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上海 HiFi Audio Expo(SIAV)2020でのKineraの出展情報
第28回上海国際ハイエンドオーディオエキスポ(SIAV)2020は、先週末に開催されました。多くの有名なHiFiブランドがこの博覧会に参加し、最新製品や今後のラインナップを紹介しました。通称Kineraとして知られるDongguan Yutai Electronics Co. Ltd.は、Kinera Freya、Kinera Nannaなどとともに今後の製品ラインナップを展示し、大好評を博していました。博覧会では、Kinera Baldr IIとKinera YH802の2つの最新製品が展示されました。 どちらの製品も来月後半にリリースされる予定です。この記事ではそれら製品についての情報を紹介します。
Kinera YH802
数日前から、Kineraはソーシャルメディアチャネルでハンドペイントシェルを備えた最新のTWS(完全ワイヤレスイヤホン)をイジっています。そう、Kinera YH802です。博覧会で最も注目を集めたイベントで展示されました。通常のTWSとはひと味違い、一瞬で目を引くプレミアムなハンドペイントのイヤーシェルが特徴です。ユーザーはIEMを購入する際に10種類のハンドペイントデザインから自由に選択することができます。 YH802は、最大35dBのノイズリダクションを可能にするダブルフィードテクノロジーによるアクティブノイズリダクションを備えています。来月発売予定で、11月15日より先行予約が開始されます。
Kinera YH802の技術仕様
- Bluetooth V5.0
- Bluetoothプロトコル:HFP HSP A2DP AVRCP
- 最大35dBのANCアクティブノイズリダクション
- オーディオデコードコーデックのサポート:AAC/SBC
- ドライバーユニット:10mmPuダイヤフラム+ Pekコンポジットダイヤフラムユニット
- インピーダンス:32Ω
- 周波数範囲:20Hz〜20kHz
- バッテリー寿命(イヤホン):最大4.5時間
- バッテリー寿命(充電ケース):最大18時間
見栄えに高級感があるハンドペイントイヤーシェル
Kineraは、その優れた職人芸で知られています。YH802でも例外ではありません。ユーザーが注文時に選択できる高級感のあるハンドプリントデザインのラインナップがあります。なんと合計10の異なるデザインからユーザーが自由に選択可能です。SIAV Expoでの印象からすると、どのデザインも卓越して素晴らしい出来映えのように思えます。
ダブルフィードアクティブノイズリダクション
アクティブノイズリダクションには、シングルフィードフォワードテクノロジーを使用するものと、ダブルフィードANCテクノロジーを使用するものの2種類があります。 シングルフィードテクノロジーはより安価で、最大25dBのノイズリダクションを提供します。しかし、YH802は、実装にコストがかかる高度なダブルフィードアクティブノイズリダクションテクノロジーを使用しており、最大35dBの遮音深度を実現し、より優れたノイズリダクションを提供します。
Bluetooth V5.0に対応
Kinera YH802は、最新のBluetooth V5.0をサポートし、強力でラグのないBluetooth接続環境を提供します。HFP、HSP、A2DP、AVRCP Bluetoothプロトコルを備え、BluetoothコーデックはAACとSBCをサポートします。そのBluetooth接続性は非常にスムーズで快適であり、ソースデバイスにほぼ瞬時に接続し、10mの距離でも強力で安定した通信を提供します。
Kinera Baldr Ⅱ
Kinera YH802とは別に、KineraはフラッグシップIEM Kinera Baldrのアップグレードモデルも展示しました。今年の5月初め、Kineraは最新のフラッグシップインイヤーモニターで、光の神の名を冠したKinera Baldrを正式にリリースしました。Baldrは、日本、韓国をはじめ世界のさまざまな地域で大きな売り上げを上げています。
Kineraは最新のKinera Baldr 2を発表し、このフラッグシップIEMをアップグレードしました。Baldr 2はより良い超高周波応答を実現し、これまでよりバランスのとれたスムーズなチューニングを持っています。最新モデルはまた、より広い音場を実現し、ユーザーをより高い没入感にいざないます。新しい外観、新しいチューニング、まったく新しいケーブルが特徴です。新しいケーブルの詳細はまもなく発表されます。 Baldr 2は来月後半に注文可能になり、予約注文は11月25日に開始されます。
- 元記事の公開日:2020/10/26
- 著者:HiFiGO
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