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【完全ワイヤレスイヤホン HAYLOU GT1 レビュー】スピード感のある低域と、煌めき感のある高域を持つダイナミックなサウンドでEDMやアニソン、ポップスロック、R&Bが楽しい音質。通信品質だけ何とかせい!音質はすごくおすすめなんだけど。

HAYLOU GT1

HAYLOU GT1

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【1】装着感/遮音性/通信品質「装着感も良い。通信関係は相性問題あり」

おすすめ度*1

HAYLOU GT1

ASIN

B07SG1SR83

 装着感は良好。遮音性もそこそこ。音漏れ少し。

 

 通信コーデックはAAC/SBC対応。ぶっちゃけ音質は「この価格でこんな音出せるの?」ってくらいスピード感のある音像明確で低域のブーム感もあるハイファイサウンドですっごく好ましいんだけど、通信品質だけはダメ。

 家の中でも左右は時々途切れるし、外出テストを行った結果はさんざんで、移動中何度か盛大に途切れるし、電車内みたいな閉鎖空間もなぜかプチプチ途切れがひどい。ただ今回は相性問題の発生しやすいONKYO GRANBEATでテストしたから、別のDAPでテストするとまた違う結果かも知れない。

 

 なおその後ツイッター上ではしさんから情報提供を頂き、もしかするとこの機種の通信品質は装着の仕方に影響するのではないかという情報を頂いた。まだしっかり試してないのでわからないが、可能性は大いにある。はしさんの情報提供に多謝。

 

【2】外観・インターフェース・付属品「スペック平凡」

 付属品はイヤーピースの替え、USB充電ケーブル、専用充電ケース、説明書。

 

 イヤホンの連続再生時間は最大4時間。ケース込みで最大12時間。スペックは2019年6月現在の水準からするとかなりしょぼい。

 

 防水性能はIPX5。ランニングに使うなら問題ない感じ。水没耐性がないので、水たまりに落とすアクシデントを考えると、雨の中では不安。

 

HAYLOU GT1HAYLOU GT1

【3】音質「同価格帯で比較的レベル高めの音を持つTT-BH053と解像度は同等。TT-BH053に比べて低域が力強く、高域で煌めき感があるというドンシャリ系の音でメリハリあるダイナミックサウンドを奏でる」

 この価格帯では比較的解像度が高く評判も良いTT-BH053と同等の解像度はある。SoundPEATS Truefree+Dudios Zeus AceMuson Move)に比べると低域の量感と輪郭の濃さで劣るが、ちょうどこの人気機種2つの間くらいのバランスで聴かせてくれる。

www.ear-phone-review.com

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 私はどっちかっていうとドンシャリを好む傾向にあるので、この2機種では明らかにTrueFree+派だけど、低域濃いめで人によってはTrueFree+にうるさい印象を受ける場合もあるし、ちょっと音が太めに感じるところはある。このイヤホンはTrueFree+のくどい感じを若干すっきりめに丸めた感じがあるので、音質的にはこれくらいがより万能に楽しめるかも知れない。

 つまり音質的にはちょうどいい案配のところを攻めてきていて、低域にスピード感も充分にあってTruefree+ほど低域が主張しないから、中域もあまりマスキングされる感じがなくてワイドレンジに感じられて実に好ましいんだけど、通信品質がダメ。これはもったいない。

 

 話は変わるけど、TT-BH053とTruefree+が出たとき、「さすが中華のワイヤレスオーディオメーカーでも名の知れたとこは音質の解像度一気に上げてきたな」って思ったけど、驚くのは、同じ価格帯でも両社と同レベル以上の音を充分に聴かせる機種がちらほら出てきていること。両社はあんまり音質をチューニングしてる印象がなくて、同じ形の製品は大抵同じ音質って感じだから、チューニング技術が進化したというよりはおそらく通信チップが急速に成熟してるんだと思うけど、有線イヤホン以上に完全ワイヤレスでは中華メーカーの存在感が高まっている印象がある。

 直近ではAUKEYがEPシリーズで妙に本気出してて、完全ワイヤレスでもEP-T10っていうのがかなりやる気勢で結構びびったけど、この調子だとJAPANチューニング&メイドインチャイナ(実は他のメーカーも大抵そうだけど)のAVIOTさんの天下もド安定とは言えない気がする。次々製品投入してることに「どうなの?」って意見も聞くけど、ぶっちゃけ完全ワイヤレスイヤホン市場のスピード感はかなり早い気がするから、AVIOTくらいの商品展開でついていくのが一番理想的な気もする。妙にバカ売れするairpodsは別にしても、今は高価格帯に中華勢がいないから、日本や欧米の老舗メーカーの一部が息している感じだけど、iBasso、qdc、FiiOあたりがまじめに乗り出してきたりしたら、このままじゃ持ってかれそうな感じがしないでもない。すでにTFZは完全ワイヤレスイヤホン出してるし

 

[高音]:高域は発色が良く、明るく、少し煌めき感がある。尖る感じはなく、なめらかに一定の太さを感じさせつつ、伸びる。ヴァイオリンはみずみずしい音(秦基博「水彩の月」、井口裕香「Hey World」、菅野よう子「Power Of the Light」でテスト)

[中音]:中域は少し清潔で、中高域付近が前に出てくるようだが、それほど引っ込んだ感じはなく、中域の真ん中ではボーカルに厚みを感じることができる。ほどよい温度感は維持されていて、低域にマスキングされる感じはなく、距離も適切に取られていてほどよく広く、素直にワイドレンジ感がある。

