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50$以下で選ぶなら、オススメできるトップクラスの中華イヤホンはこれだ!
現今のイヤホンを取り巻く状況を考えますと、競争が激化しており、あらゆる価格帯と予算に応じて、高品質なイヤホンを手に入れるには絶好の時期と言えます。50ドル以下で手に入る製品の中にも魅力的なイヤホンがたくさんありますが、ここでは価格帯で最高のものをいくつか紹介していきます。
BLON BL-03
BLONはここ数ヶ月ずっと話題になっているメーカーですが、期待に応え続けています。その音像印象(サウンドシグネチャー)は、ユニークなL字型で、ピーキーさやとげとげしさが高音になく、重低音が前方に配置され、比較的ニュートラルな中域と高域がエネルギッシュなまま組み合わされています。低域が前面に出ていますが、中域への漏出感は最小限に抑えられています。
- 短所:フィット感。短いノズル。品質の良くない標準ケーブル。
- 解決策:イヤーピースをSpinfit CP100やSpinfit CP145、またはダブルフランジタイプに交換しましょう。どちらのSpinfitもよくフィットすると思われますが、CP100の方がより密閉性が高いでしょう。リケーブルも検討して下さい。
- HiFiGOストアでBLON BL-03の詳細が確認できます。
TRN V90
人気モデルV80の後継機は、意義あるアップグレードがなされました。V90は、4基のバランスアーマチュアドライバーと1基のダイナミックドライバーを搭載していて、V80と同様の5ドライバー構成を維持しています。音場は広大であり、全体的にニュートラルな音像印象を持ち、中域の強調がうまく行われています。今回リストアップした中では、正確なモニタリング用途において最も適していますが、音は無味乾燥ではなく、活き活きと聞こえます。
- 短所:中域を中心としている音質傾向を考慮すると、高域は力負けしているように聞こえる可能性があります。標準ケーブルの品質が良くありません。
- 解決策:より口径の大きいSpinfit CP145は不足気味の高域を鮮やかに聴かせてくれるでしょう。
- HiFiGOストアでTRN V90の詳細が確認できます。
KZ ZSX
KZは50ドル未満の価格帯で多数のイヤホンを発表してきましたが、この製品がこれまでの中で最高かもしれません。それぞれの側に6基のドライバーを搭載している点が注目に値し、5基のバランスドアーマチュアドライバーと1基のダイナミックドライバーの構成になっています。高音域はディテールが良く、全体的に明るい音像印象で、スピードと明瞭性を兼ね備えています。低音にはパンチがあり、ブーミーな傾向にあり、低域が支配的です。
- 短所:中域不足。標準ケーブルの品質が悪い。
- 解決策:リケーブルしましょう。
- HiFiGOストアでKZ ZSXの詳細が確認できます。
CCA C12
C12は、今回紹介する中では最高のフィット感と最新の外観を備えています。音像印象はU字型(弱ドンシャリ)に近いので、すべての音域にわたってディテール感が良好です。中域を過剰に後退させているV字形(ドンシャリ)のイヤホンに比べて、クリーンな中域を備えているので、多くの人により好まれる可能性があります。高域は充分に拡張されており、低域は前面に出ていますが、ZSXよりコントロールが利いていて、ブーミーではありません。ケーブルはここで紹介した他製品のケーブルよりもいくらかマシですが、交換することをお勧めします。
- 短所:ユーザーの好みにもより、もっとゆったりした疲労感のない音が好きな人もいるかもしれませんが、明確な欠点ではありません。
- 解決策:リケーブルしましょう。
- HiFiGOストアでCCA C12の詳細が確認できます。
まとめ
すでに様々な価格帯のイヤホンを試したことがある場合でも、新しくイヤホンを買い始めようと思う場合でも、ここに挙げたイヤホンはすべて、あなたがいつまでも持っていたいと思える製品になり得る潜在的な可能性を持っています。あなたにふさわしいイヤホンはどれだと思いますか?
- Blon BL-03::このチューニングはイヤホンファンなら一度は経験しておいて損はないです。
- TRN V90:中域の豊かさと音楽に首尾一貫した全体像を求めるなら、これです。
- KZ ZSX:ディテール感のある高域と、ブーミーな低域がお好みなら、どうぞ。
- CCA C12:バランスの取れたリラックスしたリスニング体験を提供します。
- 元記事の公開日:2019/12/27
- 著者:matthew gagliano
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