カナダのオーディオメーカーNADは、スピーカーを追加するだけでオーディオ環境を構築できる、オールインワンホームオーディオシステムの最新製品として、BluOS搭載ストリーミングアンプ「C 700」を発表しました。
NAD C 700BluOSストリーミングアンプの主な特徴
- HybridDigitalUcDアンプ
- 連続電力:8/4オームへのチャネルあたり80ワット
- 瞬時電力:チャネルあたり120ワット
- 5インチの高解像度カラー情報ディスプレイには、アルバムアート、トラックの進行状況、およびシステム設定が表示されます
- 頑丈なアルミニウムボディとガラスのフロントパネル
- Android、iOS、macOS、およびWindows用の直感的なBluOSコントローラーアプリで動作します
- 63ゾーンへのBluOSマルチルームストリーミング
- 24bit/ 192Hzまでのハイレゾオーディオ
- MQAのデコードとレンダリング
- Amazon Music HD、Deezer、Idagio、Qobuz、Tidalからのロスレスで高解像度のストリーミング
- Apple AirPlay 2、Spotify Connect、およびTidalConnectのサポート
- Amazon Alexa、Apple Siri、Googleアシスタントによる音声制御
- 光および同軸デジタル入力
- HDMI eARCポート
- 双方向aptXHD Bluetooth
- 12Vトリガー出力
鮮やかなLED
「C 700」は、アルバムアートやメニュー、設定を表示する5インチのスクリーンを備え、コンパクトでモダンなデザインのアルミニウム製の堅牢なボディに、Hybrid Digital UcDアンプとBluOS対応ネットワークストリーマーシステムを搭載しています。C 700はNAD M10の下位製品になり、M10とは異なり、同社のクラッシクシリーズに属します。
ホームオーディオシステムの基幹として動作
UcDアンプは、スピーカーの負荷に関わらず、超低ノイズ・低歪みを実現し、2x80Wの連続出力と2x120Wの瞬時出力を実現しているため、鮮明でクリアな再生を可能にします。また、これらのスピーカー出力に加えて、C 700にはサブウーファー出力も存在しており、サブウーファーがスピーカーとうまく「接続」できるように、BluOSアプリケーションを介して低および高クロスオーバー設定ができます。サブアウトに加えて、アンプにはプリアウトもあります。
簡単で多彩なネットアクセス
BluOSアプリを使用すると、Spotify、Amazon Music HD、Tidal、Qobuzなどのインターネットラジオや音楽サービスにアクセスできます。
多様な接続性
接続性については、光デジタル入力2系統、同軸デジタル入力2系統に加え、HDMI eARC端子を搭載しています。また、アナログ愛好家のために、2組のRCAラインレベル入力、MMフォノステージとフォノプリアンプが用意されており、低音のレスポンスに影響を与えることなく、LPのインフラソニックノイズを抑えることができます。
もちろん、お手持ちのスピーカー(サブウーファー出力端子も装備)を接続してから、オンラインソースや内蔵のUSBポート経由でお手持ちの外付けドライブを接続してストリーミングすることができます。aptX HDの2ウェイBluetoothにより、ワイヤレスヘッドホンで音楽を聴くことも、デバイスからオーディオをストリーミングすることもできます。
価格と販売時期
価格は£1299($1499、1999CDN、2599AUD)になります。NADによれば、C 700はマスターシリーズのM10に近い体験を提供し、「価値に焦点を当てた妥協のないリスニング体験」を求めるユーザーを対象としていると述べています。NAD C 700は、10月下旬に全世界に向けて発売予定です。
NADは日本に代理店がないはずなので、日本での発売はおそらくないでしょう。
ソース:
- NAD Launches New C 700 BluOS Streaming Amplifier - NAD Electronics
- NAD launches C 700 BluOS Streaming Amplifier all-in-one system | What Hi-Fi?
- NAD C 700: Με χορταστική οθόνη και άφθονες BlueOS ροές – SOUND VISION
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