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【中華イヤホン Reecho x Peacock Audio Spring Fever ファーストインプレッション】中域に透明感があり、明るく見通しが良く、ボーカルが映えるイヤホン

ヘッドライン

Reecho x Peacock Audio Spring Fever

Reecho x Peacock Audio Spring Fever

Reecho x Peacock Audio Triple Driver Spring Fever

 

 

【1】装着感/遮音性/通信品質「若干耐久性が気になるが、軽量で装着感も良い」

ASIN
B086C3Q53J
スペック・評価
再生周波数帯域 10~38000Hz
インピーダンス 16Ω
感度 106dB
ドライバー

ハイブリッド型

(ダイナミックドライバー×1, バランスドアーマチュアドライバー×2)

 外観は独特で宝石のようです。軽量で装着感も良く、外耳道はすっぽり覆われるので、遮音性は高めです。

 

テスト環境

 今回のファーストインプレッションのテストはFiiO M15を使って行っています。ゲインは「高」設定です。

www.ear-phone-review.com

 

装着サンプル

Reecho x Peacock Audio Spring FeverReecho x Peacock Audio Spring FeverReecho x Peacock Audio Spring Fever

 

【2】外観・インターフェース・付属品「2pinリケーブル可能」

 付属品は多数のイヤーピースの替え(フォームタイプとシリコン)、キャリイングケース、説明書です。

 付属品についてのより詳しい記事はHiFiGOのレビュー記事を参考にして下さい。

www.ear-phone-review.com

 

Reecho x Peacock Audio Spring FeverReecho x Peacock Audio Spring Fever

Reecho x Peacock Audio Spring FeverReecho x Peacock Audio Spring Fever

Reecho x Peacock Audio Spring FeverReecho x Peacock Audio Spring Fever


【3】音質「明るく見通しの良い、よくボーカルフォーカスされた中域が魅力です」

周波数特性イメージ(試験運用中)

※周波数特性イメージはあくまでレビューの便宜上、個人的に周波数分布のだいたいのイメージを掴むための参考情報で、測定方法も測定されたデータも非常にアバウトで厳密な信頼性や正確性に欠けます。いずれ勉強を深めて信頼性を高めていきたいとは思いますが、本ブログは周波数特性の測定をメインとしていませんので、期待しないで下さい。私自身も聴感上の音像印象の解釈の補助として利用しているだけで、この周波数特性イメージを全面的に信頼し、依拠しているわけではありません。

 

※またイヤホンの周波数特性イメージはヘッドホンの測定値との互換性を持たせるために、外耳道を疑似的に再現した環境で測定されています。

 

レコーディングシグネチャー(試験運用中)

 レコーディングシグネチャーはバイノーラル録音されていますが、品質は良くありません。人工的に外耳道に近い環境を作って録音していますので、それなりに自然に近い音になっているとは思いますが、聴いたそのままの音質とは異なりますので、あくまで参考情報ということでお願いします。

 

原曲

www.youtube.com

銀の意志 Silver Will / 空の軌跡ざんまい / Copyright © Nihon Falcom Corporation

 

www.falcom.co.jp

 

anchor.fm

 

ファーストインプレッション

 今回は標準イヤピの中で、シリコンの黒軸タイプ(Reecho-AET07)のLサイズを用いて第一印象を確認します。

 

スマホでも充分鳴らせます

 スペック的にはスマホで鳴らすには充分で、Galaxy A20で試してみましたが、とくに不足感は感じませんでした。おそらく問題なく普通に鳴らせます。

 

透明感のある明るい中域、ディテールが強調された活き活きしたボーカル(山崎まさよし「One more time, One more chance」)

One more time, One more chance

One more time, One more chance

 このイヤホンは全体的にフラットバランスに近いチューニングになっており、さらに低域も高域も中域を意識していて、とくにボーカルは活き活き聞こえる透明な空間が実現されているのが魅力です。

 まず低域ですが、厚みを強調せず、ドラムは明るい雰囲気でビーターがやや強調された、音のキレが良い雰囲気で聞こえます。このような調整によって、一般にタイトでリズミカルさを重視した味わいで聞こえ、浮き上がりがよく、しかもスピード感は少し走って聞こえるくらいの速度が感じられます。ビシバシ感は強くありませんが、スネアのスナッピーも走る感じがあるので、タイトでスピード感のある音が好きな人には好まれるでしょう。

 低域がこのように見通しが良く、しかも浮き上がってリズミカルによく支えてくれることで、中域は安定感がありながら、空間がもやもやするところがなく、透明感があります。ボーカルは厚みの点ではわずかに物足りない可能性はあり、この曲の男声ボーカルに渋みや深み、暖かみはあまりありませんが、喉の奥からよく響かせて子音も明瞭に歌っている、精彩のあるディテール感があります。声の抑揚はよく味わえるようになっており、ボーカルの細かな震えさえ味わい尽くせる気がします。

 アコースティックギターはアルペジオもきれいで、さらにボーカルとのぶつかりはほとんどありません。きらびやかさは充分で、温かみも少しあり、しかもギラつき感は丁寧に調整されているので、硬い音でも耳に痛い感じはなく優しい味わいが感じられるでしょう。人によってはややカントリー風の味付けを感じるかも知れません。

 一般にアコギの弾き語り曲やそれに近い楽曲は若干暖かみのある形で魅力的に聞こえると思います。

 

 

