THX AAAアンプを搭載したドングルアンプ「FiiO BTR7」が発表され、HiFiGOで予約受付が開始されました。価格は239ドルです。
FiiO BTR7の特徴
- ESS Technology Sabre ESS9219 デュアルDAC
- 1.3″ 240×240 IPSカラーディスプレイ
- Bluetooth DACとUSB DACの両機能を搭載
- Qualcomm QCC5124 BT SoC、BT5.1対応
- PCMは最大32Bit 384kHz、DSDは最大DSD256、MQAに対応
- 完全バランス回路とTHX AAA™アクロマティックオーディオアンプ設計
- 3.5mmシングルエンド&4.4mmバランス出力対応
- 最大約9時間のバッテリー駆動が可能
FiiO BTR7の技術仕様
- Bluetooth(5.1)対応:AAC/SBC/aptX/aptX LL/aptX Adaptive/aptX HD/LDAC
- DAC:ES9219C*2
- USB:xmos xuf208
- アンプ:THX AAA-28*2
- デコーディング対応:
- PCM:最大384kHz/32bitまで
- DSD:最大DSD256まで
- 表示画面:1.30インチIPS(240'240)ベゼルレススクリーン
- 出力電力:
- SE:160mW(320, THD+N-c 1%)
- BAL:320mW(320 THD+N. -1)
- S/N比
- SE:118dB (A特性)
- BAL:115dB (A特性)
- ノイズ:
- SE:<3uV (A-weighted)
- BAL:<5.5uV (A-weighted)
- THD+N:
- SE:<0.00055% (1kHz/-6dB@320)
- BAL:<0.00048% (1kHz/-2dB@320)
- セパレーション
- SE:≧75dB
- BAL:≧107dB
- オーディオプラグ:3.5mm PO + 4.4mm BAL
- バッテリー駆動時間:
- SE:≧9h
- BAL:≧8h(AAC)
- 充電時間
- 有線:≦1.5h
- ワイヤレス:≦3h
- 寸法 :約39.6x83.6x14.2mm
デュアルDAC ESS9219を搭載
ESSテクノロジー社製DAC+アンプ統合チップES9219を左右独立で2基搭載。低ノイズ・低歪みと高出力を両立しています。
QCC5124
BluetoothにはクアルコムのSoC「QCC5124」を搭載し、LDAC、aptX HD、aptX Adaptiveなどのコーデックに対応しています。
MQA対応
XMOS USBオーディオコントローラは、USB DACとしてMQAデコードに対応するほか、384kHz/32bitまでのPCM、DSD256、FLAC、ALAC、AIFF、WAVなど幅広いサンプリングレートとロスレスオーディオフォーマットに対応し、アンプ部には超低歪&低ノイズのアンプを搭載しています。MQA音源の再生に利用する場合は、UAPP、TidalなどのMQA対応ソフトがソース機器に搭載されている必要があります。
THX AAA+フルバランスデザイン
FiiO BTR7は、各チャンネルを個別に駆動するフルバランスオーディオアーキテクチャを採用します。超低歪み・超低ノイズのTHX AAAアンプ回路を採用し、3.5mmシングルエンドヘッドホン出力に加え、4.4mm5極バランスヘッドホン出力も装備しています。3.5mmシングルエンデッドインターフェースは150mW @ 32ohm、4.4mmバランスポートは300mW @ 32ohmの出力となります。
カラー液晶
本体にも1.3インチ、240×240ドットのIPSカラー液晶パネルを搭載。現在再生中のコーデックをはじめ、本体の動作状況を確認することができます。
アプリ対応
FiiO Controlアプリで、より詳細な設定が可能です。
超駆動時間とワイヤレス充電
FiiO BTR7は、880mAhの内蔵バッテリーを搭載し、3.5mmバランス出力でAACによる最大9時間の連続オーディオ再生が可能となります。USB充電にはUSB Type-Cポートを使用し、約1.5時間かかります。
BTR7は、Bluetooth DAC/アンプとしては初めてワイヤレス充電に対応し、毎日の充電が簡単に行えます。
価格と販売状況
FiiO BTR7は、HiFiGOなどの販売店で239ドルで予約受付を開始しています。
【関連記事】