先日、Baseus SiMU S1 Proのレビューを掲載しましたが、ネットで情報収集していたところ、Baseusの新たなフラッグシップ完全ワイヤレスイヤホンが発売されているのを見つけました。
機能面で強化
Baseus SiMU S2は、 S1 Proに代わるBaseusの新たな主力ノイズキャンセリング完全ワイヤレスヘッドセット製品です。前世代と比較して、ANCハイブリッドノイズリダクションの機能がアップグレードされ、光学式インイヤー検出が追加されているようです。3マイク構造の通話時ノイズリダクションとワイヤレス充電機能にも対応しています。
シンプルでありながら高級感のある滑らかなBaseusデザインはより進化
充電ケースは角が丸い四角形のデザインで、胴体はピアノのベーキングペイントで処理され、滑らかで繊細な手触りを実現したとされています。実際、SiMU S1 Proも価格からするとかなり上質な手触りと質感を持っていましたので、同様の作り込みは期待できると思われます。
3色展開で好みの色を選べる
カラーリングは暗灰色とホワイトに加え、ブルーが用意されています。ホワイトには象牙のような透明感、暗灰色とブルーには深みのある光沢感があり、質感印象にはこだわりが感じられます。
イヤホンの使い勝手が向上
S1 Proからのデザイン面でのアップグレードとしては、イヤホンのタッチ操作部分にモールドが設けられたことが挙げられます。このモールド構造のおかげでタッチ操作部分が手触りでわかりやすくなっており、操作がより素早く直感的に行なえるように配慮されています。
アクティブノイズキャンセリング性能はやや低め?
アクティブノイズキャンセリングのスペックは-32dBとされています。S1 Proも強度の高いANCを搭載していませんでしたが、S2もANC性能で勝負している機種ではなさそうな雰囲気です。
インイヤー検出機能
Baseus SiMU S2には光学センサータイプの装着感検出機能があり、耳から取り外すとすぐに音楽を停止し、つけ直すとただちに再生が再開されます。
ワイヤレス充電対応
Baseus SiMU S2にはワイヤレス充電に対応しています。
技術仕様
- 素材 ABS+PC
- バージョン V5.0
- 対応コーデック:AAC/SBC
- 通信距離 約10m
- 音楽再生時間 約6時間(音量70%、ANCオンの場合
- 音楽再生時間 約7時間(音量70%、ANCオフの場合
- 充電ケース使用時の音楽再生時間 約24時間
- バッテリー容量
- 45mAh/0.167Wh (イヤホン)
- 480mAh/1.776Wh(充電ケース
- 充電時間 約1.5時間
- ワイヤレス充電時間 約2時間
- 周波数 20Hz~20kHzの応答範囲
- 充電インターフェース Type-C
- 対応機種 すべてのワイヤレスデバイスに対応
- 重量 55g
まとめ
Baseusはデザイン面で優れているブランドで、Baseus SiMU S2も使い勝手と外観の美しさの点では高額製品と渡り合えそうな気がします。ただ、ANC性能はやや物足りない可能性が高く、付属アプリもないようなので、少し中途半端な感じがあるかもしれません。
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