audio-sound @ hatena

audio-sound @ hatena

オーディオ機器やゲーミングデバイスのレビュー、そして好きな音楽を徒然なるままに

MENU

【完全ワイヤレスイヤホン Tribit Flybuds 1 フラッシュレビュー】コンパクトで携行性が高く、Qiワイヤレス充電に対応し、重みのある低域とわりと万能な音質を持っている

ヘッドライン

icon

iconiconicon icon icon icon

Tribit Flybuds 1

Tribit Flybuds 1

Tribit ワイヤレスイヤホン【2020年 ミニ型イヤホン&IPX7防水】 最大30時間音楽再生/両耳 左右分離型/マイク内蔵/技適認証済/ブルートゥースイヤホン高音質 内蔵マイク搭載 USB充電&無線充電 iPhone/Android/iPad/PC 多機種対応 BTH91

 

 

 「フラッシュレビュー」はデータ中心の簡潔な内容で、ポイントを絞ってオーディオ製品を解説します。

 今回取り上げる機種はTribit Flybuds 1です。Tribitはワイヤレススピーカーやワイヤレスイヤホン製品を製造している中国のブランドです。低価格帯の中国製メーカーの中では品質面でかなりまともなほうです。

 

 

f:id:kanbun:20200507113630p:plain

 audio-sound @ hatenaはこの機種を「audio-sound @ hatena Highly Recommended」として、大多数の人にとって満足度が高いオーディオ製品であると推奨します。

 

 

基本スペック

  • 連続/最大再生時間:6h/30h
  • 防水性能:IPX7
  • 対応コーデック:SBCのみ

 

Tribit Flybuds 1

 

パッケージ

 イヤホンのパッケージ全体はこの価格帯では少し標準より豪華です。付属品はイヤーピース、充電用ケース、充電用ケーブル(Type-C)、説明書です。

 イヤホンケースはQiワイヤレス充電に対応しています。

 

Tribit Flybuds 1

Tribit Flybuds 1

Tribit Flybuds 1

Tribit Flybuds 1

Tribit Flybuds 1

 

装着サンプル

 ハウジングはコンパクトサイズです。角度を調整することにより比較万能に対応します。

 

Tribit Flybuds 1

Tribit Flybuds 1

Tribit Flybuds 1

 

接続品質

 価格帯ではかなり優秀です。人混みに行ってないのでわかりませんが、家庭内では接続は良好です。距離耐性も優秀らしく、5m離れてもシームレスで乱れはありません。遮蔽物があっても問題なく繋がります。

 ホワイトノイズはほとんどないと思います。

 

Tribit Flybuds 1

 

音質

測定機材

  • SAMURA HATS Type3500RHRシステム:HEAD & TORSO、左右S-Typeイヤーモデル(Type4565/4566:IEC60268-7準拠)
  • AWA社製Type6162 711イヤーシミュレータ
  • マイクプリアンプ:Type4053
  • Type5050 マイクアンプ電源
  • オーディオインターフェース:ROLAND Rubix 24
  • アナライザソフト:TypeDSSF3-L

※イヤーシミュレーターの特性上、20hz以下と16khz以上の信頼性は高くありません。 

www.phileweb.com

 

周波数特性

 上から順に、

  1. [AET07 M装着時]左右別
  2. [AET07 M装着時]左右平均
  3. [AET07 M装着時]左右別(自由音場補正済み)
  4. [AET07 M装着時]左右平均(自由音場補正済み)
  5. [標準イヤーピース(赤軸) M装着時 ANCあり]左右別
  6. [標準イヤーピース(赤軸) M装着時 ANCあり]左右平均
  7. [標準イヤーピース(赤軸) M装着時 ANCあり]左右別(自由音場補正済み)
  8. [標準イヤーピース(赤軸) M装着時 ANCあり]左右平均(自由音場補正済み)
  9. 標準イヤーピース比較(自由音場補正済み)
  10. 標準イヤーピース比較(自由音場補正済み/2khz-24khz拡大)

