※この記事はHiFiGOから許諾を頂いて翻訳したものです。著作権はHiFiGOにあります。
元記事
Gustardが新作DAC A-18を発表しました
日本のDACチップメーカーの旭化成(AKM)が、AK4497に取って代わる最高性能のAK4499チップを発表したのは、それほど前のことではありません。オーディオメーカーがこの新しいチップを最先端のDACに実装し始めるのに時間がかかりませんでした。
GustardはAK4499チップを1つではなく2つ使用して、A-22をリリースしました。Toppingもこのチップをデュアル搭載してD90 DACをリリースしました。D90は通常版のほかにMQAフォーマットをサポートしているバージョンがあります。一方、程なくしてSMSLもフラグシップのM400 DACをリリースして対抗しました。
このたび、Gustardは最新の新しいDAC A-18を発表し、ラインナップを拡充しました。GustardのDACラインナップを補完するように設計されたこのA-18は、これまで同様優れたパフォーマンスを提供すると同時に、低価格を実現することを目的としています。
Gustard A-18の紹介
A-18がその前身であるA-22と多くの類似点を共有しているという事実について誤解の余地はありません。新しいDAC A-18は、最新のAK4499チップを備えたネイティブの完全バランス化されたDACです。Gustardの成熟したディスクリートIV変換回路テクノロジーを利用しています。
デジタル集積回路自体は完全にデジタルに構築されており、組み込みのクロック管理、第2 PLLデジタルシェーピング、DOP復調、PCM / DSDデポップスイッチ、およびその他の専用テクノロジーを備えたGustardのカスタム Altera MAX II CPLDプログラマブルロジックチップに依拠しています。
内蔵デジタルオーディオUSBボードには、最新のXMOS USBオーディオコントローラーXU208が搭載されており、最大PCM768/DSD512をサポートします。 2つのACCUSILICONフェムト秒水晶発振器(AS318-B)を使用して、最高のクロック精度が担保されています。
デジタル回路とアナログ回路の両方が、組み込まれた内蔵リニア電源から供給されます。
電源は、Gustardが開発したカスタマイズされたオーディオグレードのトロイダルトランスを使用しており、電圧変換の必要がないデュアル電圧機能を備えています。国際電圧AC100V-240Vに対応しています(手動調整が必要です)。
入出力接続に関しては、A-18はあらゆるタイプのデジタル入力を備えています。USB、同軸、AES、IIS、および最新のワイヤレスBluetooth 5.0接続があります。ライン出力については、シングルエンドRCA出力x 1、バランスXLR出力x 1を備えています。
新しいA-18には、ワイヤレスリモートコントロールも含まれています。
他のフラグシップDACと比較すると、A-18は、これまでにリリースされた中で最も手頃なAK4499実装DACになると思われます。
価格と在庫状況
Gustard A-18は予約注文が可能で、ブラックとシルバーのカラーオプションが利用可能です。発送予定日は6月上旬から中旬までです。 新しいGustard A-18 DACの詳細については、こちらのページをご確認ください。
GUSTARD DAC-A18 AK4499 Bluetooth 5.0 LME49860*6 DSD Decoder
- 元記事の公開日:2020/05/25
- 著者:HiFiGO
【関連記事】