最近のオーディオ関連で個人的な注目ニュースを紹介します。
- オーテク、完全ワイヤレスイヤホンにいよいよ本気になってきてる?
- Skullcandyが相変わらずおバカなヘッドホン出してます
- ゼンハイザーの名機 IE80Sがワイヤレス化します。いまさら?
- Androidスマホに新たな脆弱性問題発覚!
- Mpow T5がMpow M5にレベルアップしました。どこが変わったの?
- amazon musicのプレゼントキャンペーンも忘れずにね!
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オーテク、完全ワイヤレスイヤホンにいよいよ本気になってきてる?
ドイツで開催される家電イベント「IFA2019」にて、オーテクが新作完全ワイヤレスイヤホンを発表するとのこと。その名も「ATH-CKS3TW」。オーテクと言えば、廉価な価格帯からプロ仕様まで、業界屈指の幅広いシリーズラインナップと多数のモデルを用意し、それこそ揺りかごから墓場までカバーしてるかのような大衆的メーカーです。私も大好き、オーテクっていうね。日本ではむしろコスパ重視って感じになってるのか、中華イヤホンに押されがちかもしれず、意外と日本国内でより海外で評価が高かったりしますけど。
そんなオーテクから出る新作完全ワイヤレスイヤホンは、型番的にはおそらく1万円以下に照準を合わせたスタンダードモデルという感じ。CKの後にRなりSなりシリーズを表す型番もないですし、万人向きという位置づけで世に問うのかな。
デザイン的にはどこぞのJVC HA-LC50BTと同じく最近流行の「ミニマルデザイン」。ただ、JVCより心なし自然なデザインに見えます。HA-LC50BTはなんであんなデザインになっちゃったんだろうね。いまだにあれをどうすれば正しく装着できるかなんて話題があって、「JVCロゴ」の方向から横向きにひねって入れるのが正しいとか、いや縦に入れるのが自然だろとかいろいろあるもんね。
閑話休題。話をATH-CK3TWに戻すと、オーテクにはどんどん低価格路線を攻めていって多数のシリーズ展開を期待します。完全ワイヤレスイヤホンは既存のオーディオ製品とはスピード感が違うのでなかなか難しいと思いますが、JVC・オーテクにはいろいろ出して欲しい。個人的にSONY一人勝ちみたいなのは短期的にはよくても、将来的にはどうなんだってのがあるんで。
オーテクはノイキャンヘッドホンでもATH-ANC900BTが比較的好意的に迎えられているしね。ノイキャンはなんとなくBOSE党なんで、まだ音聞いてないけど。
オーディオテクニカ ノイズキャンセリング機能搭載Bluetooth対応ダイナミック密閉型ヘッドホンaudio-technica ATH-ANC900BT
Skullcandyが相変わらずおバカなヘッドホン出してます
ちょうどノイキャンヘッドホンの話になったんですけど、「IFA 2019」ではSkullcandyもノイキャンヘッドホン出します。その名も「Crusher ANC」!そう、あの低域ジャンキー御用達のおバカヘッドホンCrusherにノイキャン版が登場するっていうね。ていうか、Crusherとかいう熱湯風呂、普通にアホみたいな低域で外音遮断してくれるから、ノイキャン要らなくない?
まあ、この機種はカルト的な人気があるから、そんなの関係なしにみんな買うね、きっと。ぶっちゃけ最近は中華製のノイキャンヘッドホンも性能上がってるんで、そこらへんのチップ持ってくれば簡単にノイキャンヘッドホン作れそうっていうね。そして、そういうのに真っ先に飛びつくのがSkullcandyっていうメーカーです。少なくとも、私のイメージ的にはそう。
ゼンハイザーの名機 IE80Sがワイヤレス化します。いまさら?
