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【完全ワイヤレスイヤホン Muzili HV368 レビュー】やや厚みのある中低域に支えられた広い音場の中域が魅力。私の環境ではAAC接続時だけやや不安定。おすすめ

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Muzili HV368

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Muzili 進化版Bluetoothイヤホン ワイヤレスイヤホンHi-Fi高音質IPX7完全防水CVC8.0ノイズキャンセリング片耳&両耳対応 左右分離型 スポーツ90H長時間再生 Bluetooth5.0 自動ペアリングSiri対応 技敵認証済

 

 

【1】装着感/遮音性/通信品質「装着感良好。通信品質も安定している」

おすすめ度*1

ASIN

B07TC14ZS3

 イヤーフック付きで耳にしっかり嵌まるので装着感は悪くない。遮音性はそこそこ高い。

 

 対応コーデックはAAC/SBC。直前に紹介した wewow X11(sky-free)と同時に通信品質ロケテストを行った。結果はSBCではX11と同程度に安定しており、都内某所のターミナル駅では、ほとんど途切れを感じない。そのまま街中をぶらぶらして移動中テストも敢行したが、街中でも安定度は高かった。ただしCayin N6iiとAAC接続した場合は、SBC接続時よりは少し劣り、途切れがやや目立つようになった。

 某BC・YCの通信混雑店内でもSBCではほとんど途切れなかったので、通勤ラッシュのような、よほど混雑している場面などでなければ通信面に不安はなさそうだ。繰り返すが、AACはそれほど安定しない。

 

【2】外観・インターフェース・付属品「いわゆるモンスタースペック系」

 付属品はイヤーピースの替え、充電用ケーブル、説明書。

 

 イヤホン単体の連続再生時間は3-4時間。ケース込みで最大90時間。防水性能はIPX7。連続再生時間だけ控えめだが、中華系でよくあるモンスタースペック系の完全ワイヤレスイヤホン。

 3000mAhの充電ケースはモバイルバッテリーとしても使用できる。

 

PEMENOL JH-ANC10PEMENOL JH-ANC10

【3】音質「中低域に厚みがあり、中域から上は音場が広くて開放的」

 音質的には高域の明るさは抑えめで、中高域が一番明るく、中域は少し清潔で広く、中低域で厚みを出して広い音場を支え、やや色味の明るい重低音がそれなりの深みと温度感を出すといった組み立てになっている。特徴的なのは中域の左右と奥行きが広く、音場が広いところ。ただし音は少し奥まり、音圧は若干抑えめになるのと、高域は暗くて全体のイメージはややもっさりしているので、人によって少し篭もりがちに感じられる可能性がある。低域自体はクリアで意外と見通しが良いが、輪郭は緩くはないが、タイトな感じとは必ずしも言えないため、やはり曲によって少し鈍重な印象を受けることはありそう。

 

美点
  1. 中域の音場が広い
  2. 奥行き感があり、定位感に優れ、音に圧迫感がない
  3. 中低域に厚みがあってボリューミー
  4. 広さのある低域はクリアで重低音は温かめ
欠点
  1. 高域が暗い
  2. 中低域が厚い樽形音質に聞こえるため、鈍重な音に感じられやすい
  3. 音が太く、輪郭は結構良いが膨らむのでメリハリに欠ける印象を受ける可能性がある

  

[高音]:高域は暗め。ボーカルより上を目立たさせないような味付けになっており、ボーカルの抜けもやや足りない印象を受けるかも知れない。高域は開放的ではなく、中域の充実感を重視している(秦基博「水彩の月」、井口裕香「Hey World」、菅野よう子「Power Of the Light」でテスト)

[中音]:音場は広く、奥行き感がある。ボーカルはそれほど分離が強調されないが、自然と前に出てくる。音は少し太めで充実感があるが、左右は広く取られているので、密度感は高くなく、むしろ音がかなり広がりを持っていて、ゆったりめに聞こえるくらい。

[低音]:100hz~40hzまで太いずっしりとした振動。30hzで沈み、20hzでほぼ無音。中低域に厚みがあるが、中域に清潔感があるので支配的には聞こえない。中低域はクリアで少し明るめの重低音も透けて聞こえるような感覚がある(分島花音「killy killy JOKER」、UVERWorld「CORE PRIDE」、重低音音源動画でテスト)

[解像度・立体感]:中低域の支えと中高域の下くらいが一番目立つ。左右に広い音場が奥行き感と深みを持って広がっている。ステージングはややパノラマ的(petit milady「azurite」、分島花音「world's end, girl's londo」でテスト)

