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【コラム】ドスパラのゲーミングノートPC「GALLERIA GR2060RGF-T」が魅力的すぎて思わず買ってしまいました

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GALLERIA GR2060RGF-T ガレリア GR2060RGF-T

 

 

新しいゲーミングノートPCを購入しました

 さて、実はしばらく前からノートPCを物色していました。現在はGALLERIA QF880(搭載グラボ:GeForce GTX 680M)という、FF14にドハマリしてた頃に買った機種を使っています。ゲームを最近がっつりプレイすることがなくなったので、ブログ書きながら何かするには十分かと思って使っていたのですが、さすがに最近動作に不満を感じてきました。夏場はメインのPC部屋の発熱が多すぎて冷却効率悪すぎて暑くなりやすく、光熱費コスパが悪いので、節約のためもあってエアコンのよく効いた居間でモバイルディスプレイを2枚ほどつないで作業することが多くなったのですが、メインPCに比べると動作が明らかにトロくてイライラします。

 ゲームをがっつりプレイする目的ではないのですが、いろいろなブログ用に適度にDTMや動画/画像編集などもしたいので、それなりにスペックのあるノートPCを物色してました。ゲーミングPCでは最近コスパが良いと評判のhp(ヒューレットパッカード)で「ゲーミングパソコン オンライン限定セール!icon」をやっており、最初はそこで選ぼうと思ったのですが、いろいろ物色してたところ、ドスパラのサイトで「ガレリア GR2060RGF-T」を見つけました。

 

Ryzen 7 + GeForce RTX2060搭載で15万円以内というコスパ機「ガレリア GR2060RGF-T」

 この機種の特徴はCPUがAMDのノート用Ryzen 7 4800Hという点にあります。Ryzen 7 4800HはCore i7 9750Hに勝ち、Core i7 10750Hに負けるというくらいのスペックですが、それらに比べて価格が安いので、コスパが優秀というCPUです。下の動画はTheSpyhoodがmobile用Geforce RTX2060 6GBと組み合わせたベンチ動画です。

 

www.youtube.com

 

4Kで最新ゲームをするには物足りないだろうが、フルHDで楽しむなら十分な性能

 ドスパラ準拠のスコアは6144です。これがどのレベルかと言うと、2560×1440ドットのWQHDクラスで妥当なゲーミング性能を発揮するという数値になります。

f:id:kanbun:20200806120758p:plain

 

 実際に4GamerにGeforece RTX2060のレビュー記事がありますが、基本的にWQHDまでであれば前世代のGeForce GTX1070Ti相当か場合によってそれを上回るスペックを発揮していますので、ドスパラのスコアは実用上も妥当であると思われます。

 Far Cry 5のようなAAAタイトルでは2560×1440ドットといった高解像度のゲームプレイも行えるというのがNVIDIAのメッセージだと筆者は理解しているが,それを裏付けるように,RTX 2060が2560×1440ドット最小フレームレートで60fps超えを果たしている点は注目しておきたい。

 

 RTX 2060とGTX 1070 Tiが性能だけでなく消費電力の中央値もおおむね同じであることは押さえておきたい。

 

 ほぼ同じ性能で,2019年1月7日時点の実勢価格が5万~5万6000円程度とおおむね被りそうなGTX 1070 Tiを置き換える,新世代のハイクラス市場向けGPUと捉えるのが正解かもしれない。

www.4gamer.net

 

WQHDゲーミングを主軸に据えつつ、マルチに使えそうなGALLERIA GR2060RGF-T

 GALLERIA GR2060RGF-Tがわりと価格を考えると魅力的な機種だということはだいたい伝わったかなと思いますが、しかし実際のところ競合製品とそれほど価格差があるわけでもないのに、なぜこの機種を選んだかという意思決定の問題があります。

 

マルチコアによってマルチスレッド性能が高い

 実際のところゲーミング性能に関しては競合のCore i7シリーズと大差はありません。あくまでゲーミングのみを考慮すれば、Core i7に対してわざわざRyzen 7を選ぶ必要はないのです。しかし、Ryzen 7にはCore i7に明確にまさるポイントがあります。

 それがCPUコア数です。競合のCore i7シリーズ(9750H/10750H)は6コア/12スレッドなのに対し、Ryzen 7 4800Hは8コア/16スレッドです。基本的に同時に処理できるスレッド数が多いほど、同時並行で実行できるタスクは多くなります。

 一般に、マルチスレッド性能が高いほど処理能力が上がるとされているのはエンコード処理マルチタスク処理です。

 

エンコード処理

 動画データなどをファイルに変換するエンコード処理は一般にマルチスレッド能力が大きく影響することが多いです。実際にはGPU支援を使用したハードウェアエンコードを行うことも多いので、CPU性能が決定的とは言えませんが、それでも一般的にCPUのマルチスレッド性能が比較的影響しやすいところです。以下は第3世代RyzenのデスクトップCPUの記事ですが、同じ第3世代Ryzen相当であるRyzen 7 4800Hも同じような傾向を持っているはずです。

 動画エンコードソフトのHandBrakeとTMPGEnc Video Mastering Works 7では、x264とx265で動画のエンコードを実行したさいの時間を比較した。

