PreSonusはエントリーレベルの価格で、ユーザーに高品質なストリーミングオーディオ、ポッドキャスト、動画配信、音楽制作を可能にする革新的なオーディオインターフェース「PreSonus Revelator io24」をリリースしました。日本でもいよいよ販売開始になります。
動画配信時代のための革新的オーディオインターフェース
PreSonusによれば、録音と配信に最適化されて設計された現状で唯一のオーディオインターフェイスであり、一般人が家庭から配信することが当たり前となった現代にふさわしい、新時代の機材です。
PreSonus Revelator io24は廉価な価格設定でありながら、高ヘッドルームマイクプリアンプ、2チャンネルループバックミキサをはじめ広範な機能を備え、スタジオ・クオリティのレコーディング制作者から、ライブパフォーマンス、ポッドキャスト、ゲーム実況配信、Vtuberにいたるまで、あらゆる音楽・動画製作者を強力にバックアップします。
ワンタッチで簡単に操作できる
オーディオインターフェースは難しいと思ってませんか?
PreSonusによれば、Revelator io24は難しい操作を必要としません。前面にあるボタンをクリックするだけでStream Mixモードを開始され、完全なミックス(アナログ入力、ループバックチャンネル、リバーブ、エフェクト)がUSB出力にルーティングされ、音声がストリーミングソフトウェアにダイレクトに送られます。難しい操作は必要ありません。
さらにポッドキャストやボーカリストのために高品質なボーカル処理を、Revelator io24はオンボードで、オンデマンドに提供します。プリセットボタンを押すだけで、任意のチャンネルにエフェクトを追加できます。シンプルなEQやコンプレッションから、幅広く甘美なリバーブまで、専門家によって構築された完璧なプリセットが豊富に用意されており、さらに設定の編集やプリセットの作成もできます。
PreSonusのプロのサウンドデザイナーは配信者や演奏者が望み通りの表現を、すぐに、簡単にオンデマンドで実現できるよう、Revelator io24で直感的な操作性を実現しました。
本体の操作性が優れているだけではありません。Revelator io24はリモートで快適な操作性も実現します。
専用のiOSおよびAndroid用の「UCSurface」アプリを導入することで、ワイヤレスでRevelator io24のすべてのエフェクトパラメータを綿密に調整し、制御することができます。
ボイスエフェクト搭載
Revelator io24には、ユーザーの声を特殊なサウンドへ変化させるボイスFXプロセッサーが搭載されています。エフェクトにはダブリング効果が得られる「ダブラー」、声の高さを変える「デチューナー」、歌うシンセサイザーの「ボコーダー」、ロボットボイスを提供する「リングモジュレーター」、異次元の効果が得られる「フィルター」、そしてエコー効果をもたらす「ディレイ」の6種類が用意されています。Universal Controlソフトウェアを使用すれば、編集やオリジナルのプリセット作成も可能です。
PreSonusによれば、今後もアップデートで様々なエフェクトのプリセットが追加される予定とのことです。
実績のあるプロ仕様のプリアンプ
エントリーレベルの価格で手に入る製品でありながら、Revelator io24には、PreSonusの25年にわたるスタジオグレードの設計ノウハウが詰め込まれています。2つのXMAX-Lマイクプリアンプは、最も複雑な倍音でもスムーズかつ自然にキャプチャし、可聴歪みを生じさせません。それによりユーザーの録音マイクはつねに最高の音を出すことができます。楽器とラインの入力により、すべてのオーディオギアを接続でき、さらに柔軟性を高めるステレオリンクオプションも用意されています。
優れたソフトウェアバンドル
ハードウェア設計においても価格帯で最高の品質を持つRevelator io24ですが、その利点はそこにとどまりません。Revelator io24を買うだけで、注目に値するハードウェア以上のものを手に入れることができます。
Revelator io24のパッケージには、Studio One Artist、Abelton Live Lite、StudioMagicプラグインスイートなどの素晴らしいソフトウェアのコレクションが含まれています。人気のあるプラグインの豊富なコレクションの中には、伝説的なメーカーのクラシックなスタジオギアのエミュレーションソフトウェアも含まれており、数百ドルの付加価値があります。Brainworx bx_optoコンプレッサーでミックスバスをパンチアップし、Lexicon MPX-iリバーブでアンビエントリバーブを追加し、SPLのAttackerPlusでトランジェントを操作し、音源にパンチとインパクトを加えることもできます。これらのプラグインはAAX、VST、およびAU形式で利用できるため、お使いのDAW環境とも互換性があります。
定評のあるDAWであるStudio One Artistは、レコーディング素材を直感的にブラッシュアップできるツールで、波形編集やエフェクト処理など、基本的なことはすべてこれひとつでこなすことができます。
システム必要環境
Windows®
- Windows® 10(64-bitのみ)
- Intel® Core™ i3/AMD A10プロセッサー以上
- 4GB以上のRAM(8GB以上推奨)
macOS®
- macOS® 10.13以降(64-bit)
- Intel® Core™ i3プロセッサー以上またはAppleシリコン(M1チップ)
- 4GB以上のRAM(8GB以上推奨)
WindowsおよびMac共通
- USB-C® またはUSB-A 2.0ポート互換性
- 32GBのハードディスク容量
- PreSonus Universal Controlソフトウェア3.5以降
- 解像度1,366x768のモニター(高dpiモニターを推奨)
- マルチタッチ対応モニター(タッチ操作機能に必要)
Apple iPad
- iPad® Pro、iPad Air、iPad mini(Retinaディスプレイ・モデル)、iPad(第4世代)
- iOS® 9.0.3以降
まとめ
PreSonus Revelator io24はとくに実況動画、Youtube動画などの配信者向きに必要な機能をオールインワンでほぼ完全に提供するオーディオインターフェースのようです。しかも「ストレスフリー」を謳うだけあって使いやすさが考慮されており、導入も簡単そうですね。オンボードで豊富なエフェクトが利用でき、ソフトウェアも豊富でさらに品質を追求できるという仕様で、初心者から中級者までカバーでき、これを使いながらステップアップできそうな優秀な機種に思えます。これは注目製品ですね。
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