[パーカッション・リズム]:タムの鼓面も少しパリパリと輪郭が強調されるが、バスドラのキックの広がりや重みが目立ち、少し下にふくよかなドラムに聞こえる。重いバツンバツン系かバズンバズンくらいだが、重低音の色味は明るめでそれほど黒くないので重厚感はそれほど強くない。シンバルは発色が少し暗めでチリチリした感じに聞こえる。刻みも少しマイルド(東京カランコロン「スパイス」、nano.RIPE「ツマビクヒトリ」、JOY「アイオライト」でテスト)

[ボーカル傾向]:男声ボーカルはやや明るいが、濃さはそこそこ感じられ、自然。女声ボーカルは中域の厚みが少し目立つ感じで、抜けは抑えめでやや暗い。甘味強めの濃い声色になる。

 

【4】官能性「中域で広さ、中低域で厚みを感じさせる」

早見沙織「ブルーアワーに祈りを」

 中低域に充分な厚みがあり、この曲の充実感を丁寧に出す。ボーカル周りは適度に濃く、高域が開放的ではないので、適度に温度も閉じ込められていて、艶やかさとコクがあり、濃厚感が感じられる。上に抜けずに、滞留する弦楽音が広く表現されるのも味わい深く、濃厚なのに広がりがよいから圧迫感がない。

 この曲もいいが、「やさしい希望」の方も聴き応えがある。

 


ブルーアワーに祈りを

 

Aimer「茜さす」

 

 この曲も充分な濃厚感があるが、音場に左右の広さと奥行き感があるので、広く頭を包み込んでくるくらいの没入感がある。高域の抜けは抑えめで、中高域のやや下くらいに音が閉じ込められている感じがあり、充実感が出るが、さらに下で中低域が厚みを出して支えるので、上で感じる滞留感は深い方に引き寄せられていく感覚がある。しかも低域は少し明るめで清流のように音が沈み込んでいくので、重厚なバランスの割に音場に透明感があるので、篭もった感じがない。ボーカルはソースのように味が濃いめ。

 


茜さす/everlasting snow(初回生産限定盤B)(アニメ絵柄スペシャル紙ジャケット)

 

伊田恵美「月の明り」

 中低域にたっぷりとした厚みがあり、豊かだが、ボーカル周辺はクリアでほどよく広く、濃い音が透明に広がっていく空間がある。ボーカルは中域で少し湿り気を感じさせ、しっとりしていて沁み入ってくる。高域は閉じられているので、弦楽や管楽はたゆたうように空間を染め上げる。音は濃いが、音場全体を見渡すと開放的で明るめで、決して重苦しくなく、むしろ鮮やかに思えるほど色づきが良い。

 


月の明り-ファイナルファンタジーIV 愛のテーマ-(DVD付)

 

久石譲「遠き時代を求めて」

 高域は少し暗めで中域の音の濃さを強調するものの、音場が広く、解放感があって、この曲の水平線まで続くかのような叙情感が非常に広く、きれいに味わえ、没入感がある。中低域も厚みがあるので、どこまでも陽光を反射して色づく海面の深みが豊かに再現されているかのよう。重低音が明るいのも、音楽全体のみずみずしさにつながっている。

 


紅の豚 サウンドトラック

 

 

【5】総評「クラシックやJAZZ、バラードあたりを音に濃さを感じつつ、豊かに広く味わえる。」

 音場が広く、中低域にも厚みがあって、没入感の高い音を奏でてくれる。高域は暗いが、低域の方はむしろ明るく、全体の色づきも鮮やか。サントラ曲やバラードを濃く、広がりを持って聴かせてくれ、深みも感じさせてくれる。一方で全体的に音がゆったりしているところがあるので、スピード感が必要なダンスや現代的なポップス、ロックではややもたついて聞こえるかも知れない。

 個人的には価格帯屈指の音場の広さに魅力を感じる。

 

Muzili HV368

Muzili HV368

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*1:おすすめ度とは、あくまで主観的に「ここが面白い!ここが味わい深い!」と思ったポイントです。たとえば低域が「5」だからといって低音が支配的で低域重視で鳴りますというわけではなく、「低域の表現が丁寧でうまいなぁ」とか「これはちょっと他では味わえないかも」といった特徴的な音、魅力的な音がポイント高めになります。そのイヤホンの販売価格帯も考慮した主観的な評価です。