 ※「AET07 Mサイズ」は当ブログの測定用レファレンスイヤーピースです。それ以外のイヤーピースは特記がない限り、このイヤホンパッケージの標準添付のものです。

※また当ブログの自由音場補正については機材に合わせてサザン音響さんから提供された補正値を使用しております。

www.s-acoust.jp

 

Tribit Flybuds 1

Tribit Flybuds 1

Tribit Flybuds 1

Tribit Flybuds 1

Tribit Flybuds 1

Tribit Flybuds 1

Tribit Flybuds 1

Tribit Flybuds 1

Tribit Flybuds 1

Tribit Flybuds 1

 

 サウンドシグネチャーを全体的に確認すると、ウォームでゆるやかなU字型というべきサウンドをしており、低域はわりと隆起しています。中域はだいぶ奥まり、中域の真ん中は割と深い谷になっています。高域に向かっては比較的なだらかになっており、ピーク感はあまりありません。

www.ear-phone-review.com

 

  低域はウォームで深みと重みがあり、重量感を感じますが、厚みは調整されていて、中域にそれほど被さらないようになっています。低域音は沈み込みが良く、深いところに沈んでいきます。ベース音やバスドラム音も引き締まっている鳴り方で、わりとタイトな音です。ウッドベースは重みは充分ですが、人によって厚みの不足を感じるかも知れません。

 低域がウォームなわりに中域は相対的に清潔に感じられます。ピアノの音は少し硬く、ギターエッジなどにも少しツヤが乗って聞こえます。わりと華やかな雰囲気に思うかも知れません。ボーカルは少し上向きに明るく艶やかですが、子音などに尖りは見られず不快なピーク感はありません。

 クラッシュ感には少し強調があり、高域は少し派手ですが、刺さりや荒々しさは強調されず、マイルドで聴き心地は安定しています。

 全体的にわりと賑々しいですが、低域がうまく空間に暖かみを出していて、ピーク感をほとんど感じない聴き心地の良いサウンドになっています。低域が優位ですが、中域以上に被さることなく音が聴きやすく、適度な解像感で聞き疲れしにくいので、わりと万能です。

 

Tribit Flybuds 1

 

レコーディングシグネチャー

 レコーディングシグネチャーの基本的な原理、楽しみ方については以下を参考にして下さい。

www.ear-phone-review.com

 

 参考用にレコーディングシグネチャーを掲載します。自由音場補正済みです。ソースはFiiO M15を用いています。SBCで接続し、標準イヤーピース(赤軸) Mサイズを使用しています。

www.ear-phone-review.com

 

 レコーディングシグネチャーで使用している楽曲は私も大好きなゲームメーカー日本ファルコム様のものを使用させて頂いております。

www.falcom.co.jp

 

JAZZ

anchor.fm

 

OST

anchor.fm

 

クラシック

anchor.fm

 

ロック

anchor.fm

 

総評

 低域が活き活きしていて、かつ中域以上で比較的フラットに近いバランスが良い万能性の高い音質と、Qiワイヤレス充電とIPX7の防水性能に対応する機能性の高さが魅力です。ケースと本体がコンパクトで持ち運びしやすいのも便利です。通信品質も良好で、5000円以下で買える完全ワイヤレスイヤホンとしてはわりかしおすすめできる機種です。

 

Tribit Flybuds 1

Tribit Flybuds 1

Tribit ワイヤレスイヤホン【2020年 ミニ型イヤホン&IPX7防水】 最大30時間音楽再生/両耳 左右分離型/マイク内蔵/技適認証済/ブルートゥースイヤホン高音質 内蔵マイク搭載 USB充電&無線充電 iPhone/Android/iPad/PC 多機種対応 BTH91

 

 【関連記事】

www.ear-phone-review.com

www.ear-phone-review.com

www.ear-phone-review.com

www.ear-phone-review.com


 

中華イヤホン
完全ワイヤレスイヤホン
イヤホン
ヘッドホン
デジタルオーディオプレーヤー
ニュース
特集記事
HiFiGOブログ
セール情報

 

新着記事