺さるところは結構丁寧に避けられていて、音量次第ではさすがにサ行刺さってくるが、それでもシャープネスの割に刺さりは少ない(秦基博「水彩の月」、井口裕香「Hey World」、菅野よう子「Power Of the Light」でテスト)

[中音]:中高域にパリパリした張りとキンキンした光沢感が出るが、基本的には引っ込んでおり、クリーンサウンド。ピアノは少し豊かな感じもあるが、基本的には上の方の光沢感に表現が集中している。女声ボーカルが一番明るく、清涼感がある。

[低音]:中高域に比べると、低域はおとなしめ。若干ビリビリしている音。重低感はわずか。100hzから40hzくらいまで素直な減衰。30hz以下はわずかな振動でほぼ無音。硬質な感じで厚みは少なくタイトで床面を強調する感じがあるが、存在感はかなり薄い(分島花音「killy killy JOKER」、UVERWorld「CORE PRIDE」、重低音音源動画でテスト)

[解像度・立体感]:明るいドンシャリ。というかドンはほとんどない。女声ボーカルとシンバル、ピアノ、ヴァイオリンなどに焦点が当たりやすく、高域のキラキラ感はとくに強め。中域はクリーンで清涼感があり、キレはよく感じられる。音味はクール。また中域がクリーンな分、力不足の低域も相対的に聞こえが良い(petit milady「azurite」、分島花音「world's end, girl's londo」でテスト)

[パーカッション・リズム]:ドラムはパリパリと表面のハリが強く、爆発力も強い明るいパツンパツン系の音。シンバルはかなりシャリ感とキラ味を強調し、空気感もある。全体的に疾走感を強く感じさせ、キラキラ感も強いパーカッション。明るい(東京カランコロン「スパイス」、nano.RIPE「ツマビクヒトリ」、JOY「アイオライト」でテスト)

[ボーカル傾向]:男声ボーカルは少し浮かれた明るい声色でかなり中性的に聞こえやすい。女声ボーカルはふっくら感よりもツヤツヤキラキラした艶やかさや快活さを強調するコケティッシュボーカルになる。

 

【4】官能性「凛とした透明感」

a-chi・a-chi「STEP」

 まあD08がなんで好きかって言うと、素直に大好きなこの曲の聴き応えがよくて、気持ちよいから。全く曇りがなく、澄んだボーカルの透明感が価格を考えると、ヤバイ。パーカッションもパチパチ気持ちよく弾けるし、シンセの透明感もキラキラだから、とにかくこの曲を楽しく聴かせてくれる。ギターも明るく気持ちよい。おすすめ。

 


「魔神英雄伝ワタル」シングル・コレクション1988メイ~1993セプテンバー

 

今井麻美「朝焼けのスターマイン」

 こういうキラキラした曲は得意。シンバルの疾走感がきれいに決まり、ドラムもパリパリと歯ごたえのある感じで爽快。ボーカルはかなり明るく澄んで上に抜けていく。煌めきと清涼感に満ちた清潔なサウンドが曲のイメージとも合っている。キラキラした思い出ソングとして王道を行っている。欲を言えば、ギターが少し柔らかいので、もうちょっと下方向に黒みが欲しかった。ドラムももうちょっと重いと胸に募る感じがあるかな。このイヤホンの表現だとビターな感傷は全くなくて、ポジティブ感100%な明るい曲になってしまってはいる。

 


朝焼けのスターマイン(アニメ盤)(DVD付)

 

FENCE OF DEFENCE「SARA」

 本当はFENCE OF DEFENCEだと「Don't Look Back」って曲が一番大好きで、このイヤホン向きだから紹介したいんだけど、許諾の出ている動画がないんで、より有名な曲と思われ、許諾の出ている動画がある「SARA」で代用。

 で、「SARA」だけど、音場全体が明るくて清潔感がきれいに感じられる中に、硬めに張りの良いドラムとギター、シンバル、シンセが聞こえてくるので、全体的にスタイリッシュでカッコイイ。ボーカルはちょっと中性的で明るいけど、この曲の若々しいセクシーなボーカル表現とは相性が良く、むしろ青年の声色を丁寧に表現している。

 


City Hunter Sound Collection X-Theme Songs-

 

ClariS「irony」

 ボーカルはちょっと硬めでパリパリしているところがあって若干ボカロっぽいけど、それでも充分に明るい。本当はもうちょっと明るい「reunion」「CLICK」「STEP」のほうがこのイヤホンで聞くには良い感じなんだけど、残念ながらClariSはYoutubeに厳しくて、許諾が出ている動画がない。

 そういうわけで、「irony」を紹介するんだけど、全体的に明るくパリパリ緻密で、高域方向に音の手がかりが多く、非常に爽快感がある。ただ音は硬めでしかも細かめに刻む感じなので、聞き疲れしやすいところはある。低域のボリュームも少なめだけど、床面はそれなりにバシバシ聞こえるから、これくらいの方が中高域を聞きやすいって人もいるだろう。かなり楽しめる。

 


irony【期間生産限定盤】

 

TVアニメ「宇宙よりも遠い場所」ED主題歌「ここから、ここから」

 ボーカルのタ行とサ行だけ少し強いかなって感じだけ、人によってうるさく感じる可能性はあるけど、全体的にキラキラ明るくメリハリがよく、曇ったところが全くない。とにかく上方向に音が快活に伸びていくし、ドラムもシャンシャンキラキラなシンバルといっしょになって、楽しそうにパンパンと明るく弾けるので、希望に満ちている雰囲気でこの曲を聴ける。いいね。

 


TVアニメ「 宇宙よりも遠い場所 」エンディングテーマ「 ここから、ここから 」

 

【5】総評「明るい女声ボーカル曲を楽しむならおすすめ。コスパは良い。」

 とにかく音場が明るく、シンバルのシャンシャンキラキラで硬さと刻み、空気感が丁寧に表現されるディテールあたりが快感。ボーカルも快活で澄んで曇りが全くなく、気持ちよく伸びる。低域は薄味だけど、その割に床面の存在感は感じさせてくれるので、それほど不足感はない。値段も手頃でおすすめしやすい。ただしケースはスティック型でイヤホンは剥き出しなので、脱落しやすいのだけ注意。

 

SRUIK D08

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*1:おすすめ度とは、あくまで主観的に「ここが面白い!ここが味わい深い!」と思ったポイントです。たとえば低域が「5」だからといって低音が支配的で低域重視で鳴りますというわけではなく、「低域の表現が丁寧でうまいなぁ」とか「これはちょっと他では味わえないかも」といった特徴的な音、魅力的な音がポイント高めになります。そのイヤホンの販売価格帯も考慮した主観的な評価です。

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