 すべての条件で最速の結果を記録したのはRyzen 9 3900X。続く2番手につけているのはほぼRyzen 7 3700Xで、TMPGEnc Video Mastering Works 7のx265通常エンコードにて1秒差でCore i9-9900K MB標準に1秒遅れを取っているが、ほかはすべてCore i9-9900Kより短時間で処理を完了している。

 第2世代までのRyzenは演算ユニットの構成が原因でAVX2の性能が振るわず、AVX2の効果が大きいx265エンコードでの性能が悪かった。実際、今回もRyzen 7 2700Xがx265でのエンコードでやたらに時間がかかっているが、AVX2命令の速度を向上させたZen 2ベースの第3世代Ryzenでは、Core i9-9900Kすら凌ぐ性能を発揮するようになっている。

pc.watch.impress.co.jp

 

マルチタスク処理

 マルチメディアプレーヤーで動画を鑑賞しながら、ブラウザを起動してタブをたくさん開いて情報収集しながら記事を書くといったことや、ゲーム配信をおこなう、テレワークでリアルタイムオンラインミーティングをしながら作業するといった用途ではマルチスレッド性能が高いほど基本的に安定した動作をしてくれます。

 

ゲーミングノートにしては軽量

 総重量が約1.9kgとゲーミングノートにしては軽量です。一般的なノートPCの重さは1.5kgが標準的なレベルですので、ノートPCとしてはやや重い部類にはなりますが、この重さなら、わりと持ち運べなくはないです。居間などで、しまったりしながら使う家庭内のゲーミングPCとしては、比較的快適に使えるでしょう。

 

GALLERIA GR2060RGF-Tの欠点

 さて、なかなか魅力的なGALLERIA GR2060RGF-Tですが、購入を検討するに当たり、気になるポイントもちらほらありました。ここでは欠点になるだろうポイントを指摘します。

 

キーボードデザインにクセがある

 下の画像がGALLERIA GR2060RGF-Tのキーボードデザインなのですが、おそらくUS準拠のキーボードをむりやり日本語向けにカスタマイズしたと思われます。そのため、エンターキー近くのデザインがUSキーボードに似たものになっており、日本語の「む」のキーが一般的な日本語キーボードとは異なる位置にあります。一般的な日本語キーボードに慣れていると、エンターキーと「む」を押し間違えるミスが多くなりそうです。

f:id:kanbun:20200806125323p:plain

「む」の位置が気になります

 

ディスプレイのリフレッシュレートが120hz

 とくにFPSなどの画面ブレなどが勝敗に関係しやすい激しいゲームをする場合、敵の視認性を高める意味でも、長時間プレイで目が疲れにくいという意味でもリフレッシュレートが高いほうがいいですが、120hzは低くはありませんが平凡です。15万円クラスのゲーミングノートPCでは144hz対応の機種も多いので、わずかの差ですが気になるかもしれません。とはいえ、個人的にはシビアなゲーミング環境を求めるなら、240hzのリフレッシュレートがほしくなるでしょう。ノートPCにこの価格で高いリフレッシュレートを求めるのはちょっと無理があり、120hzでも概ね問題ない気がします。

 

GALLERIA GR2060RGF-Tのライバル機種

 GALLERIA GR2060RGF-Tの購入を検討する場合、有力となるであろうライバル機種を紹介します。

 

Lenovo Legion Y7000 81NS001KJP

Lenovo Legion Y7000 81NS001KJP

Lenovo Legion Y7000 81NS001KJP

 価格はほぼ同等でGPUはGALLERIA GR2060RGF-Tと同じNVIDIA Geforce RTX2060、CPUはCore i7 9750Hを搭載し、ほぼ同価格で買えるゲーミングノートPCです。性能はほぼ同等ですが、ストレージ構成が異なり、こちらはディスプレイのリフレッシュレートが144hzと高いですが、重量は2.3kgと少し重くなります。

 

【追記】届きました!個人的はかなり満足です

 この記事はGALLERIA GR2060RGF-Tの注文直後に書いたのですが、その後無事手元に届きました。予想通り、ゲーミングノートPCとしてはかなり薄型で軽量なので、持ち運びも楽です。特殊なキーボードデザインは今のところとくに支障はありません。動作も軽快で、ブログ記事の作成スピードが上がり、動画を見ながら作業をしてもスムーズなので、個人的には本当に買ってよかったと思ってます。

GALLERIA GR2060RGF-T
GALLERIA GR2060RGF-T
GALLERIA GR2060RGF-T
GALLERIA GR2060RGF-T
GALLERIA GR2060RGF-T

 

まとめ

 GALLERIA GR2060RGF-TはゲーミングノートPCとしては比較的軽量で持ち運びがなんとかでき、スペックに対してのコストパフォーマンスが優れており、価格帯の標準的なゲーミングスペックは十分に満たしているだけでなく、Ryzen第3世代のCPUを搭載したマルチスレッド性能の高さが魅力です。

 キーボード配置が特殊なのが気になりますが、ゲーミング用途で競合と互角以上に渡り合うのみならず、マルチメディア性能でより上位の能力が期待できます。まだ届いてないので実際の使い勝手はまだわかりませんが、いまのところ届くのが楽しみで仕方ありません。

 

GALLERIA GR2060RGF-T ガレリア GR2060RGF-T

  

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