海外で発売されたSoundPEATSの新作アクティブノイズキャンセリング搭載完全ワイヤレスイヤホンが「SoundPEATS T3」です。
SoundPEATS T2はかなりのヒット機種になり、ロングランセールスになっていますが、これの後継機種ということであれば期待が高まります。とくに低域ジャンキーには興味をそそられる話題です。
T2後継機というより、SoundPEATS QのANC対応版
はい、いきなり結論。SoundPEATS T3は残念ながらT2の後継機種ではなく、Tシリーズの別機種という扱いです。基本的にSoundPEATS QのANC&ヒアスルー搭載アップグレードモデルといった感じのようです。
搭載チップはBES2500です。BES2300のAAC最適化版といった感じの後継モデルになります。
アクティブノイズキャンセリング深度はわずか-24dB
アクティブノイズキャンセリングの性能は深度-24dBとかなり低めです。最終的にはANCもチューニング次第で場面によっては効果が向上して感じられることもあるので、公称深度がすべてではありませんが、公称-35dBのT2と比べるとやはりこの数値は少し物足りませんね。
Scarbirのレビューでも効果がほとんどないと言ってます。ANCを期待して耳栓目的で買う機種ではなさそうですね。
大口径10mmドライバーの迫力サウンド
SoundPEATS Qと同じく、大口径の10mmドライバーを搭載しています。
ワイヤレス充電はなし
SoundPEATS Qはワイヤレス充電に対応していましたが、T3は対応しません。
音質も期待できそうにない
Scarbirのレビューを読む限りの印象ですが、あまり高く評価されていません。SoundPEATS Qの評価も低かったのですが、読み比べてみると、傾向が似ているようですね。
コントロールはほぼフルで提供
T3の良い点としては、ボリュームコントロールを含めてほぼフルコントロールが提供されることです。日常使用で不足はほとんど無いでしょう。
- LまたはRをダブルタップして、音楽を再生/一時停止します
- Rをタップして音量を上げます
- Lをタップして音量を下げます
- Rを長押しで、次のトラックにスキップします
- Lを長押しで、ANCオン、ANCオフ、および透明モードを切り替えます。
- LまたはRをトリプルタップして音声アシスタントを有効にします
スペック
- 防水:IPX4定格(防水ではありません)
- Bluetooth:5.2
- コーデック:AAC/SBC
- イヤホン単体再生時間:5.5時間
- ケース込み最大再生時間:16.5時間
- イヤホンサイズ:1.30 * 0.85 * 1.01インチ
- ケース寸法:2.15 * 2.11 * 1.18 in
レビュー
まとめ
少なくともこれまで明らかになっている情報によると、SoundAPEATS T3はあまり望みが持てる機種ではなさそうです。同じ価格くらいならQCY HT03が無難でしょう。
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