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【中華イヤホン TANCHJIM Oxygen ファーストインプレッション】粒立ちと清涼感、暖かみ、甘味のバランスが取れたフラットに近いU字を持つ万能系サウンド。

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TANCHJIM Oxygen

TANCHJIM Oxygen

日本国内総代理店 (株)七福神商事 提供 TANCHJIM Oxygen 高音質 イヤホン カーボンナノチューブ振動膜採用 φ10mmダイナミック型ドライバー (シルバー)

 

 

【1】装着感/遮音性/通信品質「小型で耳への収まりは良い」

ASIN
B07L7BVPXN
スペック・評価
再生周波数帯域 10~40000Hz
インピーダンス 32Ω
感度 110dB
ドライバー

ダイナミック型

 小型の金属ハウジングは耳への収まりが非常に良いです。遮音性はそこそこです。 

 

テスト環境

 今回のファーストインプレッションのテストはONKYO GRANBEATを使って行っています。

www.ear-phone-review.com

 

【2】外観・インターフェース・付属品「ビルドクオリティは充分に高級感あり。2pinリケーブル可能」

 付属品はイヤーピースの替え、キャリイングケース、リモコンケーブル、説明書です。ケーブル端子は2pinです。イヤーピースは薄皮のシリコンタイプのものが6サイズついてきます。

 

TANCHJIM OxygenTANCHJIM Oxygen

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【3】音質「ドラムサウンドが元気」

周波数特性イメージ(試験運用中)

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※周波数特性イメージはあくまでレビューの便宜上、個人的に周波数分布のだいたいのイメージを掴むための参考情報で、測定方法も測定されたデータも非常にアバウトで厳密な信頼性や正確性に欠けます*1

 

ファーストインプレッション

 今回は標準イヤピの中で、シリコンの一番大きなサイズを使ってファーストインプレッションを確認します。

 

ロック向きのアタックの強い、ベースとぶつかりにくいドラム、締まったハイハット(ヨルシカ「あの夏に咲け」)

あの夏に咲け

あの夏に咲け

 このイヤホンの特徴の1つはリズムパートにあります。ヨルシカ「あの夏に咲け」を聴いてみましょう。

 まずすぐに気づくのはドラムのアタックが強いですが、粘りが強い革張り感を強調する、バッツバッツとした手応えのある音で火力を感じさせることです。パンチ力の強いサウンドで打ち込みが強く、リズムをしっかりと聴かせます。キックはベースとぶつからない感じではっきりしており、少し浮き上がるようにしなやかに踏み込みます。全体的に躍動感があって、この曲のようなロックやポップス向きの弾む音です。高域の高いところはかなり早く減衰するので、明るさはあまり強調されません。そのためドラムサウンドは明るく弾けすぎないので、引き締まった感じがあります。

 次にハイハットです。軸をあまり立てず、穂先も高くありません。アタックは悪くなくタイトな雰囲気がありますが、高さが抑えられており、シャーンという空気感の広がりは抑制されているので、音が少し下にまとまっている感じになっており、やや錆びた雰囲気があります。どちらかというとライドシンバル的なドライブ感を出す音で、カンカンチンチンしたところを強調する派手さを抑えた引き締まった音です。

 個人的にはこのイヤホンのリズムパートは非常に引き締まって躍動感があり、かっこよく聞こえます。高さを強調せずに静かな錆びた感じで、しかし、しっかりドライブされて走るハイハットは、自身が目立ちすぎないことで、ドラムサウンドの躍動感をしっかり引き立たせます。同様にボーカルと比べてもだいぶ目立たないので、ボーカルを邪魔する感じもありません。タイトなリズムが好きなら、このイヤホンのリズム表現は気持ち良い雰囲気に思えるでしょう。

 

色づきのよい暖かい少し濃い、アルペジオの鮮やかなアコースティックギター、澄んだ雰囲気ながら甘いボーカル(佐々木恵梨「ふゆびより」)

ふゆびより

ふゆびより

 アコースティックギターの弾き語り曲が好きなら、このイヤホンを愛してしまうかも知れません。高域を抑えてきらびやかさが自然な雰囲気に調整されながら、暖かみのある雰囲気でアルペジオが美しく聞こえます。たとえば佐々木恵梨「ふゆびより」を聴いてみましょう。

