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【完全ワイヤレスイヤホン Sanfic WK-Y18 レビュー】安っぽい作りだが、音質はかなりまとも。ナチュラルな厚みのある音でロックやJAZZ、ポップスを濃厚に楽しみたい人向き。おすすめ

Sanfic WK-Y18

Sanfic WK-Y18

2019最新版 5.0 Bluetooth イヤホン 自動ON/OFF 自動ペアリング IPX5防水 完全ワイヤレス イヤホン ブルートゥース イヤホン 両耳/片耳とも対応 マイク内蔵 iPhone/Android対応 一回フル充電8-9時間連続再生

 

 

 

【1】装着感/遮音性/通信品質「装着感は良いです」

おすすめ度*1

Sanfic WK-Y18

ASIN

B07T9C2MF1

スペック・評価
 連続再生時間/最大再生時間 8h/80h
 Bluetoothバージョン 5.0
 対応ワイヤレスコーデック SBC
 防水性能

IPX5

 音質傾向

低域厚め、充実感がある、ウォーム、ふくよか

 外観は率直に言って、チープ。丸っこいハウジングは比較的耳に優しく収まり、顔を振っても外れる気配はない。遮音性はそこそこ。

 

 対応コーデックはSBCのみ。通信品質の安定度も高めで、外出中でもバスロータリー付近や駅構内など途切れやすい場所ではどうしてもプチプチするが、ほとんど途切れない。

 

テスト環境

 今回のテストはHiby R6 ProONKYO GRANBEATで行っている。

www.ear-phone-review.com

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【2】外観・インターフェース・付属品「操作インターフェースは物理式」

 付属品はイヤーピースの替え、充電ケーブル、専用充電ケース、説明書。インターフェースが物理式でクリックがしっかりできる。反応も良く、この点は良好。

 

 インターフェース音声の左右ペアリングが完了した音が、Windowsのプラグアンドプレイの認識音と同じ「デロン♪」って音。最初はWindowsにつながったのかと驚いた。その他のガイダンス音声はリバーブがかかってて、妙に聞き取りづらいところもある。ここらへんは価格なり。

 

Sanfic WK-Y18Sanfic WK-Y18

 

【3】音質「ウォームでほどよく厚みがある、聞き疲れしにくいナチュラルな音」

 音質は低域に厚みと黒みがあって、深みもそこそこ強調されるウォームサウンド。低域重視ではあるけど、篭もった感じはほとんどなく、高域のシンバルも存在感があって、空気感もそこそこ感じられる。立体感的には低域から中域のつなぎ目と、同じく中域から高域へのつなぎ目がシームレスで、ゆるやかになっており、自然な三角形を感じる。そのため中域で充実感をたっぷり感じることができ、やや奥行き感には欠けるものの、厚みのある音で頭を囲い込んできて没入感が高い。

 外連味は少なく、安定的な音響だが、それだけに聞き疲れしにくいのが魅力。


美点
  1. 低域が厚く、暖かに足場を作る
  2. 中域で音に厚みがあり、囲い込みが良い
  3. 輪郭を強調せず、ふくよかなナチュラルサウンド
  4. 高域もほどよく空気感があり、シンバルもよく聞こえる
  5. 音に厚みがあるだけ音圧が感じられる
  6. 音の色味が濃い
欠点
  1. ディテールを強調しないし、見通し感も高いとは言えない
  2. 外連味も強くなく、やや安定的で音におっとりした印象を受けやすい
  3. 曲によってはもっさり感が強くなり、篭もったように聞こえやすい

 

[高音]:バランス的に言うと高域は引っ込んでおり、閉じた感じになっている。しかしシンバルの空気感や手がかりは多くなっていてマイルドな割に存在感はあり、弦楽も背景でのびやか。目立たないように調整されているが、決して音が出ていないわけではない(秦基博「水彩の月」、井口裕香「Hey World」、多田葵「灼け落ちない翼」でテスト)

[中音]:中域は真ん中あたりでふっくらするボリューミーな味付け。ピアノは厚みや深みが強調され、ギターも温もり強めで黒みのある音で聴かせる。低域の影響は受けており、ウォームで重力があり、若干音がもっさりするところはあり、見通しはそれほど強調されず、奥行き感もやや控えめ。

[低音]:100hz~40hzまでぶっとい振動。30hzで沈み、20hzでほぼ無音。低域は前面に出てきて、ウォームでぶっとい。深さもそれなりにあり、音楽に厚みが出る。スピード感はややゆったりしているが、やや浮き上がりが悪いかなと思う程度でそれほどトロい印象もないので、個人的にロックは普通に楽しめる。若干中域に浸潤している(分島花音「killy killy JOKER」、UVERWorld「CORE PRIDE」、重低音音源動画でテスト)

