興味の赴くままにオーディオ製品を取り上げる「物欲探訪」。今回は日本発の新進気鋭ブランド「GRANPRO」のモニターヘッドホン「GRANPRO V1」を紹介します。
GRANPROについて
GRANPROは2018年に始動したばかりの日本の新しいオーディオブランドです。ギターアイテムや楽器、ポップガードなどの音響用アクセサリーを展開してきましたが、今回ブランドとして初めてDJモニターヘッドホン「GRANPRO V1」をリリースしました。
GRANPROは初心者でも気軽に楽器に触れ、音楽を楽しむことができる製品づくりを目指したいという創業者の思いが詰まった製品展開を行っています。GRANPRO V1も手軽な値段で高品質な音楽体験をもたらしたいというGRANPROのコンセプトに則って制作されました。
40mm大口径ドライバー
GRANPRO V1は40mmのダイナミックユニットを使用し、迫力満点な低音と高音でクセの無いストレートなサウンドが楽しめます。イヤホンや他のヘッドホンには再現不可能なバスや、空間の広がりを原音の表情のまま体感できます。
低音から高音まで逃さない
独自構造ドライバを搭載。映画や音楽などのデジタルコンテンツをタイトで重厚な低音域から繊細でのびやかな中高音域まで臨場感豊かに高高解像度で再現します。まるでスタジオでアーティストのレコーディングを生で聞いているかのような感動と共に、各楽器の配置や音色の空気感といった空間全体を正確に、ありのままお伝えします。
レビュー記事
まとめ
率直に言って、GRANPRO V1についてはまだ情報が少ないので、私にはよくわかりません。すでにヨドバシのネット通販でも買えますが、店舗試聴機はまだのようです。なお、ヨドバシでは「GP-0050」名義となっているようです。
さて、同じ価格帯にはCLASSIC PRO CPH7000という非常に優れた日本ブランドのモニターヘッドホンがあり、それと勝負できる水準なのかは個人的に気になるところです。CPH7000は文句なくSONY製やSHURE製の数万円台の定番モニターと勝負できる製品なので、CPH7000基準にするとハードルが高すぎるかもしれませんが。
DJモニターと名乗っているので、低域の調整具合も気になるところです。低域重視にモニターする場合ではほぼ同じ価格でTASCAM TH-06という優れた製品があり、低価格と言えどもちょっとやそっとでこれらと戦える品質の製品を新興ブランドが出せるのかはわからないですね。
新興ブランドの製品が大穴の可能性は一般にとても少ないものですが、もちろんありえないわけではありません。個人的には日本の新興オーディオブランドということで期待大ですが、どうでしょうね?
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