「物欲探訪」シリーズは普段からamazonを覗いている筆者が、買おうかどうか迷っている機種を紹介するコラムシリーズです。
ANCヘッドホンでおなじみ「Srhythm」から登場したANC TWS
今回紹介するのはアクティブノイズキャンセリング搭載完全ワイヤレスイヤホン「Srhythm S5(Soulmate Series 5)」です。この記事執筆時点でセールクーポンが出ており、5000円以下で買えるモデルです。
Srhythmの詳細はよくわかりませんが、アクティブノイズキャンセリング搭載ワイヤレスヘッドホンを多数amazonに出品しています。
Srhythm S5の特徴
外観的にはSURIA T12に似ている
この機種はおそらくSURIA T12と基本モデルは共通と思われます。
しかし、両者のスペックを日本のamazon.co.jpの商品ページから情報を拾って比較してみると、ドライバー径で相違が見られるので、完全に共通のモデルではないような気もします。ですが、アメリカのamazon.comのほうで確認してみると、Srhythm S5のドライバーは10mm径とされているので、そちらが正しいのであればSURIA T12と基本はほとんど変わらない可能性が高くなります。
下の表にまとめましたが、スペック面での両者の一番大きな違いはワイヤレス充電対応の有無と考えてよさそうです。
Srhythm S5 | SURIA T12 | |
ドライバー径 |
9mm? (米尼では10mm) |
10mm |
連続再生時間 (イヤホン単体) |
8h | 8h |
最大再生時間 (ケース込み) |
50h | 40h |
充電時間 | 1 - 1.5h | 1 - 1.5h |
ANC | ○ | ○ |
ヒアスルー | ○ | ○ |
ワイヤレス充電 | × | ○ |
-28dBのアクティブノイズキャンセリング性能
Srhythm S5は公称値で-28dBのアクティブノイズキャンセリング性能を謳っています。この数値は5000円クラスではそれなりに悪くない数値と言えますが、兄弟機であると思われるSURIA T12のアクティブノイズキャンセリング性能はあまりよくないので、この機種もそれほど優れていない可能性があります。
ANCはメーカー側で一定程度は調整できるようなので、性能はSURIA T12から多少変わっている可能性がありますが、詳細はわかりません。
8時間の連続再生時間
Srhythm S5はイヤホン単体で連続8時間の音楽再生をサポートしています。ケース込みでは再生時間は最大50時間になります。通勤通学に十分使えるだけでなく、ワークアウト/テレワークなどの作業/勉強のお供に使うのも良さそうです。
ANC&ヒアスルーも搭載していますから、環境音に煩わされず、集中力も高められますし、必要なときは外音取り込みができそうです。
防水性能IPX7
防水性能はIPX等級でIPX7相当です。このレベルですと、多少の深さに少しの間水没させても大丈夫な性能なので、雨の中でも安心して使えるだけでなく、レジャーのお供としても最適そうです。
ワイヤレス充電に対応
Srhythm S5の充電ケースはワイヤレス充電に対応しているので、対応する充電パッドがあれば、置くだけで手軽に充電ができます。
Srhythm S5の技術仕様
- ドライバ:ダイナミック型(9mm?)
- 通信方式:Bluetooth 5.1
- 対応コーデック:SBC/AAC
- アクティブノイズキャンセリング:-28dB
- 連続再生時間:8h
- 最大再生時間:50h
- ワイヤレス充電に対応
まとめ
Srhythm S5は比較的低価格で買える完全ワイヤレスイヤホンです。おそらくSURIA T12と基本は共通のモデルで、大きな違いはワイヤレス充電の対応の有無です。SURIA T12はANC性能はあまり優れた機種ではなかったので、この機種も公称値ほどの性能があるかは少し疑問ですが、5000円以下で入手できるANC搭載完全ワイヤレスイヤホンの候補としてリストアップしておくのもよさそうです。
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