[低音]:100hz~30hzまでしっかりした太い振動。20hzでほぼ無音。深掘り感は結構しっかりしていて、床面は深く重く聞こえる(分島花音「killy killy JOKER」、UVERWorld「CORE PRIDE」、重低音音源動画でテスト)

[解像度・立体感]:TT-BH053と同程度に音がはっきりしているので、少なくとも価格帯では解像度高め。フラットなTT-BH053よりドンシャリで低域の色味が濃く重く深く、高域がわずかに煌めき感強めなので、メリハリや奥行き感は増して感じられる(petit milady「azurite」、分島花音「world's end, girl's londo」でテスト)

[パーカッション・リズム]:ドラムはタムの鼓面に粘りが強く、革張り感がある。バスドラのキックも重みがしっかり感じられ、ややウォームな感じだが、ボディはしっかりイメージでき、熱気の感じられるロック向きな音。スピード感は早め。バツンバツン。シンバルはやや白味を出してシャンという空気感とともに聞こえる(東京カランコロン「スパイス」、nano.RIPE「ツマビクヒトリ」、JOY「アイオライト」でテスト)

[ボーカル傾向]:ボーカルは自然か少し明るい。男声ボーカルは若干明るさが強いかも知れない。女声ボーカルは明るめではあるが、ふっくらした甘味も感じられ、充分にフォーカスされている。

 

【4】官能性「適度なメリハリ感がある」

Patel*Palettes「Wonderland Girl」

 この曲楽しむのにいいバランス。低域が適度に床面強調する感じでスピード感出しながら、それほど強すぎない感じでビシバシするから、臭みもなくて、ほどよいEDM感がある。中高域はほどよく緻密で温かみを維持しながらきらめくから、キラキラしつつもどぎつい感じがないし、明るめのコケティッシュボーカルにも中域でふっくらとした温もり感があって甘味がある。バランス感覚的にちょうどよい感、ハンパない。

 ほどよく奥行き感もあるので、カップリングの「天下トーイツAtoZ☆」もなかなか良い感じ。問題はこれらの曲を日常的に聴いてる人が少なそうで、この情報にどれだけ需要があるかってとこかな。

 


天下卜ーイツA to Z☆

 

TVアニメ「ウマ娘 プリティーダービー」OP主題歌「Make debut!」

 どうせこのイヤホンなんて通信品質最悪ではないにしても良くないんで、買う人なんていないだろうから、自重しないで好き放題曲紹介していくけど、たとえばこの曲なんか金管が超楽しいし、音場に奥行き感があって、低域やシンバルにスピード感があるから、疾走感がかなりいいです。ボーカルもしっかり分離して聞こえながら、それぞれの声色は甘味から明るい息遣いまできれいで楽しいし、音質だけみれば、かなり良い感じなんだけどね。

 


TVアニメ『ウマ娘 プリティーダービー』ANIMATION DERBY 01 Make debut!

 

早見沙織&東山奈央「Hello Alone」

 EDM系ロックって感じのこういう曲に対しては適度なメリハリ感とスピード感が感じられて、しかも全体として明るい感じのわりに音に温かみがあって、ボーカルにふっくら甘味があって、結構聴き応えと聞き心地のバランスが良くて満足できる。ほどよい解像度、ほどよい温度感、ほどよい奥行き感の三位一体という感じ。結構緻密な感じは出ているのに、ギスギス感はなくてあまり聞き疲れしない。

 


Hello Alone TVアニメ「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」エンディングテーマ

 

妹S「変わらない宝物」

 隠れた名曲。それはいいとして、適度な温度感がある弱ドンシャリって個人的にはかなり万能感があって、スピード感のある曲からこれくらいゆったりめの情緒感のある曲も結構満足に聴かせてくれる印象がある。ギターエッジは結構細かいながらドライにならずにみずみずしい暖かさがあるし、シェイカー(マラカス?)も粒立ちがいい。

 しかしこのシングル、作曲がヒゲドライバー先生と大原ゆい子先生の名曲が2曲収録ってのが個人的にはすげぇ感激。言わないけどね。

 


「うまるん体操」TVアニメ『干物妹! うまるちゃんR』エンディングテーマ

 


言わないけどね。(アニメ盤) TVアニメ『からかい上手の高木さん』OPテーマ

 

【5】総評「通信品質悪いと、やはりおすすめしづらいですよねー。」

 音質は個人的に好みだけど、スペック平凡、通信品質だめだめとあまりいいところがないので、あんまりおすすめしません。むしろ完全ワイヤレスイヤホン業界は多少音質よくても通信品質へっぽこだと売れないってことはONKYO W800BT殉職事件とか、SONY WF-1000X先生の盛大な爆死事件とかaudio-technica完全ワイヤレス頓死事件とかいろいろ証明されているんで、この機種はたぶん売れないでしょう。歴史の闇に葬られていく機種です。たぶんね。

 商品ページには晴れがましく「九大機能」とか書かれてるけど、それ、ほとんど完全ワイヤレスイヤホンなら標準的に備えてなくちゃいけない機能だし、スペックは誇らしげな割に平凡以下だからね。イヤホン本体が軽いのだけは正義っちゃ正義。

HAYLOU GT1

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*1:おすすめ度とは、あくまで主観的に「ここが面白い!ここが味わい深い!」と思ったポイントです。たとえば低域が「5」だからといって低音が支配的で低域重視で鳴りますというわけではなく、「低域の表現が丁寧でうまいなぁ」とか「これはちょっと他では味わえないかも」といった特徴的な音、魅力的な音がポイント高めになります。そのイヤホンの販売価格帯も考慮した主観的な評価です。