中華イヤホン好きの間で、製品を発表するたびに注目と関心を集めるブランドはいくつか存在していますが、DUNU TOPSOUNDもそんなブランドの一つです。中華イヤホンブランドの中では知名度は抜群、クオリティも定評があり、チューニングも素晴らしいと何でも揃っています。
ハイブリッドイヤホンの名機「DUNU DK4001」や世界初のピュアベリリウム振動板IEM「DUNU LUNA」、そして最近ではスタジオモニターイヤホンの傑作機「DUNU Studio SA6」に、静電型ハイブリッドIEMとして高く評価されている「DUNU EST112」など、ラインナップは充実し、このブランドの歩みは中華イヤホンの王道をさらに突き進んでいくようです。まさにTOPSOUNDの頂きへと力強く向かっています。
DUNUのビルドとパッケージのクオリティの高さは中華イヤホンの最先端であり、多くのオーディオマニアがその品質を絶賛し、多くのブランドが目標としています。中華イヤホン業界における横綱ブランドの一つです。
DUNU ZEN
高度なDUNUの技術によって実現されたLUNAの知見から、独自のECLIPSƎドライバー技術が生み出され、「DUNU ZEN」に結実しました。初代ECLIPSƎは、マグネシウム-アルミニウム合金のドームを備え、ナノポーラスアモルファスカーボン(nanoDLC)の強化層を振動板に高温蒸着したもので、ダイヤモンドライクの剛性を与えています。これによりネオジムリング磁石のサウンドコイルは1.8t以上の磁場強度を実現したとされていました。
DUNU ZENはこれとDUNU独自の空気制御インピーダンスシステム「ACIS」を組み合わせ、比類ないサウンドパフォーマンスを実現していました。DUNU ZENはすでにDUNUのクラシックモデルの一つとして十分にオーディオマニアに認知されています。
クラシックモデルがさらに磨かれた「DUNU ZEN Pro」
DUNU ZENが優れたモデルであったことは事実ですが、それは必ずしもオーディオファン全てに肯定的に受け入れられたわけではありませんでした。DUNUは静かにオーディオファンの間の声に耳を澄ましました。彼らは誇り高いイヤホンメーカーであり、自らが自信を持って提案したZENに関するフィードバックを入念に確認し、ZENをさらに向上させるモデルの開発に取り組みます。
こうして、ZENのリリースからわずか6ヶ月でこの新しいZEN、より改善されたZENである「ZEN Pro」のリリースが実現されます。
ここでDUNUは何人かのレビュアーにZEN Proのユニットを配り、ZENと比べさせるという意欲的な実験を行います。そう、DUNUはZEN ProがZENとどう違うのかという消費者が抱く疑問について、発売前にレビュアーに詳細に語らせることにしたのです。面白い試みですね。
レビュアーの分析によって、以前のZENが欠点として指摘されていた耳介ゲインのわずかな問題が改善され、DUNU ZEN Proはウォームニュートラル系のサウンドに調整されていることがわかっています。これによりわずかに音楽全体のダイナミズムは抑制されましたが、以前のDUNU ZENにあった中域のシャウト感の課題が解決されました。DUNU ZEN ProはDUNU ZENよりスムーズで聞き心地の良いサウンドを提供します。また、高域は拡張されました。
DUNUのフラッグシップとして最高のパッケージクオリティを実現
DUNU ZEN ProはDUNUのフラッグシップとしてパッケージクオリティも最高品質で提供されます。多数のプラグアダプタと、DUNUの特許技術であるQ-Lock+を備えたハイクオリティケーブルが付属し、イヤーチップも豊富に提供されます。
それは完成されたZEN
DUNU ZEN ProはZENをさらに磨き上げたフラッグシップモデルにふさわしいサウンドに仕上がっていることがわかりました。期待度は高いですね。HiFiGOでDUNU ZEN Proのプレオーダーが開始されています。詳細はストアページで確認できます。
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