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【完全ワイヤレスイヤホン 1more EVO ファーストインプレッション】ANC性能は悪くなく、外観のビルドも美しい。サウンドバランスは少し癖が強い中域充実系サウンド

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1more EVO

1more EVO

 

 1moreから新作完全ワイヤレスイヤホン「1more EVO」が正式リリースされました。私も1more EVOを手に入れましたので、ファーストインプレッションをお届けします。

 

 今回のユニットは1moreから読者に誠実な印象を伝えることを条件に提供されました。

 

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1more EVOの技術仕様

  • LDAC搭載Bluetooth 5.2
  • -42dBスマートノイズキャンセリング
  • 5.5~8時間再生可能(ANC ON/OFF)
  • ハイブリッドアーキテクチャHiFi音質
  • デュアルデバイス接続
  • 3Dセラミックルック
  • IPX4防水規格

洗練された外観

 1MORE EVOは、丸みを帯びた長い充電ケースのデザインを1moreの従来機種同様採用しています。充電ケースの素材は前世代と同じですが、1MORE EVOの充電ケースは前世代よりもマットでつや消しが施された高級感のある質感になっています。同時に、充電ケースの耐摩耗性もさらに向上しています。

 

 そして、充電ケース上部の「1MORE」ロゴも、従来のダークトーンから現在のローズゴールド色に変更されています。先代の控えめで内向的な印象から、現在の控えめな高級感へと充電ケース全体の見た目を変化させました。

 

 ブラックにローズゴールドのイヤホンは、とても高貴でエレガントな印象を与え、ドロップ型の流線型のボディと相まって、1MORE EVOは丸みを帯びた感触と柔らかいラインを持っています。美しく、高級感のあるフォルムはフラッグシップにふさわしく、洗練されています。1MORE EVOは人間工学に基づいたデザインを採用し、イヤホン1個の重量はわずか5.7gで、長時間装着しても耳に負担感はありません。

 

 

42dBのハイブリッドノイズキャンセリング

 1MORE EVOではノイズキャンセリング性能も前世代から進化しました。すでにこれまでの製品も1moreのノイズキャンセリングの性能は非常に高く評価されてきましたが、1MORE EVOはノイズキャンセリング体験に新たなブレイクスルーを起こしています。

 

 EVOには1MORE独自のノイズキャンセリング技術「QuietMax」が採用されています。このイヤホンは「フィードフォワード+フィードバック」デュアルマイクアクティブノイズキャンセリング技術を採用し、スマートアルゴリズムを統合して正確かつ瞬時にノイズキャンセリングを実現します。ノイズキャンセリングの深さは42dBに達することができます。また、このイヤホンのノイズキャンセリング性能は、国家市場規制管理局の認証と申請を通過し、国際的に有名な試験機関SGSの認証も取得しています。

 42dBもの深度に到達するアクティブノイズキャンセリングによって、EVOはあなたの音楽に確かな静寂感をもたらします。音の響く地下鉄、人々がざわめくカフェやレストラン、車が走り抜ける大通り、あらゆる場所で音楽が快適に聞こえる静寂を実現します。

 

 

サウンドインプレッション

 さて、サウンドインプレッションです。

 

 まずは基本となる周波数特性ですが、以下がノーマルモードとANCモードのカプラーによる測定値です。

 

 

 カプラーの測定値ではANCとノーマルモードでほとんど違いがないように思われるでしょうが、実際には耳介の影響があり、HATSの測定値には差が出るので、実耳での聴感にはもう少し差が出ます。

 

 さて、1moreはComfobuds Proでわりと正統派のスタジオチューニングをしていたんですが、EVOはちょっと違うようです。このイヤホンも公式にはComfobuds Proと同じルカ・ビルナディ氏がチューニング監修に関わっているはずなんですが、今回はスタジオチューニングの王道をだいぶ離れた感じなんで、ピルナディ氏のサウンドの好みはわりと広いようです。

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 やや太く聞こえる低域と、やや密度の高いが色づきが落ち着いたシックな中域、そして妙にエッジが強くてややギラつく中高域を持った中域充実系のかまぼこサウンドになっています。ただし中域自体は中心部が凹んでいて、変形M字型というような独特の形をしています。ロックを聴くと、シンバルがかなりガシャガシャして聞こえるのが少し気になりますね。

※5/13改訂:初公開時はサウンドバランスがドンシャリのように書いていましたが、よく考えればドンシャリというよりかまぼこというほうが自然だと思われるので表現を直しました。

 

 ライバルはおそらくEdifier NeoBuds Proになると思います。NeoBuds Proのほうが明らかに歯擦音が目立ちすぎるなどピーキーさをより強く感じるところもあるものの、全体のバランスはNeoBuds Proの方が良いと感じることが多いでしょう。とくに中域の聴き心地と透明度はNeoBuds Proのほうが上手です。

 

 

 全体のレンジ感もNeoBuds Proのほうが優れているので、どちらがより多くの人に高品質な音に聞こえるかと言えば、たぶんNeoBuds Proのほうでしょう。EVOはかなり露骨に中域がドンシャリっぽく聞こえるはずです。そういう意味で楽しく聴けるのはEVOのほうかもしれませんね。

 

 

通信品質

 遮蔽物を挟むと一瞬通信が途切れましたが、すぐに復帰して接続が回復しました。玄関先にスマホを置いて、ドアを閉めて離れると比較的すぐ通信が乱れたので、優秀ですが、ずば抜けて強力というほどではなさそうです。

 

アクティブノイズキャンセリング

 アクティブノイズキャンセリングの性能は公称値どおりかなり優秀と思われます。ノーマルモードでもわりと遮音性が良いのですが、ANCをONにするとゲーミングノートPCのファン音なんかはかなり聞こえません。私のゲーミングノートのターボモードとかいう、ファン音うるさくてイライラするモードでも、ほぼ聞こえなくなるのでかなり快適になります。

 

 さすがにEdifier W820NBといったANCヘッドホンほど静寂ではないですが、イヤホンレベルでこれなら個人的には満足ですね。

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Sound IDについて

 1more EVOはSonarworks監修のSound IDに対応しており、鳴らされる曲に合わせて、ABテスト方式で好みの音を選ぶだけで自分好みのサウンドにできます。

 

 私の場合はわりと好みの音に近くなりましたが、うまくいくかは未知数ですね。

 

 

 

まとめ

 1more EVOのファーストインプレッションは悪くはないですけど、Comfobuds Proみたいな音が好きな人には向かないだろうと思いますね。音質についてはもうちょっとよく精査する必要がありますが、少なくともサウンドバランスは同じハイブリッドでもSoundPEATSのH1H2Edifier NeoBuds Proのほうが万人向きに思います。装着感やANCの性能、通信品質は価格の水準を満たしています。

 

 まとめると、

  • 音質:少し癖が強い
  • ANC:優秀
  • 通信品質:優秀

 といった感じでしょう。

 

 

 

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