通称Khadasとして知られるKhadas Technology Co.,Ltdは、ハイエンドのシングルボードコンピューターとHiFiオーディオ製品のメーカーです。
Khadas Tone 2 Proは手頃な価格とコンパクトなフォームファクターでありながら、忠実度の高いサウンド再生を提供することに成功し、一部のオーディオマニアの間で話題となりました。カラフルなデザインも美しかったですね。
さて、Khadasは今回スマートフォンユーザー向けに、スマートフォンに簡単に付着でき、高音質を実現する専用の薄型ヘッドホンアンプ「Khadas Tea」をリリースします。
現在明らかになっている情報によると、Teaはスマホの背面に取り付け、「USB-C to C」または「USB-C to Lightning」を使って有線接続するか、Bluetoothでワイヤレス接続することにより音声データを取り込むことができます。チップはQualcomm QCC5125。
ワイヤレスの場合、対応コーデックはLDACおよびaptX HDをサポートします。aptXとSBCも対応するでしょうが、AACに対応するかは現時点では不明です。
DACチップはESS ES9281AC Pro。対応ジャックは3.5mmミニプラグのみのようですね。MQAにも対応するそうです。
同種の製品だとIKKOが以前ITM05というのをリリースしていましたね。これはどうだったんでしょうか?評判をあまり聞きません。
Khadas TeaのクラウドファンディングがIndiegogoで開始されており、2/10まで受け付けています。
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