[解像度・立体感]:低域が一番前に、次に中域、最後に高域という三角形の立体感。低域の厚みがウォームに支配している(petit milady「azurite」、分島花音「world's end, girl's londo」でテスト)

[パーカッション・リズム]:タムは重々しく、重力に引っ張られている感じがある。バスドラキックがゆったりと重みを出す。重厚なバズンバズン。ドラムの黒みはたっぷり。タムに比べてシンバルの発色は明るく、タムが暗めな分だけ明るめに聞こえてくるため、存在感があり、コントラスト感は高い(東京カランコロン「スパイス」、nano.RIPE「ツマビクヒトリ」、JOY「アイオライト」でテスト)

[ボーカル傾向]:男声ボーカルはホットな感じで、温かみと深みのある声色。女声ボーカルは中域で甘味の強いふっくら系の声色になる。

 

【4】官能性「聞き疲れしなく、満腹感のある音。人によってはもっさりして好みじゃないかも」

吉谷彩子「恋のオーケストラ」

【Hiby R6 Proで鑑賞】音場はかなり暖かく、ボーカルにふくよかな甘味がたっぷりとある。低域が充実した足場を作っていて満腹感はあるが、一方で分離感を強調せず、抑制的な高域表現は好みを分けそう。とくに弦楽が抑制的で背景に回っているのは、オーケストラの醍醐味という面では少し薄味に取られる可能性が高い。音場に清涼感はないので人によっては篭もっていると感じることは事実だろう。

 


謎の彼女X 1(期間限定版)(Blu-ray Disc)

 

ハロー、ハッピーワールド!「キミがいなくちゃっ!」

【ONKYO GRANBEATで鑑賞】個人的にはボリューミーでクリーミーな味わいになっているので嫌いじゃないけど、高域に開放的な感じがないので、アイドル的な明るさに欠けると思われるかもしれない。まあ、ある意味、こういう低域ボンボン出てる厚みのある感じが好きってあたりに、改めて自分が低域ジャンキーの傾向があるなと感じる。中域で厚みを出す管楽器や弦楽器のマイルドな感じが好きだけど、見通し感は悪く、輪郭も強調されないので分離感は悪いだろう。

 


キミがいなくちゃっ! [通常盤]

 

TVアニメ「まちカドまぞく」OP主題歌「町かどタンジェント」

【Hiby R6 Proで鑑賞】こういう曲なんか厚みと甘味たっぷりに聴かせてくれるから個人的には好き。ベースも調和的でやや緩いくらいになっていて、深みはあるけど、その深みをしつこく出さないゆったりした懐の深さがある。ボーカルは抑揚が抑えめなのもよくて、ふんわり濃厚で甘味が強くて好き。聞き疲れしないのもいいね。奥行き感とメリハリ、透明感には率直に言って欠けるけど。

 


TVアニメ「まちカドまぞく」オープニング&エンディングテーマ 町かどタンジェント/よいまちカンターレ

 

Fonseca「Arroyito」


 【Hiby R6 Proで鑑賞】温かみのあるこういうポップスはいい。中域でしっかり充実して、しかも音の輪郭は強調されず自然な膨らみと広がりがあり、マイルドに聞き心地も安定している。ギターの温もり感とボーカルのコクのある湿っぽい声色が最高に味わい深い。こういう曲には強いね。

 


Gratitud

 

【5】総評「濃厚系の音が好きならおすすめ」

 デザインは素直にチープです。しかし、スペックや通信品質は悪くありません。

 音質はかなりマイルドウォームですが、高域も背景に周りながらもしっかり存在感があるあたりは良質に感じます。ただ、こういう音をヴェールがかかっているとか篭もっていると評価する風潮はあるので、そういう主流には乗れていない音であることは事実です。でも個人的には好き。かなり自然な音で聞き疲れしません。しかし万人向きではないので、おすすめはしますけど、こういう音は流行らないだろうなぁとも思うので、おすすめ度は高くありません。むしろ個人的に気に入ったというだけ。

 

Sanfic WK-Y18

Sanfic WK-Y18

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*1:おすすめ度とは、あくまで主観的に「ここが面白い!ここが味わい深い!」と思ったポイントです。たとえば低域が「5」だからといって低音が支配的で低域重視で鳴りますというわけではなく、「低域の表現が丁寧でうまいなぁ」とか「これはちょっと他では味わえないかも」といった特徴的な音、魅力的な音がポイント高めになります。そのイヤホンの販売価格帯も考慮した主観的な評価です。