私の大好きなEarSonics ES5
比較的公言しているのでご存知な方も多いと思いますが、私はEarSonics好きです。JVC党でオーテクファンでもありますが、Victor HA-FW10000やATH-IEX1は持っておりません。HA-FW10000はぶっちゃけHA-FX1100のほうが個人的に音が好きなんで、あんまり興味ないんですが、ATH-IEX1のほうはわりかし値下がりしたら買いたいなとは思っています。低すぎるインピーダンスに興味あるんですよね。テスト機として使ってみたいものです。そして巷間では酷評されている観のあるあの音も案外好きっていう。
おっと、話がずれてしまいました。ごめんなさい。……EarSonicsに話を戻しますが、EarSonics、日本では試聴できる店舗は案外少なく、レビューもほとんどないと思うんですよね。音は良いんですが、見た目もなんかダサいですし、プラスチッキーで耐久性がよくないところもあって、人気があるとは言えないと思います。ただ今回かなり安売りされているので、皆様の参考になるよう、EarSonics ES5の海外のレビューをまとめ記事風に紹介したいと思います。
その前に、日本語で読める上質なレビューもありますので紹介しておきます（手前味噌ですが最後に自分のレビュー記事もつけましたｗ）。
海外レビューまとめ
では早速海外のレビューサイトを引用していきます。
earphonia.com
ここは時々読むことがあるレビューサイトです。
サウンドシグネチャー
低域のチューニングはタイトで、他のサウンドシグネチャーと調和するように十分に重み付けされています。時々素敵な丸いスラムを得ることができ、ベースのサイズは決して支配的ではないものの、きめがよく、自然なスタイルが制御されています。私にとって、これは音楽の一貫性を非常にバランスよく保つので、音楽性を覆い隠したりベールを掛けたりすることはありません。
中域は滑らかですが、自然では暖かくなく、プレゼンテーションをうまく調整して音域を美しくカバーし、音楽性を高めています。優れたイメージングとステージングと併せて、これは非常に楽しい経験となり、感情と情熱が常に存在することを保証します。ES5は、シグネチャーのダイナミズムに満ちた性質により、強度と空間の感覚を表現します。
EarSonicsは特別なチューニングの改良を高域で行っているため、高域のディテールはタイトで明瞭で、楽器がリアルでクリーンに聞こえ、素早く処理されます。周波数スペクトルにおいてこの音域はほとんどの領域において非常に繊細であることがわかっているため、この領域には注意が払われています。 EarSonicsは、このコンパクトな5ドライバーユニバーサルイヤホンを最大限に活用するために、この領域をどれだけ押し出せるかを理解しています。刺々しさや耳障りな音は発生せず、長時間のリスニングセッションでも非常に快適です。
ディテールは正確であり、わずかに速い減衰により、実際のレベルのエネルギーとクリーンなエッジがサウンドに与えられます。これは私には時々速すぎると感じられ、時には、減衰を少し遅くすると滑らかさと音楽性が増すと思いますが、ほとんどの場合、この味付けはES5に非常に多彩な楽しみ方を与えています。
音楽性は多くの音楽ジャンルで幅広い万能性を提供しますが、私はこのシグネチャーを単に楽しいというだけで済ませたくはありません。それはチューニングの印象的な技術的力量の価値を過小評価するように思えるからです。メインストリームとオーディオマニアのバランスを見つけることはいつも困難ですが、ES5は相反する両方のリスナーを満足させるために素晴らしい仕事をしていると思います。
EarSonics ES5 Review - An Expansive Audio Experience | Page 4 | earphonia.comAs always the most important part of any earphone review is the sound signature. The tips selection is okay but for my ear shape and signature preferences I used SpinFit tips, these helped with tighter precision of detail. It was relatively easy to get a snug secure fit and good seal with these also.
Headfonics
比較的よく読んでいるお馴染みのレビューサイトです。
ES5は大胆で音楽的なIEMです。しかし、分析的な人々には向いておらず、そのV字型のレスポンスは、楽曲との相性に関しては感情を包み隠さず表現します。これは、EDM、大規模なオーケストラ作品、および優れた奥行きと高さを必要とするあらゆる音楽においては本当にうまく機能するIEMのタイプです。
また、中域が凹んでいるにも関わらず、楽器音の分離のレベルが高く、クリーンでクリアに聞こえるのも喜ばしいです。ボーカルは刺さりがなく、高域は過度に派手になってピーキーになるようなことはありません。唯一の深刻な注意点は、シグネチャーが薄く聞こえる程度には中域のボディが少し不足していることです。これは、重低音からの直線的な落ち込みと、持ち上げられた重低域のスラムとエネルギッシュな高音域とは対照的な、中音下の凹みを考えると、それほど驚くことではありません。
Earsonics ES-5 Review | Page 2 of 2 | HeadfonicsThe ES-5 is a lively and musical sounding V-shaped presentation with a clean and clear tonality. You will get a level of bass emphasis with a slightly dipped lower midrange so instrumental timbre is neutral to ever so slightly thin sounding.
Currawong Brooko's Headphone & Earphone
こちらはあまり読んだことがないレビューサイトです。結構詳細な比較をしていて面白そうなんですが、更新頻度は高くなさそうです。というか過去記事を見ると、もう10ヶ月くらい更新してないような気がします。
サウンドシグネチャーの面では、素晴らしい拡張機能を備えた高品質の低域（すべてのバランスドアーマチュアドライバーIEMに対して）を備えています。中低域にやや寄っていて、これによりいくぶんドライで分析的なシグネチャーの全体像が形成されますが、かなり短い時間で順応することができます（要約を書いている間、シャッフルでプレイリストを作り、徹底的に楽しみました）。全体的な明瞭さは本当に良く、音場のサイズと奥行きのイメージングと知覚はIEMにとしては非常に良いです。小音量レベルでのリスニングに非常に適しています。
Earsonics ES5 - IEM Review - Currawong's Headphone & Earphone ReviewsINTRODUCTION Over the years, with more experience slowly gained, I've started to refine my audio collection. I realise I have a privileged position because as a reviewer, I often get to try before I eventually buy (through my reviews). And I do buy the gear I intend to keep for myself - it is only ...
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