先日発売されたAudiosenseの新作Audiosense DT600ですが、早速Head-Fierたちの元に届いたようで、Audiosenseスレでは続々と話題が提供されています。
どうも製品版のDT600は80Ωのインピーダンスアダプター(アッテネータ)入りで発売されたらしく、その効果を体感したHead-Fierに興奮と議論を沸き起こしています。その一部をご紹介しましょう。
DT600を手に入れました。しかも、80Ωのインピーダンスアダプター付きです。驚いたことに、インピーダンスアダプターを付けた場合と付けなかった場合、そして異なるソースを使った場合の印象がかなり変化します。
どちらが良かったですか?インピーダンスアダプターあり?なし?
インピーダンスアダプターを使用したほうが、いいですね。
アダプターなしでは、特にMacBook Airで使うと低音が膨らみます。ドングル付きのiPhone 11では、低音が出ません。
しかし、これはとても奇妙なことで、どのメーカーでもインピーダンスアダプターを付けて出荷するなんてことはほとんどありません。IEMはインピーダンスアダプターなしでも普通は大丈夫なのではないでしょうか?
インピーダンスアダプターを使用すると、低音が増えるはずです。
私もそう思っていたのですが、どうやら80ΩアダプターとDT600をペアリングしても、私のペアリングに問題がない限り、そのようにはならないようです。インピーダンスアダプターとの組み合わせでは、映像全体がきれいになり、よりクリアになります。まるで480pから1080pになったような感覚ですが、低音はほとんど出なくなります。
iPhone 11にアップル社製ドングル、80Ωアダプター、そしてDT600を使用した場合、音が小さくて粗い感じがします。駆動するための十分なパワーがないのだと思います。しかし、私のMacBook Airではかなり良くなりました。まだ少し薄い音ですが、イメージングと解像度は良くなりました。
低価格のレビューユニットをいくつか仕上げた後、ようやくDT600を聴くことができました。
くそー。IA(付属のインピーダンスアダプター、80Ω)なしでは、まるでハイブリッドのような音でした。温かく傾いた音色と平凡な高音、実に優れた技術を備えるパンチの効いた豊かな低音。
AMPにつないでIAを使うと、それらがクリアになりました。低音は滴り落ちてクリーンになり、音色はミッドフォワードに傾き(中域が前に出てくるようになり)、高音は必要なブーストを得ました。
これは非常に素晴らしい製品だと思います。
まとめ
Audiosense DT600の製品版はインピーダンスアダプター入りで販売されたようで、その素晴らしいサウンドを存分に楽しむことができるようです。私のレビューで紹介したように、インピーダンスアダプターあり/なしでAudiosense DT600は劇的なサウンドの変化を体験できるだけでなく、アンプの組み合わせなどによっても多彩に音色が変化します。この興味深い新製品がどう受け入れられていくのか、楽しみですね。
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