 アコースティックギターの色づきは金色に近く、ほんのりと暖かみを感じますが、高域では清潔感もあるので、濃厚すぎず、爽やかさもありますが、煌めきは強くないので甘く、穏和に聞こえます。アルペジオは一音一音丁寧に聞こえるので、粒立ち感はしっかりしており、アコースティックギターサウンド好きを満足させてくれるはずです。強調されませんが、適度に潤い感もあり、涸れた感じではなく、充実感があります。

 ボーカルも同様に澄んだ甘さを持っています。息は少し強調されますが、子音の強調は強くありません。そのためこの曲独特のほっこりした感じを出しつつ、息が清潔な雰囲気を出します。甘味と清涼感をよく共存させています。

 このイヤホンのアコースティックギターとボーカルの雰囲気はこういう曲に向いていると思います。エッジの粒立ちと息に強調があって、ともにディテールのよいギターとボーカルは、一方で明るすぎず高く抜ける感じではないので、甘味が乗ってスウィートです。ノスタルジックな雰囲気も充分に出してくれるでしょう。

 

緻密すぎないギシギシ感のない丁寧な音像表現(Rasmus Faber「We Laugh We Dance We Cry」)

We Laugh We Dance We Cry

We Laugh We Dance We Cry

 高域が高く開放されていないので、EDMは音が分解されすぎてギシギシする感じのない、むしろ緻密なあたりを落ち着いて聴きやすい音像重視のサウンドになっています。EDMを聴いても高域でサワサワする感じはほとんどありません。

 高域に寄せたイヤホンの場合、EDMトラックを聴くとギシギシ音を立ててきしむような感覚が出やすいですが、このイヤホンは高域の高いところは抑制されているので、ギシギシ感は出ません。そのため、丁寧に中高域の音像が解像されて押し出される感じになっており、粒立ちが聴きやすいバランスになっています。

 床面は打ち込みの良いパンチを持っており、しかもタイトで機敏なところがあるので、スピード感は気持ち良いです。

 またこのイヤホンはボーカルに自然なボディがあるので、フォーカスも良く、電子音のサウンドにボーカルが飲み込まれがちなこの曲でも、ボーカルが聴きづらい感じがありません。

 

スピード感と甘味の共存した活き活きしたポップス(東山奈央「イマココ」)

イマココ

イマココ

 このイヤホンはドラムが躍動的でスピード感がしっかりしており、ボーカルフォーカスも悪くなく、アコースティックギターのアルペジオを美しく聴かせるほどには粒立ちがよく、甘味があるということを確認してきました。そうした雰囲気は東山奈央「イマココ」のような曲にふさわしい気もします。

 ドラムは力強く適度にアタックしながらタイトに聴かせる俊敏さがあるので、この曲のスピード感を遅れなく表現してくれます。アコースティックギターは目立ちすぎない、穏和さのある、しかししっかりしたアルペジオを聴かせる金色の甘味のあるサウンドです。ハイハットの粒立ちは良く、パチパチと細かく聴かせますが、高く抜けないので派手さは抑えられていて透明感があり、艶やかなピアノラインとボーカルを邪魔しません。

 ボーカルは甘味があり、媚びた感じもあってコケティッシュさも兼ね備えながら、息は弾んで元気よく、しかし高く抜けないので快活すぎず、しっとりした雰囲気もあります。子音は尖らず、サ行も刺さらないので、聞き苦しいところもありません。

 

【4】概括

 今回はTANCHJIM Oxygenの音質インプレッションを確認しました。やや緻密に寄せながらも、全体的にバランス良くフラットで、アタックがよく弾むパワフルなリズムを持ち、ボーカルフォーカスも良く、音に甘味と温かみがあって聞き苦しいところはありません。よくチューニングされている雰囲気であまり得意不得意がなさそうです。ドラムに躍動感を求める人、アコースティックギターを美しく甘味のある形で聴きたい人にはかなりおすすめできるのではないでしょうか。

 引き続きレビュー記事をお楽しみ下さい。

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TANCHJIM Oxygen

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*1:音量による変化、各イヤホンの特性を考慮した補正などを行っておらず、測定環境もスマホマイクで集音しているので非常にアバウトで厳密ではありません。レビュー執筆の参考に使っていたものの、これまでは公表してきませんでしたが、これまでサンプルを取って聴感上の印象と照合してきた感じ、それなりに参考にはなりそうなので、試験的に公開していきたいと思います。いずれ勉強を深めて信頼性を高めていきたいとは思いますが、本ブログは周波数特性の測定をメインとしていませんので、期待しないで下さい。私自身も聴感上の音像印象の解釈の補助として利用しているだけで、この周波数特性イメージを全面的に信頼し、依拠しているわけではありません。

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