Smabatからモジュラー機能を備えた意欲的なイヤホン「Smabat Proto 1.0」が登場しました。このイヤホンはドライバーとノズルがモジュール化されており、ユーザーがいくつかのオプションから好みの組み合わせの音質をカスタマイズして楽しめるようになっています。
イヤホンマニア向きの変態イヤホンですね。
技術仕様
- インピーダンス:16Ω
- 感度:110dB/mW
- 周波数帯域:10Hz~22kHz
- アダプター:mmcx
イヤホンマニア向きの特別設計
Smabat Proto 1.0の構造は完全にモジュール化されており、簡単に解体・メンテナンスできるようになっています。
- 高域コントロールユニット
- 低域コントロールユニット
- イヤホン本体
- ドライブユニットモジュール
- アコースティックシーリングリング
- リアキャビティ通気性カバー
クラシックなA/Bキャビティの音響構造
Smabat Proto 1.0は現在主流のA/Bキャビティ方式を採用しています。
簡単にサウンドの基幹部分を変更できる
ダンパー部分は簡単にメンテナンスでき、内部ユニットの変更はDIY感覚で簡単に行なえます。
ドライバーユニットはおそらく今後追加で提供する予定になっているようです。なお、以前販売されたSmabat M0とM2s用のドライバーユニットは互換性がないので使えないという情報が中国語フォーラムで公式アカウントから提供されています。
モジュラー・アップグレードシステム
ドライバーユニットと低域コントロールユニット、高域コントロールユニットはカスタマイズ可能になっています。
Smabatから提供されている以下のデータにより音質変化の傾向を確認し、ユーザーは好みのサウンドでチューニングすることができます。低域の量感不足を感じたり、高域の刺さりを感じた場合、ユーザー自身でカスタマイズして好みに合わせることができます。
Smabatが提案する「Hi-Fi 2.0」。それはユーザーが音を作るという体験
SmabatがProto 1.0で目指したものは明らかです。それはユーザーが好みに合わせて音楽体験をコントロールするという、Smabatの提唱する「Hi-Fi 2.0」の思想に基づいてリリースされる製品となります。
なかなかおもしろそうな製品ですが、どうでしょうね?
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