【1】装着感/遮音性/通信品質「快適な装着感」
ASIN | |
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amazon登録なし |
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スペック・評価 | |
連続再生時間/最大再生時間 |
20h/- |
Bluetoothバージョン | 5.0 |
対応ワイヤレスコーデック | aptX LL/aptX/AAC/SBC |
防水性能 | 最低限 |
イヤーパッド部分は充分柔らかく、装着感はかなり良いです。ヘッドバンドも柔軟で、優しいですが、適度に締め付けのあるフィット感で、装着性は良いのに長時間着けていても耳が痛くなりません。
アクティブノイズキャンセリング搭載機種です。アクティブノイズキャンセリングなしでもそれなりの遮音性があります。アクティブノイズキャンセリングの性能については後述します。
通信品質は悪くありません。FiiO M15につないでaptX接続で「まちカドまぞく」を鑑賞しましたが、遅延はありません。
ペアリングや接続もスムーズで、また距離耐性も5m程度離れてもシームレスなので、おそらく通信品質はかなり良いのではないかと思います。
テスト環境
今回のテストはFiiO M15、Galaxy A30、ONKYO GRANBEAT、Shanling M6、FiiO M11 Pro SSで行っています。
装着サンプル
アクティブノイズキャンセリング性能
アクティブノイズキャンセリングのテストは規格に沿って行ったものではなく、私の我流で行っています。また装着感によって遮音性は変わるので、以下のグラフは参考程度に考えて下さい。
テスト方法はHATS(測定用ヘッド)の鼻先にLuxon JL-2001-005を設置し、ホワイトノイズを再生して「基準ノイズ」を測定します。
次にHATSにヘッドホンを被せ、同じくスピーカーからホワイトノイズを再生して測定します。そのデータが以下になります。
比較用として普通のヘッドホンであるDouble Zero 001、およびANC搭載ヘッドホンOneOdio A9をANC ONにしたグラフを載せています。グラフからはmu6 Space2はそれらより遮音性が優れていることが分かります。
元のグラフは若干見づらいので、各グラフのトレンド曲線を比較したものが上のグラフです。
基準ノイズとmu6 Space2のノイズグラフとトレンド曲線です。
なお今回測定した0hz~24khzまでの範囲での基準ノイズに対する平均遮音性能は25.313dBで、最大遮音性能は48.248dBでした。公式データでは平均29dB、最大値40dBとなっています。
以下は今回のテストで得られたmu6 Space2の遮音性能*1のグラフです。
ノイキャン体験
※以下の動画を再生する前に音量を小さくして下さい。動画にはかなり大きめのノイズが収録されており、再生前に音量を下げないと耳や機器を傷める可能性があります。
※音量を小さくして再生して下さい。
※音量を小さくして再生して下さい。
【2】外観・インターフェース・付属品「工作精度は良好です」
付属品は充電用USBケーブル(Type-C)、キャリイングケース、説明書です。
ヘッドバンドフレームなどには金属が使われていますが、基本的にプラスチック製で軽量です。工作精度はかなり良く、安っぽさはありません。
仕様
「レビュー②」に続きます。
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*1:基準ノイズからSpace2のノイズ値を引いた数値です。