高品質なシングルダイナミックドライバーIEMがまた登場しました。アルミニウム合金のシェルが美しいSonicMemory SM2です。
仕様
- キャビティ材質:7000系アルミニウム合金
- パネル材質:316ステンレススチール
- 重量:≒18g(ワイヤーを除く
- スピーカー:10mmドライバー
- スピーカーモデル:WDCN-100GS
- 周波数特性の範囲。10Hz~30kHz
- 有効周波数帯域:20Hz-20kHz
- インピーダンス: 16Ω (1kHz)
- 感度:103dB/mW
- THD: <0.1 at 1kHz
- 定格電力:20mW
- 最大入力電力:50mW
- インターフェース:0.78mmシンク
- ワイヤー:5+6N OCC
失敗から再生へ
たまたまこのイヤホンを見つけ、情報を調べたところ、SonicMemoryのブログを見つけました。そこにあったのは興味深い内容です。SonicMemoryの創業者である李欣さんは当初、信頼できる評価基準を示したいという気持ちからレビュアーをしていたといいます。
その後、2年前にFunListenというブランドを立ち上げ、SM1というイヤホンを作ります。これはあまり売れず、事業をたたむことになりますが、彼はReechoに参加したようです。
そして今年、彼は新しいブランド「SonicMemory」を立ち上げたようです。その第一号がこのSM2になります。
デザインにこだわり抜く
SM2のデザインは試行錯誤を重ね、耳に快適に収まるように独特のデザインになっています。滑らかに面取りされたハウジングのおかげで耳が痛くなることはありません。
よく練られたサウンドカーブと低歪みが生み出す究極のクリアサウンド
SonicMemory SM2はユーザーに快適なニュートラルサウンドを提供するために非常に丁寧に調整されています。さらに歪み率も非常に低く、クリアで立体的な音像を提供するようです。
下のデータはB&K 4195によって測定されたものです。
厳選された2種類のイヤーチップが付属
SonicMomory SM2には青と赤の2種類のイヤーチップが付属しています。これはSonicMemoryが数多くのイヤーチップの中から厳選し、SM2のために開発し、用意したものです。SM2に最適化された「茶碗(青)」と低域を強化する「マッシュルーム(赤)」の2種類のイヤーチップはSM2のノズル長に合わせて最適化されており、さらに銀抗菌剤が添加されているため、アレルギーや炎症を抑え、長時間の使用でも快適な着用体験が提供されます。
レビュー記事
最大のダークホースか?
これまでの情報で判断するところ、SonicMemory SM2は間違いなく、今年最も期待できる新製品の一つと言えそうです。残念ながら、現状SM2はほとんど注目されていませんが、それは近いうちにニュートラルサウンドを愛するオーディオマニアを惹きつける可能性があります。話題になる日は来るのでしょうか。
気になりますか?中国語のレビューはこちらからどうぞ。
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