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Fiio BTR5:クイックレビュー
最上級クラスのスマートフォンやデジタルオーディオプレーヤー(DAP)はますます大きく重くなっており、何らかの解決方法が発見されない限り、ポケットを圧迫し続けるでしょう。FiiOのラインナップで4番目のBluetoothレシーバーアンプであるFiiO BTR5を導入しましょう。43.5gと軽量で、かつわずか親指大のサイズなので、ポータブルオーディオ環境をより手軽に解決することが出来るようになり、BTR5とイヤホンだけを持ち運び、DAPやスマートフォンは近場に置いたままで活用することが出来るようになります。
FiiO BTR5のパッケージには、BTR5本体、クリップ、Type-C USBケーブル、クイックスタートガイド、保証書が含まれています。
FiiO BTR5は、シガレットライターのだいたい4分の3くらいの大きさの、小さな長方形の筐体で、衣服の適当な場所に固定するためのクリップが背面に付いています。3.5mmシングルエンドと2.5mmバランス出力のポートを備えていて、補助アダプタなどを使えば、現状のほぼすべてのオーディオ機器を接続することができます。またFiiOは賢明にもUSBコネクタにType-Cを採用しています。
BTR5はコンパクトで、背面にクリップが付いていますから、シャツや帽子に留めたり、アクセサリーのように着用できます。
BTR5の質実なデザインは、流行になびかず実直で、批判を物ともしないでしょう。サンドブラスト加工されたクリップとFiiOのロゴが背面にあしらわれた、光沢感のあるジェットブラックの筐体デザインは、どんな角度から見ても、上品で実用的な風貌を見せてくれるでしょう。
内蔵の550mAhバッテリーによって、BTR5は9時間も持続稼働しますが、満充電には1.5時間しかかかりません!
BTR5用のレザーケースは別途購入する必要があります。
FPGAにより正確なクロック周波数管理と同期モードが用意されているので、Fiio BTR5は、ESS SABER ES9218Pのポテンシャルを完全に引き出し、非常にディテールの良い音楽再生を実現しています。アナログゲイン出力切り替え装置とデジタルボリュームは、同一のデュアルボリューム調整機構に組み合わされてるので、音楽のダイナミックレンジを完全に維持しながら、ボリュームをより正確に調整できます。2つのDACを連携動作させるバランス出力の条件では、BTR5は32Ωで220mW、300Ωで7.6Vppの出力が可能です。
- 元記事の公開日:2019/10/18
- 著者:Candice Song
FiiO BTR5 Dual ES9218P DAC Native DSD Decoding Portable Bluetooth Amplifier
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