キレと透明感でEDMも充分に味わえる(Aimer with chelly「ninelie」)

ninelie

ninelie

 フラットに近いバランスなので、やや中域に音が集まりやすい雰囲気があります。実際のところこの曲の出だしは少しボーカル周りに音が集中しすぎて、透明感はありますが、些か視界が悪い印象を受けるかも知れません。この曲の出だしを聴く感じでは、音場は立体感が足りず、それほど広くないのではないかという印象を受けるくらいです。こうした印象を抱かせる理由の一つはボーカルのボディ不足にあると私は考えます。本来出だしで楽曲全体の支えとして、この曲ではボーカルが柱となることが求められているように思われますが、中域の真ん中でボディが足りず、やや上の方で息遣いを強調する感じに聞こえるために、ボーカルの軸が失われて楽曲に安定感が出ておらず、それが出だしでの立体感や充実感の不足につながっているようです。

 しかし、楽曲の進行によってボーカルは徐々に上向いて艶やかに歌い上げるように浮かび上がってくるので、最初の時点で感じたボディの不足は解消されるはずです。最初のサビが終わる頃には楽曲全体は音場に展開され、最初の立体感不足は解消されているでしょう。

 床面はパンチが利いており、タイトでリズミカルなので、リズム面での不足は感じられないと思います。深さではなく、上に支える腰高気味の足場であることもダンスフロアを充分に意識させてくれます。足回りは活きが良く、ステップが明確で、充分に踊ってくれます。

 中高域から高域にかけてはやや派手さと鋭さが意識されており、音のエッジが丁寧に感じられつつ、ぎらつきは適度に抑えられているので、透明感があり、音像が捉えやすくなっています。トランジェントはやや明瞭で、輪郭の手がかりは多いのも、EDMの緻密な雰囲気とは相性が良いように思われます。

 

 

やや頭でっかちでシャカシャカしやすいところはある。女声ボーカルは選り好みするかも知れない(Real Paradis「風と丘のバラード」)

風と丘のバラード

風と丘のバラード

 比較的よくできたボーカルホンで、甘味のあるのびやかさと子音の明瞭感を両立させた声を聴かせてくれて、なかなか万能だと思いますが、それでもボディはちょっと不足していて、たとえばこの曲だとややボーカルが過酷かなって思います。まあ元々ハイハットなんかがシャカシャカしやすい派手なところがあるんですが、ボーカルも少し薄味気味でスーハーするところがあるんで、そのシャカシャカ感と相まって、少しうるさげな脆さが強調されて安定感に欠ける、シェイカーサウンドになっている気がします。

 弦楽もボディより上でのびやかさを出し、わずかにヒステリックなところもあるんで、なんか全体的に音が中高域あたりで混雑して、うまく整理されていない印象を受けます。ボディの不足を考えると、おそらく女声ボーカルより男声ボーカルのほうが満足度が高いことが多いと思います。

 

 ボディの不足を補う手っ取り早く、そして確実な方法はイヤーピースの交換です。真っ黒いシリコンイヤーピースはより低域寄りに中域にフォーカスしてくれるので、Spring Feverはより正統派のボーカルホンに近づく可能性があります。また上段にあるシリコンイヤーピース「Colombian Earmuff」も濃厚感が増すので、ボディ不足を解消してくれるかも知れません。フォームタイプも高域の低減に効果があるので、中域への高いフォーカス感を出してくれるでしょう。そういうわけで、中域のボディ不足は多くの人は標準イヤーピースで改善可能ですが、大なり小なり音のキレの良さと透明感は犠牲にする必要があると思われます。

 

 
甘くみずみずしいサウンド(てこぴかり「ふたり少女」)

ふたり少女

ふたり少女

 このイヤホンは中域に甘味がたっぷりがあり、アコースティックな雰囲気の曲ではみずみずしいサウンドを奏でることが出来るので、この曲で充分なノスタルジアを感じることができるはずです。

 ボーカルはボディは中庸かやや少なくなる傾向がありますが、この曲では声量が充分で不足感は出ません。むしろ子音が明瞭にくっきり聞こえ強調され、息感ものびやかに付け加えられるので、中域の甘味から子音の尖り、息の抜ける清潔感まではっきりと感じ取れ、口の運びが見えるかのように楽しめます。

 アコースティックギターとピアノは低域との繋がりは強調されず、やや浮き上がっているくらいですが、たっぷりと水気を帯びていて、ジューシーな充実感があります。この曲のみずみずしい透明感を存分に味わうには悪くない選択肢だと思います。

 

 

【4】概括

 一般に中域を重視しているところのあるボーカルホンですが、ボディはそれほど強調せず、むしろのびやかさや清潔感に寄せた柑橘系の味わいを感じます。女声ボーカルは曲によってボディの不足が気になる場面もありますが、中域の透明感のある中によく歌声がフォーカスされて聞こえてくるので、ボーカル曲は男女問わず魅力的に思えるでしょう。どちらかというとボーカルの輪郭的なディテール(口の運び、子音、息継ぎ)を重視する人向けです。全体的に自然に明るい、透明感のある空間が味わえ、大抵の曲で音場も開放的に感じられます。ただし低域にこだわる人は物足りない印象を受ける可能性があります。

 

Reecho x Peacock Audio Spring Fever

Reecho x Peacock Audio Spring Fever

Reecho x Peacock Audio Triple Driver Spring Fever

 

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