今回「物欲探訪」で紹介するのは人気ブランドShozyの、不人気イヤホン「Shozy Ceres」です。この機種はデザインの美しさから一定の注目を集めたものの、サウンドはあまり評価されていません。
人気ブランド「Shozy」
経験豊富なエンジニアとデザインチームによって設立されたShozyは、卓越したチューニング、スタイリング、美的感覚を備えた精巧な製品を提供しています。何年にもわたって、チームは音響設計、回路設計、材料の実装を研究し、エンジニアリングの卓越性と高忠実度のサウンドを再現する精度を追求してきました。
Black Hole、Shozy Form 1.4、Shozy Rougeなど、このブランドはさまざまな高解像度インイヤーモニターを手掛けています。
豊穣の女神「ケレス」
ShozyはBlack Hall以来、天体にモチーフを求めるようになった可能性があります。Shozy Celesはメインベルト最大の準惑星である「ケレス」に由来して名付けられました。ケレスはローマの豊穣の女神で、ギリシャ神話のデメテルに相当する神格です。
音楽を愛するすべての人に豊かな音を届けたいという願いを込めて、Shozyは新モデルをCeresと名付けました。
9.2mmダイナミックドライバー+超高周波バランスド・アーマチュア
Ceresは、9.2mmのダイナミックドライバーと超高音域のバランスド・アーマチュアのハイブリッド・ドライバー・テクノロジーを採用しています。経験豊富なShozyチームのエンジニアによる入念な調整とチューニングにより、ハイブリッドドライバーがお互いに補完し合い、満足のいく魅力的な音質を実現しています。
3Dプリントシェルと精緻な内部構造
Shozy Ceresのイヤーシェルには、私たちが求めるものを正確に実現できる最先端の3Dプリント技術を採用しました。正確なシェルは、精巧な内部構造に適しています。高い適合性は、調和のとれた自然なサウンド出力の基礎を形成します。驚くべき音楽の旅を体験することができます。
厳選されたアーティスティックなフェイスプレート
ShozyはCelesのために、精魂込めてフェイスプレートを厳選しました。ブルーは暗い色と思われがちですが、不規則なパターンを埋め込むことで、より神秘的で深みのある、可能性に満ちた真新しい刺激的な世界を感じさせます。
着脱式0.78mm2Pinケーブル
ケーブルは、0.78mm 2Pinコネクターを採用し、将来のアップグレードに備えて簡単に交換できるようにしました。これにより、イヤホンの寿命をある程度延ばすことができますし、ユニバーサルコネクターなので互換性の問題もありません。ちょっとした変化で新しい体験ができる。選択肢はあなたのために用意されています。
音質評価は微妙
ShozyはCeresで音場を広く感じさせて響きを豊かにしようとチューニングしたようですが、あまりうまくいかなかったようですね。Headphonestyのレビューではかなり低評価されており、Audiodiscourseのレビューには周波数特性も載っていますが、多くの人には中高域が地味すぎて音像がぼやけて聞こえそうなので、あまり期待できなさそうです。
まとめ
Shozy Ceresは美しいデザインを持っており、ビルドクオリティも悪くなさそうですが、音質は癖が強すぎて多くの曲を色付けしてきかせそうです。おそらく中域はかなり暗めの感じで、ゆったりと広く聞こえるとは思うので、そういう雰囲気が好きなら悪くないかもしれませんが、一般的にはおすすめできそうなサウンドと言い難いですね。
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