Sennheiser ゼンハイザー Bluetoothイヤフォン ネックバンド IE 80S BT ブラック 【国内正規品】
最近妙に活動的になってるゼンハイザー。SENNHEISER MOMENTUM True Wirelessもバカ売れしたし、ウハウハでしょう。なんか最近、10年前くらいにSHUREが流行らせたデザインでIEM続々出してるしね。ちなみに先日YC某旗艦店でIE500 pro試聴したけど、返却時に対応してくれた店員さんはあまり詳しくない人だったらしくて、「これ、ゼンハですか?最近出たんですか?」ってびっくりしてました。デザイン古いしゼンハっぽくないっていうね。
閑話休題。で、個人的にIE80Sは実はそれほど好きでもない機種で、今更ワイヤレス化したから何なんだみたいな感じなんですけど、IE80Sが実売40000円切ってるのに、ちょこっとワイヤレス化したのを60000円くらいで出そうって言うんだから、「そりゃちょっとお高くない?」ってね。
一応最近中華メーカーが売り出し中でDAPでも対応機種が増えてきた高音質ワイヤレスコーデックHWAに対応してるのがウリだけど、どうかな。Westoneもそうだけど、最近流行のワイヤレスケーブル抱き合わせで高く売る商法はやめてほしいかな。
どうでも良いけど、個人的にHWAは意外と本気でワイヤレス席巻するような気がしてて、SONYはもうちょっとまじめにLDAC広めようとしないと危ないんじゃないかな。Astell&KernあたりはLDAC側に引き込んでおいた方がいい気がしますね。なんでWF-1000XM3にLDAC搭載しなかったの?ほんとそれだけがっかりだわー。外では米中貿易戦争やってるけど、実はオーディオもHUAWEI時代来てるからね。LDAC断然先行してたのに、SONYもうちょっと自社技術大事にしないとベータマックス状態になるよー。イヤホンレベルなら、個人的に優先すべきはノイキャンよりLDACなんだけどねー。
Androidスマホに新たな脆弱性問題発覚!
Android DAPも関わるかもしれない問題だけど、記事読む限り、SIM認証に関わる問題らしいから、今のところDAPはSIM使わないから問題ないのかな。
記事で気になるのは「ソニーはこの脆弱(ぜいじゃく)性を認めようとせず、『同社のデバイスはOMA CP規格に準拠している』と述べている」とかってあたりかな。技術力神話系のソニーっぽいけど、セキュリティ会社がソニー製には問題があるって言ってるんだから、一応対応しておいてくれた方が安心できると思うんだけど。個人的な感想だけど、こういうときに「うちは大丈夫」なんて言ってはねつける態度取ると、大抵フラグになって、後でしっぺ返しきたりするよね。どちらにせよ余裕のないメーカーっぽく見えちゃうかな。
まあぶっちゃけ最近のソニーは意外と余裕ない感じがあって、製品見てると自社製品同士の連携とか悪いよね。ブランド全体どころかスマホ部門、オーディオ部門の部門ごとでも製品毎に開発が分散化されて過ぎてて、連携が悪い気がする。最近発売されるSONY製品を見る限り、人的資源と研究開発費に余裕がある印象は受けないかな。日系メーカーどこもそうだけど。
Mpow T5がMpow M5にレベルアップしました。どこが変わったの?
【T5進化版】Mpow M5 Bluetooth ワイヤレス イヤホン AAC&APT-X 高音質 レザー調 6時間再生 IPX7防水規格
大人気完全ワイヤレスイヤホンMpow T5がいつの間にかM5になっててビックリ。ていうかT5この前国内販売開始したばっかじゃん。もうモデルチェンジですか。
まあこのメーカー、型番変えなくてもマイナーチェンジ加えてることがわかってて、T5も初期はQCC3026使ってたんだけど、途中からQCC3020に変えてたりします。なので平常運転なのかも。ある意味、こういうマイナーチェンジが短期間にできるのが今の中国メーカーの強みかもね。連続再生時間が1時間くらい延びたんだって。
一応Twitterでイヤホンの連続再生時間が5時間から6時間に延びたよ的なこと言ってるけど、私の持ってるT5も6時間連続再生謳ってたんですが、そこのところはどうなってるんだろ?謎。
【T5進化版】Mpow M5 完全ワイヤレス イヤホン😊 pic.twitter.com/jvWAMKo2gv
— MPOW(エムポー) (@mpow_jp) September 2, 2019
音質にはたぶん違いはないということらしい。ほんと、どこいじったんだろうね。今なら900円OFFで買えます。
Mpow M5のレビュー書きました。
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